SSブログ

「THE DEFIANT ONES」 [映画(洋画)]

表題の作品は1958年のアメリカ映画「手錠のまゝの脱獄」である。(「手錠のままの脱獄」と表記されている資料もある。)日本での劇場公開は1958年10月であった。人種差別問題がまだ根強かった時代に、人種問題に脱走サスペンスを絡ませて描いた作品で、Sクレイマー監督の名前を広く知らしめることになった作品である。また、本作はアカデミー賞で脚本賞と撮影賞の2部門を受賞している。

作品データを記しておくと、時間は97分、白黒作品である。監督はスタンリー・クレイマー、脚本はネーサン・E・ダグラスとハロルド・ジャコブ・スミスの2人、撮影はサム・リーヴィット、音楽はアーネスト・ゴールドてある。そして出演は、トニー・カーティス、シドニー・ポワチエ、カーラ・ウィリアムス、セオドア・バイケル、チャールズ・マッグレイ、ロン・チャニー、キング・ドノヴァン、クロード・エイキンズ、ローレンス・ドブキン、ウィット・ビッセル、カール・スウィッツァー、ケヴィン・コフリン、たちである。

囚人護送車が雨の中で事故を起こして崖から転落した。死者は出なかったが、白人囚人のジャクソンと黒人囚人のカレンの2人が脱走した。しかも2人は互いの手首と手首とを鎖でつながれたままであり、しかも2人は白人と黒人ということもあって、強い人種偏見を持っていて、憎悪の気持ちを持っていた。囚人脱走の報を受けて、ギボンス警部率いる武装警官隊と、ルー・ガンスを隊長とする民間人徴集隊が協同で、雨の中、山狩りが開始された。一方、脱走した2人は、増水した川を渡り、崩れ易い陶土採掘坑に身を潜め、沼地で食用ガエルを捕って食べ、必死の逃走をしていた。互いに憎しみの心があったものの、鎖で繋がれている以上は協力しなければならなかった。そんな2人は、食料を求めてある村の店に忍び込んだ。が、ジャクソンは足を滑らせて手錠で手首に傷を受け、カレンも床に転落し、その物音に気づいた村人たちによって捕らえられた。そしてリンチを加えようとしたが、長い獄中生活経験のある大男・サムが2人を救った。が2人は子供に銃を突きつけられることになる。カレンはその銃を奪い、子供の家に行く。子供の母親は2人に食物を与え、手錠の鎖を切ったが、ジャクソンは手首の怪我から発熱し、ダウンしてしまった。母親はそんなジャクソンの体調が回復すると、連れて逃げてくれと頼み、カレンには北に逃げる沼地を抜ける近道を教えた。しかし、その近道というのは流砂に埋まる死の道と知ったジャクソンは、女を振り切ると、カレンの後を追って助けた。が、子供が銃を放ち、ジャクソンは撃たれてしまった。警察の追っ手は銃声によって集まってくる。ジャクソンとカレンは何とか鉄道線路に辿り着き、通貨列車に飛び乗ったが、力尽きた2人は車外に転落し、追っ手が2人を取り囲んだ。その時、ジャクソンは虫の息で、カレンは静かに民謡を歌っていた...

憎しみ合っていた2人が友情で結ばれていくという展開は、バディものとしては王道をいくものであるが、そこに人種問題を絡ませていることで、重くなってしまうテーマに娯楽性を溶け込ませることに成功していて、見ていても重くならない。しかも、悲しいラストを迎えるということで、娯楽性に徹していないという所も上手いところである。

また、カラーではないものの、色彩感を感じさせる白黒画像が切ないラストを上手く描くことに成功していて、こういう所は白黒作品ならではの光と影の描写が上手く出来るものと改めて感じさせてくれるところである。ということで、じっくりと見ておきたい秀作である。

 

手錠のままの脱獄 [DVD]

手錠のままの脱獄 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

手錠のままの脱獄 [DVD]

手錠のままの脱獄 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

「DELIVERANCE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1972年のアメリカ映画「脱出」である。日本での劇場公開は1972年10月であった。ダム建設によって消えてしまう前に川下りをしようとして、レジャーのつもりでやってきた4人の男たちが、地元住民とのトラブルから死のゲームとなってしまい、極限に追いつめられた男たちの姿を描いたアクション・サスペンスである。

作品データを記しておくと、時間は110分、原作と脚本はジェームズ・ディッキー、製作と監督はジョン・ブアマン、撮影はヴィルモス・ジグモンドとビル・バトラーの2人、音楽はエリック・ワイズバーグとスティーヴ・マンデルの2人である。そして出演は、ジョン・ヴォイト、バート・レイノルズ、ロニー・コックス、ネッド・ビーティ、ビル・マッキーニー、エド・ラミー、ビリー・リーディン、シーモン・グラス、ランドール・ディール、たちである。

エド、ルイス、ドリュー、ボビーの4人は、カヌーで川下りを楽しむために、ジョージア州北部の山奥の地をジープで走っていた。4人が向かったのは、建設中のダムが完成すると沈んでしまうカフラワシー川の渓流であった。で、ダムに沈む前に太古の自然の姿を残すカフラワシー川を下ってみよう、というレジャー気分でルイスが言い出したことだった。で、出発点となるオーリーの町に着いた4人は、川下りの終着地に予定しているエントリーの町まで車を運んでもらい、カフラワシー川に荷物を運び、川下りを始めた。ルイス以外の3人はカヌーは初めてだったが、1日目は何ごともなく無事に終わった。が、2日目に異変が起きた。エドとボビーがひと休みするために岸に上がった時、散弾銃を持った2人の山男が2人を森の奥深くに連れていった。ボビーは悲鳴を上げ、それを聞いたルイスが弓を持ってあとを追いかけて、1人の山男を殺した。で、4人は山男の死体を森の中に埋葬し、再びカヌーでの川下りに戻った。が、逃げたもう1人の山男が反撃に出て、彼らを追ってくると、背後から襲い、ドリューが殺された。そしてバランスを失ったカヌーは、急流にのまれて転覆し、ルイスは大ケガを負った。エドは山男を倒すために崖を登り、上から狙い、矢を放って倒した。で、死体に大きな石を結んで川底に沈めると、3人は再び川下りに戻り、目的地を目指した。到着すると3人は、ドリューは溺れて死んだことにして話し、山男を殺したことは隠した。が、保安官は義兄が川で行方不明になったばかりだったこともあって、その話を信じなかった。そして、やがて川が明らかにするとして、3人を釈放した。ルイスは病院に、エドとボビーは帰宅したが、やがて広大な人工湖となった湖面に、水にふやけた人間の片手が浮き上ってきた...

大自然の中で次第に狂気に染まっていく都会の人間の姿と、突然とんでもないことが起こるというストーリー展開は緊張感を持ったまま全く飽きさせることなく続いていく。そして、都会人は何処かで自然を見下している所があるということも描かれていて、そういうものがシニカルに描かれているところも面白い所である。また、同時に自然の奥深さも感じられる作品でもある。

こういう大自然はアメリカのロッキー山中などに行かないと味わえないようなスケールの大きい自然であるが、そういう地の大自然の美しさも見所の一つであるが、本作を見ると、そういう大自然に対して恐怖を感じることにもなる。まあ、それだけ自然は凄いと言うことでもありますね。

 

脱出 [Blu-ray]

脱出 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray

脱出 [DVD]

脱出 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
ジョン・ブアマン監督 脱出 特別版 [DVD]

ジョン・ブアマン監督 脱出 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

THE DOORS『THE DOORS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年1月に発表された彼らのデビュー・アルバムである。(月まで記したのは、同年9月に2nd.アルバムが発表されているためでもある。)邦題は「ハートに火をつけて」であって、センセーショナルな衝撃を与えることになった大ヒットし、セールスでは彼らのアルバムで最大のものとなった記念すべきアルバムである。チャート成績は、アメリカでは最高位2位、フランズで3位、ノルウェーで4位、オーストリアで6位、スウェーデンで24位、カナダで42位、イギリスで43位、イタリアで51位を記録している。また、Billboardの年間アルバム・チャートでは、1967年は32位、1968年は7位にランクインしている。

収録曲は、オリジナル盤では全11曲であったが、2007年にリリースされた40周年記念盤では3曲のボーナス・トラック(いずれもが1966年8月に収録されたものである。)が追加されて、全14曲になった。収録曲は以下の通りである。『Break On Through (To The Other Side)』『Soul Kitchen』『The Crystal Ship』『Twentieth Century Fox』『Alabama Song (Whisky Bar)』『Light My Fire』『Back Door Man』『I Looked At You』『End Of The Night』『Take It As It Comes』『The End』。(以下、ボーナス・トラック)『Moonlight Drive (Version 1)』『Moonlight Drive (Version 2)』『Indian Summer』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。デビュー・シングルの『Break On Through (To The Other Side)』は、アメリカでは最高位126位であったが、フランスで8位、ニュージーランドで28位、イギリスで64位を記録している。そして2nd.シングルの『Light My Fire』はアメリカではBillboardで3週連続の1位を獲得し、1967年の年間シングル・チャートでも6位にランクインしている。また、フランスでも1位、カナダで2位、イギリスとニュージーランドで7位、豪州で16位、オランダで27位を記録している。

お薦め曲は、言うまでも無い彼らの代表曲である『Light My Fire』とシングル曲の、『Break On Through (To The Other Side)』、余りにも有名で、11分を見える超大作の『The End』、更に『Twentieth Century Fox』という所をピックアップしておく。(が、オリジナルの全11曲の全てと言いたいところである。)

デビューして大ヒットとなり、後に時代を代表し象徴することになった彼らのサウンドであるだけに、本アルバムは'60'sを象徴するアルバムとして余りにも有名になっている。よって、彼らを聴く場合、また、'60'sのロックを語る場合は、本アルバムを聴いいるというのは前提条件になっている。ということで、兎に角じっくりと聴いておきましょう。(たっぷりと彼らの世界に浸りましょう!)

 

Doors

Doors

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rhino / Wea
  • 発売日: 2007/03/27
  • メディア: CD


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形愛15話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形愛・裏ネタ編」の増補は第15話の「五代刑事、人生最悪のバースデー ~なぞなぞ爆弾事件」に突入です。(以前にPART 5まで記しているので、PART 6からということになります。)で、今回はサブタイトルにある言葉から「人生」について、「最悪」について、「バースデー」について、「なぞなぞ」について、「爆弾」について記します。尚、「最悪」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 7」で「ワースト」として、「バースデー」は「・23話[裏ネタ編]PART 3」で「誕生日」として、「なぞなぞ」は「・4話[裏ネタ編]PART 3」で、「爆弾」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/4/27、29、30、5/2、3付です。

人生」:「人がこの世で生きること」という意味と、「人がこの世に生きている間のこと」「その間での経験のこと」を言う。一般的には、「人の一生」という意味と解釈されている。

尚、同じ読み(「じんせい」)で「人世」という言葉もあるが、これは「人の世の中」「世間」「浮き世」という意味であって、表意文字である漢字らしく、意味が異なる。

英語では「Life」、ドイツ語では「Leben」、フランス語では「Vie」、イタリア語では「Vita」、スペイン語では「Vida」、ポルトガル語では「Vida」、中国語では「人生」と言う。

最悪」:最も悪いこと、最も酷いことを言う。「ワースト」という英語をそのまま使うこともある。「最上の/最良の」という意味の「ベスト」の反対語である。

英語では「Bad」または「Ill」の最上級ということになるが、前者については誰もが知っているが後者の方は余り知られていないのが現状でもあるだけに、この意味(「病状が悪い」)という意味もしっかりと頭に入れておきたいところである。

アメリカでは、アカデミー賞の発表の前日に、その年に公開された映画に於けるアカデミー賞の反対となるワースト作品(作品、監督、男優、女優など)を表彰する「ゴールデン・ラズベリー賞」(「ラジー賞」と言うこともある。)という賞があるが、「ワースト」に対する表彰があるという所もアメリカらしいところである。但し、「最悪」ということも人によって感じることが違うだけに、これはこれでまた色々と難しいと言うことになるのですけど...

英語では「Worst」、ドイツ語では「Schlechtesten」、フランス語では「Plus Mauvais」、イタリア語では「Peggiore」、スペイン語では「Peor」、ポルトガル語では「Pior」、中国語では「最坏」と言う。

バースデー」:「誕生日」とも言う。人や物などが誕生した当日のこと、則ち「生誕日」そのもののことである。本来は、本当に生まれた日のみを指しているのだが、一般的には、1年の中でその人が誕生した日の応当日(週、月、年などの一定の単位に於いて、同じ位置を占める日のこと)で、「誕生記念日」または「誕生月日」のことを指す。そして、この日は記念日として、家族や知人が集まってお祝いをする「誕生パーティ」と呼ばれるものが行われる。→その人が生まれた当日のことは「生年月日」と言って「誕生日」とは区別される。(「生年月日」は1人の人には1日しか存在しないが、「誕生日」は1年に1日の割合で毎年存在する。但し、2/29生まれの人は「誕生日」は4年に1日しか存在しないことになる。しかし、平年は「みなし誕生日」(あくまでも「みなし誕生日」であって「誕生日」と同等であるが、厳密に言うと「誕生日」とは別ものである。)として2/28または3/1がこの日とされる。)

誕生日(2/29生まれは「みなし誕生日」)を迎えると、「満年齢」で年齢を数える場合(現在ではこれが一般的である。尚、「満年齢」は生まれた時点では「0歳」である。)年齢が1つ加えられるが、この加齢する時間的なタイミングは「誕生日の前日限り」、すなわち前日の午後12時(=24:00)とされている。この時間は、時間軸上で言うと、誕生日当日の午前0時(=00:00)と同一ということになるが、法的には年齢に達した日から規定されているものがあるため、「前日限り」という時刻に加齢されることになっている。(これは、言葉上のことではあるが、誕生日当日は、最初の1秒から既に年齢が1つ加わったことになっている。)また「前日の」としていることで、2/29生まれの人も例外とすることなしになる。

ちなみに、年齢の数え方としては「数え年」というものがある。これは生まれた時点で「1歳」となり、元旦(1/1)になると1歳加齢されるものである。これだと、全ての人の年齢は1/1に1つ増えるだけとなり、それ以外の日には加齢されることはない。また、新生児も1歳として生まれてくるので、「0歳児」というものが全く存在しないことになる。(これだと、12/31生まれの人は、2日目で2歳になります。)

「数え年」のメリットは、現在の太陽暦では閏年の2/29が例外扱いとされているが、これを使えば閏年があっても無くても全く影響がなく、「例外」というものが無くなることになる。しかし、全ての人の加齢が元旦になるということで、「誕生日パーティ」というものが廃れていくことになってしまうでしょうねぇ...

日本では、現在では「満年齢」が用いられていて「数え年」は殆ど使わなくなっているが、太陰暦を採用していた時代(1872年まで)では、年齢の数え方というのは「数え年」が採用されていた。太陰暦では、1年は354日であるため、3年でほぼ一ヶ月(正しくは33日)の誤差が生まれるため、季節がずれていってしまうことになる。で、その誤差を解消するために、3年に一度(正しくは19年に7度)の閏月を設けていた。(閏月がある年の事を「閏年」と言うのは同じであるが、閏年は、12ヶ月ではなくて13ヶ月となった。)→太陰暦の同じ「○月○日」が太陽暦にした場合、年によって日付が変わるのはこのためである。

閏月は季節調節のために用いられたため、それが用いられる月が変わったため、閏月に生まれた人の誕生日というのは、その次の閏月があるのは何年先になるのか分からず、年齢を数えるのにはとてもややこしくなった。で、簡単に年齢を計算する方法として考え出されたものが「数え年」である。(ただ、生まれた時は「0歳」として、正月(=元旦)を何回迎えたかということにしても良かったように思いますが...)

誕生日は、昔から代表的な記念日とされていて、最も身近な記念日である。宗教の世界でも、キリスト教ではキリスト降臨の日である12/25がクリスマスとして、仏教では釈迦の誕生日である4/8が花まつり(灌仏会、仏誕、ウェーサーカ祭などと異なった呼び方もある。)として、イスラム教ではムハンマドの誕生日としてマウリド・アン・ナビー(預言者生誕祭、第3月12日)が知られている。また、世界の国の中には君主や元首の誕生日が祝日として定められている国も多い。(日本の天皇誕生日もこれに該当する。)

また、祝日には制定されていなくても、記念日として「○○の日」というものが多数あるが、その中で記念日とするのは、そのことにゆかりのある人の誕生日とすることも多い。(命日を記念日にするということもある。)

英語では「Birthday」、ドイツ語では「Geburtstag」、フランス語では「Anniversaire」、イタリア語では「Compleanno」、スペイン語では「Cumpleaños」、ポルトガル語では「Aniversario」、中国語では「生日」と言う。

なぞなぞ」:言葉の中に、他の物事を含ませて、それが「何ぞ何ぞ」と問いかけて、相手に答えさせる言葉遊びのことである。(「何ぞ何ぞ」と相手に問う言い方が「なぞなぞ」の語源である。)クイズの一種であるが、なぞなぞの場合は一般的なクイズと違って、事実に基づくものが正解ではなく、言葉の言い回し、駄洒落、洒落を用いているのが一般的であって、とんちや捻りが必要である。そのため、一般常識とは異なる回答が正解となる場合もある。(例えば、算数では「1+1=2」であるが、なぞなぞでは「1+1=『田』」が正解になることもある。)

当然のことながら、各国語において存在しているが、言葉(単語)の違いから、同じ意味の問題であっても言葉の違いで回答が異なるという場合もある。(当然、同じ答えとなる問題もある。)この当たりが「言葉遊び」ならではというところである。

英語では「Riddle」、ドイツ語では「Rätsel」、フランス語では「Charade」、イタリア語では「Indovinello」、スペイン語では「Adivinanza」、ポルトガル語では「Enigma」、オランダ語では「Raadsel」、中国語では「燈謎」と言う。

世界的に有名ななぞなぞの問題として知られているのは、スフィンクスが出題するとされている問題である。「朝は4本足、昼は2本足、夕は3本足。この生き物は何か?」という問題である。(この正解も余りにも有名なので、ここでは省略します。)しかも、この問題に答えられないと、スフィンクスが食い殺すという伝説もある。(こちらも有名ですね。)

ちなみに「クイズ」は広い雑学の知識を得られるものであるが、「なぞなぞ」は知識だけでは解く事が出来ず、自由何な発想が必要である。ということで、なぞなぞは頭の体操にもなるということで、時々考えてみるのもよろしいかと...

爆弾」:殺傷や破壊を目的とした作られた爆発物(兵器、武器)の総称である。爆薬を容器内に充填してあって、それを爆発させることで目的を達するものである。色んな種類の爆弾があるが、狭義の爆弾は、航空機から投下して使用する炸裂弾のことを言う。

内部に充填された火薬を爆発させることで、殺傷や破壊が行われることになるが、爆弾を爆発させるには起爆装置が必要であって、それだけでは爆発しない。爆薬に点火するのは信管が行う。信管が動作すると、急速な化学反応が起こり、爆薬が爆発することになる。(タイマーなどを用いて、ある時間が経過してから信管が動作するようにしたものは「時限爆弾」という。)

しかし、爆弾は機械的に作られたものであるため、信管が動作しても爆発を起こさない場合がある。このように爆発しなかった爆弾のことを「不発弾」と言う。これは、何らかの原因によって化学反応が進行せずに火薬に着火しなかったもの、信管が正しく動作しなかったこと、がその主な原因である。現在でも第二次大戦中に投下された「不発弾」が発見された、というニュースが時々流れることがある。不発弾は、安全装置が解除された状態であるため、いつ爆発を起こしてもおかしくない状態にあるものである。(→何らかの衝撃を与えると、直ちに爆発する可能性がある。)とても危険なものであるため、不発弾を発見した場合は勝手に処理をすることは厳禁である。日本で不発弾が発見されると、その不発弾のある位置から一定範囲内を立入禁止とし、その中に住む人を一時的に非難させ、自衛隊が解体処理を行うことになる。また、その一定範囲内に鉄道路線が通っていた場合は、その鉄道は一時的に運休され、高速道路なども通行止めになる。

爆弾を分類すると、使用している爆発物では「通常爆弾」と「核爆弾」とに分類され、使い方で分類すると、人が投げて使用するような小形のものを「手榴弾」、水中に投下するものを「爆雷」、大砲から投射するものを「榴弾」、推進装置を備えたものを「ロケット弾」、誘導装置を備えて目標に向かっていくものを「ミサイル」と呼び、様々なタイプのものが存在している。更に、焼夷弾、毒ガス爆弾、細菌爆弾、照明弾、ナパーム弾、ボール爆弾、などという種類があって、それぞれの爆弾の使い方に応じて使用される。(手榴弾に関しては、使用者にも影響が出ることから、毒ガス爆弾や細菌爆弾が使われることはまず無い。)

殺傷兵器以外の「爆弾」としては、第二次大戦中に出回った粗悪な密造焼酎のことを指す俗称として用いられたり、米やトウモロコシなどを加圧加熱して急激に大気圧に戻すことで破裂させて作るお菓子のことを指して言う。(「ポン菓子」「爆弾あられ」とも呼ばれている。)また、突然起こる非常に恐ろしいことの例えとして使われることもある。(「爆弾発言」という言葉があるが、これは兵器の爆弾が破裂した場合のように周囲を大混乱に陥れる発言のことであって、爆弾が爆発した時の様な状態となって恐ろしい状態になることから使われている言葉である。)

英語では「Bomb」、ドイツ語とフランス語では「Bombe」(但し、発音は異なる。)、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Bomba」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Bom」、中国語では「炸弾」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

人生の目的が見つかる魔法の杖

人生の目的が見つかる魔法の杖

  • 作者: 西田 文郎
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2004/07/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド

人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド

  • 作者: ヘイル・ドゥオスキン
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 単行本
人生計画の立て方

人生計画の立て方

  • 作者: 本多 静六
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2005/07/10
  • メディア: 単行本
最悪 (講談社文庫)

最悪 (講談社文庫)

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/09/13
  • メディア: 文庫
ハッピーバースデー

ハッピーバースデー

  • 作者: 青木 和雄
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2005/04/18
  • メディア: 単行本
ザ・バースデー 365の物語<1月〜6月>

ザ・バースデー 365の物語<1月〜6月>

  • 作者: ひすいこたろう
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2010/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
なぞなぞ大冒険2000問!―おもしろビックリ!

なぞなぞ大冒険2000問!―おもしろビックリ!

  • 作者: 平目 きらり
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2010/06
  • メディア: 単行本
頭がよくなるなぞなぞ (なぞなぞコレクション)

頭がよくなるなぞなぞ (なぞなぞコレクション)

  • 作者: このみ ひかる
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
風船爆弾―純国産兵器「ふ号」の記録

風船爆弾―純国産兵器「ふ号」の記録

  • 作者: 吉野 興一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 単行本
クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い

クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い

  • 作者: 清水 俊弘
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本
【ミリタリー選書8】軍用機ウエポン・ハンドブック (航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説)

【ミリタリー選書8】軍用機ウエポン・ハンドブック (航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説)

  • 作者: 青木 謙知
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2005/11/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。