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「悪名」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第37弾として取り上げる作品は、1961年から1974年にかけて大映が製作した「悪名」シリーズです。(1969年までに15作が製作され、最終作は5年を挟んで勝プロが製作した作品である。)

今東光が当時連載中だった人気小説「悪名」の映画化作品であり、主演は勝新太郎と田宮二郎のコンビである。(第14作まで。)当時の勝新太郎は、伸び悩んでいた時期でもあったが、当時売り出し中の田宮二郎とコンビを組んだことで、新たな一面を発揮するようになり、人気を得た。(勝新太郎にとっては、初のヒット作品となり、田宮二郎も出世作となった。)当初はシリーズ化の予定はなかったが、それが長寿シリーズへとなった。

主人公の朝吉は、河内出身で古い任侠精神の持主である。また、コンビを組むモートルの貞は度胸も腕も人一倍だがドライな感覚の持主である。(貞は第2作で死んでしまい、第3作からは貞の弟・清次となる。)この2人が助け合い、また時にはいがみ合いながら、悪徳ヤクザを退治していく任侠映画である。

初回となる今回は、シリーズのおさらいです。本シリーズ作品は以下の通りである。

シリーズ第1作「悪名」(1961年)、シリーズ第2作「続悪名」(1961年)、シリーズ第3作「新悪名」(1962年)、シリーズ第4作「続・新悪名」(1962年)、シリーズ第5作「第三の悪名」(1963年)、シリーズ第6作「悪名市場」(1963年)、シリーズ第7作「悪名波止場」(1963年)、シリーズ第8作「悪名一番」(1963年)、シリーズ第9作「悪名太鼓」(1964年)、シリーズ第10作「悪名幟」(1965年)、シリーズ第11作「悪名無敵」(1965年)、シリーズ第12作「悪名桜」(1966年)、シリーズ第13作「悪名一代」(1967年)、シリーズ第14作「悪名十八番」(1968年)、シリーズ第15作「悪名一番勝負」(1969年)、シリーズ第16作「悪名縄張荒らし」(1974年)。

また、2001年にはリメイク作も製作されている。(タイトルは「悪名」、ビデオリリース時に「悪名 蘇る大和魂」というタイトルになった。)その続編のOV作品「悪名2 荒ぶる喧嘩魂」も2001年に製作されている。

次回からは、それぞれの作品について、順番に記していくことにします。

 

↓大映での全15作のDVD-BOX

悪名 DVD-BOX

悪名 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD

↓大映での全15作を5作ずつに分けたDVD-BOX

悪名 DVD-BOX・第一巻

悪名 DVD-BOX・第一巻

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

悪名 DVD-BOX・第二巻

悪名 DVD-BOX・第二巻

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

悪名 DVD-BOX・第三巻

悪名 DVD-BOX・第三巻

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

↓リメイク作とその続編

悪名~蘇る大和魂~ [DVD]

悪名~蘇る大和魂~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ラインコミュニケーションズ
  • メディア: DVD

悪名2~荒ぶる喧嘩魂~ [DVD]

悪名2~荒ぶる喧嘩魂~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ラインコミュニケーションズ
  • メディア: DVD


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NATALIE COLE『NATALIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1976年に発表された彼女の2nd.アルバムである。言うまでもなく、彼女はNAT KING COLEの娘であり、1975年にシンガーとしてデビューし、グラミー賞で最優秀新人賞を受賞するというように、順風満帆なデビューを果たした。本アルバムは、そんな好調なデビューを飾った彼女が勢いに乗っていた時期に発表された2nd.アルバムと言うことで、ヒットを記録している。(Billboardのアルバム・チャートで最高位13位、1976年の年間アルバム・チャートでも60位にランクインしている。)

収録曲は以下の全10曲である。『Mr. Melody』『Heaven Is With You』『Sophisticated Lady (She's A Different Lady)』『No Plans For The Future』『Can We Get Together Again』『Keep Smiling』『Good Morning Heartache』『Not Like Mine』『Touch Me』『Hard To Get Along』。

この中からシングル・カットされたのは2曲で、『Sophisticated Lady (She's A Different Lady)』がBillboardで最高位25位を記録し、東京音楽祭でグランプリを獲得した『Mr. Melody』はBillboardで最高位49位を記録している。

本アルバムからのお薦め曲は、やはりお馴染みの『Mr. Melody』でしょう。(アメリカでは、初期の彼女のシングルの中ではチャート成績は悪い方に入るのだが、東京音楽祭で有名になった曲ですからね。)そしてシングル・ヒットを記録している『Sophisticated Lady (She's A Different Lady)』、それ以外では『Good Morning Heartache』『Touch Me』『Hard To Get Along』という所をピックアップしておく。

父譲りの歌唱力で、聴かせてくれるR&Bを歌い、'70'sは順調にセールスを記録していく彼女は、翌1977年に発表する次の3rd.アルバムが初期の彼女の最大のヒットとなるように、日の出の勢いという時期でもあった。('80'sの声が聞こえるようになると、セールスも落ちていき、暗黒時代に突入することになり、一時は歌手活動も停止することになる。)ある意味では国民的なシンガーの娘として箱入り娘的な所があったと言っても良いが、'80's終盤の復活から'90's初頭の大ヒットという第二期黄金時代を確かめる上でも、デビューしてからの数年間の第一期黄金時代のアルバムとして、デビュー・アルバムと3rd.アルバムの方に目が集まっているものの、しっかりとチェックしておきたいアルバムである。

 

Natalie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 1996/08/20
  • メディア: CD

 

↓彼女のキャリアの初期の曲を集めたベスト盤も拾っておきます。

Sophisticated Lady

Sophisticated Lady

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Disky
  • 発売日: 2000/01/11
  • メディア: CD

Sophisticated Lady

Sophisticated Lady

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Disky
  • 発売日: 1996/02/01
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形命4話 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形命」も4話となりました。今回の物語は「チョー満員の客室! ~死刑台のエレベーター殺人事件」という物語である。サブタイトルに名作洋画のタイトルが入っているが、「ケータイ刑事」ではこういうものはお馴染みである。(1958年のフランス映画「死刑台のエレベーター」。ルイ・マル監督、原作はノエル・カレフ、出演はモーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、ジョルジュ・プージュリーたち。)社長を完全犯罪で殺すことを目論むが、ちょっとしたことからエレベーターに閉じ込められてしまい...、という犯罪サスペンスという内容であるが、こちらの物語はエレベーター内で事件が起こるというものであって、エレベーターの使い方が異なっている。また、殺されるのは社長ではなく専務になり、動機も復讐ということで、「死刑台のエレベーター」からは変更されている。が、「ケータイ刑事」らしいアレンジがされていました。「死刑台のエレベーター」を頭に置いて見ていたら、思わぬ方向に進んでいったが、それを忘れる(「知らない」も含む)と、「ケータイ刑事」らしい展開でした。

また、「チョー満員」とあることから、どれだけの人が登場するのかと思っていたのだが、クレジットに名前があったのは3人だけだったが、エレベーターには10人以上が乗っていたので、まあ良しというところですね。

今回の物語の登場人物の名前は、「犬」「猿」「鳥」というように動物の名前が入った名前であったが、「・1st.6話」をはじめ、こういうことも「ケータイ刑事」の得意とするところです。(一応、「桃太郎」のお供の動物ということですね。(「雉」も「鳥」ですから...))

ゲストの新谷真弓さんは「・2nd.5話」以来ということで、もはや常連さんの仲間入りと言ったところですね。「スパイ道」での怪演ぶりがあるだけに、もっと期待してしまったのですけど...

それでは物語の方を記していきます。(MBSでの放送(BS-TBSでの終了後になるでしょうが...)後に「改訂版」として記す余地を残しておくため、部分的に端折って記します。)尚、放送直後に記した第一稿は「ここをクリック」してご覧下さい。

警視庁。ちゃんが「人間の記憶と心理学」という(難しい)本を読んでいる。(同じ赤リボンのちゃんでもこういう展開があったのが思い出されます。)「面白いなぁ~」と漏らすちゃんだったが、松山さんは少し離れた所に座ってサングラスの手入れをしていた。で「何が面白いんだ」と尋ねる。これに、アメリカで銀行強盗を装った抜き打ちの記憶テストが行われたが、殆どの人が犯人の特徴を正確に覚えていなかった、というを語る。で「パニックに陥った人たちの記憶はあやふや」と言う。松山さんは笑いながら、自分の観察力ならばへでもない、と自慢げに言う。するとちゃんは読んでいた本を背中に隠して松山さんに近づき、「私が読んでいた本の表紙は白でしょうか、黒でしょうか?」と問題を出す。即座に「黒!」と答えた松山さんに「ブブー」とちゃん。「白」と言い直す松山さんに「ブブー」と命ちゃん。「何色だ?」と松山さんが問うと、本を見せて「白でも黒でもなくグレーでした」とちゃん。(→これは問題に引っかけが仕込まれているが、問題で先入観が出来てしまうだけに、なかなか良い所を突いた問題ですね。が、こういう問題を出すと言うことは、ちゃんは策士ということもできる。)松山さんは「サングラスを掛けていたから分からなかったの」と言い訳をするが、ちゃんは「松山さんの観察力が足りないってことです」とやり込めた。

そんな所に「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入る。本を置いて携帯を取りだしたちゃん。「港区赤坂の多聞商事ビル内で殺人事件発生。直ちに現場に急行せよ」で、現場に向かった2人。

現場に到着したちゃんと松山さん。エレベーターを降りると(13Fの)ホールに男が倒れて死んでいた。白昼堂々ということで、大胆不敵な犯行だ、と口にする松山さん。ちゃんはこの時、被害者の首筋にある傷を見逃さなかった。

そこに「報告します」と言って柴田さんが逆立ちした脚が現れた。で、逆立ちを止めて直立すると、報告を始める。「殺害されたのは犬飼正志(いぬかい・まさし)。胸をナイフで一突きです」と言って犯行に使われたナイフを示し、指紋は検出されなかったと告る。「犯行現場はここですか?」とちゃんが尋ねると、「いえ、証言によりますと、刺されたのはエレベーターの中らしいです」と言う。しかもそのエレベーターは満員だったという。被害者の秘書・猿渡一哉が側にいて、紹介し、他の乗客は別室で待たせてある、とかたる柴田さん。ちゃんは猿渡に話を聞いた。

猿渡の証言は、いつも犬飼を車で送っていて、いつものように16F(「ケータイ刑事」だったら28Fにするはずなのに、そうしないのは何故?)のオフィスまでエレベーターを利用した。10Fを超えた頃に急に専務が苦しみだした。発作が起こったと思ったが、「ナイフよ。刺されてる」という声がして、エレベーターは13Fに停止して外に運び出した。で、警察と救急車を呼んだ。が、犯人は見ておらず、エレベーターの中ではずっと上を見ていて、刺された瞬間は見ていないということだった。

エレベーターでちゃんは考える。「でも、どうして犯人はわざわざ満員のエレベーターで犯行を行ったんでしょうね?」と疑問を口にする。松山さんは「バカな奴だな」と言い、エレベーターに乗っていた人を1人ずつ調べればはっきりして、事件としては楽勝だ、と言っていた。で、「早く終わらせて、日焼けサロンにでも行くか」と付け加えた。ちゃんは「だといいですけど...」と漏らしていた。

エレベーターに乗っていた乗客たちが待っている部屋にやってきたちゃんと松山さん。(猿渡を加えて12人がいた。→被害者を入れると13人となるが、この数字はやっぱり意識した数字でしょうね。(28人にしたかった所でしょうが、そうなるとかなり大型のエレベーターになってしまうので、今回は「28」は諦めたというところでしょうか...))みんなは色々と文句を言っていた。で、「殺人事件なので御協力お願いします」と松山さんが語り、ちゃんが「犯人を見た方はいらっしゃいますか?」と尋ねるが、反応無し。松山さんはぼやくがちゃんは「人はエレベーターに乗ると、正面を向いて階数表示を見上げちゃいますからね」と冷静でした。

そんな中、「でも刺されたナイフは見ましたよ」と1人が口にする。それにつられて別の人が「私も見ました」という声がした。で、みんなが同じようなことを言い出した。ちゃんは、専務を運び出したのは(猿渡と)誰?と尋ねると、後ろにいた2人が手を上げた。(1人は「ナイフを見た」と言った男だった。)もう一人の女にちゃんが尋ねると、このビルで清掃員をしている鳥山みさとだった。運び出したのは自分ではないが、看護士の資格を持っているので、運び出される専務について行き、寝かせること、救急車と警察に連絡するように指示をして、専務の介護をした。が、「あの場では手の施しようが無くて...」と謝る。

そんな所に柴田さんが「監視カメラのビデオが届きました」と言って、ビデオテープを手にしてやってきた。で、そのビデオを観ることにしたちゃんと松山さん。

ビデオはエレベーターに次々と人が乗り込んでくる所を写していた。柴田さんが「このカメラはタイムラプスVTRと言いまして、1.5秒に1コマの撮影方法を採用しています」と説明する。(撮影間隔は設定で可変できます。こういう撮影をすると、1本のビデオテープに数十時間の記録が出来ます。)更に、「ATM等の監視カメラはこの方式が多い」という豆知識も語っていた柴田さんでした。(ATMだと、設置角度の異なった複数のカメラの映像を同時期録記録できるTL-VTRもあります。)

画像を見ながら、被害者、猿渡の位置を確認するが、専務の左隣に箱を抱えた男がいて、専務の胸の辺りは見えなかった。そんな中、専務が苦しみだした所にさしかかり、じっくりと見るが、怪しい動きをした人はいなかった。ちゃんも「これじゃ、犯人を特定出来ません」とお手上げだった。松山さんは「この中の誰かが何らかの方法で刺した」と言うが、それが分からない。ちゃんは乗客の身元確認を尋ねるが、特に怪しい人物はいなかった。

ちゃんと松山さんは、猿渡に、専務のオフィスに案内して貰った。で、話を聞く。で、専務は人に対して横柄な態度を取っていたので、恨みを抱くタイプだという。(映画「死刑台のエレベーター」の殺される社長と同じタイプの人間と言うことになる。)また、脅迫状が送られたこともある、と言い、それが了ってあるというので、デスクから出してきた。大きな封筒の中に脅迫状は入れられていて、脅迫状が入った郵便封筒が何通か出てきた。で、松山さんとちゃんが出して見ると「罪を償いなさい」「二年前を思い出せ」と記されていた。二ヶ月前から立て続けに送られてきたが、専務は相手にしていてはきりがないと言って警察にも届けていなかった。

ちゃんと松山さんはビデオの部屋に戻ってきて考える。そんな中松山さんが閃いた。「犯人は猿渡」と言った。ちゃんは聞き流すように「どうしてですか?」と尋ねる。松山さんは、被害者の横にいて、正面を向いていても刺すことは出来る、また、専務のことを余り気に入っていなかったからと言う。これにちゃんは「猿渡さんならもっと他に犯行の機会はあるでしょう」と躱し「むしろ犯人は、エレベーターしか専務に会えない人物じゃないでしょうか」と言った。専務は、自宅と会社を車で往復していて、16Fのオフィスに入るとアポ無しでは会うことも出来ない。つまり、犯人にとっては、エレベーターこそが唯一犯行を行える場所だった、と考えたのだった。で、脅迫状の存在が気になる、というちゃん。が、松山さんは「(脅迫状は)そんなのは唯の嫌がらせだよ」と笑った。が、気にしていなかった割りには大事にしまい込んでいたことから、専務は心当たりがあり、警察にも届けず、捨てることもしなかった。また、2年前、専務の秘書をしていた女性が自殺している。その名前は「鳥山かなえ」だった。「この」名前にピーンと来ませんか?」と言うちゃんだったが、松山さんは「ごめんピーン」と言うが、「オヤジギャグ」と受け流したちゃんだった。

ちゃんと松山さんはエレベーターに乗っていた鳥山みさとに話を聞き、「鳥山かなえ」の名前を出した。で、「それは私の姉です」と言った。ちゃんは脅迫状を見せて「これに心当たりは?」と尋ねた。みさとは「あります。私が出したものですから」とあっさりと認める。で、姉のことを語るみさと。散々専務にこき使われたかなえは、ある日、マンションのベランダから飛び降りた、ということだった。松山さんは「それで仇を取るために、ビルの清掃員になって、今朝、犬飼さんをナイフで刺した」と問い糾した。これにみさとは、「私はあの男のずっと後ろに立っていたんですよ。あの位置から胸なんか刺せる訳がありません」と言い、監視カメラで見ればはっきりする、と主張する。松山さんは「脅迫状を書いたんだろう」と言うが、みさとは「変ですね。私は脅し文句なんて一言も書いた覚えはありませんけど。それでも脅迫罪になるのかしら?」と躱した。これを聴いていたちゃんは「響く、悪の鼓動」(Aパートはここまで。経過時間は14分半弱でした。よってBパートは11分強になります。)

ちゃんたちは改めてビデオで確認する。エレベーターに人が乗ってくるところから見始めて、みさとを確認する。(この時、みさとはマスクで顔の半分を隠していた。)ドアが閉まり上昇始めるエレベーター。が、みさとは一歩も動いていなかった。松山さんは「どうやって刺したんだ?」と訳が分からなかった。そんな中、ちゃんが何かに気づき「待ってください、ちょっと戻して」と指示した。で、柴田さんがビデオを戻した。ちゃんはみさとがマスクを外したことを指摘した。が、松山さんは「マスクを外しただけで人が刺せるのか?」と言う。ちゃんは「でも、何か意味があると思いませんか」と返した。

で、エレベーターの中で実験をすることにしたちゃん。松山さんに専務の位置に、自分はみさとの位置にたった。手を伸ばすちゃんだったが、その位置からでは専務を刺すことは出来ない。すると松山さんは「共犯者がいたというのはどうだ」と言う。が、ちゃんは、そうなるとみさとがいた意味がない、と言って、共犯者説を否定する。

松山さんは改めて考える。で、「そうだ」と言って閃いたことを口にした。「ナイフをブーメランのようにして飛ばす。それがあんまり早くて監視カメラに写らなかったというのはどうだ」と言う。これにちゃんは呆れたという顔になって「それって真面目に言ってるんですか?」と切り捨てた。松山さんは「他にどういう方法があるんだよ?」と言ってお手上げに。が、ちゃんは「1つあります」と言った。が、「でも、それをするには、ある条件が必要なんですよね」と言った。これを聴いた松山さんは笑い出す。ちゃんは「何ですか?」と言う。これに松山さんは「リラックス、リラックス。そんな小難しい顔していたら、しわ増えるよ」と言った。「ほっといてください」と返したちゃんだったが、その時ちゃんは気づいた。「何で私の顔が分かったんですか?」と尋ねた。(確かに、松山さんはちゃんに対してずっと背中を向けて立っていました。)

松山さんは「これだよこれ」と言って、エレベーターに設置されていた鏡を指差した。で、ちゃんは鏡を見上げた。で、顔が笑顔になる。「そーか、そういうことか」と言ったちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん」で、待たせていた乗客を帰すことを指示したちゃんだった。

乗客たちが足早に部屋から出て行く。みさとも出てくるが、向かったのはビルの地下だった。ゴミ捨て場にやってくると、ゴミ箱の中に、胸から出したペンダントを捨てた。で、ゴミ捨て場を後にしたみさと。が、そこで心臓の鼓動音を耳にして立ち止まる。「何?」と呟いたみさとが振り返ると、驚いた表情をした。

荒野から太陽が昇ってきて、ハート型に変わる。サックスを手にしたちゃんが吹くと、ハートマークが飛び出してくる。「命長けりゃ、恥多し。…」ちゃんの口上が始まり、「命の重みを感じなさい!」からストラップを投げる。ハートが大きくなっていって、みさとを押しつぶした。「命が重い…」と言って手足をばたつかせるみさと。ちゃんがストラップを引くと、上半身が起き上がり、目にハートマークを浮かべるみさと。立ち上がると「何をするんですか」と文句を言った。

ちゃんと松山さんが現れて、「やっぱり、犬飼専務を殺害した犯人はあなただったんですね」と言うちゃんの手には、先ほどみさとが捨てたペンダントがあった。「まだそんなこと言ってるんですか」と相手にしないみさとは、自分が刺すことは出来ないと、改めて主張する。これにちゃんは「ええ、エレベーターの中ではね。でも、専務が刺されたのはエレベーターの外だったんですよ」と告げた。

これにみさとの顔色が変わった。松山さんも「外って...実際はエレベーターの中で刺されたんだろう?」と問い糾す。ちゃんは「専務が苦しんだのを見た時、猿渡さんはこういいましたよね」と言って「発作を起こされたと思ったんですが」という証言を指摘し、更に専務の首に細い傷跡があったことも指摘し、それはニトログリセリン入のペンダントケースを引きちぎった痕だと言う。で、専務はエレベーターの中で心臓発作を起こした。

それを聴いたみさとは目を晒す。松山さんが「ちょっと待てよ」と言って、エレベーターに乗っていた人たちの証言を口にする。が、ちゃんは「いいえ、あれは思い込みですよ」と説明した。更に、専務が苦しみだした時、誰かが(「ナイフ」と)叫んだが、それはみさとだと言うちゃん。で、みさとの位置からだと、胸に刺さっていたナイフは見える訳がない。また、その声で一部の乗客は、実際に見ていないナイフを見たと思い込んでしまった。松山さんは「パニックに陥った人間の記憶なんて、あやふやって訳だ」と言った。が、みさとは「そんなの、全部あなたの想像じゃない」と返した。

ちゃんの説明は続く。長年専務の様子を探っていたみさとは、専務の心臓が弱いことは知っていた、と語る。これにみさとは「あの男が発作を起こすなんて、事前に分かるはずないでしょう」と反論した。「ええ」と言うちゃんだったが、「だからあなたは、マスクを外したんですよ」と語った。で、姉・かなえの写真を拡大したら、みさとにそっくりだった。で、この日のために二ヶ月前から脅迫状を送り続けた。専務はかなえのことが頭から離れなくなる。で、エレベーターの中で専務は(鏡を通して)亡くなったかなえを見て、それによって発作が起こった。エレベーターから運び出された専務について言ったみさとは、運び出した2人に、救急車と警察に電話するように指示をした。で、専務から目が離れたときにペンダントを引きちぎった。で、その時ナイフで専務を刺した。

ちゃんは「でも、思わずペンダントを奪ってしまったのが誤算でしたね」と言ってペンダントを見せた。みさとは「目の前で助かろうとしているのが許せなくてね」と言って犯行を認めた。松山さんが「放っておいても助からなかったかもしれないのに、更にあんたはナイフで刺したんだろう」とみさとに言う。これに「病院で蘇生されたら困るじゃない」と言い捨てた。「動機は姉さんの復讐か?」と松山さんが問うと、2年前、専務は姉の葬儀にも来ず、散々こき使って自殺に追い込んだのに、回りには「今時の若い奴は根性がない」と言いふらしていた。それが許しておけず「当然の報いよ」と美里は言った。これにちゃんは「例え相手が悪人でも、勝手に奪っていい命なんてありません」と返した。(良いことを言ってくれます。こういう台詞があると「命の重みを感じなさい!」と言う口上も栄えます。)みさとは完全に観念して、「立派な意見ね。覚えておくわ」と返すのが精一杯だった。で、松山さんがみさとに手錠を掛けて逮捕した。

事件解決後、街中を歩いているちゃんと松山さん。松山さんは感想を口にする。「しかし、目撃情報ばっかりに頼ると、とんだ間違えを起こしてしまうものだな」ちゃんは「ええ、数ある情報から真実を見い出すのが私たちの務めです」と、良いことを言ってくれます。松山さんは「観察力のテストをしてあげよう」と切り出した。で「私が持っているサングラスの色を当てよ」と問うた。「そんなの、黒に決まってます」と答えた。すると「ブブー」と松山さん。で、嬉しそうな笑顔で「答えはこれだ!」と言ってスーツの内ポケットからサングラスを知りだしてそれをかけた。(唇の形をしたフレームで赤い色のものでした。→これって、「・1st.」で高村さんが使っていたサングラスと同じですね。→銭形の相棒って、何処かで同じセンスをしているということですね。)

ちゃんは「そんなの持ってたんですか?」と言うと、笑いながら松山さんは「俺はいつも3つのサングラスを持っている」と言ってオヤジギャグを。「やっぱりオヤジジャグ」と言うちゃんはちょっと呆れ顔になる。松山さんは「お前の観察力も大したことないなぁ」と、ここぞとばかりにボロクソに言う。で、ご機嫌な松山さんは「日焼けサロンに行くぞ!」と宣言した。これに「今日も行くんですか?」と突っ込むちゃん。松山さんは割引券があると言ってポケットから「日焼けサロン黒コゲ」の割引券を問いだしてちゃんに見せる。で「お前も一緒に連れてってやるか?」と誘うが「遠慮しておきます」とちゃん。松山さんは「しっかりと観察力を磨けよ」と言い、続けて「夜、歯も磨けよ」と言って笑い出す。で「さらばじゃ、女子高生!」と言って一人で日焼けサロンに向かった。で、途中で振り返ると「おねしょするなよ!」と言って笑っていた。それを見た命ちゃんは「ホント、ショーもないおじさん」と漏らして笑っていた。→最後は「8時だよ!全員集合!」のパロディですね。

次回は「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」という物語です。まさに前番組のノリで、あの事務所が舞台となる物語です。次回予告では、ちゃんが「ワンシーンワンカット」と言うことを言っていたが、「ケータイ刑事」では2度目ということになる。(岡本あずさにとっては14本目となるので、大丈夫でしょう。)

次回予告には、麻祐子が出てきていたが、モデルNo.1のあずさとNo.3の杏理の姿はありませんでした。ということから、麻祐子は相変わらず仕事が無くて事務所に入り浸っているが、あずさは7代目ケータイ刑事に起用ということで、仕事があって事務所にいないという設定で、登場しないということですかね。一方、杏理も何か仕事が入ったか、或いは結局事務所を辞めたのか?ということが考えられるが、果たして?尚、予告で後ろの方に写っていた眼鏡の男がマネージャーの腰崎と言うことなんでしょう。

また、麻祐子がちゃんを見て「あずさ?」ということを言い、「あずさって誰ですか?」とちゃんが返すというくだりが登場するというのはお約束でしょうね。

ところで麻祐子はまだ未成年である。「」からのお約束として、「ケータイ刑事」では犯人は大人であるということがある。麻祐子が犯人だったら、それを破ることになる。(しかも、逮捕までは同じであっても、それ以降の起訴される所で少年法が適用されることになる。→起訴以降は検事正の多摩川ドイルに任せればいいことですけどね。)ということなので、真犯人は麻祐子に罪を着せようとしている腰崎ではないかと読みましたが...

鑑識メモ」:今回は柴田さんが「鑑識メモ」と書かれたメモ(手帳)を取り出さなかったが、4話で路線修正ということなんでしょうかねぇ?エレベーターの中で座禅を組んでいる柴田さん。で、目を開けると「どうも、柴田です」と挨拶をしてから「みなさん。火事場の馬鹿力を出したことがありますか?」と語る。で、「人は命の危険が迫った時に、想像もつかない未知なる力が発揮することが出来るのです」と「火事場の馬鹿力」の簡単な説明をする。で「それではカモン、火事場の馬鹿力」と言って立ち上がり、エレベーターの扉を開けようとする。が、扉は開かない。「どうした?」と漏らす柴田さん。するとエレベーターの照明が消えて、柴田さんは慌てだし「誰か助けて!」と助けを求めていた。→「火事場の馬鹿力」は照明が消えた後になったら発揮されるはずですけどね。→「怪談新耳袋」でエレベーターを舞台にした物語がいくつかあったが、その中のいくつかが思い出されました。(ちゃんこと黒川芽以さんの「三人来るぞ」とか、内山理名さんの「エレベーター」、いとうまい子さんの「残業(前編/後編)」など)

この後、ちゃんによる着ボイスDLのお知らせがあって幕でした。

今回の物語では、ちゃんの台詞が良かったですね。歴代銭形も、犯人に対してズバッと良いことを言っているが、口上の最後のフレーズにもリンクするだけに、メッセージの重さは本作の方がよりストレートなものとなる。→「」や「」では、感情を言葉にしなくても伝えるという演出もあって、メッセージを伝える方法としては奥深さを感じたが、ズバッと言う「」は奥深さは浅くなってしまうが、言葉でダイレクトに言うだけに、ど真ん中に剛速球が決まった!という感じになって、また違った表現方法として、これはこれでよろしいかと。

ただ、言葉で突き進むとなると、ちゃんのキャラを壊してしまうと、言葉の重さが十分に伝わらなくなってしまうだけに、真面目路線を突き進んでいくことになってしまうのですかね???

映画「死刑台のエレベーター」に関しては、部分的に設定を持ってきていたが、エレベーターに閉じ込められてしまうという所がなかっただけに、残念と言えば残念でした。(が、「鑑識メモ」で柴田さんが閉じ込められていたということで、ここまで含めると、一応はと言うことになりますけど...→が、そうなると真犯人は柴田さんにならないとイケナイし...)

また、最後で松山さんが「8時だよ!全員集合!」のネタを口にしていたが、ちゃん世代だったら知らなくて当たり前なんですよね。ちゃんのきょとんとした表情が面白かったが、丹羽P世代ならば直ぐに分かるネタを多用するというのも「ケータイ刑事」らしいところでした。

 

↓一応これを拾っておきます。

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: DVD

死刑台のエレベーター [DVD]

死刑台のエレベーター [DVD]

  • 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
  • メディア: DVD
↓こういう作品もあります。
悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)

  • 作者: 木下 半太
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 文庫
宇宙エレベーター

宇宙エレベーター

  • 作者: アニリール・セルカン
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓参考まで
崩壊した神話 エレベーター 安全を守るのは誰か?

崩壊した神話 エレベーター 安全を守るのは誰か?

  • 作者: 宮内 明朗
  • 出版社/メーカー: 丸善プラネット
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: 単行本
エレベーター革命

エレベーター革命

  • 作者: エレバイザー
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本
イラストでわかる建築電気・エレベータの技術

イラストでわかる建築電気・エレベータの技術

  • 作者: 中井 多喜雄
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 1993/10
  • メディア: 単行本
↓冒頭で命ちゃんが読んでいた本はこういう類の本ですね。

人間の記憶―認知心理学入門 (1980年)

  • 作者: E.F.ロフタス
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 1980/03
  • メディア: -

人間の記憶―認知心理学入門

  • 作者: ジェフリー R.ロフタス
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 1980/03
  • メディア: 単行本
↓やっぱりこれも拾っておきます。
怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

怪談新耳袋 百物語 DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード、ビーエス・アイ
  • メディア: DVD
怪談新耳袋 -三人来るぞ編- [DVD]

怪談新耳袋 -三人来るぞ編- [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD
怪談新耳袋 第1夜 [DVD]

怪談新耳袋 第1夜 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD
怪談新耳袋-御祓いは効かない編- [DVD]

怪談新耳袋-御祓いは効かない編- [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

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「あいつ」(その4) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第36弾として記してきた「あいつ」シリーズも今回で誌有料と言うことになります。残っているシリーズ第4作(これだけは)終わりと言うことにします。

シリーズ第4作爆弾男といわれるあいつ
作品データを記しておくと、1967年の日活作品で、時間は91分、監督は長谷部安春、脚本は下飯坂菊馬と藤井鷹史の2人、撮影は山崎善弘、美術は佐谷晃能、音楽は鏑木創である。そして出演は、小林旭、東京ぼん太、青木義朗、西村晃、万里昌代、藤竜也、内田良平、高品格、岡崎二朗、嘉手納清美、加原武門、山田禅二、瞳美沙、椿洋子、木浦佑三、長弘、新山ノリロー、新山トリロー、たちである。

各地を流れている都築浩介と熊五郎が久しぶりに東京に戻ってきた。が、熊五郎が昔世話になった魚住が現金輸送車襲撃事件に巻き込まて死んだと知ると、現地・長岡に向かい、調査を始める。警察で襲撃犯が使った銃弾を見せて貰うと、浩介はそれは神戸にいた殺し屋・滑川と察知した。魚住の娘・麻子に会った浩介は、必ず犯人を突き止めると誓った。また、この地は、かつて浩介が仲を取り持った珠美と健がいるので、久しぶりに会ったが、浩介の姿を見た健は困惑した。それは、健は現金輸送車を襲撃した5人組の1人であったためだった。で、健はボスの滑川に連絡、それから浩介の回りには滑川の手が伸びてくることになる。そんな中、健が滑川に殺され、熊五郎が人質に捕らえられしまう。怒り爆発の浩介が乗り込んで熊五郎を救出するも、犯人一味を捕らえることは出来なかった。そんな中、犯人一味は奪った金のことで争いが起こり、筧がその金を持ち逃げし、逃亡した。ある温泉宿にやってきた筧を待っていたのは麻子であり、2人はグルだった。そんな所に浩介が現れ、また滑川も姿を現した。三者が争う中、筧と麻子が倒され、浩介と滑川の対決も浩介が制し、決着が付いた。

展開は基本的には前作までと大きく異なることがないが、シリーズ全4本の中で最高作と言われるだけに、一味違った仕掛けがあり、描写も独特のものが使われていて、見せてくれている。(とは言っても、本シリーズの中では1番であるが、「渡り鳥」シリーズなどと比べるとやはり...)

本作のクオリティがシリーズ第1作からでていたら、全4作で終了するようなことにはならなかったシリーズになったであろうが、それがつくづく残念なところであり、「あいつ」シリーズとして、最後にどでかい花火を打ち上げた、と言ったところである。

また、本作は長谷部監督の監督第2作でもあり、後の彼の作品を語る上でも外せない描き方が使われているというように、シリーズ作品ではなくて単独の1本としても見るべき所のある作品である。(この点で本作を見たら、シリーズ第1作から第3作は見ないということで宜しいかと...)

 

↓本作だけはDVDもリリースされています。

爆弾男といわれるあいつ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: DVD


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NAKED EYES『EVERYTHING AND MORE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2002年にリリースされた企画アルバムである。1983年のヒット曲『Always Something There To Remind Me』と『Promises, Promises』という2曲のヒットを放った彼らであるが、ヒットはこれだけで、1999年にはROB FISHERが亡くなってしまったため、現在ではオリジナル・デュオという形での復活は不可能になっている。本アルバムは、そのROBに捧げるという主旨もあるベスト盤であり、レアな音源を収録したものである。

収録曲は以下の全15曲である。『Promises, Promises(Jellybean 7" Version)』『Always Something There To Remind Me(Tony Mansfield 12" Version)』『Promises, Promises(Tony Mansfield 12" Version)』『(What) In The Name Of Love(Arthur Baker 12" Version)』『Sacrafice(Arthur Baker 12" Version)』『Promises, Promises(Jellybean 12" Version)』『Pit Stop』『Sweet Poison』『Once Is Enough』『Answering Service』『(What) In The Name Of Love』『Making Waves』『Communication Without Sound』『Me I See In You』『Remote Control』。

この中でも注目なのは6曲目の『Promises, Promises(Jellybean 12" Version)』であり、MADONNAが参加しているというのが凄いところです。また、N.E.以降のNEON時代の曲も収録されているというのは、オマケとしては余りにも嬉しい所である。

ヒット曲である2曲(『Always Something There To Remind Me』『Promises, Promises』)を中心に、4th.シングルの『(What) In The Name Of Love』、2nd.アルバムに収録の『Sacrafice』も収録されているのは嬉しい所である。(が、3rd.シングルの『When The Lights Go Out』が無視されているのがちょっと...)

サウンドの方は、'80's前半の如何にもというシンセサイザーを使った打込みサウンドであるが、メロディの方が優しく、とても聴きやすいものである。(当時はまだ「エレポップ」という名称が無かったが、'80's後半に全盛となる「エレポップ」に通じるものである。)まさに、'80'sサウンドそのものである。

N.E.としては2枚のアルバムしか発表していない(ROBの死後、PETEがN.E.名義で新譜を発表しているが、ROBとのデュオではないですから...)ということと、ベスト盤以外は現在では入手不可能ということになっているだけに、貴重な企画ベスト盤と言うことが出来る。(コレクションとしては価値の高いものとなる。)→こういうものがリリースされるということで、やはり'80'sサウンドは楽しいものである。NAKED EYESの(通常の)ベスト盤と共に、セットでライブラリーに加えておきたいアルバムである。

 

Everything and More

Everything and More

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 2002/10/22
  • メディア: CD

↓通常のベスト盤はこちら

The Best of Naked Eyes

The Best of Naked Eyes

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 1991/04/23
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形泪27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

本日のBS-hi「名曲探偵アマデウス」は、ファイルNo.037のチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』の再放送(BS-hiでは6/14に放送、地上波でも放送済です。)だったので、ピンチヒッターとして「銭形泪[裏ネタ編]」の登場です。尚、次の新作となるファイルNo.042はボロディンの『ダッタン人の踊り』となっていますが、放送は9/6です。来週8/2の再放送は、順番からするとファイルNo.038となるのに、そうではなく、初期作品であるファイルNo.002のブラームス『交響曲第4番』(BS-hiでは2008/4/11放送、地上波では未放送)ということになっています。(8/9、16はお休みで、8/23、30は何かの再放送です。)

また、今後の放送予定は、BS-hiは、8/28(火)朝はファイルNo.037のチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』、8/1(土)昼はファイルNo.009のベートーベン『ピアノソナタ第14番「月光」』、BS-2は暫く放送無し、地上波は7/31(金)昼間がファイルNo.039のスメタナ『交響詩「わが祖国」より「モルダウ」』となっています。→BS-hiは新しいところの再放送ではなく、昨年度の、しかも初期作品ということなので、最近とは違った所もあるだけに、新たな発見もできるかもしれませんね。(カノンさんがピアノを弾くとか、LPレコードを扱うなど、最近では出てこないこともあります。)


8回目となる「銭形泪・2nd.14話」の「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(前編)」の「裏ネタ編」ですが、今回はこの物語(前半)で残っているものとしてもポン踊りを踊るとこれが発生したということで「雷(かみなり)」(「(かみなり)」と記しておかないと、従姉妹の長女・ちゃんと混乱してしまうことになっちゃいますので...)についてと、幽霊を見た高村さんに対してちゃんが口にした「気絶」について、高村さんがそれに返す言葉の中に出てきた「睡魔」について記します。尚、「気絶」については「・23話[裏ネタ編]PART 5」で「失神」について記したが、それと同義語なので、「失神」として記したものをベースにして加筆しました。

尚、約3年前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

雷(かみなり)」:雲と雲の間、または雲と地表の間で起こる自然に起こる放電現象である。放電によって閃光が生じ、轟音が轟く。「稲妻」と呼ぶこともある。英語では「Thunder」または「Lightning」と呼ばれる。

一般的には、積乱雲の内部に発生した電荷が溜まり、周囲との電位差が生じ、電荷が放電されることで発生する。エネルギーはとても大きく、1回の放電は、数万~数十万Aという電流値に達し、電圧も数千万~数億Vに達する。(電力量は数百GWにも達する。→この電力の1%でも回収することが出来て蓄電できれば、発電所の数は大きく減らすことが出来る計算になる。)しかも、放電時間は数μ秒であるため、瞬間的なエネルギー量としたら死んでもないエネルギー量になるため、落雷を受けた樹木が吹っ飛んでしまうと言うのも当然である。

雷の発生原理が解明できなかった昔には、当然のように神の一つとされていた。日本でも雷神と呼ばれていた。民間伝承で、菅原道真が死して天神(雷の神)になったとされている。で、雷神のことを親しみを持って「雷さま」と呼ぶのが一般的になった。また、民間伝承で、雷さまは落ちては人のヘソをとると言い伝えられてきた。

また、雷鳴を耳にしたとき「くわばら、くわばら」と言うのは、都をはじめ、各地に落雷は起こったが、菅原道真の領地であった「桑原(くわばら)」という所には落雷がなかったことから、その地名である「くわばら」と唱えれば雷は落ちないと伝承されてきたためである。

雷神(雷さま)の姿は鬼の様態をしていて、牛の角が頭にあり、虎の革のふんどしを締め、雷鼓と呼ばれる太鼓を持っているものが広く知られている。江戸時代初期の画家である俵屋宗達が描いた「風神雷神図」という屏風が有名であって、現在では雷さまの姿はこれを元にしてものが基本になっている。(ザ・ドリフターズのコントに出てくる雷さまも、角があって虎革のふんどしをしているのもここから来ている。)

日本以外でも、雷を神としているものとしては、ギリシア神話のゼウス、ローマ神話のユピテル(英語読みでは「ジュピター」)、北欧神話のトールなどがいる。また、中国では「雷公」「雷師」「雷祖」などの名称で呼ばれている。→ギリシア神話のゼウスとローマ神話のユピテルは後に同一視されるようになった。また、天を司る神として、神々の王・最高神という位置づけになっている。

「ケータイ刑事」で「雷(かみなり)」というと、5代目、分家の長女・銭形雷という名前が浮かんでくる。口上も「雷鳴轟く積乱雲」と、如何にも雷が落ちそうな雰囲気であり、最後に「私の稲妻でしびれなさい!」と言って、稲妻を落とすのだから、凄まじい。→実際、落雷を受けたら、助かっている場合もあるが、命を落とす可能性が高い。(電流が体の何処を通ったかが生死を分けるらしいが、心臓を通過する形(左手・左肩から右足という電流)が流れたら絶望とされている。→とは言っても、1秒にも満たない瞬間のことなので、言い方は悪いが、まさに運次第である。しかし、助かったとしても火傷などを負うのが普通である。)

ふと思ったのは、犯人が桑原という名前だったら、または「くわばら、くわばら」と唱えていたら、ちゃんの稲妻は落ちるのでしょうか?(ちゃんは菅原道真(の生まれ変わり)ではないから、関係ないとは思いますけど...)

気絶」:一時的に気を失うことを言う。他の言い方としては「失神」「卒倒」と言う言葉がある。えまた、英語では「Faint」、「Syncope」、「Fit」、「Unconscious」などの言葉が使われる。(「気絶する」を「Pass Out」とも言う。)ということで、日本語も英語も、複数の言い方がある言葉の一つである。

「気を失う」状態になるにはいくつかの要因があるが、基本的には「気絶」「失神」「卒倒」は意識障害の一つである。この範囲のものは、何らかの刺激を与えれば意識を回復するという症状としては軽いものである。意識が低下した状態で、刺激を与えた場合に少し反応する状態を「意識混濁」、刺激に対しても全く反応しなくなった状態を「昏睡」という。→「気絶」「失神」「卒倒」は「昏睡」に繋がる第一歩と言うことが出来る。

「気絶」「失神」「卒倒」と呼ばれる範囲のものであれば、通常は数分で回復して、意識障害などの後遺症が残ることはない。また、意識喪失状態になる前に、目の前が真っ暗になる感じがしたり、めまい感、悪心を感じるのが普通であり、それから顔から血の気が引いた顔面蒼白という症状が起こり、それから意識を喪失するというのが一般的であるが、余りにも強い精神的なショックを受けた場合には、これらの症状が一気に押し寄せて意識を失う状態になることもある。

これらは、脳内の血液循環障害によって引き起こされるものであり、それが全身に貧血状態を生み出して起こることになる。

尚、「気絶」「失神」「卒倒」と呼ばれる症状では、痙攣、譫妄、錯乱、失禁などの症状は伴わないのが普通である。(これらの症状を伴っている場合は「気絶」「失神」「卒倒」と呼ばれるレベルではなく、より重度の障害が起こっているということになる。→直ちに医師の診察を受けるべきである。)

「気絶」と言うと「気絶遊び」と呼ばれる行為で、他人を気絶させてその酩酊状態を楽しむというものがあることから、軽い遊びであって特に問題がないようなイメージがあるが、これは間違った認識が広がっている。意識に問題を生じる段階についてでは、「気絶」と言うと最も軽いレベルのものであるが、これは軽いものとは言っても脳に血液循環障害が発生しているので、「遊び」で済まされる行為ではない。場合によっては何らかの後遺症が残る可能性もあり、アメリカでは死亡例も報告されている。(つまり、「遊び」ではなく「殺人」となってケースがある。)→例え、後遺症が一切残らなくても、立派な「傷害罪」が成立し、状況によっては「殺人未遂罪」と言っても良いでしょう。「気絶遊び」をしている子どもがいたら、直ちに止めさせましょう。

睡魔」:眠気が催すことである。眠気に襲われたことを「悪魔に襲われた」ように例えていう言い方である。「睡魔」は「睡眠を誘う悪魔」ということであり、人を眠らせるという力を持っているとされている。そのため、つい眠ってしまったことを悪魔のせいにして、その言い訳にする、ということで、世界各地に存在している悪魔の1つでもある。

また、ドイツの民間伝承の中に「ザントマン(Sandmann)」と言う睡魔がいる。(英語読みをすると「サンドマン」となり、日本語では「砂男」とも呼ばれている。)砂の入った袋を背負っていて、その砂は眠気を誘う魔法が掛けられている。で、夜更けになるとザントマンが現れて人々の目の中に砂を投げ込む。砂瓶に入ると、目を開けることが出来なくなって眠ってしまう、とされている。ドイツでは「ザントマンがやってくるぞ」と言って子供たちを寝かしつける習慣があるが、そのザントマンは代表的な睡魔でもあって、広く知られている。

が、「睡眠」という現象は、脊椎動物であれば自然に起こる現象であり、悪いことでもなく、また、実際に悪魔に襲われることでもない。睡眠中には心身の休息、記憶の再構成などが行われるが、これらは肉体が生命活動を維持するのに必要とする脳の活動を一時的に休止する期間であって、生命活動を維持するには必要不可欠なものである。睡魔は悪者のように語られることが多いが、生命活動の維持や健康維持のためになることを引き起こしてくれるのだから、肉体的には実は良い奴である、ということになる。

尚、睡眠中は意識を失った状態となるが、これは「気絶」「失神」とは全く異なったものであって、意識障害ではなく、脳内に血液循環障害が起こったことによるものでもない。逆に、睡眠中は成長ホルモンの分泌量が多くなるとか、新陳代謝が活性化し、肉体の保全が行われていると言っても良い期間である。

尚、「ナルコレプシー」と呼ばれる症状(「居眠り病」「過眠症」などと呼ばれることもある)に悩まされていると、眠気のことを悪魔のように感じられるでしょうから、「睡魔」という言い方にもなるほどと思える所がある。(「ナルコレプシー」の症状が車の運転中などに出ると事故に繋がるだけに、昼間、強い睡魔に襲われることがあるという人は、睡眠関係の何らかの疾患の可能性があるだけに、神経科、神経睡眠科、精神神経科などに相談すると良いでしょう。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

雷に魅せられて―カミナリ博士、その謎を追う (DOJIN選書 16)

雷に魅せられて―カミナリ博士、その謎を追う (DOJIN選書 16)

  • 作者: 河崎 善一郎
  • 出版社/メーカー: 化学同人
  • 発売日: 2008/05/20
  • メディア: 単行本

おもしろサイエンス 雷の科学 (B&Tブックス)

おもしろサイエンス 雷の科学 (B&Tブックス)

  • 作者: 妹尾 堅一郎
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本

雷と雷雲の科学―雷から身を守るには

雷と雷雲の科学―雷から身を守るには

  • 作者: 北川 信一郎
  • 出版社/メーカー: 森北出版
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

雪と雷の世界―雨冠の気象の科学〈2〉 (気象ブックス)

雪と雷の世界―雨冠の気象の科学〈2〉 (気象ブックス)

  • 作者: 菊地 勝弘
  • 出版社/メーカー: 成山堂書店
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 単行本

謎だらけ・雷の科学―高電圧と放電の初歩の初歩 (ブルーバックス)

謎だらけ・雷の科学―高電圧と放電の初歩の初歩 (ブルーバックス)

  • 作者: 速水 敏幸
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/02
  • メディア: 新書

睡魔 (幻冬舎文庫)

睡魔 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 梁 石日
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 文庫

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 文庫

迷宮百年の睡魔 (バーズコミックススペシャル)

迷宮百年の睡魔 (バーズコミックススペシャル)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/05/24
  • メディア: コミック

 

↓やはりこれを

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


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子門真人『VOCAL COMPILATION SONGS FOR HEROES<緑盤>』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1998年にリリースされた企画アルバムである。前年にリリースされた「赤盤」(コロンビアからは「青盤」がリリースされた。)に続く第2弾であるが、内容の方は実にレアなものになっていて、希少性と言うことでは本アルバムの方がはるかに勝っている。冒頭の「ウルトラセブン」はハワイで放送された英語版の主題歌ということで、英語で歌っている。以下、作品としてはどちらかというとマイナーな作品が多いのだが、それだけに「よくぞまとめてリリースしてくれた」ということで、貴重な曲ばかりと言って良い。

収録曲は以下の全21曲である。『THE THEME OF "ULTRA-7"』『ULTRA-7』『剣道仲間』『ゴジラのお嫁さん』『ロック・ロック・ゴジラ』『ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ』『メガロをやっつけろ』『ゾーン・ファイト・マーチ』『空手バカ一代』『ガオー!はキングコングの合い言葉』『キングコング・ダンス』『今日もピカピカ』『四季の手紙』『翔べ!プラズマX』『KILL THE FIGHT』『WIND&RAIN』『ぼくらの憧れライオンズ』『ゴジラのお嫁さん(Aタイプ・未発表ヴァージョン)』『ロック・ロック・ゴジラ(Aタイプ・未発表ヴァージョン)』『帰ってきたウルトラマン』『風よ光よ』。

知名度の点では彼の代表的な曲と比べると劣っているが、彼の歌が劣っているということではない。彼の独特のボーカル、豊かな歌唱力、表現力は有名な曲に一歩も劣っていない。逆に、殆ど耳にすることの無かった曲が収録されているということで、これが逆に新鮮さを感じさせてくれることになっている。

本アルバムは、子門真人の入門者向けではなく、マニア向けと言った内容になっているが、彼の歌声を堪能するのなら、忘れずに聴いておきたい曲であり、コレクターとしたら持っておきたい貴重なベスト盤である。

 

子門真人 VOCAL COMPILATION”SONGS FOR HEROES” (緑盤)

子門真人 VOCAL COMPILATION”SONGS FOR HEROES” (緑盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1998/12/21
  • メディア: CD


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「ロック⑥オン」+BS-TBS深夜「アニメ枠」(7/25)CM [BS-TBS(BS-i)関連]

今週の「ロック⑥オン」は、7月下旬の第1週ということで、後半になって入れ替わったものばかりということで、目新しいものはありませんでした。

そんな中、「銭形命」に関しては、3分版でも、第1話の映像を使ったものと第3話の映像を使ったものの両方が流れていました。が、第1話を使ったものはいつまで流れるのか、はっきりしません。ひょっとしたら、今月中は流れるのかもしれませんね。で、来月になったら、Ver.3が登場して、第3話を使ったVer.2と入り乱れるのかも...???

また、「ケータイ刑事」のDVDの宣伝は、「」「」「」は目にしたが、「」「」「」は目にしませんでした。まあ、「」はこれから再放送が始まるので、しばらくは流れなくなるのではないかと思うが、再放送が終了した「」はDVD-BOXの宣伝を行うにも絶好の機会だと思うのですけどね...(ただ、「」のDVD-BOXだけが2クール・26話の一括収録であって、それ以外の作品は全て1クール・13話ごとに1つのBOXになっているので、価格も他のBOXの倍以上ということになっているのがネックなのかも...???→13話ごとのBOX2つにするとなると、DISC 3の途中で2つに訳ないと行けなくなるので、そう言うことは今更行わないでしょうし...)

それではアニメ枠のCMの話へ。今週から後半のアニメ作品が変わったが、番組本編ではなくて間に入るCMが目的なので、改めてその作品については記しません。

で、前番組終了後の1分の所は収穫無し、前半のアニメ(「Pandora Hearts」)でも壊滅ということで、前半はどうでもいい形でした。後半のアニメ(「大正野球娘」)は、OP主題歌の後に、再放送「銭形舞」の第1話の27秒版予告が登場したが、それだけで、後の部分は何も無しでした。(今回は「ケータイ刑事」「恋日」「女子大生会計士」のDVDの宣伝も無く、「銭形舞」だけでした。)

再放送「銭形愛」が終了して後番組として「銭形舞」が始まるので、「銭形舞」の予告が登場することになるというのは予想されたことであり、しかも「」以降の予告は、本編の後に流れる予告と大差がないだけに、「」のような付加価値(本編の後は40秒版でなので、30秒単位となるこの枠で流れる予告は希少性があった。)が無いだけに、この枠の存在価値が低下しました。→8/2と23は再放送「銭形舞」がお休みとなるが、その前日の8/1,22の深夜は壊滅状態になることが予想されますね... 本放送終了から1時間しか経過していないが、やはりこの枠で「銭形命」の予告を流すべきだと思います。(再放送「銭形命」で流すと、混乱が生じることになるので、こちらは流さなくても良いですけど...)

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

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ケータイ刑事銭形命4話(感想)+5話予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「銭形命」ですが、まずは簡単な感想と次回予告を見た範囲からの思ったことを記します。第4話の物語は「チョー満員の客室! ~死刑台のエレベーター殺人事件」ということで、このタイトルから当然の如く、1958年の名作フランス映画「死刑台のエレベーター」が頭に浮かぶが、「ケータイ刑事」らしい所が出ていましたね。→殺されたのが「社長」から「専務」になっていました。それ以外では「自殺」というのも映画にもあってネタと言ってもよい。しかし、愛人関係とか、エレベーターの中に閉じ込められるという所はありませんでした。とは言っても、30分番組なので、そんなに多くは出せないとは思っていましたけど...

その「死刑台のエレベーター」のことが頭にあったので、清掃員・鳥山みさとが殺された専務と愛人関係となっていて、痴情のもつれが原因ではないかという先入観があったため、それを覆す展開となったので、それなりに楽しめました。

が、みさとに姉がいて、秘書をしていたという所は「ケータイ刑事」らしい展開でした。→みさとの姉はこき使われ、酷い目に遭っていたということになるが、これを愛人だったとして、別れ話のもつれから自殺したということにしたら、ネタにしている「死刑台のエレベーター」により近づくだけに、ネタの練り具合ということでは不満を感じた物語でした。(エレベーターに閉じ込められるという展開では「東京少女・日向千歩 ~エレベーター少女」が思い出されるが、これは単に「閉じ込められた」という所だけが「死刑台のエレベーター」と繋がるが、そのシチュエーションだけの共通点でしたし...)

予告では「チョー満員の」という所に疑問を感じたのだが、10人以上が乗っていたエレベーターということにしたのは、当然と言えば当然だが、ちゃんと抑えるべき所は分かっている物語でした。

まあ、何処でナイフを刺したかというのは、エレペーターの外というのは直感的に感じたが、みさとが余りにも白々しく、救急車と警察への連絡を指示していたので、それが確信になってしまったため、「ゆっぱりね」という「ケータイ刑事」らしいもので、もう一捻り欲しい所でした。

が、最初の警視庁でのちゃんと松山さんのやりとりが、事件を予知するかのようなやりとりになっているという「ケータイ刑事」の伝統が守られているのは楽しい所です。

ちゃんの口上にもある「命の重みを感じなさい!」という台詞もそうだが、今回の物語でちゃんが犯人に対して言った「例え相手が悪人でも、勝手に奪って良い命なんてありません」という台詞が実に良く栄えました。これまでのシリーズでも、メッセージ性がある所としてはちゃんやちゃんが犯人を逮捕した後、どこかやりきれない切なさを感じているという表情を見せていて、言葉ではない表情でメッセージを伝えていたが、ちゃんは表情ではなく言葉で表現してメッセージを伝えている。これは子どもの視点から見て描いているという本作シリーズの設定を実に上手く活かした所である。で、「」と「」とはまた違った表現方法ということになり、良いところですね。→こういう所が続いていくと「銭形命」はとんでもないメッセージ性を持った作品として「ケータイ刑事」に新たな歴史を作ることになるかもしれない、という予感がしました。(ただ、再放送の入電メール配信などが足を引っ張っているのも気になるところですが...)

昼間の再放送での失敗という大きなマイナス点を完全に消してしまう名台詞であって、まさに「命の重みを感じなさい!」ですね。

あとは「8時だよ!全員集合!」に繋がるネタを松山さんがやっていたが、こちらは丹羽P世代には色々と思い出させてくれるネタであり、これも「ケータイ刑事」らしいところでした。

とりあえず、視聴後の感想はこれぐらいにして、ストーリーを追ったものやネタについては追加分として火曜にUP(予定)の方に示すことにします。

次回は第5話「売れないモデルの悲劇! ~恋とオシャレと男のコ殺人事件」という物語となるが、殺っちゃうのですね、前番組のネタを持ってくるとは、如何にも「ケー刑事」らしい所である。で、そうなると3人のモデルのあずさ、麻祐子、杏理は?ということになるのだが、次回予告で(この3人で)確認できたのは麻祐子だけだったが、あずさは「ケータイ刑事」の仕事で事務所にいないということにしても、杏理はどうしたのか?と言うことになっちゃいますね...

また「ワンシーンワンカット」は「・13話」以来のシリーズ2度目ということになるが、そうなると途中にCMを入れずに放送するかがポイントになる。「・13話」や「・1st.9話」「・1st.12話」では実際にそういう形で放送を行っているが、果たしてそれが実現するかですね。(これをしないと、「ワンシーンワンカット」ということをやる意味がないですからね。→本放送ではこれをせず、週遅れの再放送でこれをやった「恋とオシャレと男のコ」(略した言い方が気に入らないので、決してその略した表記は記さない筆者です。)は、だからこそ半分は「失敗作」だったと言える。)

尚、麻祐子は容疑者の1人になるが、麻祐子が犯人だったら「ケータイ刑事」史上初の未成年が犯人と言うことになって、「」から守ってきたお約束(「犯人は大人」)が破られることになってしまうが、果たして???

ところで、昼間の、本放送から一週遅れの再放送(第3話)の方は、先にも記したように、本日はいつもより1時間繰り下がって15:00からの放送だったのに、入電メールが14:00からの放送に合わせた配信をしたということで、笑ってしまいました。BS朝日のバーチャルメールの二番煎じであるが、失敗企画の「バーチャルメール」を引きずっているようでもあって、BS放送とメール配信はどうやら鬼門のようですね。→「ケータイ刑事」のことだから、こういう失敗をネタにした物語を作ってもらいたいところです。

 

↓参考まで

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
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死刑台のエレベーター [DVD]

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  • 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
↓こういうものも拾っておきます。
命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件

命の重さ取材して―神戸・児童連続殺傷事件

  • 作者: 産経新聞大阪本社編集局
  • 出版社/メーカー: 産経新聞ニュースサービス
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 単行本
命の重さはみな同じ―みなしご犬たちの物語 (動物感動ノンフィクション)

命の重さはみな同じ―みなしご犬たちの物語 (動物感動ノンフィクション)

  • 作者: 沢田 俊子
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本
アントン―命の重さ

アントン―命の重さ

  • 作者: エリザベート ツェラー
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: コミック
命の重さ―老いて、死ぬとき

命の重さ―老いて、死ぬとき

  • 作者: えじ れいこ
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本

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ケータイ刑事銭形泪27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

7回目となる「銭形泪・2nd.14話」の「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(前編)」の「裏ネタ編」ですが、今回はこの物語で事件関係者となったもろこし村の若者たちが属している「青年団」について、被害者がこの役職だったことから「団長」について、彼らの間で問題になった「三角関係」について、「プロポーズ」について、「嫉妬」について記します。尚、「プロポーズ」については「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 2」で記しているが、今回はそれをベースにして加筆しました。

尚、約3年前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

青年団」:一定地域に在住する20代から30代の青年男女により組織される団体であり、青年会と呼ぶ場合もある自治団体のことである。その目的は、修養、親睦、社会奉仕などである。

歴史は古く、江戸時代には各集落に存在していた若者組、若連中、若衆組などが元になっていて、各村に於いて、祭などの行事を運営したり、自警団のような活動をしたりするという村の自治集団であった。(江戸時代以前にもこのような自治団体は自発的に生まれていたとされている。)これは、一定の年齢(15歳というのが多かったとされている)に達した若者は必ず所属しなければならず、結婚するまで属するとしたものと、所属するのは一世帯から1人として、結婚に関係なく一定年齢になるまで所属する、という2種類の組織構成が行われていた。

これに参加することで、若者たちは昼間働き、夜は宿に集まっての合宿生活を行い、様々な教育を受け、金連されていって一人前の大人へと成長していくことになった。→ある意味では、現在とは異なる社会学習の学校と職業訓練学校が一緒になったような存在でもあった。

これが、明治になると「青年会」となって、学校教育と相まって更に発展していくことになる。また、参加するのも一定年齢に達すると所属するというものが主流になる。そして、当時の日本の軍国主義の推進と共に、大正末期の1924年には大日本連合青年団が結成され、これが帝国主義を支えるものになっていく。第二次大戦の始まる年でもある1941年には全日本青少年団となり、戦況が悪化していくと学徒隊と一緒にされた。戦後、現在にまで繋がる青年団として、これが各地で結成される。やがて社会教育法の施行によって社会教育関連団体として位置づけられることになり、ここから社会教育的な活動が行われるようになる。しかし、農村を中心にした若者の流出が進み、次第に所属する人の数が減少していき、統廃合が行われている。また、都市部ではこれに参加する人がいなくて、地域的な青年団が亡くなっている所もある。尚、現在は全国で約10万人が青年団に所属しているとされているが、ピークとなる1950年代には400万人が所属していた。

青年団によって行われた行事で、それが現在定着したものとしては「成人式」がある。これは1946年、埼玉県北足立郡蕨町(現在の埼玉県蕨市)の青年団が「青年祭」として行った企画が元になり、これが各地に広がっていくことになる。そして1948年には1/15を成人の日と定める祝日法が施行され、この日に成人式が行われることになった。(その後、2000年からは「成人の日」が1月第2月曜日に移動したことから、1/15ではなく、1月第2月曜日に行われている。)

「青年団」の歴史や役割、活動内容を考えると、この物語に登場した「ポン踊り」の会場設営や運営も(もろこし村)青年団が中心に行ったというのは明らかであるが、それにしたら人が少なすぎますね。確かに、ポン踊りの会場にはある程度の人が集まっていて、青年団に所属しているのは間違いないと思われる年齢の若者たちもいたが、もっと青年団の活動に参加しているものだと思うのですけどね...(まあ、この物語では、もろこし村の青年団も「事件(?)」に噛んでいたことから、泪ちゃんが一度に大量に捕らえていたが、その中の若者たちは青年団の準幹部だったものと推測できますけどね...)

団長」:「団」と呼ばれるグループのリーダーのことである。(例えば、この物語に登場した青年団もそうであるし、応援団、使節団、外交団、楽団、騎士団、教団、警備団、劇団、財団、師団、自警団、社団、少年団、消防団、事業団、分団、兵団、旅団などがある。また「○○軍団」と呼ばれる各種団体も含まれる。但し、団体によっては、そのリーダーを「団長」と呼ばずに別の呼び方をするものもある。(軍隊の「師団長」「旅団長」は「団長」とみなしているが、「財団」などでは理事長がリーダーというものが多い。))傾向とすると、軍関係、またはそれに準ずる団体では基本的に「○団長」という呼び方が多いが、営利目的の団体の場合は「理事長」のように「○団長」ではない名称が多いようである。

また、警察関係で「団長」と言うと、テレビドラマ「西部警察」に登場した団長を思い浮かべる人が多いでしょうね。

尚、「西部警察」は警視庁西部警察署捜査課の木暮課長と大門部長刑事とその部下たち(大門軍団)が凶悪犯と戦う姿を描いた派手なアクション満載のドラマである。ちなみに、木暮課長は警視であるので、TVシリーズのと同じ階級であるが、TVシリーズの(いずれも警視正)より1つ下の階級ということになる。また、「団長」と呼ばれた大門部長刑事の階級は巡査部長である。(五代さんと同じということになる。)尚、大門は後に捜査課長となるが、その時の階級は警部であった。(→これを考えると「M2」で警部に昇進した岡野さんは捜査課長になっていて、現場には殆どでなくなっているのかもしれませんね...)→こうして見ると、銭形姉妹は警視または警視正であるのに事件現場に行って捜査を行っているが、このあたりは「特命刑事」(または裏刑事)だからと言った所でしょうね。普通だったら警察署長になっていてもおかしくない階級であり、幹部の地位にいるのですから...

三角関係」:3人のないだ出の関係のことを言うが、特に恋愛関係に於いて、3人の人間が同時に恋愛関係に陥る状況のことをいう。(この場合、2人の男と1人の女の場合も、1人の男と2人の女の場合もある。→この物語では2人の男と1人の女でした。)英日では「The Etrnal Triangle」と言う。

一部の宗教では、一夫多妻制が認められていて、そういう状況ではこの関係は起こってもそれほど大きなことにならないが、世界の殆どで採用されている一夫一妻制の下では、1人の男と1人の女というのが基本であるため、そこにもう1人が加わるとこでこのような関係が生まれて、これが様々なトラブルの原因となる。

尚、三角関係が成り立つ場合は、それに関係する1人が2人との関係を持つことになり(この状況を「二股」という。→零ちゃんは「恋の二次方程式」と言っていました。)、そういうことになっていることを関係する3人が認知している必要がある。(→1人が二股であっても、それぞれの相手が別にもう1人いることを全く知らなければ、揉めることもないため「三角関係」とは呼ばない。)また、その内の一組の間に婚姻関係が成立していると、他方に対しては「浮気」、または「不倫」と呼ぶ。

モラルと言うことでは問題になるが、「浮気」や「不倫」はばれずに終息すればそれで何事もなかったように終わってしまうので「三角関係」とは呼ばれずに終わることになるが、「浮気」や「不倫」がばれると、その時点で「三角関係」ということになり、婚姻関係が成立している2人の間では「離婚」に発展するケースが多くなる。

尚、ここに記したものは、言葉上での話であって、「浮気」や「不倫」と「三角関係」とは、そこに関係する3人の間での現状認識に差があることを記したまでであって、推奨するということではない。

プロポーズ」:英語の「Propose」をそのまま横文字にした言葉であるが、この単語の意味は「提案する」「(物事を)企てる」「推薦する」「指名する」という意味であって、「(結婚を)申し込む」という意味は第四の意味である。が、カタカナ表記として日本語では「結婚の申し込み」のことを「プロポーズ」と言う。(英単語では「Proposal」や、それよりも少し砕けた言い方となる「Offer」が使われる。)日本語では「求婚」と言う。

歴史的には、男性から女性に対して行うことが主流であり、女性から行うことはタブー視されていた。(日本でも欧州でも、昔はそうだった。)20世紀になってから、男性からしか求婚出来ないというのに異を唱える考えが生まれ、現在ではタブーとされることは無くなったが、現在でも男性から行うものという認識が根深く残ってる。→但し、日本では認められていないが、一部の国に於いては同性婚が認められていて、その場合は女性同士のカップルであれば男から申し込むということはあり得ませんが...

尚、プロポーズの方法の1つとして、婚約指輪を渡す方法があるが、「給料の三ヶ月分」と言われる(「ケータイ刑事」シリーズでもこの言葉が出てきた物語もありました。)が、これはダイヤモンド関係の製品を販売しているデビアスがCMで用いたコピーであり、それがいつしか定着するようになったものである。

また、柴田太郎さんは「・13話」に於いて、ちゃんにプロポーズしたことがありました。(しりとり連続殺人事件で、次のターゲットが「し」で始まる名前ということで、自分が殺されると思い込み、死ぬ前に結婚したいということで、ドサクサに紛れてのプロポーズでした。が、即座にちゃんは「ごめんなさい」と断り、柴田太郎さんは撃沈しました。)

嫉妬」:英語では、物に対する場合は「Envy」、人に対する場合は「Jealousy」と言う。自分にはないもの、異なっている所、自分が欲しいと思う物が良く見えて、それらを持っている人のことを良く思わない感情のことを言う。そしてここから「ひがみ」「妬み」ということが生まれる。

また、特に男女間の愛憎という感情の場合は、相手の気持ちが自分以外の他人(これが人手はなくて物の場合もありますが...)に向けられることを恨み憎む気持ちのことを言う。

また、キリスト教に於いて「七つの大罪」というものがあるが、「嫉妬」はその中の1つとされている。(他の6つは、傲慢、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲である。)そして、その「七つの大罪」はそれぞれが悪魔と結びつけられているが、「嫉妬」はレヴィアタンという悪魔に結びつけられている。→レヴィアタン(Leviathan)は旧約聖書に登場する海に棲む海獣(怪獣)でもある。英語では「リヴァイアサン」と発音するが、1989年の阿利理香映画に「リバイアサン」(原題:LEVIATHAN)という深海を舞台にした遺伝子実験によって生まれた怪獣が暴れる海洋スリラー映画があったが、これは悪魔であるレヴィアタンの名前が元になっている。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

村の青年団 (1957年) (農村新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新評論社
  • 発売日: 1957
  • メディア: -

青年団運動―50の質問 (1957年) (農村文化双書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1957
  • メディア: -

都市化・工業化のなかの青年集団 (1966年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本青年館調査研究室
  • 発売日: 1966
  • メディア: -

地方都市の青年―働く青年の実態 (1958年)

  • 作者: 横山 忠雄
  • 出版社/メーカー: 関書院出版
  • 発売日: 1958
  • メディア: -

嫉妬学

嫉妬学

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2003/07/01
  • メディア: 単行本

嫉妬の世界史 (新潮新書)

嫉妬の世界史 (新潮新書)

  • 作者: 山内 昌之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 新書

 

↓一応これを。

西部警察スペシャル [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD

リバイアサン [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジャパンホームビデオ
  • メディア: DVD

 

↓役に立つかはわかりませんが...

世界一!大好きな彼から45日でプロポーズを手に入れる10の作戦!

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  • 作者: にらさわ あきこ
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/06/30
  • メディア: 単行本

プロポーズ成功マニュアル

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  • 作者: 橋本 明彦
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

もう二度と嫉妬に苦しまないための81のレッスン―軽やかな人生を送るために、あなたができること

もう二度と嫉妬に苦しまないための81のレッスン―軽やかな人生を送るために、あなたができること

  • 作者: マリ ボレル
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: 単行本


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