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「SLEEPER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1973年のアメリカ映画「スリーパー」である。W・アレンによるSFコメディであるが、製作費をつぎ込んだ派手な大作SFとは全く違っていて、彼らしい風刺の利いた作品である。(よって、大作志向の方は見ない方が良いでしょう。)

作品データを記しておくと、時間は88分、監督はウディ・アレン、脚本はウディ・アレンとマーシャル・ブリックマンの2人、撮影はデヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はウディ・アレン、プリザベーション・ホール・ジャズ・バンド、ニューオリンズ・フューネラル・アンド・ラグタイム・オーケストラである。そして出演は、ウディ・アレン、ダイアン・キートン、ジョン・ベック、メアリー・グレゴリー、ドン・キーファー、ドン・マクリアム、バートレット・ロビンソン、ブライアン・エイヴリー、たちである。

マイルズ・モンローが奇妙なカプセルの中で眠っている。彼は胃潰瘍の検診で入院し、そのまま凍結されたのだった。当時、彼は35歳であり、それから200年の歳月が流れていた。で、マイルズが意識を取り戻したのだった。が、彼にとっては全く訳の分からない世界に変わっていた。で、病院を抜け出して森に逃げ込んだ。で、止まっていた車に潜り込んだ。車の中にはロボットが並んでいて、マイルズはとりあえずはそれを真似る。しかし、車はルナという女の家に向かい、ルナはマイルズを見て、頭の形が気に入らないと言ってロボットの頭のすげ替えを依頼する。で、マイルズは本当のことを話すが、ルナは騒ぐだけだった。やがて一軒家に到着するが、ルナは警察に通報すると共に、マイルズが来ていた福野コードを挽いたことで、マイルズはゴム風船の様に膨らみ、転がるように逃げて行く。が、ルナもこのままでは逮捕されると思ってマイルズに飛び乗ったことで、2人は一緒に逃げて行くことになった。一端は逃げ切って、空き家で生活を始めた2人だったが、マイルズは警察に発見されて逮捕されてしまう。で、政府の研究所で洗脳され、未来社会の人間に生まれ変わり、未来の生活を堪能するようになった。一方、ルナはアーノという革命家に捕まっていて、アーノの考えに同化させられていた。で、国を支配している独裁政権を打倒しようとしていたアーノたちは、マイルズを誘惑した。で、マイルズの洗脳が解け、元の自分に戻っていた。やがて政府は反体制分子を一掃する計画の実行を進めていき、アーノたちもそれを倒す準備を整えていた。で、政府が動く予定の日にルナとマイルズは医者に化けて政府の建物に潜り込むのに成功し、政府の計画を阻止するのに成功した。これでアーノたちが目指す革命の実現も目前に迫った。しかしマイルズは、自分はルナに利用されただけということ、更にルナがアーノを愛し始めていたことを感じたため、姿を消そうとした。しかしルナが彼の後を追ってきた。ルナはマイルズを愛するようになっていたのだった...

W・アレンらしい風刺が利いており、如何にもW・アレン作品らしいものである。物語が200年後の未来ということでSFという部分があるのだが、SF作品とはかけ離れた風刺ドラマと言った方が正解である。それにしても、200年後の未来が完全な管理社会になっていて、ロボットが色々と面白いことに使われているという発想は、SF作品では当たり前すぎて、W・アレンらしいスパイスをもっと利かせて貰いたかったと思うところである。尚、「風刺」ということでは彼らしい所が出ているので、まあまあと言ったところですね。

 

スリーパー [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


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JOHN DENVER『VERY BEST OF JOHN DENVER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1999年にリリースされたベスト盤である。彼のベスト盤は大量にリリースされているが、今回は1枚ものであって、主だった曲が収録されているというお買い得なものをチョイスすることにした。(じっくりと聴きたいのであれば、複数枚のベスト盤を、更にはオリジナル・アルバムを全て聴けばよい。)また、1997年に彼はなくなったが、そのあとの1998年から2000年頃には追悼企画ということで山のようにベスト盤がリリースされただけに、選択の幅が広すぎますからね...

彼は、60'sから'70'sのフォーク全盛期には音楽シーンの中心にいたアーティストであって、当時は次々とヒット曲を産んだということは誰でも知っている通りであって、何曲かはスタンダード・ナンバーとなって数多くのミュージシャンたちがカヴァーし続けている。(日本でもすっかりお馴染みになっている曲も何曲かあるのは言うまでもない。)それだけに、ここにはフォーク・ミュージックの定番曲がびっしり詰まっているので、カントリー・ソングをという場合には真っ先に彼のアルバムを聴くというのは良いことでもある。で、お手軽に主だった曲を聴くことが出来る本ベスト盤のようなものの価値があることになる。

収録曲は以下の全22曲である。『Annie's Song』『Rocky Mountain High』『Back Home Again』『Grandma's Feather Bed』『Polka Dots And Moonbeams』『Take Me Home Country Roads』『I'm Sorry』『Late Night Radio』『Don't Close Your Eyes Tonight』『The Music Is You』『It's Up To You』『For Baby (For Bobbie)』『Gimme Your Love』『Got My Heart Set On You』『Love Is Everywhere』『Cool An' Green An' Shady』『Matthew』『I'm In The Mood To Be Desired Tonight』『City Of New Orleans』『I'd Rather Be A Cowboy (Lady's Chains)』『Please, Daddy』『Friends With You』。

説明不要というカントリー・ミュージックでは定番中の定番曲がここにあるため、お薦め曲というものを記す必要は全くないでしょうから、それは省略するが、カントリーとはこういうものだというお手本となる曲ばかりがここには詰まっている。そのため、音楽を聴くというだけでなく、(アコースティック)ギターを演奏しながら曲を歌う、曲を作るということをやろうとする場合にもお手本となる曲に満ちている。(演奏テクニックに関してはDVDに譲りますが...)

当然、彼の代表的な曲がたっぷりとある(但し、やはり時間的な限界からか、何曲か抜けているという曲があるのもまた事実である。)ので、彼の曲をちょっとした時に聴くのにはもってこいである。と同時に、J・デンバーを、またはカントリー・ミュージックをこれから聴いてみようという入門者にはピッタリというベスト盤でもある。

ということなので、手元に置いておきたいベスト盤の1つであって、時にはカントリーを聴いてみるというのも宜しいかと...

尚、本アルバムのタイトルは、ベスト盤としてはありふれたものであるため、同名のベスト盤で内容が異なるものも存在している。(曲数が少ないものもある。)よって、購入する場合は収録曲のチェックをしっかりと行いましょう!!

 

Very Best of

Very Best of

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Camden International
  • 発売日: 2001/09/11
  • メディア: CD

↓同名ベスト盤だが、収録曲が違う別物です。

The Very Best of John Denver

The Very Best of John Denver

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg
  • 発売日: 2004/04/05
  • メディア: CD

The Very Best Of JOHN DENVER Original Greatest Hit [CD] SICD-08030

The Very Best Of JOHN DENVER Original Greatest Hit [CD] SICD-08030

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: CD

Country Roads: The Very Best Of John Denver

Country Roads: The Very Best Of John Denver

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Delta
  • 発売日: 1998/04/28
  • メディア: CD

The Very Best of John Denver

The Very Best of John Denver

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pegasus
  • 発売日: 2003/04/21
  • メディア: CD

Country Roads: The Very Best of John Denver

Country Roads: The Very Best of John Denver

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Windstar
  • 発売日: 2000/11/15
  • メディア: CD

↓こちらは複数枚のものです。

For You: the Very Best of

For You: the Very Best of

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mastersong
  • 発売日: 2007/12/11
  • メディア: CD

Very Best of John Denver

Very Best of John Denver

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2003/12/30
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零5話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形零・裏ネタ編」の増補作業は第5話の「さよなら、アンドリウ ~キラークイーン殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「アンドリウ」について、「キラー」について、「クイーン」について記します。尚、「クイーン」については、「女王」として「・36話(2nd.23話・AS1話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして加筆したものと、「・11話[裏ネタ編]」で「クイーン」として記したものをベースにして加筆したものを足し合わせました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/14日付です。)

アンドリウ」:言うまでもなく、丹羽多聞アンドリウ・プロデューサのことである。この名前は芸名ではなくて本名である。(苗字が「丹羽」、名前が「多聞アンドリウ」である。)

1964/4/6、東京生まれである。成蹊大学を卒業して1987年4月にTBSに入社する。バラエティ番組(「風雲!たけし城」)のAD等を経験し、1995年からドラマ・プロデューサとなって、TBSでドラマ製作に携わる。1997年に初めての連ドラ(「理想の上司」)のプロデューサを務めている。(「理想の上司」は「零・2nd.4話」でネタとして使われている。)

2002年にBS-iに移り、ドラマ・プロデューサとして数多くの作品を生み出している。「ケータイ刑事」のスタートが2002年10月であり、地上波ではとても出来ないドラマを製作して、大いに注目されることになった。また、2008年には統括プロデューサとなり、2009年からはMS-TBSの事業部長となった。また、舞台では演出も手掛けている。

尚、良く言われるのは、人気アイドルの隆盛期はピークが2年、長く続いて5年と言われていて、5年にわたって君臨していると、たいていのものは人気が落ちてくるとされている。(俗に「隆盛期5年の法則」などと呼ばれている。)これを考えると、「ケータイ刑事 銭形愛」から始まる丹羽Pの快進撃も、2007年過ぎには翳りが出てきて当然である。実際、2007年7月~2008年3月の「銭形海」でやり尽くしてしまったようになって、それ以降の丹羽P作品にはそれまでの様な冴が見られることが少なくなっており、また、特定プロダクションとの癒着(これも「隆盛期5年の法則」で説明されており、5年も組んでいるとなあなあになってしまうということでもある。)が強くなってしまい、かつてのパワーを失ってしまったのが残念な所である。→それを脱却するには、環境を変えることが一番であり、丹羽Pの場合はBS-TBSを離れる(=フリーになる)ことが一番でしょう...

尚、その間に「多聞チルドレン」と呼ばれる丹羽Pが見出した若手女優が多数ブレイクしている。(「多聞チルドレン」とは、丹羽Pが見出し、丹羽P作品で主演を務めたことのある若手女優のことである。)が、これに関しても2008年以降は小粒になっていて、一般に言われている「隆盛期5年の法則」から逃れることが出来ない状態になっている。

キラー」:英語の「Killer」から来ていて、他の生物を殺す生物のことを指す。人間の場合は殺人者(殺人犯人)のことを指すが、人殺しを商売としている人(スナイパーなど)のことも指す。人間以外の生物では、同種の別の個体を殺す個体のことを指し、具体的には共食いをしている場合の食っている方のことや、ゾウリムシやパン酵母で他の個体を吸収するものがあるが、そういうものを指す。また、食虫植物も他の虫を殺すということで、やはりキラーと言うことになる。(食物連鎖を考えると、肉食動物は「キラー」ということになる。→広義で考えると、人間も他の動物を殺して食べているから「キラー」と言ってもおかしくない。)

英語では「Killer」と言うが、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語でも「Killer」と言う。但し発音はアクセントを含めて異なっている。

クイーン」:本来の意味は「女の君主」「女帝」「女王」のことである。英語とイタリア語では「Queen」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Königin」、フランス語とスペイン語ではでは「Reine」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Koningin」、ポルトガル語では「Rainha」という。

尚、「女王」は一般的には「じょおう」と読むが、「にょおう」と読む場合もある。(「じょうおう」と読むこともあるが、「女」という漢字には「じょう」という読み方は無い。よって「じょおう」が正しいのだが、長音を付加して読む読み方も存在し、その場合は「じょうおう」となる。)または、君主である(男)王の配偶者のことを「女王」と言う場合もある。(日本語ではこの場合は「王妃」と言うのが普通であって「女王」とは区別されるのだが、言語によっては日本語で言う所の「女王」と「王妃」とを区別しない言語があって、その場合は本来は「王妃」と訳すのが適しているにも関わらず「女王」と訳される場合がある。)

一応、「女王」というと「君主」である女性の王のことが一般的な意味であるが、それ以外の意味としても複数の意味がある。まずは律令制に於いては、天皇の2世から5世(孫、曽孫、玄孫、来孫)までの女子のことを指し、現在の皇室典範では。天皇の3世以下の嫡男系嫡出の子孫たちの女子のことを指す。

そして、ある分野に於ける花形の女性、または最も優れた女性のことを指す場合もある。(「ケータイ刑事」に於ける「○○クイーン」はこれですね。)尚、この意味で使う場合は「女王」と言うことは殆どなく、「クイーン」と呼ばれるのが一般的になっている。(同じ意味として男性に使う場合は「キング」と言うことが多い。)

また、「女王様」という言い方になるが、SMの世界でS専門の女性のことを指したり、高飛車な態度を取る女性のことを呼ぶ場合にも使用される。

君主としての「女王」は、歴史的に有名な人物としては、古代ではエジプトのクレオパトラ(プトレマイオス朝の最後のファラオであるクレオパトラ7世が最も有名ですね。)、邪馬台国の卑弥呼、壹與(台与)、パルミラ王国のゼノビアという所が有名であり、中世から近世では欧州諸国に何人かの女王がいる。現在では、イギリスのエリザベス2世、デンマークのマルグレーテ2世、オランダのベアトリクスが女王として君主の座にいる。

「ケータイ刑事」では、「クイーン」の存在はすっかりお馴染みになったが、シリーズ・スタート当初は現在とは随分と違う形で「クイーン」の名前が登場している。シリーズで最初に登場した「クイーン」は「カラオケ・クイーン」としての銭形愛ちゃんでした。(「・20話」)続いて「ダンス・クイーン」として銭形舞ちゃんが登場し、「クイーン」はあくまでも銭形姉妹のものであった。それが大きく変わったのが「銭形泪・1st.1話」である。この物語で登場したクイーンは銭形姉妹(=ちゃん)ではなくて「かるたクイーン」の荻野姫子である。(しかし、姫子は殺害され、ちゃんが繰り上げで「かるたクイーン」となって、やはり「クイーン」は銭形姉妹ということになっちゃいました。更に「・2nd.1話」も同様に銭形姉妹ではないクイーンとして「鼻タレ・クイーン」が登場した。(ここでもクイーンは殺されてしまった。)殺された2人のクイーンは共に宝積さんが演じていた。続いて、「・2nd.23話(アナザーストーリー・1話)」では宝積さんが演じないクイーンとして「毬藻クイーン」として女優の毬藻美香子が登場している。(この時は台詞無しの死体役であった。)

銭形泪」で「クイーン」の歴史が変わると、「」以降では各シリーズの第1話では宝積さんが演じるクイーンが登場するのがお馴染みのパターンとなった。(「・1話」でも宝積さんが演じるクイーンが登場する。)そして、今回の物語(「・1st.5話」)では、「第1話」ではないところに宝積さん演じるクイーンが初登場となり、しかも「クイーンが犯人」というのもこの時が初めてとなった。以降、「・2nd.1話」と「・2nd.2話」では宝積さんが連続登場するが、異なるクイーンを演じていて、犯人/被害者を演じた。しかし、ちゃんは繰り上がりで「かるたクイーン」になり、ちゃんも「刑事クイーン」になったので、本家四姉妹は全員が何らかのクイーンの称号を持つことになっている。

分家四姉妹になると、「」では1st./2nd.の1話以外にも「1st.20話」でもクイーンが登場したが、全て犯人であった。「」では第1話と夏舞台/冬舞台にクイーンが登場したが、2nd.では被害者だったが、それ以外は犯人でした。また、「」では1話と2話に異なるクイーンで登場したが、共に犯人でした。また、「」では1話では被害者のようですが、その後は...

また、「M1」でも占いクイーンとして宝積さんが演じたクイーンが登場している。→本家四姉妹がそれぞれクイーンの称号を持っているものの、「ケータイ刑事」で「クイーン」というと、回数がダントツで多い宝積さんであるというのは誰もが知っている通りである。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓「愛」~「命」の全てのBOXに必ずクイーンが登場した物語が手組まれていますね...

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

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メイキング・オブ・ケータイ刑事 THE MOVIE 3 [DVD]

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JENNIFER RUSH『JENNIFER RUSH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼女のソロ・デビュー・アルバムである。アメリカ・ニューヨーク出身である彼女であるが、音楽活動はドイツを拠点として欧州での活動を中心に行っているということで、アメリカではその割りに知られていないが、欧州では大人気のシンガーである。本アルバムは、西ドイツとスウェーデンでは最高位2位を記録し、オーストリアでは5位、イギリスでは7位、ノルウェーと南アフリカでは1位を記録しているというように、本国アメリカでは全くヒットしなかったが、欧州では大きなヒットになった。

収録曲は以下の全10曲である。『Madonna's Eyes』『25 Lovers』『Come Give Me Your Hand』『Nobody Move』『Never Gonna Turn Back Again』『Ring Of Ice』『Into My Dreams』『I See a Shadow (Not A Fantasy)』『Surrender』『The Power Of Love』。

この中からシングル・カットされたのは全部で6曲である。但し、本アルバム発表の前年の1983年にリリースした2曲を含んでいる。(リリースされた国も一部ということもある。)最初にリリースされたのはフランスでリリースされた『Into My Dreams』であって、最高位7位を記録している。続いて『Come Give Me Your Hand』がシングル・リリースされたが、特にヒットはしていない。(アルバム未収録のスウェーデンのみでリリースされたシングルを挟んで)本アルバムがリリースされて、『25 Lovers』がシングル・カットされた。フランスで9位、西ドイツで25位を記録していて、続く『The Power Of Love』がイギリスで1位を獲得し、西ドイツでも9位を記録した。更に『Ring Of Ice』はイギリスで14位、西ドイツで22位を記録し、『Madonna's Eyes』はイギリスでは84位であったがフランスでは5位を記録している。

お薦め曲は、ヒットシングルである『Into My Dreams』『25 Lovers』『The Power Of Love』と、それ以外から『Nobody Move』と『Surrender』をピックアップしておく。

サウンドの方はロック・テイストのするポップな女性ボーカル・アルバムであって、とても聴きやすいものである。また、'80'sサウンドらしいものでもあるため、'80'sサウンドがお好きな方であれば、特に抵抗感無く受け入れられるものであって、日本でも一部の曲はAORに近いものがあるだけに、ヒットしてもおかしくないような曲もある。

それなのに、彼女の本国アメリカではさっぱりであるということ、また、欧州で複数の国でヒットしているものの、国によってヒットの規模に結構差があるというのも面白い所である。→欧州のヒット・チャートの奥深いところでもありますね。

 

↓国によってジャケットも違っているのが面白い所でもあります。

Jennifer Rush

Jennifer Rush

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  • 出版社/メーカー: Columbia
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Jennifer Rush

Jennifer Rush

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1998/07/27
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形雷16話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の4回目となる今回は、この物語の登場人物のそれぞれのモデルである「ホームズの助手・ワトソン」について、「刑事コロンボのかみさん」について、「明智小五郎の助手・小林芳雄」について、そして「少年探偵団」について記します。尚、「少年探偵団」については「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/4/16付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ホームズの助手・ワトソン」:はアーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの登場人物であって、ホームズの友人であり、助手であり、軍医であり、伝記作家である。(「シャーロック・ホームズ」シリーズの殆どの物語はワトソンが書いたことになっている。)

名前は「JOHN H. WATSON」であって、日本語では「ジョン・H・ワトスン」という表記と「ジョン・H・ワトソン」という表記の両者がある。(「ケータイ刑事」では後者の「ワトソン」という立場を取っている。)

設定上は、1852/8/7生まれで、1929/7/24に76歳で亡くなったとされている。また、父はヘンリー・ワトスン(ヘンリー・ワトソン)、母はエラ・マッケンジー、兄がいるとなっている。尚、彼のミドルネームの「H」についての言及が無いが、シャーロキアンの間では「ヘイミシュ(Hamish)」とすることで解決されている。

ロンドン大学を卒業して聖トーマス病院に入り、医学博士を取得する。第二次アフガン戦争に軍医として従軍してマイワンドの戦いで負傷している。で、傷病兵としてイギリスに戻ってきた時、ロンドンで下宿を探している時、友人のスタンフォードにホームズを紹介されて、ロンドン・ベーカー街221Bで共同生活を始めた。ホームズの探偵としての活躍を目の当たりにするが、事件解決の手柄は全てレストレード警部たちの警察の手柄とされてしまうことに不満を持ち、いずれはホームズが活躍する物語として発表することを宣言し、そうやって生まれた物語が、ワトソンの書いた「シャーロック・ホームズ」シリーズということになっている。

「シャーロック・ホームズ」は数多くの映像化作品が製作されているが、当然のことながらワトソンもそれらの作品に登場している。しかし、ホームズのキャラクターは一定しているが、ワトソンのキャラクターは大胆にアレンジされている作品もある。(ホームズの助手、友人としてだけでなく、軍医という所に重点を置いたものから、ドジでオッチョコチョイというワトソンもある。)

刑事コロンボのかみさん」:アメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」の主人公であるコロンボの妻のことであって、コロンボが劇中で(日本語吹き替え版で)「うちのかみさん」と言っているが、一度も姿を現したことがない。但し、中には劇中では実際に登場する人物として描かれた作品もあった。(姿が映っていないだけ、という描き方。)そのため、ミセス・コロンボを演じた役者は存在していない。

全てはコロンボの語ったことと言うことになるが、ミセス・コロンボは夜学に通って会計の勉強をしていると語られている。また、缶詰の景品で海外旅行を当てたことがあることも語られている。→特別な女性という感じではなく、何処にでもいるような普通の主婦ですね。

尚、「刑事コロンボ」はアメリカでは1968年から1978年にかけて放送されたが、その終了後の1979年に、コロンボ婦人であるミセス・コロンボ(ケイト・コロンボ)を主人公にしたドラマ「ミセス・コロンボ」が制作されている。しかし、このドラマは、当初はコロンボ婦人ということで制作が始まったのだが、コロンボ・ファンから全く指示されず、路線変更となり、ついに製作サイドからも「ミセス・コロンボとコロンボ婦人は同一人物でない」とされたことで、単に苗字が同じというだけになってしまい、現在では黒歴史になっている。(当然、現在でも刑事コロンボとの繋がりは全て否定されている。)

明智小五郎の助手・小林芳雄」:江戸川乱歩の「吸血鬼」に於いて、名探偵明智小五郎の弟子として登場していにい、明智小五郎シリーズでは書かせぬ存在となる。特に「少年探偵団」シリーズでは、その団長とされたことで、明智小五郎との繋がりが深くなり、明智の助手としても活躍するようになった。(特に変装を得意としていて、女装も行う。で、怪人二十面相の備考を行ったこともあった。)

作中では11歳~13歳の少年とされているが、物語の設定年代に幅があるので、生まれが何年なのかは特定出来ない。(物語の設定年からすると、1920年前後の生まれとなる物語から、1945年過ぎの生まれとなる作品まである。)→「ケータイ刑事」では小学生検事正の多摩川ドイルの年令が常に10歳、となっているが、ひょっとしたら小林少年の年令がほぼ一定であるということをヒントにしているのかも知れませんね。

尚、小林少年には2人の従兄弟がいることと、両親は共に死んでいる、ということが分かっている。また、子供であるが、明智から拳銃の撃ち方を習っているのと、自動車の運転も行うことが出来る。(現在だと、運転免許を取ることが出来ない年令なので、設定年令を18歳に挙げざるを得ないですね...)

また、「少年探偵団」とは別組織である「チンピラ別働隊」(後に「特務機動隊」に名称を変更している。)を組織して、少年探偵団が活動できない夜間や危険な活動を行う組織にも属していて、活動をしている。

少年探偵団」:推理小説、漫画の世界などにいくつかの「少年探偵団」が存在しているが、最も有名なのは、江戸川乱歩の小説の中に登場した「少年探偵団」である。特に何の断りも無く「少年探偵団」と言ったら、江戸川乱歩の生み出した「少年探偵団」のことを指しているのが常識である。(この物語の元ネタも、江戸川乱歩の「少年探偵団」であるのは言うまでもない。)

ちなみに、江戸川乱歩作品以外に登場する「少年探偵団」(当然、乱歩の少年探偵団とは全く関係ない。)としては、ドイツの作家・エーリッヒ・ケストナーの小説「エーミールと探偵たち」(原題は「Emil Und Die Detektive」)に登場している。(→江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズの元ネタとなった作品でもある。尚、現在では「エーミールと探偵たち」という邦題になっているが、以前の邦題は「エミールと少年探偵団」となっていた。)また、漫画(アニメ化もされている)では「名探偵コナン」に、実写作品では「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」「じゃあまん探偵団 魔隣組」「夕陽ヶ丘の探偵団」に登場している。

江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズは1936年から1962年に書かれた小説である。乱歩以外のゴーストライターによる作品もあるが、乱歩が記した作品は以下の28作品が知られている。「怪人二十面相」「少年探偵団」「妖怪博士」「大金塊」「青銅の魔人」「地底の魔術王」「透明怪人」「怪奇四十面相」「宇宙怪人」「鉄塔王国の恐怖」「黄金の虎」「灰色の巨人」「海底の魔術師」「黄金豹」「魔法博士」「天空の魔人」「サーカスの怪人」「魔人ゴング」「悪魔人形」「奇面城の秘密」「夜光人間」「塔上の奇術師」「鉄人Q」「仮面の恐怖王」「電人M」「二十面相の呪い」「空飛ぶ二十面相」「黄金の怪獣」。

誕生の経緯は、「怪人二十面相」の中で、明智小五郎が掠われた際、二十面相に宝を狙われた羽柴家の次男・羽柴壮二が提案し、結成されたものである。(で、明智小五郎の救出を行った。)

メンバーは子供たちばかりであり、団長は明智小五郎の弟子でもある小林芳雄少年である。(11~13才ということになっている。)また、メンバーには女の子もいる。結成時のメンバーは10人であるが、シリーズが進んで行くにつれて、次第に人数が増えている。尚、団長以外の主なメンバーとしては、花崎マユミ、羽柴壮二、桂正一、篠崎始、野呂一平、井上一郎、がいるが、後に映像化作品では、人数を減らしていて、団長とこの6人を合わせた7人という作品がある。

メンバーは「七つ道具」と呼ばれる(映画「007」シリーズで言う所の)道具を持っている。また、メンバーは「BDバッチ」と呼ばれるバッチを持っていて、これが探偵団のメンバーであることを示しており、また、これが色々と役に立っている。

映画化されたり、ラジオドラマやテレビドラマとして製作されたこともあり、更にはこれをベースにした「少年探偵団もの」と呼ばれる作品もいくつかある。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

シャーロック・ホームズ七つの挑戦

シャーロック・ホームズ七つの挑戦

  • 作者: エンリコ・ソリト
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 2009/09/25
  • メディア: 単行本

シャーロック・ホームズの冒険DVD BOOK vol.7 (宝島MOOK) (DVD付)

シャーロック・ホームズの冒険DVD BOOK vol.7 (宝島MOOK) (DVD付)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/08/06
  • メディア: 大型本

シャーロック・ホームズ ワトスンの災厄

シャーロック・ホームズ ワトスンの災厄

  • 作者: アン ペリー
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 単行本

ホームズとワトスン―友情の研究 (創元推理文庫)

ホームズとワトスン―友情の研究 (創元推理文庫)

  • 作者: ジューン トムスン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 文庫

ワトスン君、もっと科学に心を開きたまえ―名探偵ホームズの科学事件簿

ワトスン君、もっと科学に心を開きたまえ―名探偵ホームズの科学事件簿

  • 作者: コリン ブルース
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 単行本

刑事コロンボ完全捜査記録 (宝島社文庫)

刑事コロンボ完全捜査記録 (宝島社文庫)

  • 作者: 町田 暁雄
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: 文庫

別冊宝島 『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 (1330))

別冊宝島 『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 (1330))

  • 作者: 町田 暁雄
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2006/07/06
  • メディア: ムック

刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX

刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

新・刑事コロンボ DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

新・刑事コロンボ DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

少年探偵団怪人二十面相 (バンブー・コミックス)

少年探偵団怪人二十面相 (バンブー・コミックス)

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2009/05/08
  • メディア: コミック

少年探偵団読本―乱歩と小林少年と怪人二十面相

少年探偵団読本―乱歩と小林少年と怪人二十面相

  • 作者: 黄金髑髏の会
  • 出版社/メーカー: 情報センター出版局
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 単行本

少年探偵団―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

少年探偵団―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 文庫

少年探偵 江戸川乱歩全26巻セット(ポプラ文庫クラシック)

少年探偵 江戸川乱歩全26巻セット(ポプラ文庫クラシック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2009/11/17
  • メディア: 文庫

少年探偵団 BD7 DVD-BOX(6枚組)

少年探偵団 BD7 DVD-BOX(6枚組)

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: DVD

少年探偵団 DVD-BOX

少年探偵団 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: タキコーポレーション
  • メディア: DVD


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名曲探偵アマデウス#79 モーツァルト「ピアノ・ソナタ イ長調 トルコ行進曲付き」 [ドラマ]

今回は所長の「ばあや」が登場ということで、所長の過去がまた少し明らかになるというように、面白い物語でした。しかも曲の方が余りにも有名でお馴染みの曲(モーツァルト「ピアノ・ソナタ イ長調 トルコ行進曲付き」)であるということで、いつも以上に楽しめた内容でした。(いつも以上に「洒落」が幅を利かせていましたね。)

ただ、何となく予感があったのだが、所長の「母上」と「ばあや」による狂言だったというオチは、どことなく「ケータイ刑事THE MOVIE」(=「M1」)を意識しているのかな?なんて感じました。

演出的には、説明をしてくれる人の姿を、画面を数分割してそこに静止画(写真)を使うという演出があったが、時にはいつもと違った演出というのは面白いですね。→今回は所長の身内が依頼人ということで、いつもと違った物語だということに合わせたのでしょうね。

冒頭、所長がデスクでコーヒーをカップに注いでいて、カノンさんがそれを眺めている。で「それが本場のウインナーコーヒーなんですね」と言うカノンさん。所長は「一杯ずつ豆を挽いて入れるのが本格派」と言ってカノンさんにもやるように言うが「インスタントではダメなんですか?」と面倒臭そうな表情をするカノンさん。所長はウインナーコーヒーを飲んで、鼻の頭に少しだけクリームを付けて「相変わらずいい味だ」と自画自賛していた。そんな所に「相変わらずですね、坊ちゃま」と言う声がした。事務所の入口には、ウィーンからやってきた天出家の教育係であるばあや・室家良子(しつけ・よいこ)がいた。で、ウィーンの天出家ではあるレコード(とある王家から賜ったゴールドディスクであって、天出家の家宝)が盗まれたと言うことで、犯人捜しを坊ちゃま(=所長)にしてもらいたいということであった。所長の母・みね(世界的なピアニスト)は内部の者の犯行で、レコードの曲に拘りのある人物に違いないということだった。で、その曲はモーツァルトの「トルコ行進曲」だった。

まずはカノンさんがばあやに、どんなことを教えていたのかを尋ねる。で、マナーと語学(ドイツ語、フランス語、ラテン語、イタリア語、スワヒリ語)を教えていたと言う。(「スワヒリ語」と言うところが浮いているのですが...)また、所長は天出家が授かった100年に一度の天才であって、産声がドレミの音階になっていたということも語られた。→やはりただ者ではない所長ですね。

まずは第1楽章から。カノンさんも「聴いたことがある」と言っていたが、この部分も良く耳にしますね。で、この部分は変奏曲ということで、その説明がされる。しかも5つの音だけで構成し、隣同士というなめらかな旋律で覚えやすい曲調であることが語られ。そこから第1、2、3変奏について語られる。そして主題の骨格となる音と、第3、4変奏について比較して説明していた。

で、所長は、「この曲を人に例えると、会う度に異なる楽しさを感じさせてくれる人」と語ると、ばあやは所長がそうであって、4歳の時のエピソードを語った。所長は、「この曲がクラシックの楽しさを教えてくれた曲」と語った。で、カノンさんは「この曲に拘りを持っているのは所長?」と口にした。この時のばあやの笑みが何とも言えなかったですね。

所長はカノンさんに「ピアノソナタの定義を言ってみてくれ」と話題を変える。カノンさんは「ピアノソナタ。その他。ピアノあなた」と呆けていたら、ばあやが「第1楽章が速いアレグロから始まるソナタ形式を持った曲」と言う。するとカノンさんは「でもこの曲、最初はゆっくりだった」と口にする。(ボケても曲の方はしっかりと聴いているのがカノンさんですね。)で、所長は「この曲は極めて珍しいピアノソナタ」と語った。

で、この曲が作られた背景として、当時のモーツァルトの境遇が説明された。(ウィーンに拠点を移した、変わったことをやりたいということ、曲の意外性が受け入れられた。)更に、モーツァルトが使っていたピアノである「ヴァルターのピアノ」について語られる。→如何にもアナログというところがでていて、面白い所ですね。(ある意味ではピアノの古楽器と言っても良いですし...)

で、カノンさんは「自由になったモーツァルトの新しい挑戦の曲でもあった」と言って、犯人はモーツァルトみたいにお尻を蹴られて天出家をクビになった人、と言うが「そんな人はいません」とばあや。が、手を叩いて「1人だけいました」と言った。「誰ですか?」とカノンさんが問うと「坊ちゃまです」とばあや。で、高校生になった頃、クラシックの伝統を重んじる父とよく対立していて、ある晩、尾尻を蹴られて追い出されたのだった。所長は、当時流行っていたプログレに傾倒していた、と言った。で、友達とバンドを組んでロンドン辺りのライヴハウスを回っていたそうです。→プログレとクラシックには結構色んな共通点があるんですね。筆者もプログレは好きな方ですし、所長の気持ちも分かります。

そんな中、カノンさんは「さっきから思い出話ばかりですね。ちゃんと犯人像を探り当てなきゃ」と、脱線していることに気づいていて、道を習性させようとしているか、こういう所はやっぱり息のあった助手でもありますね。

所長は「最も有名な第3楽章を聴いてみましょう」と言って、曲の続きへ。「トルコ行進曲」ということで、この曲が作られた当時はウィーンではオスマントルコ戦勝利100年ということで、トルコの音楽が大流行していたということで、その背景が説明される。→戦時中ならば敵の音楽として切り捨てられるが、戦勝100年という記念の都市となると逆になって流行するというのも、歴史的には面白い所ですね。

この曲はモーツァルトにしては珍しいことを殺っていて、右手はオクターブの連続、左手は分散和音を用いてトルコ風にということで、「短前打音」での弾き方が支持されていて、それでの演奏で説明される。→聴き慣れた者と違うと新鮮な感じがしますね。

カノンさんは「モーツァルトは異国への憧れを表現しようとした」ということから犯人像を考えようとするが、ばあやが「それも坊ちゃまのことみたいね」と言った。で、所長はロックを卒業したら世界中の音楽を聴いてくると言って、民族音楽を尋ねる旅に出たのだった。(その後所長は、クラシックの世界に戻って来た、ということだった。)で所長の話になるが、カノンさんは「流れが変ですよ。犯人像を割り出すためにこの曲を聴いているのに...」と道を修正させようとする。所長は「もしかして母上は私を疑っているんですか?」するとカノンさんは「絶対に違いますから」と言うが、「第一、ウィーンに行くお金もないですし...」という自虐的なフォローが楽しいですね。これにばあやは「誰も坊ちゃまが犯人だなんて申しておりません。ただ奥様は、坊ちゃまにこの曲を聴いてもらいなさい」と言った。所長は、このピアノ曲から様々な楽器の音色が聞こえてきた日のことを思い出したということで、今度はその「オーケストレーション」についての説明へ。

ここでは、管楽器、打楽器、弦楽器がイメージされると言うことで、該当する部分をピアノとピッコロ、トルコシンバル、小太鼓、バイオリン、フルートでの演奏との比較がされる。(→なるほど、と感じられますね。)しかも、これが誰でも分かるようになっていて、これがプロ中のプロの手法だと説明される。→「難しくしてしまうのがプロ」というのではないということですね。

所長はも「やはりモーツァルトは天才だ」と口にする。更に、「このような高みに登りたい」と口にすると「それでこそ坊ちゃま」とばあや。そして「クラシックの世界に戻って音楽を極めるべきなんです」と語った。すると「そういうことだったのか」と所長は気づいた。で、「全て読めましたよ」と口にした。カノンさんは「えっ?何なんですか一体?坊ちゃま?」と言って尋ねた。

で、とょ調は、今回の盗難事件は母上とばあやの狂言芝居、と結論づけた。ばあやは惚けるが、所長は昔のことを思い出させると、ウィーンに帰ってくるはずだと考えた、と言って「そうですね、ばあや」と問い糾した。すると「流石坊ちゃま、よく見破りましたね」とばあやは口にした。更に、父が亡くなって20年以上が経っているが、もう一度指揮者としてクラシックを極めて欲しい、と言う。しかし「私には戻れない理由があるんですよ」と所長は言う。そして、名曲探偵は指揮者にも勝る大切な仕事だと思う、と自信を持って言った。するとカノンさんが「そうですよ。所長はこれまでいっぱい色んな人を救ってきたし、これからもいっぱいいっぱい色んな人にクラシックの大切さを教えるんですから」と続けた。で、ばあやは「残念ですね。でも安心しました」と言って、「坊ちゃまは世界一の名曲探偵だとご報告しておきます」と言うと、帰って行った。

今回は、ドラマ部分は約35分弱、曲が8分強、ラストのオチの所が1分弱という構成で、前回とほぼ同じような時間配分でした。(まあ、標準的な時間配分ということです。)尚、この時間では全曲というのは無理であって、やはりダイジェスト的なものになっていたが、解説の無かった部分の演奏もありました。(流れたのは第1楽章からは第1主題と、第1、2、3、5、6変奏と、第3楽章でした。)

ラストのオチは、ウィーンの(所長の)母から小包が届いた。カノンさんは「妙に重たい」と良い、大きさ、重さから考えて「もしかして…」、所長も「もしかして…」、そして2人がハモって「ゴールドディスク」。所長は、客が来なくても最低5年は食っていける、と言い「母上も気が利くなぁ」と言って蓋を開けた。が、中に入っていたのは「ウインナーソーセージ」ということで落胆する所長。が、「母上が皮肉屋だったことを忘れていたよ」と投げやりに言う。しかしカノンさんは「これだけあれば最低一週間は食べていけますよ」と言う。で、ソーセージを手にする。すると目の色が変わ李、玩具をいじっているようになって「全部繋がってますけど...」と言って、クビに巻き「面白~い」と言って気に入ったようだった。が、所長は呆れてしまって、目をつぶってしまった。カノンさんは「茹でます?焼きます?」と訪ねていたが、所長の返事はなかった。

所長の過去として、プログレ、そして民族音楽にハマっていた時期があったというのは面白いですね。その中でもプログレというと、クラシック音楽との融合を目指したロックということで、クラシック音楽と同じ楽しみ方が出来る所もある。そのため、クラシック音楽愛好家の中には、ロックはダメだがプログレはOKという人もいるぐらいですからね。しかも、プログレが流行したのが1970年代であるだけに、その当時が高校生だったということで、所長は1960年前後の生まれと考えていいですね。また、これだと世界的な民族音楽のブームとなった'80's後半は20代後半ということになって、ちょっと間がありすぎることになるが、'80'sの声と共にほぼ絶滅したプログレ変わって台頭してきたレゲエを中心としたワールドミュージックの走りの時期に民族音楽を求めた旅に出たと考えると、大学生ごろの年令になるということで、やはり1960年前後の生まれという計算が合う。(これからすると、所長は50際になるかならいかという年令になりますね。)

所長の過去が色々と出てきたが、指揮者を止めた理由に付いては以前から秘密のママになっているが、この部分も明らかにして欲しいですね。それにしても、プログレに傾倒していたとしいうことで、PINK FLOYDをはじめ、EL & P、イエス、キングクリムゾンなども取り上げてくれないですかね... いや、それは無理か...が、EL & Pが取り上げたことでも知られている「展覧会の絵」はファイルNo.016で取り上げられているので、プログレ・バンドが取り上げたことのあるクラシック曲を取り上げて欲しいですね。

ここのところ、所長の過去が少しずつであるが色々と登場してくるが、カノンさんの秘密についてもまた登場して貰いたいですね。

それにしても、ディープ内藤の時に「臼夫ちゃん」と呼ばれていつもと違う表情を見せていた所長が「坊ちゃま」と呼ばれるのもまた面白い所でした。カノンさんももっと「坊ちゃま」って言いたかったように感じられただけに、ばあやの再登場、更には母上の登場ということも期待したいところです。

来週(11/29)はファイルNo.080のチャイコフスキー「バレエ『白鳥の湖』」の登場です。この曲は余りにも有名な曲であり、ようやく登場といった感じですね。その後、12/6はファイルNo.081のヘンデル「メサイア」と続きます。(年内の新作はここまでのようです。)

 

トルコ行進曲 : ブーニン~モーツァルト・ピアノ名曲集

トルコ行進曲 : ブーニン~モーツァルト・ピアノ名曲集

  • アーティスト: ブーニン(スタニスラフ),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/01/13
  • メディア: CD

モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」

モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」

  • アーティスト: グルダ(フリードリヒ),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1999/02/17
  • メディア: CD

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番、第11番《トルコ行進曲付き》、幻想曲

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番、第11番《トルコ行進曲付き》、幻想曲

  • アーティスト: ポゴレリチ(イーボ),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/01/13
  • メディア: CD

モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」

モーツァルト:ピアノソナタ第11番「トルコ行進曲付き」

  • アーティスト: シュタイアー(アンドレアス),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: キング・インターナショナル
  • 発売日: 2005/07/21
  • メディア: CD

モーツァルト : ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」

モーツァルト : ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」

  • アーティスト: クラウス(リリー),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番

  • アーティスト: 岡崎悦子,モーツァルト
  • 出版社/メーカー: マイスターミュージック
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: CD

モーツァルト : ピアノ・ソナタ第11番イ長調「トルコ行進曲付」

モーツァルト : ピアノ・ソナタ第11番イ長調「トルコ行進曲付」

  • アーティスト: モーツァルト,内田光子
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/01/25
  • メディア: CD

モーツァルト:ピアノソナタ第8番&第11番&第14番&15番

モーツァルト:ピアノソナタ第8番&第11番&第14番&15番

  • アーティスト: 内田光子,モーツァルト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD

トルコ行進曲~サイ・プレイズ・モーツァルト

トルコ行進曲~サイ・プレイズ・モーツァルト

  • アーティスト: サイ(ファジル),モーツァルト
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/03/24
  • メディア: CD

CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

  • 作者: 『NHKクラシックミステリー名曲探偵アマデウス』制作チーム
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2010/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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「与太郎戦記」(その4) [映画(邦画)]

今回は1969年12月に劇場公開となったシリーズ第3作について記します。

シリーズ第3作新・与太郎戦記
作品データを記しておくと、1969年の大映作品で、時間は86分、原作は春風亭柳昇、監督は田中重雄、脚本は舟橋和郎、撮影は喜多見晃、美術は後藤岱二郎、音楽は北村和夫である。そして出演は、フランキー堺、伴淳三郎、船越英二、川口英樹、南美川洋子、春風亭柳昇、笠原玲子、竹里光子、都家かつ江、早川雄三、田武謙三、梅津栄、三遊亭金馬、柳家金語楼、原田玄、北城寿太郎、三遊亭小円遊、源大作、飛田喜佐夫、夏木章、仲村隆、柳家つばめ、九段吾郎、小山内淳、桂伸治、佐伯勇、関敬六、三夏伸、橋本力、喜多大八、春風亭柳橋、春風亭柳好、春風亭橋之助、春風亭扇枝、春風亭栄橋、春風亭柏葉、柳家小さん、渡辺鉄弥、桂米丸、三遊亭歌奴、世志凡太、谷謙一、石田俊介、遠藤哲平、河島尚真、稲妻竜二、森田健二、中田勉、螢雪太朗、志保京助、井上大吾、荒木康夫、たちである。

与太郎も一等兵に昇格した。しかし、一等兵になっても相変らずのドジぶりは変わらない。古株と言うことで補充兵の水沢の面倒をみる与太郎だったが、ヘマの連続で、どっちが一等兵なのか分からないという有様だった。見かねた坂上班長は、与太郎にラッパ手の特訓を受けさせることにした。で、真剣にラッパの練習をする与太郎は真剣だったが、とんでもないヘマをしたことで、ラッパ手としても失格の烙印を押されてしまい、炊事当番に廻されることになった。

ある日、班の中で最も古参である村松上等兵が自慢のヒゲを剃られたことで落ち込み、与太郎は村松に同情して、炊事場にあった酒と牛肉を頂戴して、村松を励まそうとして村松の家を訪ねた。が、そこで出された酢蛸が原因で食あたりとなって陸軍病院に運ばれた。病院では更に腸チフスと診断されて伝染病棟へ強制収容されることになった。しかし、悪いことが重なったものの、病院の看護婦がなんと、与太郎が思いを寄せていた千恵子とさくらだったということで、与太郎は天国に来た思いとなる。で、早速同文の恋文を出して2人にアタックを開始する。しかし、2人とも断られてしまう。更に、検査の結果が出て、腸チフスというのは誤りであって、単なる下痢と下されたことで、病院から追い出されてしまい、元の部隊に戻って来た。そして与太郎は表門歩哨になった。ある日、与太郎が門番として立っていたら、水沢二等兵の一人息子の正太が、父に会いたいということで営門から侵び込もうとしているのを発見した。で、何とかして親子を対面させてやろうとする与太郎だったが、失敗してしまう。

正太の肉親は父親しかいないということで、与太郎は師匠の柳橋に相談をして、水沢が除隊になるまで、正太を師匠に預けることにしたのだった。

この物語では、主人公・与太郎が一等兵に昇進しているものの、昇進しても人間としては同じであって、そう簡単に変わる訳ではないので、展開はこれまでと同じである。但し、過去2作以上に、主人公にとって都合の良い展開で物語が進んで行っているので、もう一ひねり欲しいと感じるところでもある。

とは言っても、何も考えずに楽しむということではこういうノリでも良いのかも知れませんね。(何せ、主人公に都合がよすぎるように進んで行くからこそ、コメディとして面白おかしくなるのですから...)

 

新・与太郎戦記 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 大映
  • メディア: VHS

与太郎戦記 (ちくま文庫)

与太郎戦記 (ちくま文庫)

  • 作者: 春風亭 柳昇
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/02/09
  • メディア: 文庫

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JAMES BROWN & THE FAMOUS FLAMES『PLEASE PLEASE PLEASE 』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1959年に発表されたJAMES BROWNのスタジオ・デビュー・アルバムである。(一応、名義上はTHE FAMOUS FLAMESの名前があるが、本アルバムのリリース時には実質的にJ.B.のバックバンドになっていました。)ファンクの帝王と呼ばれたJ.B.の音楽活動は本アルバムよりも4年ほど遡るところから始まり、ヒット曲『Please, Please, Please』を生み出しているのはご存知の通りである。が、その後ヒットが続かず、J.B.が中心のバンドになり、遂にJ.B.のソロ/J.B.がバンドを率いる形でリリースされたのが本アルバムである。

収録曲は以下の全16曲である。『Please, Please, Please』『Chonnie-On-Chon』『Hold My Baby's Hand』『I Feel That Old Feeling Coming On』『Just Won't Do Right』『Baby Cries Over The Ocean』『I Don't Know』『Tell Me What I Did Wrong』『Try Me』『That Dood It』『Begging, Begging』『I Walked Alone』『No, No, No, No』『That's When I Lost My Heart』『Let's Make It』『Love Or A Game』。

この中からシングル曲としてリリースされているのは何曲かあるが、ヒット・チャートを賑わしたのは本アルバムのリリース前の1956年にリリースされた『Please, Please, Please』と1958年の『Try Me』である。前者はBillboardのR & Bチャートで5位(ポップ・チャートでは105位)、後者はR & Bチャートで1位(ポップ・チャートでは48位)を記録している。で、この2曲はJ.B.の初期の初期の作品としてお馴染みの曲となっている。

お薦め曲は、『Please, Please, Please』と『Try Me』は当たり前であるが、全部と言いたくなる充実した内容であるので、迷ってしまうのが正直なところである。ヒットの規模と言うことでは本アルバムの収録曲には大きなものはないが、後に「ファンクの帝王」と呼ばれるようになるJ.B.の原点がここには散りばめられており、いずれの曲もが捨てがたい。(ということで、結局、全曲をお薦めと言うことにしておく。)

尚、収録曲数は16曲と多いが、収録時間は40分を超えたところである。これは1曲平均が2分半ということであり、全ての曲が2分台であるためでもある。

リリースから半世紀以上が流れたているが、本アルバムには若い頃(レコーディングした当時は20代前半であった。)の彼の魅力に満ちあふれていて、全く色褪せてはいない。数多くのアルバムを発表しているJ.B.であるが、彼のアルバムを聴く場合は、現在ではベスト盤などのコンスピレーション・アルバムが中心になることが多いであろうが、彼の原点となる本アルバムはオリジナルのアルバムとしてしっかりと聴いておきたいところである。じっくりと堪能しましょう!

 

プリーズ、プリーズ、プリーズ(紙)

プリーズ、プリーズ、プリーズ(紙)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2003/08/06
  • メディア: CD

Please Please Please

Please Please Please

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1996/03/19
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形零4話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形零」の第4話「露の秘宝を守れ! ~銭形零探偵団VS怪人八面相事件」の裏ネタ編・増補は今回限りです。(この物語は久しぶりに長くなりましたね...)で、今回は「露」の説明の時に出てきた事柄から「インド」について、「揚子江」について、「達磨大師」について、そしてクリスタルケースがここ製だったことから「スロヴァキア」について、そして「イギリス王室」についても触れておきます。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/10日付です。)

インド」:正式国名は「インド共和国」(Republic of India)である。南アジアに位置する連邦共和国である。国土の広さは世界で7番目、人口は2番目という大国である。(国土は日本の約9倍弱、人口は約10倍弱である。)GDPも世界では11位であるが、現在は新興工業国として急成長を続けている。→人口は今後10~20年の内に中国を抜いて世界一に、経済規模も世界のTOP 5入りを果たすものと考えられている。尚、インドはイギリスの植民地から独立した1947年に、パキスタン(東パキスタン(=現在のバングラディシュ)を含む)と分裂したが、パキスタンとバングラディシュと一緒の国になっていたら、既に人口はは15億人を越えることになって、中国以上の人口を抱えていることになる。(インドは約12億人、パキスタンは約1.8億人、バングラディシュは約1.5億人である。)

首都はニューデリー(デリー首都圏の一区域である。)、最大の都市はムンバイ(以前は「ボンベイ」と呼ばれていたが、都市名が変更されたのではなく、1995年に、英語で「Bombay」と呼ばれていたのを現地語の名称である「Mumbai」に変更したため、それに合わせて日本語の名称が変更されることになった。)

多民族国家であり、宗教、言語も数多く、州毎に全く異なる公用語が制定されているという他民族多言語他宗教国家であるため「インドは国と言うよりも大陸である」と言われているほどである。一応、連邦としての公用語としてはヒンディー語(世界で3番目に話者人口が多い言語である。)が、準公用語として英語が定められている。尚、宗教はヒンドゥー教徒が最も多い。(仏教の発祥したと地であるが、仏教よりもヒンドゥー教の方が浸透している。)

歴史は古く、四大文明の1つであるインダス文明まで遡ることになる。(紀元前2600年頃まで遡る異なる。)いくつかの王朝が支配する歴史を経ているが、有名なのは16世紀に成立したムガール帝国がある。が、ムガール帝国の没落によってイギリスに支配されるようになり、イギリスの植民地時代を経て、現在の独立国となったのは1947年のことである。(歴史は古いが、現在の国としての歴史はそれほど長くはない。)

また、インドが世界一となっているのは映画の製作本数である。特にミュージカル映画の製作が盛んである。→「ケータイ刑事」で最多登板監督である佐々木浩久監督はインドのミュージカル映画に対する造詣が深いことでも知られている。

揚子江」:中国では「長江」と言う。(日本でも近年では中国に合わせて「長江」と言うのが一般的となっている。)中国にある川であるが、アジアでは最長、世界でも第3位という長い川であって、総延長は約6300kmに達している。水源はチベット高原であって、中国の華中地域を流れていって東シナ海に注いでいる。(上海が河口に位置する都市である。)距離が長いだけでなく、水源と河口の標高差も大きく、その差は約5400mもある。

標高差があるということ、距離が長いことから、上流、中流、下流では川の姿が全く異なっているが、これは当然である。上流では渓流という部分があるが、下流は川幅も広く、ゆったりと流れている。

尚、日本では「揚子江」という名前でも知られているが、元々「揚子江」と呼ばれているのは、江蘇省南西部の都市・揚州から下流のことを指していて、この名前が広く知られるようになったためである。

また、英語では「Yangtze River」または「Chang Jiang」といい、ドイツ語では「Jangtsekiang」、フランス語では「Yangzi Jiang」、イタリア語では「Fiume Azzurro」、スペイン語では「Río Yangtsé」という。

達磨大師」:禅宗の開祖とされている人物である。生没年は不詳であって、5世紀から6世紀の人物とされている。(但し、複数の説があるため、はっきりとしていない。)

南インドのバラモン王国の生まれであって、第三王子とされている。盤若多羅に学び、後に中国に渡り、梁の武帝との問答を行ったことで知られている。その後、少林寺に入って9年間面壁を行ったとされている。そして中国禅の祖として名前を残している。

彼の教えは唐の時代になって確立することになり、中国の歴史に於いては重要な役割れを果たすことになる。また、弟子も数多くいるが、全てが確認されていない。(彼に関する記録は現存しているものの、伝説になっている部分もあって、よく分かっていないということもある。)

(選挙の時に使用される)「だるま」の人形は、彼の座禅に因んだものである。これは彼が手足のない赤い衣を纏って禅を行っている姿を元にしたものである。(名前も彼の名前からきている。)

スロヴァキア」:正式国名は「スロヴァキア共和国」(Slovenská Republika)である。中央ヨーロッパに位置していて、北西にチェコ、北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリー、南西にオーストリアという国々と接している内陸国である。尚、「スロヴァキア共和国」という現在の形になったのは1993年であるため、国としては新しい国ということになる。(それまではチェコスロヴァキアであったが、第二次大戦以前は周囲の列強国に支配され続けていた国でもある。)

面積は北海道の約6割程度であって、人口は約550万人(北海道とほぼ同じである。)、首都はブラチスラヴァである。(国土の西の端に位置していて、ハンガリーとオーストリアの2つの国と接しているという珍しい首都である。)

古代にはサモ王国として、またはモラヴィア王国として独立を保って勢力を誇っていた時代もあるが、長い間ハンガリー王国の支配下にあった時代が続いていた。第一次世界大戦後の1918年にオーストリア・ハンガリー帝国からチェコと合併する形で独立してチェコスロヴァキアとなる。その後、第二次大戦前後に一部の割譲や分離独立などの変遷があって、第二次大戦後の1948年に事実上の社会主義国家となり、1960年に社会主義国家憲法が採択されて、名実共に社会主義国家となる。1989年に、東欧の改革の波が押し寄せ、ビロード革命が起こって共産党体制が崩壊した民主化革命が起こり、社会主義を放棄し、更にはチェコ共和国とスロヴァキア共和国の連邦制を解消することに合意して、1993/1/1から現在の形に分離されて2つの国になった。(ビロード離婚と呼ばれている。)

チェコは工業国、スロヴァキアは農業国という形であったが、分離後は工業化も進められている。また、マグネシウムなどの鉱物資源が豊富な国でもある。

東西冷戦の時代には、チェコスロヴァキアが社会主義国家であって東欧の国とされていたが、西側の国であるオーストリアと接しているということで、東西冷戦の時代には何かとあった国の一つでもある。で、地理的には東西両陣営が接しやすいということから、特に東西両陣営の間で亡命をする場合、チェコスロヴァキア(特にプラハとブラチスラヴァ)はその舞台となることが多かったとされている。→映画「007/リビング・デイライツ」の物語で、ソ連のコスコフ将軍が亡命を行った都市がブラチスラヴァでした。(これはフィクションですけど...)

イギリス王室」:英語では「British Royal Family」という。イギリス国王とその家族のことである。(現在の国王はエリザベス女王(エリザベス2世)である。)

王室の構成員は、国王、国王の配偶者、国王の息子とその家族、国王の娘、国王の従兄弟とその妻、ということになっている。また、国王の息子、国王の息子の息子、プリンス・オブ・ウェールズの長男の長男は「王子」と呼ばれ、国王の娘、国王の息子の娘、王子の妃のことを「王女」と呼ぶ。

 

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雲南・長江の旅―中国歴史街道

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スロヴァキア (目で見る世界の国々)

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肖像画で読み解く イギリス王室の物語 (光文社新書)

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イギリス王室物語 (講談社現代新書)

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堀江美都子『Ready MADONNA』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1982年に発表されたミッチの4枚目のオリジナル・アルバムである。当時のミッチはアニソン・シンガーとしても既に10年以上のキャリアを持っていて、高い歌唱力があることからシンガーとしての道も歩み出していた。(当時は20代の真ん中である。)本アルバムはパンチ力のあるミッチのボーカルを活かしたロック色の強いアルバムであって、ミッチのオリジナル・アルバムの中でも人気の高い作品である。また、本アルバムはスペクトラムの新田一郎がプロデューサを務めている。

また、このアルバム・タイトルは1968年のBEATLESのシングル曲と同名であるが、BEATLESの曲をカヴァーしているということはなく、無関係である。

収録曲は以下の全10曲である。『No More Good-bye』『私の彼はヘビースモーカー』『波色シャンプー』『Morning Mirror』『さよならマイ・ラヴ』『茅ヶ崎メモリー』『今夜はミステリー』『サタデーナイト~二人だけの夜~』『Sexy Rain』『風の予言』。

尚、この中から『茅ヶ崎メモリー』はシングル・カットされていたこともあって、アニソン・シンガーではないシンガー・ミッチの代表曲となっている。(新田一郎も『サンライズ・サンセット』というタイトルで歌っている。)

お薦め曲は、本アルバムの内容を象徴するロック色である『No More Good-bye』と『茅ヶ崎メモリー』『Sexy Rain』というところと、ミドル・テンポでポップ色の強い『私の彼はヘビースモーカー』と『サタデーナイト~二人だけの夜~』、ゆったりとしたバラード系の『波色シャンプー』『風の予言』というところをピックアップしておくが、それ以外の3曲も捨てがたい所があるのもまた事実である。→捨て曲が無く、全てをお薦めとしても全く問題無いでしょう。→それだけ充実した内容のアルバムであって、ミッチのオリジナル・アルバムの中では最高傑作と言っても良いでしょう。(「EMOTION」も捨てがたいですが...)

ただ、内容的には「夏」にピッタリというアルバムであるため、冬を迎えようとしている今からの季節にはどうか?という内容のアルバムでもある。(この辺りはご愛敬と言うことで...)また、『茅ヶ崎メモリー』と『今夜はミステリー』は新田一郎が1982年に発表した彼のアルバム「クールが熱い」にも収録されている。(但し『茅ヶ崎メモリー』は『サンライズ・サンセット』というタイトルになっている。また、『茅ヶ崎サンセット』というタイトルになったカヴァーソングも存在している。(誰が歌っていたかは失念しました。))

ちなみに、本アルバムをはじめとしたミッチのオリジナル・アルバム(9作)は、2009年にデビュー40周年ということでリリースされた「歌のあゆみ8」に、紙ジャケ仕様で復刻されてセットになっているので、安心して聴くことが出来るようになった。(「歌のあゆみ8」は、ミッチのファンであれは嬉しすぎる内容である。)

 

Redy Madonna.jpg

Ready MADONNA

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1990/07/21
  • メディア: CD

 

↓これも拾っておきます。(オリジナル・アルバムの復刻版付き)

堀江美都子デビュー40周年記念BOX「歌のあゆみ」

堀江美都子デビュー40周年記念BOX「歌のあゆみ」

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2010/03/17
  • メディア: CD


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