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「LITTLE WOMEN」 [映画(洋画)]

今回はちょっと変わった形でこの作品を取り上げることにする。表題の作品は、ルイザ・メイ・オルコット原作の、あの有名な「若草物語」である。この作品は古い時代から何度か映画化されている、所謂不朽の名作と言われる作品である。で、今回は、そのトーキー初の映画化の1933年版、3度目の映画化となる1949年版、そして4度目の映画化となる1994年版の3本を一気に取り上げる。

まずは1933年版から。この作品はモノクロ作品であり、既に70年以上も昔の作品と言うことになる。(しかし、だからといって古さを感じるような物語ではない。)監督はジョージ・キューカーで、サラ・メイスンとヴィクター・ヘアマンが脚本を書き、マックス・スタイナーが音楽を担当している。出演はキャサリン・ヘプバーン、ジョーン・ベネット、フランシスカ・ディー、ポール・ルーカス、ジーン・パーカー、エドナ・メイ・オリヴァー、ダグラス・モンゴメリー、ヘンリー・スティーヴンソン、スプリング・バイイントンたちであり、本作でキャサリン・ヘプバーンはヴェネチア映画祭で最優秀女優賞を獲得したのをはじめ、アカデミー賞でも脚色賞を受賞するなど、評価の高い作品である。

本作の四姉妹の配役は、長女・メグにフランシスカ・ディー、次女・ジョーにキャサリン・ヘプバーン、三女・ベスにジーン・パーカー、四女・エミーにジョーン・ベネットが演じている。

後のリメイク版が複数あるが、「若草物語」の映画化作品では今でも一番の内容と言われている名作である。

続いて1949年版を。この作品は当然カラー作品である。本作の目玉はリズと、天才子役と言われたマーガレット・オブライエンの存在である。監督はマーヴィン・ルロイであり、サラ・メイソン、ヴィクター・ヒアマン、アンドリュー・ソルトの3人が脚本を担当している。また、音楽はアドルフ・ドイッチが担当している。出演はジェーン・アリスン、マーガレット・オブライエン、エリザベス・テイラー、ピーター・ローフォード、ジャネット・リー、メアリー・アスター、C・オーブリー・スミス、ロッサノ・ブラッツィたちである。

本作では、メグ、ジョー、ベス、エミーの四姉妹の三女四女入れ替えて、ベスが四女、エミーが三女ということになっている。で、長女・メグはジャネット・リー、次女・ジョーにジューン・アリソン、三女・エミーがエリザベス・テイラー、四女・ベスがマーガレット・オブライエンと言うことになっている。

本作は、三女と四女を入れ替えた戦略も功を奏し、支持の高い作品となり、リバイバル公開が多い作品となった。

そして、1994年版である。これはウィノナ・ライダーが看板となった作品であり、ウィノナがアイドルから文芸作品でも看板を貼ることが出来る女優さんに成長したことを知らしめた作品でもある。(受賞はならなかったものの、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。)監督はジリアン・アームストロングであり、脚本はロビン・スイコード、音楽はトーマス・ニューマンが担当している。出演はウィノナ・ライダー、スーザン・サランドン、トリニ・アルバラード、クレア・デインズ、サマンサ・マシス、キルスティン・ダンスト、ガブリエル・バーン、クリスチャン・ベイル、エリック・ストルツ、ジョン・ネヴィル、メアリー・ウィックスたちである。

本作の四姉妹は、長女・メグにトリーニ・アルヴァラード、次女・ジョーにウィノナ・ライダー、三女・ベスにクレア・デーンズ、四女・エミーには少女時代をキルステン・ダンスト、成長するとサマンサ・マチスというように二人が演じたというのが特徴である。

この作品は、ジョー中心の物語となっていて、ウィノナのファンにとったら嬉しい作品であるが、そうでない方には、評判は今一の作品である。

「若草物語」と言えば、文芸名作として名前が通っている作品であるだけに、その映画化というのは注目されるものである。また、何度か映画化されていると言うことで、それぞれの作品を比べて評価するというのもごく自然に行われることである。(ここでは取り上げなかったが、この他にも、TVドラマ化、アニメ化作品もあります。)それぞれの作品を見比べてみるのもまた楽しいことになりますよ。

 

 

若草物語

1933年版

若草物語

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 2001/12/21
  • メディア: DVD
若草物語

1949年版

若草物語

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: DVD
若草物語 コレクターズ・エディション

1994年版

若草物語 コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2001/04/04
  • メディア: DVD

 

↓その他の「若草物語」

愛の若草物語(1)

愛の若草物語(1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2001/03/25
  • メディア: DVD

若草物語 ナンとジョー先生 1

若草物語 ナンとジョー先生 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2002/09/25
  • メディア: DVD


RYUKENDO #49 [特撮]

大魔王の卵は復活前に破壊され、ジャマンガ城も崩壊ということで、それなりの決着が付いたかに見えた物語ですが、それで終わったのだったらあまりにも軽い物語となってしまいます。残り4回を総集編にするとしてもあまりにも芸がないので、もう一波乱あることは分かっていたものの、ある意味では期待通りの展開となった物語です。今回のBGMは、浮かれるあけぼの町の住民の気持ちということで、イージー・リスニングであるが、レイモン・ルフェーヴルの「勝利への讃歌」というアルバムにして本編に行きます。

ジャマンガの崩壊によってあけぼの町には平和が訪れたということで、待ちの広場では祝勝会が行われている。かおりさんが乾杯の音頭を取って、町の人たちは浮かれている。で、そこに剣二、不動、白波も参加していて、すっかり穏やかなムードになっている。SHOT基地でも同様で、天地も鈴が祝勝会に行くことを許す。で、祝勝会の会場に向かう鈴は、途中で海さんの姿を見かけて、一緒に祝勝会の会場に行こうとする。

が、その時突然、地震が起こり、地中から大魔王グレンゴーストの幼虫体が現れた。駆けつけた剣二たちに対してゲキリュウケンが「あれは大魔王グレンゴーストだ」ということで、ジャマンガは滅んではいなかった。

更に、暴れるグレンゴーストの幼虫体を宥めようとしてDr.ウォームが現れる。(そうそう、Dr.ウォームはまだ倒されていませんでした。)で、駆けつけたリュウケンドーたちに「ジャマンガは不滅だ」と言い残すと、姿を消してしまう。

「人と魔の戦いに終わりはない」という鳴神龍神流の教えを剣二に伝えるためにやってきたと言う海さん。やっぱりこの人は浮くようなことはありません。

廃工場にいるDr.ウォーム。少数のツカイマたちを前にして意気揚々としている。大魔王の完全復活まであと僅かということで、Dr.ウォームは希望を持っていた。

一方、SHOT基地に戻った剣二たちに御厨博士から、グレンゴーストに関する分析結果を伝える。昆虫に例えるとまだ幼虫で、不完全な状態で孵化したと考えられる。完全体になったら勝ち目はないので、今の内に倒さなければならないという。

そんな中、瀬戸山がグレンゴースト探査装置を開発し、それを持ってくるが、ポータブル型であるその検出可能範囲は半径20mというものだった。今のSHOTではこれが最後の希望であり、剣二たちはグレンゴーストを捜して町に出た。

探査を始めた剣二たちの前にツカイマたちが現れた。で、早速退治しようとして剣二は探査装置を見にパトの屋根に置く。その時、ツカイマの放った攻撃が剣二を襲う。身をかわした剣二は無事だったが、ツカイマの一撃は探査装置を直撃して壊れてしまう。(早速「バカ!」と鈴のビンタが剣二に入る。)で途方に暮れる一同だったが「諦めてはいけません」と言って現れたのは海さんだった。考えがあるという海さんは、鳴神龍神流に伝わる奥義・破邪の心眼を使ってグレンゴーストを捜すことを提案し、剣二がその剣士、海さんが巫女を務めることになる。

破邪の心眼の儀式が始まった。鈴が立ち会い、剣二と海も和装束になって、真剣にやっている。(海さんの唱える言葉に、自然と笑いが出てきそうになって...)Dr.ウォームの姿らしいものは見た剣二だったが、失敗してしまう。で、改めて行おうとするが、やはり失敗してしまう。で「止めよう」と言う海さんだったが「続けさせてくれ」と剣二。→最初の頃から本当に変わった剣二です。

ツカイマたちが襲ってきた。マグナリュウガンオーとリュウジンオーがその相手をして、剣二たちは奥義を続ける。が、またも失敗。で、海さんは鈴に巫女の役目を任せることにした。(剣二が必要としているのは鈴だと分かっている海さんです。)

で、やり始めるも、またも失敗。が、やり続ける剣二と鈴。そして剣二は「見えた」と言う。それを耳にした鈴は安心するも、疲れ果てている。が、剣二と鈴は心を一つにすることが出来たのだった。

大魔王の居場所はあけぼの金属の工場跡地ということで、マグナリュウガンオーとリュウジンオーが向かい、剣二も後を追った。

工場に入ったマグナリュウガンオーとリュウジンオーは、グレンゴーストの姿を確認すると、高下許可縊死しようとするが、Dr.ウォームが立ち塞がる。表に出ると、工場の建屋を破壊してグレンゴーストも表に姿を出す。(以前の時よりも成長している。)早速、三位一体のファイナルクラッシュを出すマグナリュウガンオーとリュウジンオーだったが、グレンゴーストはその攻撃を跳ね返した。

遅れて駆けつけたリュウケンドーはアルティメット・リュウケンドーに究極武装して立ち向かう。で、三位一体。究極魔弾斬りでグレンゴーストを粉砕した。(それにしても、このままだったら、何の見せ場もなく簡単すぎることになりますが...)

で、出す魔王が倒されたことでショックを受けてDr.ウォームだったが、大魔王は滅んではおらず、肉体は滅んでも魂は不滅ということで、Dr.ウォームに、「我と合体するのだ」と言って肉体を求める。で、Dr.ウォームの体とグレンゴーストの魂が合体した等身大体が現れた。(体の右と左で雰囲気が違うのは本日のボウケンジャーのスペシャルファイルに登場した「ファイブマン」の合体銀河闘士を思わせてくれるが、合体銀河闘士って、殆どがマヌケキャラだったので...)

早速バトル開始となるが、その力の前に歯が立たない魔弾戦士たちだった...

簡単に物語が終わらないというのは分かっていても、この展開は「ダイレンジャー」を匂わせてくれる上に、グレンゴースト等身大体というのは結構マヌケ面に見えてしまって、ラスボスにしたら迫力がなさ過ぎるのですが...

 

 

レイモン・ルフェーヴル/レイモン・ルフェーヴルのすべてVol.5~勝利への讃歌

レイモン・ルフェーヴル/レイモン・ルフェーヴルのすべてVol.5~勝利への讃歌

  • アーティスト: レイモン・ルフェーヴル
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1993/11/21
  • メディア: CD

↓「大魔王」というキーワードから...

ウチの子は恐怖の質問大魔王

ウチの子は恐怖の質問大魔王

  • 作者: 夏見 モンド
  • 出版社/メーカー: 佼成出版社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本

ぶんぷくちゃがま大魔王

ぶんぷくちゃがま大魔王

  • 作者: 井上 三太
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: コミック

アクション大魔王 新装版

アクション大魔王 新装版

  • 作者: 米沢 りか
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/03/29
  • メディア: コミック

ノストラダムス永遠と無限―天空の大魔王・月の魔力

ノストラダムス永遠と無限―天空の大魔王・月の魔力

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 駿台曜曜社
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

オークション大魔王

オークション大魔王

  • 作者: 金井 覚
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/11/25
  • メディア: 単行本

ハクション大魔王 DVD-BOX

ハクション大魔王 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

↓「心眼」ということで...

心の眼―Angel’s Eyes

心の眼―Angel’s Eyes

  • 作者: 井出 章彦
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

空海・心の眼をひらく―弘法大師の生涯と密教

空海・心の眼をひらく―弘法大師の生涯と密教

  • 作者: 松長 有慶
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

 

↓ここまで発売中

魔弾戦記リュウケンドー8

魔弾戦記リュウケンドー8

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD
魔弾戦記リュウケンドー・ヴォーカル・ベスト・アルバム(DVD付)

魔弾戦記リュウケンドー・ヴォーカル・ベスト・アルバム(DVD付)

  • アーティスト: TVサントラ, きただにひろし, 磯崎健史, 家原正樹, 相川七瀬, 岡野ハジメ, D.I.E., しばのまり子, 柴野真理子, 大槻ケンヂ, 高野康弘
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: CD

魔弾戦記リュウケンドー・ベスト・サウンドトラック集

魔弾戦記リュウケンドー・ベスト・サウンドトラック集

  • アーティスト: 大島ミチル, TVサントラ
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2006/12/06
  • メディア: CD

↓これから発売になります

魔弾戦記リュウケンドー9

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

魔弾戦記リュウケンドー10

魔弾戦記リュウケンドー10

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/01/27
  • メディア: DVD


Masked Rider KABUTO #44 [特撮]

ひよりの衝撃発言から続く物語。だけど、こういう物語はどっかで見たような... それに、あまりにも都合が良すぎる展開だし、もう無茶苦茶ですね。(脚本の米村さんも、遂に投げたか?→次回はまたも御大の脚本だし...)ということで、今回のBGMはオムニバス・アルバムの「やけっぱちロック」として早速本編へ。

ひよりが去っていき、ショックの天道と加賀美が話をしている所に蓮華が報告しにやってきて「皆既日食を見た」と報告。いうことで、一応この設定、忘れられずに生きていました。

乃木率いるワームの大群とゼクトの雑魚集団・アリコマンド部隊の戦いは、一方的にワーム優勢で進軍は止まらない。矢車はそれを見て引き上げようとする。が、影山は「あのワームを倒すんじゃ?」と口にして矢車にぶっ飛ばされる。捨て台詞は「お前はいいな。正義の味方の燃えかすがまだあって」→そこまで無関心を装うのなら、東京から早く脱出してしまえばいいのに...

ワームはエリアZに向かって進軍していた。次々と防衛ラインを突破し、アリコマンドは敗走する。で、敗走するアリコマンドたちに指示を出す岬の前に突如乃木が現れ、カッシスワームグラディウスの姿になり、襲いかかろうとする。が、そこに現れたのは坊ちゃまだった。「岬は俺が守る」と言うとサソードに変身。が、バトルを繰り広げるのではなく、岬を庇ってカッシスワームグラディウスの攻撃を背中で受ける。(相変わらず頭のねじが緩んでいる坊ちゃま。もっと他にも良い方法があるでしょうが...)で、ライダースラッシュを喰らって変身解除、重症を負う。天道と加賀美が駆けつけた時には病院に搬送される所だった。(岬の心を自分に向かせることには一応成果がありました。)

それを見た加賀美は「(坊ちゃまは)強がりやがって」と口に出すが、「ひよりも強がっているのでは」と気づく。で、ひよりの描いた絵を見る。そんな中、ワームを倒す方法として、カブトとガタックの同時攻撃を思いついて、変身した二人。そこに蓮華から「皆既日食が」という連絡が入る。→蓮華が皆既日食を目にして薄暗い環境にいるのに、どうしてカブトとガタックのいる場所は明るいままなの?(いくら何でもおかしすぎる。或いは既に時空が歪んじゃってるの?→ちょっと酷すぎる強引な展開...)で、カブトはひよりを助けに行き、それまではワームの相手をガタックが務め、カブトが戻ってくると二人で倒そう、ということなった。

カッシスワームグラディウスとのバトルを始めたガタック。が、圧倒的な攻撃力で相手にならない。が、そこに一人の男が現れた。なんとそれは影山だった。そしてザビーゼクターを呼ぶと、ザビーに変身した。で、ガタックとのタッグでカッシスワームグラディウスに向かっていくも、ガタックの指示に耳を貸さないザビーはライダースティングを出す。慌てたガタックも同時攻撃を仕掛けるが、その技もカッシスワームグラディウスにコピーされ、その一撃を食らって吹っ飛ばされる。

吹っ飛ばされた影山・ザビーは変身解除、でザビーゼクターも再び逃げていく。矢車が現れると「仇を取ってくれよ...」と懇願するも、「お前、まだそんなことを言っているのか」とあしらわれてしまう。(影山のヘタレ・キャラというのは健在でした。)

ひよりを助けに向かったカブトは、時空の彼方でひよりの前に現れる。「しつこいな」と呆れ顔の擬態天道とひよりに対して「俺はお前とお前が生きる世界を守る」と説得する天道。その言葉にひよりの心も次第に雪解けとなり、「さあ、帰るぞ」と言って手を伸ばした天道に駆け寄ると、その手を握り、帰ることにした。それを見た擬態天道はショックを受けて...

ガタックはカッシスワームグラディウスの攻撃でボロボロになっていた。また、最終防衛ラインを破られるのは時間の問題ということで、田所はマスクドライダー・システムを奪われるぐらいならエリアZごと爆破すると言って、その準備を始める。

が、そこにカブトが現れ、間一髪、ガタックを助ける。また、矢車も現れるとキックホッパーに変身。で、カブト、ガタック、キックホッパーの同時攻撃でカッシスワームグラディウスに一撃を食らわす。そしてカブトはハイパーキャストオフからマキシマムハイパーサイクロンで、カッシスワームグラディウスと雑魚ワームの大群を粉砕した。

が、天道を待つひよりの前に、再び擬態天道が現れた。ダークカブトに変身してひよりを襲うと「壊してやる、こんな世界!」と怒りに満ちて叫ぶ。が、そこに乃木の姿をした男が2人現れた。

もはや、広げた風呂敷を畳むのにも苦労し始めて、あまりにも都合が良すぎるように展開していく物語に落ちぶれてしまった今回の物語は、至る所でボロばかりが目立っていて、救いようがない物語でした。(こういう回では「お料理教室」も切り捨てられていて、単なる時間潰しと言っても良い。)で、次回は御大脚本ということで、もはや自棄になった?

 

 

やけっぱちロック~やさぐれ歌謡最前線 ビクター編

やけっぱちロック~やさぐれ歌謡最前線 ビクター編

  • アーティスト: オムニバス
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2006/07/22
  • メディア: CD

↓こういう物語を見せられると、こういうのも購買意欲が無くなっていくだけで...

仮面ライダーカブト COMPLETE BEST ONE AND ONLY

仮面ライダーカブト COMPLETE BEST ONE AND ONLY

  • アーティスト: テレビ主題歌
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE コレクターズパック

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/01/21
  • メディア: DVD

↓スタッフよ、もっと学べ!「皆既日食」と「部分日食」では大違いである!

皆既日食ハンターズガイド

皆既日食ハンターズガイド

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

↓そろそろ叩き売りが始まります。おもちゃ屋さんに行けば7~8割引となる季節になりました。

装着変身 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

装着変身 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

仮面ライダーカブト 変身ブレス ザビーゼクター

仮面ライダーカブト 変身ブレス ザビーゼクター

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

仮面ライダーカブト 変身ベルトDXカブトゼクター

仮面ライダーカブト 変身ベルトDXカブトゼクター

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

仮面ライダーカブト ライダーヒーローシリーズK16 仮面ライダーダークカブト

仮面ライダーカブト ライダーヒーローシリーズK16 仮面ライダーダークカブト

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

仮面ライダーカブト 合体最終剣DX パーフェクトゼクター

仮面ライダーカブト 合体最終剣DX パーフェクトゼクター

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

仮面ライダーカブト ゼクトマイザー

これなんて9割引かも...

仮面ライダーカブト ゼクトマイザー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


Boukenger task41 [特撮]

クライマックスに向けての一大ドラマがスタートしたボウケンジャー。この展開になると、敵が強力になり、ドンドン追いつめられていって窮地に追いつめられるというのが常である。ということで、この意味ではお決まりの展開が進んでいく今回の物語。が、ボウケンジャーは敵組織が複数あるということで、今までの戦隊とは一味違った展開を期待したいのですが...(だけど、崩壊劇もある程度予想出来ちゃいますが...)今回のBGMは、戦隊の敗北ということで、「必殺からくり人」と「必殺からくり人・血風編」の主題歌である「負け犬の唄(ブルース)」が収録されている「からくり人/からくり人・血風編」のサントラ盤として、本編に行きます。

いつものような前振り的な物語はなく、軽く前回までのおさらいからOP主題歌へ。ということで怒濤の展開を予想させるスタートでした。

石にされた映士を調べる牧野。微弱だが生命反応を検知しているとはいうものの、助け出す手だてはなかった。また、さくら姉さんと真墨が、メルクリウスの器についてはクエスターが奪ったと思えると報告する。で、映士の件もクエスターが絡んでいると察知し、チーフは何か巨大な陰謀を感じる。で、クエスターを捜すことにする。そこにMr.ボイスは黒鷺の森にあるという次のプレシャスの情報が入り、シルバーくんのことは後回しとしてそちらの回収というミッションを出す。(これでまたもMr.ボイスの好感度は下落で、前回から大暴落ですね。)で、蒼太を残して4人は出動する。

ガジャが黒鷺の森で呪文を唱えると、プレシャス・カドゥケウスの杖(これはヘルメスの杖であり、精神、知恵、医療を象徴するものですね。)が現れた。で、そのプレシャスを手に入れたガジャは「チョロい、チョロい」と浮かれている。(楽しいガジャ様です。)が、そこにボウケンジャーが参上し、手に入れたカドゥケウスの杖は宙を舞い、ボウケンジャーが回収かとなるが、カースの活躍(?)で再びガジャの手に。で「奪還する」というレッドの指示でバトル開始。

が、牧野から連絡が入り、ジャリュウ一族が玄武山でプレシャスを狙っているという情報が入ったと伝える。で、この場をピンク&ブラックに任せて、レッドはイエローと共に玄武山に向かった。

玄武山ではリュウオーンたちがプレシャス・賢者のハーブを手に入れ、引き上げようとしていたが、そこにレッド&イエローが現れ、バトル開始。「二人だけか?」と言うリュウオーンのツッコミが面白いですね。

が、結局はガジャとリュウオーンはそれぞれプレシャスを手に入れて引き上げていく。→やっぱり戦隊は「メンバーが揃わないと弱い」という所もしっかりと受け継いでいますね。

基地では蒼太がクエスターの行方を追っていた。メルクリウスの器の調査は牧野が引き受け、情報の整理をしていた。ガジャが奪ったのは「カドゥケウスの杖」、リュウオーンが奪ったのは「賢者のハーブ」ということ、更に、牧野の調査によってメルクリウスの器は錬金術に関係するプレシャスということが分かる。(カドゥケウスの杖、賢者のハーブもやはり錬金術に関係していた。)

更に、Mr.ボイスが、ダークシャドウがケミスト博物館から「パラケルススの水銀」(パラケルススはルネサンス期のドイツの医者であり哲学者、そして錬金術師です。)を奪ったと告げる。このパラケルススの水銀も錬金術に関係するものだった。で、それらを更に調べる牧野。そして、メルクリウスの器は物質を合成するためのプレシャスで、残り3つを合成すると、とんでもないことが分かった。

その頃、クエスターはダークシャドウの闇のヤイバと風のシズカからパラケルススの水銀を受け取ろうとしていた。そこにガジャが現れ、「届けに来たぞ」と言うと、ヤイバは「どういうことだ」と反発する。しかしここは「ボウケンジャーを倒す」というクエスターの言葉で何とかその場は収まる。「あと一つだ」と言ってクエスターは姿を消すが、ダークシャドウの二人は疑い疑念を抱いてクエスターの後を追った。(当然ねガジャ様も...)→ちゃんと不協和音の用意もしてありますね。

残るプレシャス・賢者のハーブを手に入れたリュウオーンたちとは、レッド&イエローがバトルを続けていた。(流石、レッドは簡単には引き下がらない。)そこにブルーが合流して、事態を告げる。で、賢者のハーブの奪還に全力でとなるが、そこにクエスターが現れると、リュウオーンの手から賢者のハーブを奪い取る。で「遂に揃ったぜ!」と勝ち誇るクエスター。

しかし、奪われたことに反感を持つリュウオーン。更に闇のヤイバ、風のシズカ、ガジャも現れ、クエスターの企みを問う。で、クエスターが説明を始め、メルクリウスの器の中に3つのプレシャスを入れた。で、それらが合成され、献金術によってホムンクルスが誕生した。(ホムンクルスとは想像上の生き物で、錬金術師によって生み出された有機生命体のことです。→完全に架空のものではなく、伝説を伴っているだけに、ある程度の重みがありますね。)

で、クエスターはホムンクルスを操って攻撃開始。ピンクとブラックが合流したボウケンジャーはアルティメット・ダイボウケンで対抗するも、全く歯が立たない。必殺技・アルティメットブラスターに対しても無傷で、あっさりとアルティメット・ダイボウケンを粉砕する。(それを見ていたガジャと風のシズカが喜んでいるのがまた面白い構図です。)

が。レッドはダイボイジャーを出動させ、ホムンクルスに立ち向かう。総力を挙げて攻撃するダイボイジャーだったが、ホムンクルスの攻撃に押される。で、ズバーンを巨人化させてタッグで攻撃するも、ズバーンは敗退。更にダイボイジャーもホムンクルスに投げ飛ばされて敗北してしまう。で、勝ち誇るクエスター。

それを見たガジャは、「今後のホムンクルスの使い方を話し合おう」と提案するが、クエスターは「用なし」と告げると、一撃のパンチを食らわし、吹っ飛ばされる。クエスターの暴走は止められないと悟ったのはリュウオーンだったが、「何でいつもこうなるのじゃ?」と言うガジャは、どんな場合でもお茶目です。

一方、映士は次元の間をさまよっていて、砂漠にいた。そこで映士は倒れている人の姿を発見し、駆け寄ると、それは母・ケイだった。驚く映士にケイは「ここであなたを待っていた」と告げる。更にケイは「この世界から逃げることは出来ない」「あなたが来てくれてもう辛くはないわ」と告げる。更に、かつて住んでいた家に行くと「あなたは私とここで暮らすの」と言う言葉で、元の世界に戻ることを忘れてしまうのだった。

今回の物語は、戦隊のクライマックスに向けての物語としたらお約束であるとはいうものの、とにかく徹底的に敗北したものです。が、敵だったらロボにしろ怪人にしろ、爆発してしまうのに、ボウケンジャーのロボは爆発しませんでした。(これもお約束。)→またも修理して、そして最終回では18台のゴーゴービークルの合体による超巨大ロボが登場する?(あと数台の更なる追加もある?)

今回は、先輩戦隊の全ての物語に沿った物でもあるので、歴代戦隊全てに捧ぐ、と言うことにしておきます。

30戦隊大全集の38回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の8回目)は「初の強化プロテクター」ということで、「ファイブマン」のファイブテクターが5人揃っては初、元祖は「ダイナマン」のダイナブラックのバトルテクターということが紹介された。それにしても「ファイブマン」のファイブテクターというのは低迷する視聴率の打破のために「5くん人形」と共に登場させた強化策の一つだったのに、それが後に定着するようになる(全員にはない、という戦隊もあります)のだから、何が幸いするのかも分からないものですね。だけど、殆どが「○○テクター」という名前というのは、巨大ロボでも「○○ロボ」という名前ではないロボ(例えば、ダイボウケンなど)があるのに、少し考えてもらいたいところである。(ジュウレンジャーでは、ドラゴンレンジャーが付けていたものは「ドラゴンアーマー」という名称でしたが...)

 

 

必殺からくり人 / 必殺からくり人 血風編 ― オリジナル・サウンドトラック全集 8

  • アーティスト: TVサントラ, 山田五十鈴, 芦屋雁之助, 森田健作, ジュディ・オング, 緒形拳
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1996/04/05
  • メディア: CD

↓今週の30戦隊

「地球戦隊ファイブマン」コンプリート・ソングコレクション

「地球戦隊ファイブマン」コンプリート・ソングコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, 鈴木けんじ, Y.F ZOMBIE COMPANY, SHINES, 影山ヒロノブ, CHIEMY
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/03/20
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 地球戦隊ファイブマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 地球戦隊ファイブマン

  • アーティスト: 鈴木けんじ, 売野雅勇, 山本健司, 松下一也
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

電磁戦隊メガレンジャー MUSIC COLLECTION

電磁戦隊メガレンジャー MUSIC COLLECTION

  • アーティスト: TVサントラ, 風雅なおと
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/04/19
  • メディア: CD

電磁戦隊メガレンジャー SONG COLLECTION

電磁戦隊メガレンジャー SONG COLLECTION

  • アーティスト: TVサントラ, 風雅なおと, 高尾直樹, 坂井紀雄, 朝川ひろこ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 電磁戦隊メガレンジャー

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 電磁戦隊メガレンジャー

  • アーティスト: 朝川ひろこ 風雅なおと, 風雅なおと, 八手三郎, 奥慶一, 鷹虎, 朝川ひろこ, 藤林聖子, 佐橋俊彦
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

MoJo スーパー・ベスト~バトルフィーバーJ/科学戦隊ダイナマン~

MoJo スーパー・ベスト~バトルフィーバーJ/科学戦隊ダイナマン~

  • アーティスト: MoJo, コロムビアゆりかご会, フィーリングフリー, 山川啓介, 渡辺宙明, こおろぎ’73, 八手三郎, ザ・チャープス, 小池一夫, 曽田博久, 久石譲
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD

〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (41) 科学戦隊ダイナマン (限定盤)

〈ANIMEX 1200シリーズ〉 (41) 科学戦隊ダイナマン (限定盤)

  • アーティスト: TVサントラ, MOJO, こおろぎ’73, コロムビア・オーケストラ, 小池一夫, 京建輔, 砂原十吾, さがらよしあき, 吉村浩二, 八手三郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/27
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 科学戦隊ダイナマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 科学戦隊ダイナマン

  • アーティスト: MoJo, こおろぎ’73, 小池一夫, 京健輔
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

科学戦隊ダイナマン コンプリートソングコレクション

科学戦隊ダイナマン コンプリートソングコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, MOJO, こおろぎ’73
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/08/21
  • メディア: CD

↓「錬金術」ということで

マグダラの書―ホルスの錬金術とイシスの性魔術

マグダラの書―ホルスの錬金術とイシスの性魔術

  • 作者: トム ケニオン, ジュディ シオン
  • 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本

図解 錬金術

図解 錬金術

  • 作者: 草野 巧
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本

奇蹟の医の糧―医学の四つの基礎〈哲学・天文学・錬金術・医師倫理〉の構想

奇蹟の医の糧―医学の四つの基礎〈哲学・天文学・錬金術・医師倫理〉の構想

  • 作者: 大槻 真一郎, 沢元 亙, パラケルスス
  • 出版社/メーカー: 工作舎
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

パラケルススの生涯と思想 (1976年)

  • 作者: 大橋 博司
  • 出版社/メーカー: 思索社
  • 発売日: 1976
  • メディア: -
人物化学史―パラケルススからポーリングまで

人物化学史―パラケルススからポーリングまで

  • 作者: 島尾 永康
  • 出版社/メーカー: 朝倉書店
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 単行本

↓まもなく発売です。

轟轟戦隊ボウケンジャー キャラクターソングアルバム プレシャス・ソングス

轟轟戦隊ボウケンジャー キャラクターソングアルバム プレシャス・ソングス

  • アーティスト: TVサントラ, NoB, 岩里祐穂, 京田誠一, 高橋光臣, YOFFY, 大石憲一郎, 齋藤ヤスカ, 藤林聖子, 岩崎貴文, 三上真史
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/12/13
  • メディア: CD

轟轟戦隊ボウケンジャー コンプリート・ソング・コレクション

轟轟戦隊ボウケンジャー コンプリート・ソング・コレクション

  • アーティスト: TVサントラ, NoB, 岩里祐穂, 京田誠一, 桑原永江, 岩崎貴文, 宮内タカユキ, 八手三郎, 中川幸太郎, 堀江美都子, 藤林聖子
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/12/27
  • メディア: CD


恋日・ニュータイプ10話 [ドラマ]

第10話となる今回の物語は「一人ぼっちの魔女」という物語で、またもユリ下良が登場しない物語である。(ここまで10話の内、4話にユリ&下良が登場しないことになる。)が、今回は更にみのるも登場せず(「みのる超能力教室」は除く。)、ミッションもスタンプカードも出てこない。(怜奈が持っている携帯がみのるから渡されたN902iXであることぐらいしか繋がっていない、)ということで、今までの物語とは全く違う物語となっている。これでこそオムニバス集の「恋する日曜日」らしいところである。いずれにしても今回の物語は、内藤怜奈先生の物語でもあり、怜奈先生のスピンオフ作品と言ってもいいですね。(小山田さんにとったら、美味しい所です。)

尚、今回の物語で、OP主題歌のバックに登場しているNEW TYPEの顔ぶれは全員登場したことになる。(シルエットで出てくる人物は出ていませんが...)残りも3回という状況で、このように物語が膨らむということは、どういう結末になるのか楽しみですが、スタンプラリーに決着は付かないことだけは確実?

で、今回は、新たな超能力者として津木野ユリ(つぎの・ゆり、「次のユリ」と解釈すると、「多々野ユリ」の次のユリ?)が登場しました。(演じるのは大政絢さん)「魔女」「高校生」とくれば、思い出すのは「エコエコアザラク」ですが、大政さんって、その主人公・黒井ミサを演じるのには雰囲気がピッタリだと思うのですが...(5代目・黒井ミサに近野成美さんの「エコエコアザラク R-page/B-page」がまもなく公開になります。)大政さんには6代目・ケータイ刑事ではなく、6代目・黒井ミサをということにはならないでしょうかねぇ... また、公式HPに「順レギュラー」と記されている内藤怜奈の再登場で、「準レギュラー」というのにも納得です。)

今回は「ユリ&下良」が登場しなし物語なので、冒頭のナレーションはなく、OP主題歌「片翼の神」からスタートであり、サブタイトルのバックの絵の具の色は、「黄色」でした。それではいつものように、長文&ネタバレありで本編に行きます。

パソコン画面の文字「ほうきに乗って空を飛ぶ? そんなんじゃない・・・ 本物の魔女の話」と出て、続いてサブタイトルがでる。(バックの絵の具の色は「黄色」→津木野ユリはカラーは「黄色」ということですね。)

自宅で鏡を前にしている女子高生の津木野ユリ。左手にはいつも黒い皮の手袋をしているのだが、その手袋を手にして左手にはめている。で、上着と鞄を持って家を出る。学校ではクラブの勧誘のビラまきをしている女子高生たちがいて、ユリにも渡そうとするが「触らないで」とそれを拒否するユリ。ユリは人との関わりを避けていて、「魔女」と呼ばれていて、学校では浮いた存在であった。手袋はリストカットの痕を隠すためという噂が流れていた。そんなユリが教室に入ってくると、クラス(1年2組)の黒板に「津木野ユリは魔女!」という落書きが書かれていた。しかしユリは全く気にしないでいた。そんなユリを、担任の内藤怜奈(7,8話に続いての登場です。)が進路指導室に呼んで話を聞く。「左手を見せて」と言う怜奈。「リストカットの痕なら、包帯や絆創膏で隠すでしょう。傷ついていることをみんなに分かって欲しいから」と言うも「でも、あなたの手袋は違う。本当に隠したいものがそこにある。誰にも分かって欲しくないと思っている。でも、それじゃあ絶対に一人よ。あなたから心を開かなければずっと一人」と言って、再度「左手を見せて。力になりたいの」と言う。(良い先生ですね。)が、ユリは立ち上がると、怜奈を睨み、無言のまま進路指導室から出て行った。

教室に戻ったユリ。ユリの机には「魔女」という文字をはじめ、机一杯に落書きがされている。そこに立っているクラスメートの古瀬美樹(ふるせ・みき)は落書きを見て「許せない、酷い」と言うも、ユリは全く気にとめないで「他にすることがないんでしょう」とあっけらかんとしている。で「津木野さんて凄いね、動じないというか...凄くカッコイイ」と話しかける。が、ユリは「あなた誰?」と言って、机から教科書を鞄に入れると、立ち上がり、「あなたも私に関わらない方が良いんじゃない」と言って帰って行こうとする。「待って」と美樹はユリの肩に手を伸ばすが、「触らないで」と美樹を突き飛ばしでしまうユリ。

が、美樹の話を聞くことにしたユリは、表に出る。美樹が話し掛ける。「知ってる?昔、ヨーロッパであった魔女狩りの話」ということで、魔女狩りの話を始めた。そして、「きっとこの世には、死んだ魔女の生まれ変わりがたくさんいるんだと思う」と言うが「何が言いたいの?」と美樹の話が分からないユリ。で、「津木野さん、霊感強いんでしょう。よく人の心を読んだり、無くした物を見つけてたと聴いた」と回りくどく言う。(友達になりたいということを直接口に出せないもどかしさが...)が、ユリは何も言わない。で、「私は津木野さんが魔女でもいいよ。気にしない」と言って左手を差しのべて「握手、友情の握手」と言って笑顔を見せる。最初は躊躇したユリも、美樹の顔を見て、右手をそっと美樹の左手に重ねる。すると美樹は右手を伸ばした。ためらいながらも美樹の心を感じたユリは、手袋をはめたまま左手を美樹の右手に重ねた。で、美樹はしっかりとユリのてを握り、微笑みを見せると、ゆっくりと反時計回りに回り始める。ユリも次第に笑顔を見せるようになる。が、美樹は突然回るのを止めて、ユリの左手をぎゅっと握る。「痛い、放して」と言うユリだったが、美樹はその手を放さない。そして「左手見せて。津木野さんのこと分かりたいの」と言うも、ユリは「放して」と言って手を無理に引く。すると手袋だけが美樹の手に残り、手が離れた。直ぐに「返して」とユリ。しかし「嫌だ。私が悩んでいること話すから、津木野さんも話して。友達でしょう」と美樹。しかしユリは「友達なんかじゃない」と言うと、そのまま美樹の前を通って行きました。美樹もそれ以上はユリに言葉をかけることが出来ず、見送るだけだった。

街中を走っているユリ。両手で耳を塞ぎながら走っている。ユリの耳には行き交う人たちが考えている言葉が届いていたのだった。また、怜奈先生も街中を歩いていたが、しゃがみ込んで頭を押さえているユリを発見する。で、声を掛ける。ユリは「五月蠅い、静かにして!」と叫び続けていて、「落ち着いて」とユリを宥めようとする怜奈先生。

夜になり、ユリの自宅まで送っていった怜奈先生は、ユリと話をしている。が、家にはユリ一人であった。(ユリの両親は帰りはいつも夜中ということだった。)また、ユリの左手については、気がついたのは小学校に入る前だと言う。怜奈先生は「人の心が見えたり聞こえたりする。その力はね...」と言うが「サイコメトリー」とユリも分かっていた。で、手袋はその力を抑えるためにしていて、革の手袋が一番効果があるという。が、怜奈先生は「その力はコントロール出来るのよ。あなたはその方法を知らないだけ」と、自分も超能力を持っていることで悩んだ経験がある怜奈先生らしい言葉です。「随分詳しいんですね」と尋ねるユリに、「私、訳あって、超能力のこと色々調べているの。だからきっとあなたの役に立てると思う」と言うが、ユリは「人の心なんて読みたくない」「こんな力入らない」と言って悩みを打ち明ける。それに対して怜奈先生は「この世には目に見えても見えないふりをする人がたくさんいるでしょう。でも、あなたは見えない物が見えるの。その意味をよく考えて」と言うと、自分の携帯番号を記したメモ紙を渡して「いつでも連絡して」と力になることを約束する。

翌日、教室にいるユリ。そこに怜奈先生がやってきて「津木野さん、ちょっと来てくれる」と言ってユリを呼び出した。で、再び進路指導室。怜奈先生はノートパソコンを開いていて「あなた、昨日古瀬さんし話をした?」と尋ねる。古瀬美樹は昨日の夜、家に戻っていないのだった。が「私は何も知りません」と答えるユリ。すると怜奈先生は「あの子、自殺するかも知れないの」と告げた。(ここでAパート終了。13分半弱ということで、Bパートは12分強ということで、ドラマ本編の時間は(珍しく)Bパートの方が長いと言うことになります。(主題歌の時間が約2分ありますから...))

怜奈先生は、美樹が書いているブログをユリに見せる。で、その中に「Yちゃん」という人物が出てくるが、怜奈先生はそれがユリのことだと分かっていた。ユリは殆ど放したことがなかったと言うが美樹はそうは思っていなかったと言う。で、ブログの要約を話す怜奈先生。美樹は、中学の頃から対人関係で悩んでいて、人の輪の中にはいるのが怖かった。いつも一人ぼっちだった美樹は、その内に自分が魔女の生まれ変わりだと思うようになった。で、ブログの中身には「今日、魔女を見た。名前はYちゃん。私と全然違う、勇敢で、強くて、すごく綺麗。あの人ならきっと私を理解してくれる。」と記していた。更に3日前には「もう私はどうしていいか分からない。消えてなくなりたい。Yちゃんは何て言うだろう。きっと答えをくれるはず。」と記していて、ユリが一番の親友だと思っていたのだった。が、「私は関係ない」とユリはきっぱりと言う。すると怜奈先生は「あの子、一昨日睡眠薬を買ったらしいの」と言い、「もしあの子が自殺をしたらあなたはどう思う?」とユリに問いかける。更に「あなたが古瀬さんを捜して」と頼む。しかしユリは「何で私が」「殆ど話したこと無い」「死にたければ勝手にばいいじゃない」と冷たい。怜奈先生は「あなたが変わろうとしなければ、私だった助けてあげられないわ」とユリに言うが「誰が助けて欲しいなんて頼んだの?私のことなんかもう放っておいて」と、ユリは迷惑だと言うことを告げる。すると流石の怜奈先生も「あなた、本当に魔女になっちゃったの?そうなら、一生一人ぼっちで生きてなさい」と言うと、立ち去ってしまいました。

教室に戻ったユリは窓から外を見ていた。ユリの視線の先には怜奈先生がいて、怜奈先生は「1年2組の古瀬美樹って子、知らない?」と言って、校庭にいる生徒たちに尋ね回っていた。(が、誰もが「知らない」と言う返事だった。)しかし怜奈先生は諦めずに聞き回っている。そんな怜奈の携帯に着信があった。怜奈先生はそれに出るが、相手は何も話さない。直ぐにそれがユリからだと察した怜奈先生は周囲を見回す。で、教室にいたユリが携帯を掛けているのに気づいた。

ユリは美樹と話していた場所に怜奈先生を連れて行き、そこで手袋を外して残留思念を読もうとする。が、色々なことを拾ってしまって上手くいかない。で「集中して、必要な情報だけを読み取るの」とアドバイスする怜奈先生。が「簡単に言わないでよ」と反発するユリだったが、集中して改めて残留思念を読もうとする。で、ユリと分かれた直ぐ後の様子を読み取った。しばらくその場でぼんやりしていたが、やがて何処かに向かって歩き出した。しかし行き先は分からない。更にユリは続けると「暗い部屋」と言うが、その場所は分からない。「何処かで見たことがある...」とは言うものの、ぼやけていてそれが分からない。更に集中して続けていると、それが次第にはっきりと見えてきた。で、その場所が「体育館の用具室だ」と分かる。

怜奈先生とユリは走って体育館の用具室に向かう。怜奈先生は「自殺を考えるほど悩んでいたなんて、全然知らなかった。私も教師失格ね」と漏らすがユリは「先生は良い先生だと思う。いいえ、思います」とようやく心を開いたようです。これに「あなたもお世辞を言うようのね」なんてことを言っている内に二人は用具室の前に到着する。で、扉を開けようとするユリだったが、鍵がかかっていて扉は開かない。すると「私にかして」と怜奈先生は言うと、右手を伸ばして念じた。(念動力の持ち主の怜奈先生ですね。)すると鍵が開いた。で、中に入る。するとマットの上に倒れている美樹がいた。で、携帯で救急車を呼ぶ怜奈先生。(この時、「たけやす西高」(「たけやす」の漢字が分からないので平仮名表記としました。と怜奈先生は言っていたので、怜奈先生の学校名も分かりました。)また、ユリはその間にサイコメトリーで美樹の心を読んでいた。(で、黒板と机の落書きは美樹が書いたものであることが分かる。が、「友達なんかじゃない」と自分が言った後の美樹の心も一緒に分かりました。)

病院の病室に寝ている美樹。ユリと怜奈先生が側にいる。意識を取り戻した美樹に気づくとユリが立ち上がって美樹の顔を見る。それに気づいた美樹は気まずさそうに顔を隠すように背中を見せると「私の鞄」と言う。これに「あるわよ」と言って怜奈先生が美樹の鞄を取ってそっと渡す。すると美樹は中からユリの黒い革の手袋を取り出し、ユリに背を向けたままそれをユリの前にだして「返す」と言う。で、ユリがそれを受け取ると、美樹は「ごめん、もう近づかないから、安心して」と告げる。ユリは何も言葉を返さなかったが、美樹の心を理解していました。

廊下に出たユリと怜奈先生。怜奈先生はユリに語りかける。「古瀬さんの中じゃあ、あなたが一番の友人だった。寂しかったのね、一人に耐えられなかった。でも誰でもそう、本当はみんな一人。一人を恐れない勇気を持つこと。彼女は今それを始めたんだと思う。一人を恐れなくなって初めて人と繋がれる。あなたがこれから始めなきゃならないこと」ユリにも怜奈先生の言葉はしっかりと伝わっていて、ユリもようやく変わっていこうという気になったようでした。(更に)怜奈先生の名言は続き「私、超能力者って神様になれなかった人間なんじゃないかなって思うの」(この台詞、主題歌の「片翼の神」の歌詞にも出てきます。→そう言えば「ニュータイプ・ナビ」で丹羽Pもこの台詞を言っていました。)

ユリも怜奈先生の言葉によって心を開き、思い出したように「さっきの鍵って?」と問う。すると怜奈先生はちょっと自慢げな表情をして、右手人差し指を伸ばして、廊下にぶら下がっている病棟案内の札に向け、指先をしたに振る。すると2本のチェーンでぶら下がっていた看板の一方のチェーンが外れて札は1本のチェーンで垂れ下がることになった。で「忘れないで。あなたは一人ぼっちなんかじゃないの」と言うと、再び指を札の方に向ける。すると1本のチェーンで垂れ下がっていた札が元の2本のチェーンで垂れ下がる状態に戻った。怜奈先生は笑顔をユリに見せると、それ以上は語らず「じゃあね」と言って去っていきました。で、それを見送るユリは、口にこそ出さなかったものの、怜奈先生も超能力者であるということが分かり、自分と同じことに悩んだであろうと察知し、その怜奈先生の言葉をかみしめるように「ひとりぼっちじゃない」と口にすると、怜奈先生が歩いていったのと反対側に向かって歩き出してきました。そして画面には「New mission will come」の文字。

今回の物語は、これまでの物語とは全く違ったもので、内藤怜奈先生がスピンオフしたような感じの良い物語でした。(小山田サオリさんにとったら、こういう役を演じたら、好感度もUPするのは間違いないでしょうし、更に登場願いたくなります。)確かに第7&8話の前後編の物語だけではあまりにももったいないキャラである怜奈先生ですが、まさかこういう形の物語があろうとは思ってもいませんでした(尚、第12話(次の次)のサブタイトル(「魔女のクリスマス」)を考えると、12話は今回の続きという物語のような気がします。)津木野ユリも1回きりということはないでしょうし、怜奈先生にもそれは言えることであり、怜奈先生を主役にしたドラマも1クール・13話は完全に作れそうですね。(新年1月からは「恋日」の第3シーズンに突入することになっていますが、本当なの?と思ってしまいます。)

次回の物語は「初恋を成就せよ!」という物語である。次回予告を見たところ、下良の初恋の人が登場ということで、どうやら下良が主役の物語のようです。でも、こんなにバラエティに富んだ内容となって幅が広がってくると、本当に年内で終わってしまうというのが信じられません。(1クールで終了させるにはもったいないです。)第13話の結末次第とはいうものの、こういう展開だと、「ニュータイプ」の2nd.シリーズがいずれあるかも知れませんね。

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)今回の問題は「津木野ユリの能力は?」と言う問題ものでした。選択肢は「透明人間」「時空移動」「瞬間移動」「サイコメトリー」の4つ。(正解は「サイコメトリー」ですが、他の3つの方が能力としたら欲しい...。)

みのる超能力教室。今回は物語に出番の無かったみのるですが、このコーナーにはしっかりと登場します。いつものように「わしじゃ」と言う挨拶から入ると、「今日はみんなに超能力テストを行う」と言って、机の上にあるトランプから1枚手にして(何の札かは隠している。)「このカードの中身を当ててもらおうかな」と言ってテスト開始。アドバイスとして「神経を集中して、心で感じ取るのじゃ。いいな~」と言うも、目を閉じたみのるは即座に睡眠モードに突入しました。

このあと、ユリによる「わしじゃ、わしじゃ」の着ボイスDLのお知らせに続いて、「飲酒運転撲滅キャンペーン」のCMが流れました。今回は、「ケータイ刑事 THE MOVIE 2」に登場するマツ(松山進、つまり松崎しげるさん)の登場でした。で、このメッセージを。「ダメ!飲酒運転!

 

 

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD
 
↓大政絢さん関係
是非、6代目黒井ミサになってほしいところです。

エコエコアザラク THE MOVIE COLLECTION

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2003/03/28
  • メディア: DVD

エコエコアザラク3 MISA THE DARK ANGEL

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2003/03/28
  • メディア: DVD
エコエコアザラク~眼~ ディレクターズカット DVD-BOX

エコエコアザラク~眼~ ディレクターズカット DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/05/26
  • メディア: DVD
エコエコアザラク

エコエコアザラク

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2001/10/21
  • メディア: DVD
エコエコアザラク (1)

エコエコアザラク (1)

  • 作者: 古賀 新一
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 文庫
黒魔術師・黒井ミサ エコエコアザラクベストセレクション―ホラーコミックが読みたい!

黒魔術師・黒井ミサ エコエコアザラクベストセレクション―ホラーコミックが読みたい!

  • 作者: 古賀 新一
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: コミック

エコエコアザラク [少年向け:コミックセット]

  • 作者: 古賀新一
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • メディア: コミック
↓「魔女狩り」に関して
魔女狩りという狂気

魔女狩りという狂気

  • 作者: アン・ルーエリン バーストウ
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本
魔女狩り

魔女狩り

  • 作者: 森島 恒雄
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1970/06
  • メディア: 新書
魔女狩り

魔女狩り

  • 作者: ジェフリ スカール, ジョン カロウ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本
魔女狩りと悪魔学

魔女狩りと悪魔学

  • 作者: 上山 安敏, 石井 三記, 牟田 和男, 波多野 敏
  • 出版社/メーカー: 人文書院
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本
 
 ↓今週の超能力

PSY人智を超える超能力の世界―サイコメトラー最前線

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本
超知覚サイコメトラー―難事件を解決した実在の超感覚探偵たち

超知覚サイコメトラー―難事件を解決した実在の超感覚探偵たち

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 文庫

超能力仙道最奥義奇跡のスーパービジョン―透視力・念動力あらゆる超能力を最強にする驚異の秘術

  • 作者: 高藤 聡一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1987/05
  • メディア: 新書

ANGELA BOFILL『ANGELS OF THE NIGHT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表されたものであり、ソウルフルなボーカルをたっぷりと堪能できるボーカル・アルバムである。ANGELAのボーカルは実にソウルフルであって聴かせてくれるものである。'70's終盤の世界的なディスコ・ブームの時期にはディスコ・サウンドに属する曲を発表していたこともあるものの、じっくりと聴かせてくれるボーカルは大人の鑑賞に堪えるものであり、とても魅力的である。本アルバムではその両方の持ち味が十二分に出ていねものである。また、本アルバムは1980年のBillboard年間アルバム・チャートでは43位、レギュラー・チャートでは最高位34位を記録するヒットとなっている。

収録されいる曲は以下の全8曲である。『I Try』『People Make The World Go Round』『Angel Of The Night』『Rainbow Child (Little Pas)』『What I Wouldn't Do (For The Love Of You)』『Feelin's Love』『Love To Last』『Voyage』。

この中からのお薦め曲は、スローなテンポであるジャジーなボーカル・ナンバーの『I Try』、アルバム・タイトル・ナンバーであるポップな『Angel Of The Night』と、ディスコ調のリズミカルな『What I Wouldn't Do (For The Love Of You)』をピックアップしておく。

不満点は、収録時間がやや短いという点であるが、この辺りはボーナス・トラックを追加してくれたらいいのに、そういう動きがないのは寂しいところである。(が、今からボーナス・トラックが追加されたものがリリースされても、既に持っている筆者には購買意欲が湧くということにはなりませんが...)が、'70'sのディスコ・ブームの時期のヒット曲のテイストと、大人の鑑賞に堪えるソウルフルなボーカルとの両面を堪能できると言うことで、一度は耳を傾けてもらいたい所である。

 

Angel of the Night

Angel of the Night

  • アーティスト: Angela Bofill
  • 出版社/メーカー: GRP
  • 発売日: 2001/06/05
  • メディア: CD


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