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BLONDIE『AUTOAMERICAN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼らの5th.アルバムである。映画「アメリカン・ジゴロ」の主題歌としてサントラ盤に収録された『Call Me』が大ヒット(Billboardで6週連続1位を獲得して1980年の年間シングル・チャートで1位を獲得した。)したことで、全盛期を迎えたBLONDIEが発表したアルバムということで、大ヒットを記録したアルバムである。アメリカではBillboardで最高位7位(ちなみに『Call Me』が収録された「アメリカン・ジゴロ」のサントラ盤も最高位7位を記録して1980年の年間アルバム・チャートでは69位にランクインしている。)を記録して、1981年のBillboard年間アルバム・チャートでは28位にランクインしている。また、イギリスでは最高位3位、豪州で最高位8位を記録している。

収録曲は、オリジナル盤では全12曲(カセットは13曲でした。)だったが、2001年にリマスターされた時に3曲のボーナス・トラックが追加されて全15曲の収録となった。尚、オリジナル版リリース時、カセットでは『Suzy & Jeffrey』がA面のラスト(CDで言うと、6曲目の後ろということになる。)に収録されていた。また、2001年にリマスターされた時はボーナス・トラックの1曲として、後ろに収録されることになった。

リマスターされてリイシューされたものの収録曲は以下の全15曲である。『Europa』『Live It Up』『Here's Looking At You』『The Tide Is High』『Angels On The Balcony』『Go Through It』『Do The Dark』『Rapture』『Faces』『T-Birds』『Walk Like Me』『Follow Me』『Call Me (long Version)』『Suzy & Jeffrey』『Rapture (Special Disco Mix)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲で、その2曲がいずれも全米No.1を獲得する大ヒットとなっている。まずは『The Tide Is High』が1週のみの1位であったが、無くなったばかりのJOHN LENNONの『(Just Like) Starting Over』に取って代わって1位を獲得している。そして『Rapture』は2週連続1位を獲得した。また、前者は1981年のBillboard年間シングル・チャートでは17位、後者が15位にランクインしている。(ちなみに、間の16位だったのはRAY PARKER Jr. & THE RAYDIOの『A Woman Needs Love』でした。)

お薦め曲は、全米No.1ソングとなった『The Tide Is High』と『Rapture』、そして『Europa』『Live It Up』『Angels On The Balcony』『Walk Like Me』という所をピックアップしておく。

BLONDIEというとNYパンク・バンドとしてスタートして、そこから大きくサウンドが変わっていくことになるのだが、本アルバムでは様々なタイプの曲が奏でられている。インスト・ナンバー、ディスコ・サウンド、レゲエ調、ロック寄り、ラップ、ジャズ風、バラード、等々である。これがベスト・アルバムではなくてオリジナル・アルバムであるのだから、凄いところである。(BLONDIEについて知らない方であれば、ベスト・アルバムと思っても不思議ではないですね。)しかも、いずれの曲も完成度が高く、捨て曲はない。そんな所に、ボーナス・トラックとして『Call Me』のロング・バージョンが加わっているのだから、たっぶりと堪能出来るアルバムがより楽しめるようになった。

'80'sを迎えて、サウンド・シーンは様々な新しいものが生まれていくことになるが、そういう'80'sという時代を予感させるだけの内容のあるアルバムである。まそにBLONDIEの最高傑作と言うことの出来るアルバムである。大ヒット曲はベスト盤でも聴くことが出来るが、本アルバムは'80'sサウンドを堪能するのであれば、オリジナル盤で聴いておか無ければならないアルバムである。

 

Autoamerican

Autoamerican

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2001/08/17
  • メディア: CD

Autoamerican

Autoamerican

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2008/05/13
  • メディア: CD
オートアメリカン(紙ジャケット仕様)

オートアメリカン(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

ケータイ刑事銭形命11話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形命」の第11話「交響曲第28番多聞調 作品194≪ボム≫ ~世界ペア音楽祭爆弾予告事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、前回に続いてこの物語に登場した楽器から「バイオリン」について、「スネアドラム」について、「銅鑼」について、鑑識メモで柴田さんがこれを手にしていたので「縦笛」について記します。尚、「縦笛」については「・34話(2nd.21話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

バイオリン」:英語では「Violin」、ドイツ語では「Geige」、フランス語では「Violon」、イタリア語では「Violino」、スペイン語では「Violín」という。日本語では「ヴァイオリン」という表記もある。また、昔は「ビオリン」と表記されたこともある。

弦楽器の一つであり、基本的に弓を用いて演奏するが、指で弦を弾いて演奏する方法(ピチカート)もある。弦楽器としては、ギターと共に最もポピュラーな楽器であり、クラシック音楽ではピアノと共に欠かすことの出来ない楽器でもある。

弦の数は4本であって、それぞれはE線、A線、D線、G線と呼ばれている。(開放弦で奏でられる音の名前からこれらの名称が付いている。)→「G線」と言うとバッハの『G線上のアリア』が思い出されるが、この曲はバッハの「管弦楽組曲第3番」のアリア楽章であり、この部分はG線1本でけで演奏することが出来ることからこの名前で呼ばれるようになった曲である。

大きさは全長が約60cm、胴の部分は約35cm、演奏する際は左肩に支えて、右手に持った弓(約75cm程度である)で元を擦って音を出す。また、左手で音を変えるために弦を押さえることに使用する。音域は3オクターブ半から4奧田部であり、豊かな表現力があるのが特徴である。

尚、バイオリンと構造的には同じであるが、バイオリンを大きくした(=音域が下(低音)にずれることになる。)楽器として、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(一部には5弦のものもある。)があって、バイオリンを含めたこれら4つの楽器を「バイオリン族の楽器」と言う。

起源は16世紀の北イタリアとされている。(現存するものは無いが、当時の絵画に多数描かれている。)その後、1700年頃にほぼ完成した。但し、弓の方が現在の形になったのは18世紀末になってからであり、本体よりも100年近く遅い。元々武器の「弓」と同じ形をしていたが、これが改良されていき、現在の形になった。(これによってより強弱を付けた演奏が行えるようになって表現力が向上した。)

スネアドラム」:英語では「Snare Drum」という。また日本語では「サイド・ドラム」「小太鼓」と言うことや、短縮して「スネア」と言うこともある。

打楽器の一つであって、種類としては両面太鼓に属する。また、底面の膜に接する位置に「スネア」(または「スナッピー」「響き線」)と呼ばれるコイル状になった細い金属線が張られているのが特徴である。この線が振動する底面の膜に二次的な打撃を与えることになり、独特の響きを生み出すことになる。

ドラムセットでも当然の如く組み込まれている(バスドラムなど他の太鼓と一緒にですが...)が、ブラスバンドでもスネアドラムは使用されていて、肩と腰から支える形にして、マーチングで移動しながらでも演奏できる用にして使用されている。但し、マーチング用に多少アレンジされているものの使用が一般的である。(ブラスバンドではスネアドラムは花形楽器の一つでもある。)

テンポを支える楽器として重要な楽器であって、マーチングでは重要な役割を担っている。また、ロック・バンドなどでもリズムをリードするドラムの中でも独特の音を持つため、バックビートを強調するのに使用される。

尚、ラヴェルの名曲『ボレロ』はスネアドラムが最初から最後まで同じリズムを同じテンポで演奏するということで有名である。(→『ボレロ』はお姉ちゃまこと黒川芽以さん出演の「名曲探偵アマデウス」の初回で取り上げられた曲でもある。)

銅鑼」:英語では「Gong」と言う。金属製の打楽器であって体鳴楽器に属する楽器である。主に青銅、真鍮、鉄、胴などで出来た金属円盤を枠に吊したものであって、これを撥を使った叩いて音を出す。

元々は中国の鑼である。「銅製の鑼」ということから「銅鑼」の名前が付いたとされている。仏教の法要で使用したり、東南アジアの民俗芸能で用いられたりしたものである。(インドネシアのガムランは、複数の銅鑼を用いた民族音楽として有名であり、長崎の唐子踊りでも使用されている楽器でもある。)また、軍では合図を知らせるために陣中で使用されることもあった。

撥で叩くと独特の響がすることで知られていて、映画の世界でも中国や東南アジアをイメージする音楽には良く使用されている楽器でもある。

尚、ボクシングやプロレスでは各ラウンドの開始と終了を知らせるために用いる「ゴング」があるが、これは「銅鑼」をより使いやすい形に小型化して改良したものである。(銅鑼は楽器としてだけではなく、合図を送るために使用されていた。)

縦笛」:英語では「Recorder」、日本語でも「リコーダー」ということもある。口の前で縦向きに構え、息を吹き込んで演奏する笛の総称である。基本はエアーリード(無簧)であって木管楽器である。(現在では金管楽器というものも希にある。)木管楽器であることから、使われる素材は木である。使用される木としては、メープル、洋梨、つげという比較的柔らかい木質の木から、紫檀や黒檀などの固い木質の木まであって、幅が広い。これは、木質が音質と関連していて、音色の違いがあるためである。尚、柔らかい木質を素材として使ったリコーダーはアンサンブル用として、堅い木質を素材として使ったリコーダーは独奏用に用いられることが多いという傾向がある。

また、現代ではプラスチックなどの樹脂を素材としたリコーダーも存在している。(それでも「木管楽器」である。)樹脂製であるため、量産性に優れていて、しかも大量生産によるコストダウンの影響もあって、日本では小学校の音楽教育で広く採用されている楽器となっている。

縦笛の仲間としては、各種リコーダー(小学校の音楽の授業で使うリコーダーは主にソプラノ・リコーダーである。)、クラリネット、尺八などがある。

フルートは「横笛」の代表的なものとして知られているが、横笛では息を吹き込む際にちょっとしたコツが必要であるが、縦笛では特にコツはなく、簡単に演奏することが出来るものである。しかも、構造もシンプルであるため、大量生産しやすいこともあって安価であり、身近に使用する楽器となっている。(小学校で使用するということも身近な存在にしている所である。)

歴史は古く、楽器ではなくホイッスルの類としての笛は古代から存在していた。楽器としての記録があるのは中世になってからである。当時は一般的に使用されていた楽器であった。そしてルネサンス期には盛んに用いられるようになる。また、その頃には、現在のフルートなどの「横笛」が「縦笛」を横に持って使う楽器として派生している。

バロック期になると、現在使われているリコーダーの形となって完成し、バロック音楽でも重要な楽器となる。しかし、リコーダーは音量が小さいこと、音量の強弱がそのままピッチに影響すること、発音が容易であるが音色の表情をつけにくい、ということから次第に敬遠されるようになって、横笛(フルート)にその座を奪われていくことになる。(現在でも、古典音楽は別であるが、バロック期後期以降の楽曲を演奏するオーケストラでは、フルートなどの横笛は当然のように使われているが、リコーダーは殆ど使われていない。クラリネットであれば使われていますが...)

小学校の音楽の授業でリコーダーが使われているのは、安価であり大量生産されていることから、数が不足すると言うことがなく、簡単な構造であり、丈夫であること、弦楽器のような音の調整を行う必要がない、などがその理由とされている。

尚、音孔の開け方にはバロック式とジャーマン式の2種類が存在する。以前古くから存在したものはバロック式であり、20世紀の初頭、ハ長調の運指が少し容易になるように、教育用として開発されたのがジャーマン式である。(名前の通り、ドイツで開発、利用されたものである。)

日本でも両者が存在しているが、小学校で使われるのはジャーマン式が圧倒的に多い。(まずは簡単に演奏するということなのでしょうね。)ジャーマン式ではハ長調以外の音(シャープやフラットの音)を出すのが困難であるため、リコーダー奏者の間で使われるのはバロック式のみというのが実情である。また、高音域となると発する音が安定しないということもある。実際、小学校でジャーマン式のリコーダーを使っても、音楽部でリコーダーを使うとなるとバロック式が使われるのが一般的である。→ジャーマン式では2オクターブぐらいの音域しか無いが、バロック式では2.5オクターブから3オクターブほどの音域がある。(但し、それだけ運指も難しくなります。)

そのため、小学校の音楽の授業で使用するリコーダーは、完全に入門者用といった位置づけのものである。が、ジャーマン式/バロック式という違いがあることは殆ど教えられないこともあって、リコーダーは入門者向けの楽器、ひいては玩具の楽器というような扱いがされているのも事実である。

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

↓参考まで

いちばんはじめに読むシリーズ 超入門 バイオリン塾 基礎知識やテクニックからレパートリーまでやさしく

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2009/03/26
  • メディア: 楽譜

DVD付き 超入門 バイオリンレッスンブック

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  • 作者: 大津 圭子
  • 出版社/メーカー: オンキョウパブリッシュ
  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: 楽譜

ヴァイオリン演奏のコツ

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  • 作者: ハーバート ホーン
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2001/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

バイオリン名曲31選

バイオリン名曲31選

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜

基本リズムを学ぶ スネアドラムのためのベーシックリズムメソッド

基本リズムを学ぶ スネアドラムのためのベーシックリズムメソッド

  • 作者: 大久保 宙
  • 出版社/メーカー: エー・ティ・エヌ
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 楽譜

NHK趣味悠々 ドレミからはじめよう! リコーダーで奏でる懐かしのオールディーズ

NHK趣味悠々 ドレミからはじめよう! リコーダーで奏でる懐かしのオールディーズ

  • 作者: 日本放送協会
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/09/25
  • メディア: ムック

入門者のための 癒される リコーダーレパートリー ドレミふりがな+簡単ピアノ伴奏つき

入門者のための 癒される リコーダーレパートリー ドレミふりがな+簡単ピアノ伴奏つき

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2004/01/22
  • メディア: 楽譜

 

↓いくつか

STENTOR SV-130

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  • 出版社/メーカー: STENTOR
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ハローキティ ひけちゃうバイオリン(リニューアル)

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  • 出版社/メーカー: パイロットインキ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

◎Pearl SS1455 スネアドラム

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  • 出版社/メーカー: Pearl
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Pearl CS1450 スネアドラム

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  • 出版社/メーカー: Pearl
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SONOR F37-1405SDW/MF スネアドラム

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  • 出版社/メーカー: SONOR
  • メディア:

Pearl JJ1365 スネアドラム

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  • 出版社/メーカー: Pearl
  • メディア: エレクトロニクス

チャイナ・ドラ 中国 高音 006H ■楽器83

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  • 出版社/メーカー: 中国楽器
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マレット GM-11 ゴング用/銅鑼(ドラ)/Tam-tam

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  • 出版社/メーカー: アイダ/AIDA
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木製リコーダー 1801-9

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  • 出版社/メーカー: 河合楽器製作所
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ヤマハ ソプラノリコーダー YRS-312BⅢ

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  • 出版社/メーカー: ヤマハ/YAMAHA
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ヤマハ ABS樹脂 リコーダー YRS-27III

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  • 出版社/メーカー: ヤマハ
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Goldon(ゴールドン) メープルリコーダー (Cソプラノ バロック式)

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  • 出版社/メーカー: ゴールドン
  • メディア: おもちゃ&ホビー

日本の伝承玩具 TT-03 たて笛

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  • 出版社/メーカー: ディンギー
  • メディア: おもちゃ&ホビー


ケータイ刑事銭形泪24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

今週も「名曲探偵アマデウス」は再放送なので、ピンチヒッターはちゃんです。尚、本日の「名曲探偵アマデウス」はファイルNo.050のヤナーチェク「シンフォニエッタ」でしたが、27日朝のBS-hiの放送もこれです。

また、今週の放送予定は、28日深夜のBS-hiはファイルNo.051のフォーレ「レクイエム」、29日午後のBS-2は17:15からということで定時枠から75分繰り下がっての放送となって、ファイルNo.048のショスタコーヴィチ「交響曲第5番」です。また、今年はショパン生誕200年ということで、30日はBS-hiで、15:00から2時間15分の枠で3本立てとして、ショパンの曲を取り上げたファイルNo.032「ポロネーズ第6番変イ長調作品53『英雄』」、ファイルNo.046「練習曲集 作品10」、ファイルNo.060「ピアノ・ソナタ第2番『葬送』」の連続放送があります。(ファイルNo.014「作品28『24の前奏曲』」は放送されません...)また、その30日深夜の26:10からは総合テレビでショパンの曲を取り上げたファイルNo.046「練習曲集 作品10」とファイルNo.060「ピアノ・ソナタ第2番『葬送』」の連続放送があります。(久しぶりの地上波放送ですね。特に後者は3年目のものとしては地上波初放送です。)そして5/2のBS-2の夕方の放送(18時から)はファイルNo.051のフォーレ「レクイエム」です。尚、5/3の本放送枠のBS-hiは、ショパンの特番でお休みです。

新作としては、5/10がファイルNo.063のシューマン「幻想曲 ハ長調」、5/17がファイルNo.064のシューベルト「歌曲『魔王』」、5/24がファイルNo.065のヨハン・シュトラウス(曲名は現時点では不明)と続きます。(5/31は何かの再放送の模様。)


銭形泪」の2nd.第11話(通算では第24話)「雨音は殺しの調べ ~男子三楽坊殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回が2回目(この物語では通算9回目)となるが、今回は劇中では高遠の名前として登場したが、本放送(2004/6/13)がこの月でもあったことから「水無月」について、公園のここにメッセージを入れた封筒が置かれていたことから「ベンチ」について、音楽事務所に戻ってきたら届いていた封筒にこれがあったということから「地図」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/5/9、11、12、15、19、20、23日付けで記しています。)

水無月」:旧暦の6月のこと、若しくは新暦の6月の別名である現在では「みなづき」と読むが、古語では「みなつき」と読んでいた。(濁りません。)意味は「水の月」と言う意味であって、田んぼに水を入れる月、則ち田植が行われる月、ということからこの名称となったとされている。→他にも説があって、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月という意味からこの名称になったという説、田んぼに水を張る「水張月(みづはりづき)」または「水月(みなづき)」から来ているという説、田植という大仕事を仕終えた月という意味から「皆仕尽(みなしつき)」から来ているとする説などがある。(ただ、旧暦の6月は新暦では7月頃になるため、「田んぼに水を張る」というのは時期的には遅いと思うのですがね...)

また、「水無月」の別の言い方としては、「風待月(かぜまちづき)」「常夏月(とこなつづき)」「青水無月」という言い方もある。これらは「水無月」を含めて全て夏の季語である。(6月は「夏」なので、当然と言えば当然です。)

尚、「六月」と漢字表記をして「みなづき」と読むこともある。また、英語では「June」、ドイツ語では「Juni」、フランス語では「Juin」、イタリア語では「Giugno」、スペイン語では「Junio」と言う。これはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻・ユノ(ジュノー)の名前が語源となっている。

ベンチ」:横長で多人数が同時に座ることが出来る椅子のことである。日本語では「長椅子」と言う。簡易的な椅子であるため、クッション性のないものが基本である。また、基本的に1人分の幅を区切る仕切りが間に無い。また、背もたれに関しては、これを有するものと有しないものとがあるが、背もたれはベンチの必要構成要素ではないため、背もたれのないベンチもある。

主に屋外の公共の場所に設置されていることが多く、公園や駅など、更には一部のバス停などの待合室(待合所)等に設けられている。使用されている素材は、木材、金属、石などであるが、プラスチックなどの樹脂を用いたものもある。

欧米では、教会の礼拝堂の中(則ち屋内)にある長椅子のことも「ベンチ」と言うが、日本では屋内にあるものは「ベンチ」と言うことは少なく、屋外にあるものという認識がある。(駅の待合室にあるものは「ベンチ」と言うことが多いが、屋内にあると「椅子」と言うことが多く、駅のホームにあれば「ベンチ」と言うことが多いという傾向がある。)→特に明確な基準は無い。但し、公共の場所にあるものというのが前提である。

または、公共の場所に設置されていることから、企業の宣伝が入っていることが多く、広告の入ったプレートが取り付けられているものも多い。(日本では、企業広告の入っているものは「ベンチ」と呼ぶ傾向も強く、広告の入っているものを「長椅子」と言うことは希である。)

尚、横長であって、間の仕切りが無く、多人数が座ることの出来る椅子ということでは、鉄道車両で使われている「ロングシート」があるが、これはクッションの利いた椅子であって、ベンチとは区別されている。(「ロングシート」はベンチとは呼ばない。クッションが利いていることを考えると、「ロングシート」は(簡易的な)ソファと言った方がよい。)

尚、英語では「Bench」という。また、「Bench」には「長椅子」という意味意外に、「作業台」「実験台」という意味や、スポーツ競技場に於いて、選手が控える場所のことも指している。(日本語でも同様で、「作業台」「実験台」/「選手の控える場所」という意味でも使われている。)また、スポーツでも団体競技(チーム競技)に於いては、レギュラーではなく補欠の選手のことを「ベンチ」と言うこともある。(これは試合の際、選手の控え所であるベンチにいることが殆どであるためである。)

地図」:地表の様子を一定の規則に従って縮尺して平面上に表現した図のことである。尚、建造物や土地の利用形態(田畑など)などは記号を用いて表現される。

球形である地球全体を記したものから、特定の地域を記したものまで様々である。また、地球全体となると、球の表面を平面に記すため、いくつかの投影図法がある。(市街地地図などのように狭い範囲の地図(縮尺の小さい地図)であれば、地形が平面に近いため、特に特殊な投影法は用いられずにそのまま記される。)

その目的に応じて、様々な縮尺の地図が利用されている。世界地図から国の地図などから、都市の地図などまで縮尺は用途に応じて様々である。また、鉄道の路線図のように、実際の地形を無視して目的物が分かる様にしたものまである。→実際の地形をそのまま記さなくても、目的によっては役に立つものです。

また、メモ書きのようなものでも、例えば近所のお店などの目的地を分かりやすく記したようなものも歴とした地図である。

近年では、地図も電子データ化されていて、インターネットでもいくつか地図があって、自由に縮尺を変えることで様々な利用がされている。(例えば、何かのイベントが行われる会場の行き方を知るため、最寄り駅からの地図などは利用が多い。)また、カーナビでも地図を利用して現在地や目的地までの毛色を示すというような利用も当たり前になっている。

但し、地図は図形としての著作物であるため、著作権が存在している。個人的な利用は制限を受けないが、ネット上にある地図の二次利用の仕方によっては著作権法に抵触する場合があるため、注意が必要である。(特に、二次利用でネット上にアップロードすると問題となる。)

英語では「Map」、ドイツ語では「Landkarte」、フランス語では「Carte」または「Plan」、イタリア語では「Carta Geografica」、スペイン語では「Mapa」、韓国語では「チド」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓一応こういうものを...

匠IMAGES Vol.006 水無月-6月

匠IMAGES Vol.006 水無月-6月

  • 出版社/メーカー: マイザ
  • メディア: DVD

青いベンチ

青いベンチ

  • アーティスト: サスケ,北清水雄太,関淳二郎
  • 出版社/メーカー: MoMoMo Records
  • 発売日: 2004/04/07
  • メディア: CD

【ディズニー】 ベランダベンチ ミッキー

【ディズニー】 ベランダベンチ ミッキー

  • 出版社/メーカー: 青山ガーデン
  • メディア: おもちゃ&ホビー

【ディズニー】 キッズファニチャー ベンチ ミッキー

【ディズニー】 キッズファニチャー ベンチ ミッキー

  • 出版社/メーカー: 青山ガーデン
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ロゴス(LOGOS) ガンバレ3MANベンチ  73007530

ロゴス(LOGOS) ガンバレ3MANベンチ 73007530

  • 出版社/メーカー: ロゴス(LOGOS)
  • メディア: スポーツ用品

KOEKI ベンチ(背なし)  TL-334

KOEKI ベンチ(背なし) TL-334

  • 出版社/メーカー: 弘益
  • メディア: ホーム&キッチン

KOEKI ベンチ(背付)  BL-339

KOEKI ベンチ(背付) BL-339

  • 出版社/メーカー: 弘益
  • メディア: ホーム&キッチン

ガーデンマスター 木製ベンチストッカー ASB-120

ガーデンマスター 木製ベンチストッカー ASB-120

  • 出版社/メーカー: 山善
  • メディア: ホーム&キッチン

今がわかる時代がわかる世界地図 2010年版 (SEIBIDO MOOK)

今がわかる時代がわかる世界地図 2010年版 (SEIBIDO MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2009/12/02
  • メディア: ムック

日本がわかる地図の絵本

日本がわかる地図の絵本

  • 作者: 吉田 秀樹
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 大型本

世界で一番おもしろい地図帳

世界で一番おもしろい地図帳

  • 作者: おもしろ地理学会
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

GLOBAL MAPPLE世界&日本地図帳

GLOBAL MAPPLE世界&日本地図帳

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2008/11/10
  • メディア: 大型本

ベーシック アトラス 世界地図帳

ベーシック アトラス 世界地図帳

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2006/10/11
  • メディア: 大型本

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 帝国書院
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本


「大菩薩峠」(その6) [映画(邦画)]

今回は東映のリメイク三部作の最終作となる1本について記します。

東映リメイク・シリーズ第3作大菩薩峠 完結篇
作品データを記しておくと、1959年の東映京都の作品で、時間は106分、原作は中里介山、監督は内田吐夢、脚本は猪俣勝人と柴英三郎の2人、撮影は三木滋人、美術は鈴木孝俊、音楽は深井史郎、助監督として倉田準二、山下耕作、本田達男の名前がある。そして出演は、片岡千恵蔵、中村錦之助、長谷川裕見子、月形龍之介、浦里はるみ、丘さとみ、山形勲、岸井明、加賀邦男、星美智子、東千代之介、喜多川千鶴、左卜全、沢村貞子、河野秋武、徳大寺伸、月形哲之助、植木義晴、武田正憲、中野文男、時田一男、小田部通麿、長田健、明石潮、阿由葉秀郎、玉喜うた子、梅沢昇、たちである。

物語は前作からの続きである。机竜之助はつつじが岡にある荒屋敷に起居していて、神尾主膳の命ずるままに甲州街道でいくつかの命を奪っていた。そんな中、竜之助を兄の仇として追い続けている宇津木兵馬は、神尾主膳の屋敷に侵入した怪盗の犯行にこじつけられて、甲府城に捕われていた。また、祖父を竜之助に斬られているお松も、兵馬が捕らえられていると言うことを知ると、神尾の屋敷に住み込んでその機会を狙っていた。神尾主膳は、有馬家の娘・お銀を狙っていて、いよいよ動き始める。つつじが岡の荒屋敷におびき寄せる。その頃、お松は城内の絵図面を七兵衛に渡していて、彼は捕らえられていた兵馬たちを救い出し、能登守に迎え入れられた。兵馬は流鏑馬八幡宮奉納試合に出ることを申し出て、そこで神尾主膳が召抱えている小森数之進を倒す。その帰り途、竜之助が能登守を遅う。これに兵馬が入り、竜之助に相対することになる。しかし、竜之助は能登守を斬らず、狂気に取り憑かれ、兵馬の剣を避けるように消えていく。更に神尾主膳に焼打ちに遭った竜之助は、お銀を連れて彷徨い、お浜の故郷の村に来ていた。そしてお浜の幻影を目にした竜之助は女を切り捨て、我が子郁太郎の声を耳にして、濁流の中に消えていった。


物語に決着を付けているものの、原作小説が未完であるために、これは本作で用意したものである。この結末に関しては賛否両論があって、好意的な受け止め方がされていない。とは言っても、映画にした以上は何らかの結末を用意しないとならないので、これはある程度仕方のないことでもある。(だからといって、兵馬の仇討ちが成功するとか、竜之助がまともに戻るという結末も考えられないですし...)

本作は、物語の結びに関しては評判が良くないものの、作品の映像美についてや、片岡千恵蔵の演技については、絶賛する声で共通している。まあ、その辺りは内田監督らしいと言うことになるのだが、映像美を楽しむ作品ということならば辛うじてくょようはン医ということですかね。ただ、原作小説が未完とはいうものの、超大作であることを思うと、ちょっと寂しさも感じてしまいますが...まあ、これはこれで一つの解釈と言うことで宜しいかと...

 

大菩薩峠 完結篇 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
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大菩薩峠 完結篇 [DVD]

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↓本シリーズの前2作はこちら
大菩薩峠 [DVD]

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大菩薩峠 第二部 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

BRYAN FERRY『THESE FOOLISH THINGS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、1973年に発表された彼のソロ・デビュー・アルバムである。ROXY MUSICで独自のサウンドを展開していた彼であるが、本アルバムは全てがカヴァー曲ということで、ソロ・デビュー・アルバムということでは異色の内容である。が、彼のサウンド世界を突き進んでいて、オリジナル曲とはまた違った雰囲気を味わうことができる内容になっている。イギリスでは最高位5位を記録していて、ソロとしても順調な船出となった。

収録曲は以下の全13曲である。『A Hard Rain's A-Gonna Fall』『River Of Salt』『Don't Ever Change』『Piece Of My Heart』『Baby I Don't Care』『It's My Party』『Don't Worry Baby』『Sympathy For The Devil』『The Track Of My Tears』『You Won't See Me』『I Love How You Love Me』『Loving You Is Sweeter Than Ever』『These Foolish Things』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。『A Hard Rain's A-Gonna Fall』がイギリスで最高位10位を、オーストラリアで最高位23位を記録するヒットとなっている。尚、2nd.シングルの『I Love How You Love Me』は特にチャートインは記録していない。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録しているBOB DYLANの『A Hard Rain's A-Gonna Fall』、BEATLESの『You Won't See Me』、STONESの『Sympathy For The Devil』、BEACH BOYSの『Don't Worry Baby』、S. ROBINSONの『The Track Of My Tears』という所をピックアップしておく。

本アルバムの収録曲は全てカヴァー曲であるため、オリジナルと聴き比べるという楽しみができるが、オリジナルを忘れても楽しむことも出来るだけのアレンジが成されている。ということで、オリジナル曲とは別の世界観を築き上げている。(オリジナル曲を全く知らないという若い世代であれば、また違った受け取り方も出来るでしょうね...)ということで、彼の存在感はソロとしてのキャリアをスタートさせた時から発揮されている。

'60'sまでは、名曲は多くのアーティストたちにカヴァーされるというのは当たり前であったが、'70'sに入るとカヴァーが減って珍しいことになった。しかし、かつてのように名曲のカヴァーということを行い、単なるカヴァーの範疇から脱却して新たな世界を与えたということで、本アルバムの果たした役割は大きいものがある。オリジナルを知っている方はオリジナルとの聴き比べを含めて2倍楽しめるアルバムである。また、オリジナルを知らないという方は、オリジナル曲の方を捜して聴くことで、色々と楽しいことになるアルバムである。

 

These Foolish Things

These Foolish Things

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2000/03/10
  • メディア: CD

愚かなり、わが恋(紙ジャケット仕様)

愚かなり、わが恋(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD

ケータイ刑事銭形泪24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算では24話となる2nd.11話の「雨音は殺しの調べ ~男子三楽坊殺人事件」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 7まで記している(2009/5/9、11、12、15、19、20、23日付けで記しています。)ので、PART 8からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から、「雨音」について、「調べ」について、そして「男子三楽坊」の元ネタである「女子十二楽坊」について記します。尚、「雨音」については「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものを、「女子十二楽坊」については「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

雨音」:雨の降る音のこと、または雨が物に当たって発する音のことである。英語では「Sound of Rain」というが、そのままである。「ザー」という激しい雨を表現したり、「しとしと」と言うように表現したり、様々である。→この音を表現する擬音語には色々なものがあるが、この表現の幅の広さは日本語の特徴でもあって、面白い所である。

尚、読みは「あまおと」と読むのが正しいのだが、「あめおと」という誤読が多く、難読漢字の一つとなっている。(但し、漢字は小学校の低学年で習うものであるため、中学入試に於いて、難読漢字の出題では定番の出題問題となっている。)尚、日本人の姓でも「雨音」という姓はがあるが、この場合は「あまね」と読む場合もある。(「あまね」と言うと「天音」という表記が一般的てあるが、人名の場合はそれ以外の読み方もあります。)

調べ」:音楽関係の意味としては、音楽を奏でること、詩歌を歌うこと、音律の調子のこと、楽曲のこと、である。また、楽器の一つの分類である「締太鼓」(胴の両面の革を紐などで締めることで調子を整える太鼓の総称である。若しくは「猿楽太鼓」のことを指す。)のことである。それ以外の意味としては、照らし合わせて考えること、点検、吟味、調査のことを意味する。

この物語では「音楽関係」の意味として使われているので、前者の意味となるが、楽曲のことを指している。尚、音楽用語では「調」というように送りがなを付けない場合もある。(「しらべ」と読む。)しかし、送りがなを付けない表記がされた場合は、西洋音楽(所謂「クラシック音楽」)にある音階の種類を現す「長調」と「短調」のことである「調」を指すのが一般的であって、この場合は「ちょう」と読むのが普通である。(「ハ長調」「イ長調」「ホ長調」「変イ長調」、etc. など(理論上は、ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ、及び「嬰」と「変」のハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハの21種類の「長調」と「短調」の合計42があるが、平均律で使用されているのは長短各12ずつの24種類の「調」がある。)、「○長調」と言われる「調」のことである。)

古語では前者の意味しかなく、音律、調子、楽曲のこと、または音律を整えること、または締太鼓の紐のことを「調べの緒」と言ったが、それの省略語である。現代語では「調査」の意味の方が先に来ているが、元々は「調和」という意味があって、「整える」という意味がある。

英語では、音楽関係の意味としては「Melody」「Music」「Turn」などが該当する。(「調査」という意味としては「Investigation」という言葉になる。)音楽の世界では「ロック・チューン」「ダンス・チューン」「タイトル・チューン」などという言葉が使われるが、これらで使われている「チューン」は「Tune」であって、「楽曲(曲)」という意味である。

女子十二楽坊」:中国の女性による音楽グループで、中国やアジアの伝統的な古楽器を使った演奏をメインに行っているグループである。曲の方は、クラシックから民族音楽、ヒットしたポップスなどのポピュラー音楽までと幅広く、インスト・ナンバーという形で演奏する。(少し前の言い方をすると、イージーリスニングといった所ですね。)

結成されたのは2001年のことであって、中国でデビューをする。同年10月には北京で初のコンサートを行い、それから中国各地でのコンサート・ツアーを積極的に行う。2003年には日本のヒット曲を含むアルバムを引っさげて日本進出を果たす。また、アジア各地でも活動を行うようになり、ヒット曲を放っている。アメリカ・デビューも果たしている。(ワールドミュージックの分野で大ヒットを記録している。)2009年4月に、一部のメンバーが「卒業」と言うことで離れ、6月に新メンバーを加えて、新生女子十二楽坊として活動を再開している。

代表的なヒット曲としては『奇跡』『自由』『輝煌』『敦煌』『上海』などがあり、アルパムも「女子十二楽坊 ~‎Beautiful Energy~」「奇跡」「輝煌」「敦煌」などがヒットしている。

メンバーは完全に固定されておらず、ツアーによっては多少の変動がある。(要するに、固定されたメンバーではなく、大きなチームみたいなものである。)また、グループ名に「十二」とあるが、メンバーが12人という訳ではなく、12人~14人編成(13人編成での活動が多い。)での活動を行っていた。

メンバーは全員が、子どもの時から各古楽器の英才教育を受けた者たちばかりであり、各種音楽コンクールにおいて入賞歴のある者たちばかりである。(更に、容姿もメンバーになる選考基準とされている。(プロデューサ談))

この物語が放送された2004年当時は、日本では「女子十二楽坊」というと人気のピークを迎えていた時期であって、彼女たちの曲が色んな所で使用されていて、耳にする機会も多かった時期である。(来日公演もありました。)それ以降は、テレビやラジオ番組(特にニュース、バラエティ番組(ワイドショー)など)で彼女たちの曲がBGMとして使用されていることがある。(基本的に「中国」に関する話題の場合に使用される。ただ、最近は使用機会が減ったように感じます。)

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓いくつか

α波 1/fのゆらぎ‾雨音のモノローグ

α波 1/fのゆらぎ‾雨音のモノローグ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 2000/10/25
  • メディア: CD

Insight CD (インサイト CD~雨音バージョン~)

Insight CD (インサイト CD~雨音バージョン~)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Immrama Institute
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: CD

熱帯雨林・恵みの森/Rain Forest(ボルネオ) [地球の詩8-3D自然音](サイバーフォニックCD付)

熱帯雨林・恵みの森/Rain Forest(ボルネオ) [地球の詩8-3D自然音](サイバーフォニックCD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イオンレーベル
  • 発売日: 2008/11/27
  • メディア: CD

雨音のしらべ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: アポロン
  • 発売日: 1990/06/21
  • メディア: CD

DREAM PRICE 1000 小林麻美 雨音はショパンの調べ

DREAM PRICE 1000 小林麻美 雨音はショパンの調べ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
  • 発売日: 2001/10/11
  • メディア: CD

雨音はショパンの調べ

雨音はショパンの調べ

  • アーティスト: Kra,呉田軽穂,景夕,GAZEBO,MAZZOLINI PAUL,akira masubuchi
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD

雨音

雨音

  • アーティスト: つじあやの,根岸孝旨
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2003/01/22
  • メディア: CD

悲しき雨音

悲しき雨音

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1990/06/25
  • メディア: CD

雨音はショパンの調べ

雨音はショパンの調べ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1999/09/03
  • メディア: CD

雨音はショパンの調べ

雨音はショパンの調べ

  • アーティスト: 愛里,P.L.ジンビーニ,田辺智沙,ガゼボ,松任谷由実,羽毛田丈史,渡辺善太郎
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 2000/10/18
  • メディア: CD

女子十二楽坊写真集

女子十二楽坊写真集

  • 作者: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/02/21
  • メディア: 大型本

奇跡/女子十二楽坊コンサート〈完全版〉 DVD

奇跡/女子十二楽坊コンサート〈完全版〉 DVD

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
  • 発売日: 2004/02/10
  • メディア: -

女子十二楽坊~Beautiful Energy~

女子十二楽坊~Beautiful Energy~

  • アーティスト: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: プラティア・エンタテインメント
  • 発売日: 2003/07/24
  • メディア: CD

Perfect Best

Perfect Best

  • アーティスト: 女子十二楽坊,Alive2
  • 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: CD

輝煌 ~Shining Energy~

輝煌 ~Shining Energy~

  • アーティスト: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/03/03
  • メディア: CD

女子十二楽坊ベスト

女子十二楽坊ベスト

  • アーティスト: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: ミューチャー・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/04/12
  • メディア: CD

上海

上海

  • アーティスト: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD

奇跡

奇跡

  • アーティスト: 女子十二楽坊
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2003/11/06
  • メディア: CD


沢田知可子『ゴールデン☆ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2003年にリリースされたベスト盤である。レコード会社の垣根を超えた企画である「ゴールデン☆ベスト」シリーズの一つであって、その企画に従って、3つのレコード会社で発表した曲が収録されている。但し、全てがシングルとしてリリースされた曲である。

OLを経てからデビューした彼女であるが、最近はベスト盤のリリースが多くなっているが、現在も現役で活動している。2009年にカヴァー・アルバムをリリースしたのは記憶に新しい所である。

収録曲は以下の全16曲である。『会いたい』『Day by day』『少年時代』『幸せになろう』『片想い』『彼女の瞳』『忘れられない』『ふたり』『Melody』『Boy』『恋人と呼ばせて』『LIVE ON THE TURF』『COME INTO MY LIFE』『HAPPY EVER AFTER』『砂浜』『I…love…you…』。

代表曲である『会いたい』をトップに持ってくるのは異論のないところであるが、それ以外はもう少し考えて貰いたい構成である。シングル曲ばかりが選曲されているというのは許せるとしても、リリース順ということでもなく、ヒットの規模の潤というものでもなく、適当に収録したという印象になっているのが残念な所である。

「ゴールデン☆ベスト」シリーズはレコード会社の垣根を超えた選曲がされているという点ではよいのだが、選曲や曲順に関しては何かと疑問のあるものが多いが、本アルバムもそういうアルバムの一つになっている。また、シングル曲だけを集めたのであれば「シングル・コレクション」というタイトルの邦画よりすんなりするのですがね...

ただ、多数リリースされている彼女のベスト盤の中で、シングル集であるものの、曲数も(1枚ものとしては)多いということで、お得感はする。ということで、彼女の歌はどんなものなのかを知るという初心者向けのベスト盤と言うことが出来る。欲を言えば、ドラマ「部長刑事」の主題歌だった『NOT IN GOOD BY』を収録したら、更に価値が出たのですがね...

 

ゴールデン☆ベスト

ゴールデン☆ベスト

  • アーティスト: 沢田知可子,門谷憲二,暮醐遊,Paul Chiten,Julia Fordham,伊藤薫,沢ちひろ,井上陽水,Pamela Phillips,岩本正樹,笹路正徳
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2003/11/26
  • メディア: CD


スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#4 [アニメ]

今回は1話のみの物語でした。また、2nd.になって初めてパドメとC-3POが登場ということで、少し雰囲気の違う物語でした。(アナキンとパドメの恋バナ・パートとC-3POのギャグ・パートがある。)また、アナキンの嫉妬心、パドメの気の強さという所がしっかりと描かれていた物語でもありました。

元老院議員のラッシュ・クロ-ヴィスにスパイという疑惑が浮かび、それを突き止めようとするジェダイ評議会。調べるのにはパドメが適任と判断するが、パドメはそれを拒否していた。ということで、アナキンが呼ばれた。そのアナキンは無線を完全に切っていて、パドメの元に姿を現した。で、久しぶりに夫婦水入らずで一晩を過ごした。(C-3POがおじゃま虫という描写もちゃんとありました。)朝になってジェダイ評議会に出頭したアナキンは、クローヴィス疑惑とパドメに調べさせるという評議会の方針を受け、パドメと話をする。しかし、パドメが調べることに反対だったアナキン、調査拒否をしたパドメだったが、漫才のようなやりとりを経て、パドメは調べることにした。

クローヴィスと接触したパドメは、銀行グループからの融資の話をして、クローヴィスは議員、パドメは外交官という切り札があることから、訪問することなる。(アナキンはパドメの従者という形で随行する。しかし、ここで嫉妬心を出していたのは笑えるところでもありました。)

そして、ロット・ドットの元に到着し、クローヴィスは正体を現し、ドロイド製造工場を作る話をしていたのを耳にするパドメ。その証拠としてホログラムを記録してディスクを盗み出すことに成功する。

しかし、ロット・ドッドもパドメの存在が邪魔で、クローヴィスを試すためにもということで、パドメに毒を飲ませていた。クローヴィスはディスクが奪われたことをしるが、パドメの様子がおかしいことに気づく。そこにアナキン参上。クローヴィスにしても、ディスクが元老院の手に渡ったことを知られてはまずいということ、またパドメを愛していて助けたい、ということで、解毒剤を手に入れ、パドメと共に脱出するアナキンの計画に乗った。

しかし、船にパドメを運んでいる所をロット・ドッドに見つかってしまう。コルサントに運ぶのが一番ということを言うクローヴィス。しかし、ロット・ドッドはそれを許さない。で、クローヴィスは銃を突きつけて解毒剤を要求した。「高く付くぞ」ということばを残して解毒剤を渡したロット・ドッド。

船に乗り込んだアナキンに、「ディスクを返せ」と言うクローヴィス。しかしアナキンは「サバイバル術に長けていると見た」と言ってディスクを返さなかった。パドメに解毒剤を射って、直ちに出発した。元に戻ったパドメ。アナキンに誤解があったと思い謝るが、アナキンは「任務成功」と言うのだった。

一方、クローヴィスはロット・ドッドに「話がある」と言われ、ドロイド達に取り囲まれていた。

スパイ疑惑とその調査というのはお決まりの物語であるが、今回はアナキンとパドメにそれをやらせたということで、派手さの全く無いおとなしい物語になっちゃいましたね。が、アナキンとパドメの恋バナでもあることを考えると、派手なドンパチを排除したというのは、恋愛ものということを強くすると言うことでも良かったところでした。また、アナキン、パドメ、C-3POの性格が良く出ていた物語でもあって、キャラを描くと言うことでは良い物語でした。が、2nd.に突入した現在で主人公のアナキンの性格描写をここまでする必要は無いと思うのだが...→何だかんだで重要人物であるのに、その存在が半ば忘れられているパドメ(久しぶりの登場ですし...)のキャラを描くことで、パドメの存在を思い出してくれ、ということだったのでしょうか...

 

↓1st.はこちら

↓怖さをだしていたゲストキャラ

スター・ウォーズII ロット・ドッド

スター・ウォーズII ロット・ドッド

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓お久しぶりね...

STAR WARS ベーシック フィギュア パドメ・アミダラ

STAR WARS ベーシック フィギュア パドメ・アミダラ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ エボリューションパック パドメ・アミダラ レガシー

スター・ウォーズ エボリューションパック パドメ・アミダラ レガシー

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ パドメ・アミダラ

スター・ウォーズ パドメ・アミダラ

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

スター・ウォーズ サーガベーシックフィギュア パドメ・アミダラ

スター・ウォーズ サーガベーシックフィギュア パドメ・アミダラ

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

RAH C-3PO(TM)

RAH C-3PO(TM)

  • 出版社/メーカー: メディコム・トイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

STAR WARS ベーシック フィギュア C-3PO

STAR WARS ベーシック フィギュア C-3PO

  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー


メジャー(6th.)#4 [アニメ]

本作は、野球の試合以外の所で面白くなるのだが、6th.もようやくそういう所に突入しました。これまでは「イップスの疑いがある」ということが語られていたが、「イップス」に立ち向かって行かなければならないという展開に突入となりましたからね。

2度目の登板も快調だった吾郎。しかし5回に突然おかしくなって、遂に頭部に死球を与えてしまった。これに同様する吾郎。(父は頭に受けた死球が元で死亡している。)また、これが危険球と判断されて退場となってしまう。

この試合はホーネッツは敗れ、吾郎には黒星が付いた。試合後、当ててしまった打者の元に行き、誤った吾郎だったが、逆にメジャーの厳しさを見せつけられることにもなった。そんな吾郎は監督から呼び出された。

周囲は次の登板は無いかもと考えるが、吾郎に3度目の登板の機会がやってきた。またも先発だったが、今度は最初からボロボロで、1安打5四球に暴投で、1アウトも取れずに3失点で降板となった。試合後、吾郎はマイナー(バッツ)行きを告げられた。

バスで移動する吾郎。車内でファンとの間でちょっとしたことがあったが、熱心なメジャー・ファンの思いも知ることになった吾郎った。そしてバッツにやってきた。(4th.に登場したあのオーナー(コスプレ姉ちゃん・アリス)たちが出迎えた。)先発でも抑えでも、何処でも投げるという吾郎だったが、ホーネッツからは登板させるなという指示が出ていて、イップスの疑いがあると言うことが伝えられていた。で、アリスは吾郎をある所に連れて行った。そこはサイコロジストのオリバーの所だったが、オリバーは外出中だった。吾郎はカウンセリングを受けることを拒否して逃亡してしまった。

アリスは詫びて帰ることを告げたが、そこにオリバーが帰ってきた。そして彼の車には黙らせられた吾郎がいた。

後半は吾郎の性格が良く出ていましたね。カウンセリングだと知ると逃亡を図り、ヒッチハイクをして帰ろうとする無茶をするところは吾郎らしい所である。(まあ、簡単に人は変わらないという所でもある。が、それが変わることで大きな成長があるものですが...)

尚、今回の「マスゴミ」と言うことが出来る描写は、吾郎のマイナー落ちの話題が日本のスポーツニュースで語られたときに「残念ながら」と言っていた所である。ワールドカップで大活躍して「期待の星」となっていたことから応援しようとするのは分かるが、「残念」と言う言葉が出るのは、マスコミとしては感情が既に入っていると言う証でしか無く、報道する立場としては「中立」を崩しているので「ゴミ」としか言いようがない。→単に、「マイナー落ちが通告された」と事実関係だけをニュースとして伝えれば良いだけのことですから...

 

↓6th.はここからです。

MAJOR 66 (少年サンデーコミックス)

MAJOR 66 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/02/18
  • メディア: コミック

MAJOR 67 (少年サンデーコミックス)

MAJOR 67 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/05/16
  • メディア: コミック
↓まもなく発売になる最新巻

MAJOR(メジャー) 76 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 満田 拓也
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/05/18
  • メディア: コミック

ケータイ刑事銭形命11話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形命」の第11話「交響曲第28番多聞調 作品194≪ボム≫ ~世界ペア音楽祭爆弾予告事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、この物語ではこれがあってこそということなので「楽器」について、そしてこの物語に登場した楽器から、ちゃんが使った「サックス」について、松山さんが使った「ギター」について記します。(それ以外の楽器は次回ということで...)尚、「サックス」については「・1話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

尚、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

楽器」:音楽を演奏するために使用される道具の総称である。英語では「(Musical) Instrument」と言う。

大別すると、弦、管、打楽器に分けられる。(鍵盤楽器を別にする場合もある。)また、別の分類(音を出す原理による分類)をすると、体鳴楽器、膜鳴楽器、弦鳴楽器、気鳴楽器、電鳴楽器の5つに分類できる。(電鳴楽器は楽器の中でも比較的新しいものであって、ここ数十年の間に生まれたものである。)

体鳴楽器は楽器の一部分に刺激が与えられることで音を出す楽器であって、打楽器の一部(シンバルなど)が含まれる。膜鳴楽器は張力を持たせて張られた膜に刺激が与えられることによって音を出す楽器であって、太鼓の類が含まれる。弦鳴楽器は張力を持たせて張った弦(糸)に刺激が与えられることによって音を出す楽器で、バイオリン、ギターが含まれる。気鳴楽器は息を吹き込んだりして空気の流れによって音を出す楽器であって、各種の笛やラッパの類が含まれる。

更に、音を出す演奏方法によって分類することもある。この場合は、管楽器(木管/金管楽器)、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器、電気楽器、電子楽器がある。

どこの国、民族にでも古くから楽器が存在していたが、その中でも管楽器、打楽器、弦楽器というものは古くから存在した楽器として知られている。また、他国の楽器が伝わり、それを改良したことで生まれた楽器も多数ある。

が、最も画期的だったのはピアノの発明である。ピアノは「楽器の王様」と呼ばれている楽器である。各楽器には、それぞれ出すことの出来る音の範囲(=音域)があるが、ピアノの音域が最も広く、オーケストラを構成する各楽器の音域全体を有している。(音域は最も広いが、音色まではオーケストラの他の楽器と言う訳には行かない。→電子楽器であるキーボード、シンセサイザーは音色まで自由に出せることからすると、現代ではキーボード/シンセサイザーが音色まで含めて最も出す音が多いということで、現在ではこちらが楽器の王様と言っても良いかも知れませんね。

サックス」:サキソフォン(「Saxophone」)のことであり、その省略した言い方である。(が、一般的には「サックス(Sax)」と言う言い方が定着している。)尚、日本語では「サキソフォン」「サキソフォーン」「サクスホン」「サクソフォーン」「サックスホルン」「サクソルン」などという表記があるが、いずれも同じものである。また、英語とフランス語では「Saxophone」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Saxophon」、イタリア語では「Sassofono」と言う。

金属製(真鍮)の木管楽器の一つであり、シングル・リードの楽器である。クラシック音楽だけでなく、ジャズの世界でも幅広く使われている楽器である。また、1970年代にはロックやポップスのようなポピュラー音楽の世界でも使用されるようになった。(ロックの世界では1970年代のブラス・ロックによって知られるようになり、'80's前半のダウンアンダー・ロックのブームの時には、ダウンアンダー・バンドがサックスを使っていたのが特徴となっていましたね。)

この楽器は1846年にベルギーの管楽器製作者のアドルフ・サックス(ADOLPHE SAX)が発明したものである。(1846年に特許が取得されている。)その彼の名前に因んで「Saxophone」と名付けられたが、現在では彼の名前(「サックス」)がそのまま楽器の名称として定着している。

開発当時は、木管楽器と金管楽器の双方の特徴を持つ楽器となることを目標としていたものであり、その通りの楽器となって、表現力に富んだ音を発する楽器として広く浸透することになった。また、1872年に発表されたフランスのビゼーによる『アルルの女』(ビゼーの代表曲というと『カルメン』があるが、これは1873年に発表された曲である。)はサックスを広く知らしめることになった有名な曲である。→「名曲探偵アマデウス」で取り上げてくれることを期待しています。

サックスにはソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4つの種類があるが、クラシック音楽ではアルトサックスが標準的に使われている。(当然、その4種類のサックスによる四重奏もある。)一方、ジャズなどの世界では、アルトサックスとテナーサックスが中心になっている。

楽器としては比較的新しいものであるが、20世紀になって発展したジャズの世界では当たり前の用に使用されるようになって、この楽器の存在を広く知らしめることになった。特にジャズ奏者の中には有名なサックス奏者が多数生まれている。1920年代から30年代のビッグバンドがサックスを有名なものにしたが、戦後はビッグバンドから離れて、サックスを中心とした新たなものが生まれていて、1960年代から1970年代には名盤と言われるサックスを中心にした曲を納めたアルバムが多数生まれている。そしてこれが1970年代後半のフュージョン・ブームに繋がり、誰でも知っているようなポピュラーな楽器として定着することになった。

ジャズの世界では、チャーリー・パーカーやジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズたちが時代を切り開いたサックス奏者として知られている。また、日本では「太陽にほえろ!」のテーマで有名な大野克夫や「ルパン三世」のメインテーマで知られている大野雄二はその道の大家としても知られている。ただ、サックス奏者には男性奏者が多く、女性サックス奏者はそう多くはいない。1990年代になるとキャンディ・ダルファー(CANDY DULFER)がアイドル的なことも含めて女性サックス奏者として知られている。ちゃん(=岡本あずさ)には和製キャンディ・ダルファーを目指すというのも悪くないと思いますが...

ギター」:英語では「Guitar」、ドイツ語では「Gitarre」、フランス語では「Guitare」、イタリア語では「Chitarra」、スペイン語では「Guitarra」と言う。弦楽器の一つであって、弦鳴楽器の代表的な楽器でもある。元を指で弾くか、ピックを使って弾くことで演奏する楽器である。(エレキギターもこれに含まれるが、エレキギターは弦の振動を電気的な信号に変換することで音を出すので電鳴楽器ということになる。)

楽器の中でも古くからあるものであり、その歴史は4000年を超えている。(但し、当時から現在のような6弦のギターであった訳ではない。)紀元前25世紀頃のシュメール文明(メソポタミア文明)にその原形が見られるものであり、それが各地に伝わり、形を変えていき、今日のギターに発展した。歴史が長いだけに、世界各国に、原理的には同じであるが形の異なるギターが数多くある。ウクレレ、マンドリンなどは比較的広く知られている楽器である。また、日本の三味線もピックではなくて桴で弦を弾いて音を出すが、ギターの仲間である。また、バイオリン、チェロ、コントラバスなどのように弓で弦を弾くことで音を出す楽器もある。(「ピチカート」と呼ばれる指で弦を直接弾く奏法もある。)

現在、「ギター」と言うと、クラシック・ギターと呼ばれる6弦のものが中心となっている。また、使用されるの音楽のジャンルとしては、クラシック音楽よりもポピュラー音楽の方での使用が多い楽器でもある。(19世紀のロマン派の時代には、ギターは軽んじられたこともあって、クラシック音楽では殆ど使用されなくなったことが大きく影響している。)また、特にラテン諸国では愛用された楽器でもあって、フラメンコには欠かすことの出来ない楽器でもある。

 

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