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BELINDA CARLISLE『BELINDA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼女の1st.ソロ・アルバムである。元GO-GO'Sのメンバーであったということで、ソロ・デビューするということも話題となって、ソロ・シンガーとしても順調な船出なったアルバムである、Billboardでは最高位13位を記録して、1986年の年間アルバム・チャートでも83位にランクインしている。

収録曲は、オリジナル版では全10曲であったが、2003年にリマスターされた時に3曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は全14曲となっている。(後ろの4曲がボーナス・トラックである。)収録曲は以下の通りである。『Mad About You』『I Need A Disguise』『Since You've Gone』『I Feel The Magic』『I Never Wanted A Rich Man』『Band Of Gold』『Gotta Get To You』『From The Heart』『Shot In The Dark』『Stuff And Nonsense』『Mad About You [Extended Version]』『Band Of Gold [Extended Mix]』『Band Of Gold [Dub Mix]』『Band Of Gold [Single Mix]』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Mad About You』は大ヒットとなって、Billboardでは最高位3位を記録して、1986年の年間シングル・チャートでも36位にランクインしている。また、カナダでは1位を獲得し、オーストラリアでも最高位9位を記録している。尚、イギリスでは動きが鈍くて最高位67位であった。続く『I Feel The Magic』はBillboardでは最高位82位に留まり、『Band Of Gold』はカナダで91位にチャートインしただけであった。

お薦め曲は、彼女の代表曲の一つである『Mad About You』と、シングル・カットされている『I Feel The Magic』、そして、同じくシングル・カットされていて、1970年のFREDA PAYNEが歌った全英No.1ソングのカヴァーである『Band Of Gold』、そして『From The Heart』と『Stuff And Nonsense』をピックアップしておく。

尚、『Band Of Gold』は多くのアーティストたちがカヴァーしているスタンダード・ナンバーと言って良い曲であるが、彼女のカヴァーした1986年には、BONNIE TYLERもカヴァーしていて、聴き比べるということも出来ました。(BONNIEのバージョンはイギリスで最高位81位を記録している。)

彼女の代表曲というと、日本では何と言ってもCMソングにも使われた全米No.1ソングである『Heaven Is A Place On Earth』であるが、本アルバムではNo.1こそ獲得しなかったものの、アメリカでは人気の高い『Mad About You』が収録されていると言うことで、人気の高いアルバムである。また、GO-GO'S解散後の新たな船出をしたアルバムであり、'80's(後半)の女性アーティストとしては外すことの出来ない一人であるだけに、じっくりと聴いておきたい所である。

全体的には爽やかなポップス路線(ロック寄りの曲もありますが...)であるため、GO-GO'Sのロック・サウンドとは違って聴きやすいものであるので、安心して聴くことのできるアルバムである。

 

Belinda

Belinda

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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三代目明智小五郎~今日も明智が殺される#4 [ドラマ]

今後の方向性が見えた物語で、あのもじゃもじゃマントの正体が明らかになった物語。それでいて、小林少女のコスプレ(今回は巫女姿)もしっかりと用意されていて、楽しめた物語でした。(ただ、今回の明智殺害計画は偶然に頼るというところもありましたけど...)

明智は、探偵志望の少女・岡本桃子を雇っていたことから、小林少女はライバル心向きだしで対抗する。が、桃子は明智家のファンであって、明智のことは何でも知っていた。(古本屋で中五郎の日記を手に入れていたが、そんなものがどうして古本屋にあるの?)

そんな中、事件調査の依頼が舞い込んだ。喜ぶ明智たちが向かったのは、中五郎の母校の小学校だった。が、現在は廃校になっていて、体育館の中は荒れていた。また、この学校ではピアノが突然鳴ったり、物が動くという不思議なことが起きていると言うことだった。中五郎はそれは「ツクモガミ」の仕業だと説明した。

何だかんだで、中五郎めがけてバレーボールが飛んできたりして、身を躱す中五郎。跳び箱の上に乗り、落ちてきたバーベルを避けたまでは良かったが、跳び箱から転落して死亡してしまった。

小林少女が体育館にやってくると、そこには明智の死体と幽霊の明智が現れた。このままだと桃子に死体を発見されて、警察を呼ばれてしまう。ということで、小林少女は明智の死体を運動場の砂場の中に隠した。で、いつものように幽霊の明智は蘇るために事件の謎を解き始めた。

やがて、運動場では野良犬が現れて明智の死体の死臭に気づきはじめ、更に高田刑事までもが姿を現した。で、急がなければ、ということになる。

いつものように、明智は「こんな僕でも解ける事件があるようだ」と口にして、小林少女と共に明智殺害のトリックを語る。実は体育館には大がかりな仕掛けが用意されていて、桃子が投げたバレーボールによって起動して、ドミノ倒しの要領で様々な仕掛けが動き、最終的に明智の頭にバーベルが落ちてきて「THE END」となるはずだった。→それを躱したのだから、計画は失敗したと言えるが、跳び箱から転落死してしまったということだった。(こういうことで死亡したと言うのなら、保険会社は「事故」と判断しそうだが、そこに至った仕掛けがあると言うことで、やっぱり殺人事件ということになる。ただ、こういう展開ならば、「殺人罪」ではなくて「殺人致死罪」ですね。)

桃子は実は明智の小学校時代の同級生であり、しかも怪人二十面相の孫の三代目怪人二十面相だった。で、色々と明智に因縁話をして、「三代目同士の宿命」ということで、明智の前に立ちはだかることになった。

(小林少女曰く)「もじゃもじゃマント」の正体は怪人二十面相の孫ということで、簡単に予想できてしまい、意表を全く突かないものであったが、こういうユルユルな所がいいですね。今後は明智との間の因縁話として対決していくことになるのでしょう。ただ、「三代目怪人二十面相」というのは余りにもストレートで、もうちょっと捻りが欲しかった...

明智の過去を明かし、ライバルの登場ということで、今後の展開がより楽しみになってきた物語であったが、本作のポイントはしっかり抑えてあったので、漫画のようなトリック(ドミノ倒しで大がかりな仕掛けを作ると、何かとトラブルが生じて上手く行かないことがある。今回のように体育館で、しかも扉を完全に閉め切っていないという環境だったら、風の影響で計算が狂ってしまうということも多々あるので、そういう仕掛けをした三代目怪人二十面相というのも計算が足りないように思ってしまうのですが...)もあまり気にはなりませんでした

ところで、怪人二十面相の本名は遠藤平吉であるが、三代目の本名は、姓は遠藤と分かるが、下の名前は何でしょうかねぇ?

それにしても、こういうノリならば、土曜日23時のBS-TBSの枠でも放送したらいいのに...(そうすると、全国放送にもなるのに...)

 

三代目明智小五郎DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

小池里奈@三代目明智小五郎-小林少女の事件簿- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

↓一応、こういうものを...

ドミノ100

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日本ドミノ協会公認 ドミノ牌120

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  • 出版社/メーカー: ビッグフィールド
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その154) [ケータイ刑事]

本連載も3年目の最後の月(36ヶ月目)に突入となりました。「007」の第23作の製作が無期限延期になったのは残念な所であるが、「ケータイ刑事」も8代目は当分生まれそうにないですし、眠っているネタもまだあるだけに、まだまだ連載は続けていきます。

今回のテーマは「テニスラケット」です。取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・2nd.21話」、「007」からは「オクトパシー」です。(またまた3代目同士が取り上げられると言うことになりました。)

ケータイ刑事」:「・2nd.21話」。「殺しを語る肖像画 ~軽井沢夫人殺人事件」という物語。本放送が2004/8/22ということで、夏休みと言うこともあって、ちゃんが軽井沢の別荘に行っていた、という設定で、ちゃんのテニスルック姿が見られる物語である。→ファン・サービスの一つでもあります。(ちなみに、2nd.18話、19話でも制服姿以外を見せていたちゃんでした。)

高村さんが、長野県警の研修に来ていたが内容が退屈ということで抜け出して、芝生の中にあるビーチパラソルの下で昼寝をしている。(昨夜、憂さ晴らしのために一晩中「秀吉の野望」というゲームをしていて寝不足になっていた。)そんな所に、テニスルックのちゃんが自転車に乗ってやってきた。高村さんの側にこっそりとやってくると「警視庁から入電中、警視庁から入電中」と言って高村さんを驚かせる。高村さんもちゃんに気づくが、「どうしてこんな所へ?」と尋ねた。これにちゃんは、笑顔で「おじいちゃまの別荘が軽井沢にあるんですよ。それで今日は、家族みんなで避暑地でバカンス!」と答え、手にしているラケットでスイング一回していた。

高村さんは「優雅なこと...」と返すと、直ぐに話題を変えて「ところで君たち、一体何人姉妹なの?」と質問した。(現在では「四姉妹」と分かっていますが、この物語の本放送時点では、(「・2nd.4話」で)ちゃんにはちゃん以外の妹(但し、名前は不明であった。)がいることが判明していて、4人以上と分かっていたが、何人かは不明でした。)これにちゃんは「それは最高国家機密ですよ」と言って、秘密のママにして答えてくれなかった。

そして「高村さんこそ、どうして軽井沢に?」と逆に質問をして、高村さんは研修のこと、ゲーム「秀吉の野望」のことを話したが、「で、サボってるんだ」と言って、高村さんの長い説明をまとめてしまった。

このあと、ちゃんが「良い子のみんなは、長時間ゲームをプレイするときは休憩を入れましょう」と注意をカメラ目線で語っていた。(そうしていると「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入った。→ここは軽井沢ということで長野県警の管轄なんですがね...)

007」:「オクトパシー」。1983年のシリーズ第13作で、3代目ボンドの第6作である。R・ムーアの体力的な衰えが目立ってきたこともあって、前作(「ユア・アイズ・オンリー」)で生身のアクションを中心に戻ったのもつかの間で、秘密兵器と呼べるものを色々と投入しての派手なアクションと、かつての連続活劇を思い出させるノンストップ・アクションとなった作品である。

インドに入ったボンドは現地調査員のサドルディンとその部下のヴィジャイと合流する。既にサドルディンたちはカマル・カーンのことを調べていて、ヴィジャイは得意のテニスを生かして、カマルの経営するスポーツクラブにテニスのインストラクターとして潜入していた。

何だかんだとあって、ボンドとヴィジャイは、カマルの用心棒のゴビンダたちに追われることになる。ヴィジャイはインド名物の三輪タクシー(トゥクトゥクタクシー)を運転士、それにボンドを乗せて、街中を逃げる。が、ゴビンダたちも同様にトゥクトゥクタクシーで後を追いかける。更に、ゴビンダの手下はジープでも追いかけて、ヴィジャイの運転するトゥクトゥクタクシーに乗り移ってボンドを襲った。

ボンドの胸に殺し屋のナイフが刺さったが、ボンドは先にカジノでのカマルとの勝負に勝っていて、その時に得た札束が上着の内ポケットに入っていて、これがボンドを救う形となった。また、ヴィジャイは運転しながら、片手でテニスラケットを握っていて、これで殺し屋を撃退する。(ヴィジャイのテニスの腕前はプロ級ということなので、鋭いスイングで見事にノックアウトして蹴散らした。)

その後、ボンドはヴィジャイにも分け与えていた札束を返して貰うと、それを街中にばらまいた。これによって街中の人たちはお金を拾うのに夢中になり、ゴビンダたちの乗ったトゥクトゥクタクシーの道を塞ぐことになった。この時ボンドは(カジノで、カマルが使っていたイカサマ・ダイスを使って賭けに勝って得た金ということもあって)「悪銭身につかず」と言っていた。

一般市民に道を塞がれたゴビンダたちは、仕方なくトゥクトゥクタクシーから降りると、走ってボンドたちのトゥクトゥクタクシーを追ったが、ヴィジャイは街中に出ていたポスター(実はインド支局への隠された入口であった。)を突き破り、(直ぐに新しいポスターが降りてきて、何事もなかったようになる。)ゴビンダたちの追跡を逃れて帰還した。

共通点は、テニスのスイングをしているという、正しいラケットの使い方をしていることがあるが、これは小道具としては当たり前のことである。驚くべき共通点としては、その後で秘密になっていることに触れているという物語の展開である。(「ケータイ刑事」では、「銭形姉妹が何人姉妹なのか」という謎(本放送当時は謎でした。)に触れたが、秘密のままにされ、「007」ではインド支局への秘密の入口が登場したが、直ぐに後処理が行われたために、追っ手たちには「あれっ?」ということで秘密が守られている。)秘密事項に触れるだけであれば、「テニスラケット」は全く関係ない展開でも良いのだが、「テニスラケット」を使った直後に秘密に触れているという物語の展開というのは、ただ事ではない共通点と言うことが出来る。

相違点は、「ケータイ刑事」では正しいテニスラケットの使い方(素振りであっても、他人をただ入りしていないので、歴とした正しい使い方である。)をしているが、「007」では非常事態であるとは言うものの、他人を攻撃する武器に使っている、ということである。(→テニスラケットで他人を殴ることをしてはいけません。)

尚、ちゃんのテニスの腕前については全く語られていないので、これは推測と言うことになるが、運動神経も優れているちゃんだったら、テニスの腕前も人並み以上と思われる。(従姉妹を含めて、銭形姉妹はみんながみんな優れていますからね。)よって、「007」のヴィジャイのテニスの腕前はプロ級ということなので、「物語でテニスラケットを手にしていた人物のテニスの腕は優れている」という共通点もあるものと予想される。しかし、「ケータイ刑事」に関しては「推測」であるため、これは「共通点」とはせずに「共通点候補」ということにしておきます。

次回はシチュエーションということで記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

オクトパシー (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
↓いくつか拾っておきます。
リージェント・ファーイースト ジュニア硬式テニスラケット 23インチ GLM-23 23123

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  • 出版社/メーカー: リージェント・ファーイースト
  • メディア: スポーツ用品
ダンロップ(DUNLOP) 硬式テニスラケット POWERPLUS ブルー XL11-BL

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  • 出版社/メーカー: ダンロップ(DUNLOP)
  • メディア: スポーツ用品
KAWASE 硬式テニスラケット

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  • 出版社/メーカー: Kaiser
  • メディア: その他
リージェント・ファーイースト 軟式テニスラケット BK×SIL STR100モデル 20105

リージェント・ファーイースト 軟式テニスラケット BK×SIL STR100モデル 20105

  • 出版社/メーカー: リージェント・ファーイースト
  • メディア: スポーツ用品
KAWASE 硬式テニスラケット(一体成型)

KAWASE 硬式テニスラケット(一体成型)

  • 出版社/メーカー: Kaiser
  • メディア: その他

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