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NIK KERSHAW『HUMAN RACING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼のデビュー・アルバムである。後にプロデューサとしても活躍することになる彼であるが、音楽的なセンスの良さを知らしめることになったアルバムでもある。本国イギリスでは最高位5位、ノルウェーで7位、(西)ドイツとフィンランドでは8位、スイスでは12位、オランダでは13位を記録するというように、欧州では大ヒットになった。また、アメリカではBillboardで最高位70位、豪州では35位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Dancing Girls』『Wouldn't It Be Good』『Drum Talk』『Bogart』『Gone To Pieces』『Shame On You』『Cloak And Dagger』『Faces』『I Won't Let The Sun Go Down On Me』『Human Racing』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。但し、デビュー曲である『I Won't Let The Sun Go Down On Me』は、アルバム・リリース前に先行してリリースされていて、その後に再発されているので、のべで言うと5曲のシングルと言うことも可能である。デビュー・シングルとしての『I Won't Let The Sun Go Down On Me』はイギリスでは47位ということで今一つ伸び悩んだが、オランダでは6位、スウェーデンでは10位を記録している。そしてこの曲は、2曲のシングル・カットの痕に再発されてイギリスでは2位、オランダで5位というように最初のヒットを越える大ヒットになった他、アイルランドで4位、スイスで6位、ノルウェーで8位、(西)ドイツで12位豪州で17位を記録している。デビュー・シングルに続く2nd.シングルとなった『Wouldn't It Be Good』は本国イギリスで4位を記録したのをはじめ、アイルランドと(西)ドイツでは2位、スイスで3位、豪州で5位、ノルウェーで6位、カナダで9位、というように大ヒットして、アメリカでも46位を記録した。続くシングルの『Dancing Girls』はイギリスで13位、アイルランドで14位というように、勢いは少し衰えたが、次にデビュー・シングルの再発が大ヒットし、続いてシングル・カットされた『Human Racing』はイギリスで19位、アイルランドで17位を記録している。

お薦め曲としては、デビュー曲であり、ヒット・シングルとなった『I Won't Let The Sun Go Down On Me』、ブレイクしたのはこの曲からということになった『Wouldn't It Be Good』、更にシングル曲の『Dancing Girls』と『Human Racing』、それ以外からは『Drum Talk』と『Cloak And Dagger』をピックアップしておく。

サウンドはポップであって、とても聴きやすいものである。(当時は斬新なものであったが、シンセ・サウンドが一般的になった現在では印象が変わっている。)この後、'80'sのサウンドとして定着する要素に満ちたものであるため、'80'sサウンドがお好きな方であれば、特に違和感なく聴くことが出来る。また、発表から四半世紀以上が流れているが、特に陳腐化したという印象もない。

尚、シンガーとしての彼は本アルバムと次のアルバムまでということになるが、プロデューサとしての才能は後に多くのヒット・アルバムを生み出していることからも明かであり、その才能を垣間見ることも出来る内容のアルバムになっている。ということで、'80'sのUKサウンドがお好きな方は聴いておくべきアルバムである。

 

Human Racing

Human Racing

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca Import
  • 発売日: 2000/01/25
  • メディア: CD


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BS-hiでは最後の「名曲探偵アマデウス」~ベートーベン『交響曲第9番」合唱つき』 [ドラマ]

4月からは「セレクション」と言う形になってしまう「名曲探偵アマデウス」であるが、BS-hiでの最後の放送は火曜朝の再放送枠で、ファイルNo.023のベートーベン『交響曲第9番」合唱つき』でした。(言うまでも無く「第九」と呼ばれている年末恒例のあの有名曲である。)

これが最初に放送されたのが2008/12/20だったということで、随分前になる。また、これは1年目の年内最後の新作でもありました。(但し、BS-2では2009年の最初の放送でしたけど...)

この物語を見たのは久しぶりということになったが、作風というのは変わっておらず、3年間も基本的に同じような形で、よくもまあ続いたものということも出来ますね。所長とカノンさんのコンビも楽しいですし... ただ、この時のカノンさん、最近の新作の時よりもふくよかな感じがします。(髪型もショートボブで、少し雰囲気が違っている。)

これまでにも所長がバナナを食べているということはよく出ているが、ファイルNo.023では1本のバナナがきっかけで進んで行く物語となっている。ということで、所長のバナナ好きということもぶれないで描かれていたということで、これは凄いことですね。(最近では大河ドラマと特撮ヒーローは1年、朝ドラが半年、それ以外は1クール(しかも3ヶ月弱)しか続かない(但し、シーズン2、3、…、という形の作品も極一部ありますが...))

それにしても「バナナ1本ください」と言うカノンさんもある意味凄い存在ですね。そして、この物語のラストのオチの部分での鍋も。ジャガイモ、ニンジン、ネギがそのまま入っているだけでなく、バナナも入れてしまうという発想には脱帽です。→世界にはバナナを主食としている地域もあるが、主食用のバナナは、日本で消費される一般的なバナナ(主に菓子用のバナナ)とは種類が違うのだが、そういう所を無視して、兎に角、鍋に入れてしまうと言うのは凄い!「闇鍋」で食べられるものならば何でも入れてしまう、という発想ですね。

BS-hiでは、月曜夜の本放送枠、火曜朝の再放送枠、水曜深夜(カレンダー上は木曜日になっている)の再放送枠があったが、水曜深夜枠は既に放送が終わっているので、今回の放送でBS-hiでの放送は全て終了ということになった。(BS-hiは3/31の24:00に放送終了する。→4/1 06:00からはBSプレミアムというチャンネルとなって、「BS103ch」はそのままで視聴できますが...)

尚、BS-2での放送は、予定では24日(木)の夕方にファイルNo.089(最新の物語)のバッハ「マタイ受難曲」、27日(日)の夕方にファイルNo.088のドビュッシー「交響詩『海』」の再放送が予定されています。(SD放送ですが...)

3年前にスタートした時は、3年も続くことになるとは思わなかったが、垣根を感じることのあるクラシック音楽に隠された秘密を分かりやすく説明し、音楽の魅力を教えてくれるその内容の良さ、所長とカノンさんのコンビと、毎回登場する個性豊かな依頼人とのやりとり、時には「事件なの?」と言うようなものもあったが、たっぷりと楽しませて貰いました。

新年度は「セレクション」と言う形での再放送ということになるが、月に1本ぐらいは新作を見たいところです。(不定期のスペシャルみたいな形でも構わないですが...)また、2年目のように地上波でも放送したらいいのに...(結局、地上波では89本の内、1/3強の33本しか放送されていない。)

ここまで89本の物語があるが、クラシック音楽の名曲と呼ばれているもので、ここまでに取り上げられていない曲はまだたくさんありますし...(ショパン、モーツァルト、ベートーベン、バッハ、ブラームスなど、多く取り上げられている作曲家の有名な曲でも、全て取り上げられていませんし...)

 

CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

CD付き NHKクラシックミステリー 名曲探偵アマデウス

  • 作者: 『NHKクラシックミステリー名曲探偵アマデウス』制作チーム
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2010/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

  • アーティスト: バーンスタイン(レナード),ベートーヴェン,バラッチュ(ノルベルト),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

  • アーティスト: ベートーヴェン,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD

ベートーヴェン:交響曲第9番<合唱>

ベートーヴェン:交響曲第9番<合唱>

  • アーティスト: ベートーヴェン,小澤征爾,サイトウ・キネン・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: delta classics
  • 発売日: 2006/11/25
  • メディア: CD

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

  • アーティスト: フルトヴェングラー(ウィルヘルム),ベートーヴェン,バイロイト祝祭管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/03/06
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

名曲探偵アマデウスの月曜夜の放送が無くなったため、今週から火曜の1本目は「ケータイ刑事・裏ネタ編」ということになります。(それに伴って、火曜の正午は通常編成になります。)


銭形零」の第12話「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目の増補となる今回は、前回の続きとしてこの物語に登場した乗物関係から「宇宙船」について、「潜水艦」について、それらは最初はこれだったということで「山荘」について、ちゃんたちがやってきたのがここだったということで、「那須」について、「スキー場」について、「リゾート地」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/9日付です。)

宇宙船」:宇宙空間を飛行する人工物物体の総称であるが、それらの中でも有人のものを指す。(無人のものとしては人工衛星がその代表的なものとなる。)また、地球から見たら静止衛星や宇宙ステーションのように静止しているように見えるものも、実際は宇宙空間を飛行しているので、それらの中でも有人のものは「宇宙船」と呼ばれる。但し、宇宙ステーションの場合は、宇宙空間を飛行しているものの、宇宙船の基地のような位置づけとなるため、「宇宙船」とは区別されるのが一般的である。(定義上は「宇宙船」になるのですが...)

実用化されたものとしては、マーキュリー宇宙船、アポロ宇宙船、ソユーズ宇宙船、スペースシャトル、神舟などがある。また、実際は無人であるのだが、物資の輸送に使用されているプログレスやHTV(いずれもが国際宇宙ステーションへの物資の輸送に使用されている。)は無人であるものの、内部で人が入って行動できる用になっていることもあって、「宇宙船」と呼ばれる。

フィクションの世界では、宇宙を舞台にした作品は多数あり、それらの中では宇宙を移動するものは基本的に「宇宙船」と言われている。(「銀河鉄道999」は「宇宙船」とは呼ばれませんが...)

英語では「Spaceship」、ドイツ語では「Raumschiff」、フランス語では「Vaisseau Spatial」、イタリア語では「Nave Spaziale」、スペイン語では「Nave Espacial」、中国語では「宇宙飛船」と言う。

宇宙空間では、船内は当然のことながら密閉されていて、外部(=宇宙空間)とは完全に独立した閉空間になっている。

潜水艦」:海中に潜行して戦闘を行うようにした軍艦(戦艦)のことである。先行するため、船体は耐圧構造を有していることになる。尚、軍艦でなくても海洋調査目的の潜航可能な船は存在しているが、それらは「潜水艦」とは呼ばずに「潜水艇」と呼ぶのが一般的であり、軍事用である「潜水艦」とは区別されている。

歴史は、アイデアとしては古くからあるものであるが、実用化されたのは18世紀後半になってからである。但し、この時に登場した潜水艦は1人乗りの小型のものである。19世紀になると、多人数が乗ることが出来る潜水艦が登場し、19世紀後半には実戦でも使用されている。しかし、当時は海中から敵を攻撃するのは卑怯な作戦とされた。

潜水艦が発展するのはやはり20世紀になってからである。第一次大戦の時、ドイツが積極的に使ったことで世界的にも戦力として重要なものと考えられるようになった。(Uボートが大西洋を航行する船を多数撃沈していることで、米英を震え上がらせた。但し、その大作として、護送船団というものが考え出されている。)

第一次大戦後は潜水艦が重要な戦力になるとして、各国で研究開発が進み、第二次大戦では潜水艦の性能が闘いに大きく影響を与えている。戦後は、更に性能が上がり、ディーゼルエンジンに代わって原子力潜水艦が登場し、潜航可能時間が飛躍的に伸びることになり、更に速度の向上などで飛躍的に性能がアップしている。

また、潜水艦の発展は、その対策としてソナー、熱感知装置などの探査技術の向上にも繋がっている。

英語では「Submarine」、ドイツ語では「Unterseeboot」(これを略して「U-Boot」と言う。)、フランス語では「Sous-Marin」、イタリア語では「Sottomarino」、スペイン語では「Submarino」、中国語では「潛水艇」と言う。

潜航時は、船内は当然のことながら密閉されていて、外部(=海中)とは完全に独立した閉空間になっている。

山荘」:山の中にある小屋のことであり、山小屋、別荘、ロッジ、バンガローなどのことである。また、山中にある宿泊施設でもあって「山のホテル」という位置づけでもある。

個人所有のものは別荘として常時使用されるものでは無いのが殆どであるが、宿泊施設となっているものは、雪に閉ざされる冬場は別として、通常時は営業していて、宿泊、食事などが可能であり、また、土産品などの販売も行われている。

それ以外では、緊急時の避難小屋という位置づけで、普段は無人であるが、いざというときには底に避難して泊まることが出来るように整えられているものもある。(この場合は「山荘」と言うよりも「山小屋」と呼ばれるのが一般的である。)

英語では「Mountain Villa」または「Cottage」と言い、ドイツ語では「Gebirgshütte」、フランス語では「Petite Maison de Montagne」、イタリア語では「Cottage di Montagna」、スペイン語では「Cabaña Montañesa」、中国語では「山荘」または「山庄」と言う。

雪山の山荘であれば、吹雪いた時には外界と遮断されることになるため、外部とは独立した閉空間になる。この物語では、「山荘」が実は「宇宙船」だった→「潜水艦」だった、というように設定を変更しているが、ある条件下では外部から切り離された独立した閉空間になるだけに、なかなか考えられていますね。

那須」:栃木県北東部の那珂川上流付近の地域名である。(現在の行政区画では、大田原市、那須塩原市、那須烏山市、那須郡那須町及び那珂川町が該当することになる。)

那須高原、那須野が原があり、近くには行楽地として那須温泉郷がある。(日光国立公園の一部にもなっている。)保養地として発展した地域である。

交通機関としては、東北新幹線の那須塩原駅が玄関駅になっているが、新幹線開業前は黒磯駅、または西那須野駅が玄関の役割をしていた。→黒磯駅は、東北本線で、直流/交流の電荷方式の地上切替を行う駅であり、現在の日本では唯一の地上切替駅である。(交直切替は別の方法で切り替えることもできるため、他の場所ではそちらが採用されているということです。)現在では交直流の自動切り替えを行うことが出来る車両があるため、通貨列車もあるが、昔は交直流の電源切替のため、ここを通る列車は黒磯駅に必ず停車した。(旅客停車はしなくても、電源切替作業を行うために物理的に停車した。)そのため、鉄道マニアにとっては、那須温泉郷よりも重要な場所となっている。

スキー場」:スキーやスノーボードなどを行う場所や施設のことである。現在では人工雪を使っているスキー場や屋内にあるスキー場もあるが、基本的には山に積もった雪をそのまま利用した場所である。そのため、積雪のある山麓に位置しており、交通機関と宿泊施設とセットで発展していく施設の代表的なものになった。現在ではレジャー施設として、冬場の重要な産業になっている。尚、夏場は雪がないため、スキー場はアウトドアスポーツの拠点として利用されている。(例えば、ハンググライダー、熱気球など)

日本で最初に出来たスキー場は、山形県の五色温泉スキー場である。また、1958年には東京の豊島園インドアスキー場が世界初の屋内スキー場として作られた。

俳句の世界では、「スキー場」だけでなく「スキー」「スキーヤー」「ゲレンデ」「シャンツェ」等は全て冬の季語である。(当然ですね。)また、英語では「Ski resort」、ドイツ語では「Wintersportgebiet」、フランス語では「Station de Sports d'hiver」、イタリア語では「Stazione Sciistica」、スペイン語では「Estación de Esquí」、中国語では「滑雪場」と言う。

リゾート地」:単に「リゾート」と言うこともある。行楽地、保養地のことである。休暇を楽しむ場所として作られたものであり、何らかの余暇施設と宿泊施設が一緒になっているものが一般的である。

日本では、1987年に制定されたリゾート法によって、「リゾート(地)」とは「国民が多様な余暇活動を楽しめる場」と定義されている。この定義では、近年のシネコンやヘルスセンター、スパなども該当しそうであるが、この法律の適用を受けたのはゴルフ場、スキー場、マリーナ、リゾートホテルであって、一般的に「大型施設」と呼ばれているものである。

但し、バブル崩壊によって、リゾート法によって開発された施設は、その殆どが計画通りに進まず、経営破綻が相次いだことで、負の遺産となってしまったため、「リゾート法」は悪法とされ、「リゾート」と言う言葉も悪いイメージが定着している状態になっている。

特に、スキー場はその代表的なものとして知られている施設である。(冬場はスキー場として、雪のない時期はアウトドア・スポーツの施設として利用される。)また、スキー場はある程度の山のある場所にあるが、日本では温泉が近くから出ることもあって、スキー場と温泉が一緒の施設にあるところも珍しくない。

スキー場以外では、海辺の「マリーンリゾート」、ゴルフ情を中心にした「ゴルフリゾート」などがある。また、温泉を中心にしたリゾートもある。(昔からある温泉保養地ということでもあり、これは世界各地に古くからあるものである。)

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語など、多くの言語で「Resort」と言うが、スペイン語では「Estación Turística」、オランダ語では「Kuuroord」と言い、中国語では「度假村」または「休養地」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

図解宇宙船 (F-Files No. 8)

図解宇宙船 (F-Files No. 8)

  • 作者: 称名寺 健荘
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2007/01/29
  • メディア: 単行本
われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」

われらの有人宇宙船―日本独自の宇宙輸送システム「ふじ」

  • 作者: 松浦 晋也
  • 出版社/メーカー: 裳華房
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 単行本
これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 (光人社NF文庫)

これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 (光人社NF文庫)

  • 作者: 中村 秀樹
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫
世界の潜水艦―Uボートからハイテク潜水艦まで (世界の傑作機別冊―Graphic action series)

世界の潜水艦―Uボートからハイテク潜水艦まで (世界の傑作機別冊―Graphic action series)

  • 作者: 坂本 明
  • 出版社/メーカー: 文林堂
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本
潜水艦入門 ミリタリー選書26

潜水艦入門 ミリタリー選書26

  • 作者: 小滝 國雄
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2008/06/12
  • メディア: 単行本
るるぶ日光 那須 鬼怒川 塩原’11 (るるぶ情報版 関東 2)

るるぶ日光 那須 鬼怒川 塩原’11 (るるぶ情報版 関東 2)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2010/03/08
  • メディア: ムック
那須・塩原 2010年版 (山と高原地図 12)

那須・塩原 2010年版 (山と高原地図 12)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 単行本
ニッポンのゲレンデ2011 (ブルーガイド・グラフィック)

ニッポンのゲレンデ2011 (ブルーガイド・グラフィック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/15
  • メディア: 大型本
ニッポンのゲレンデ2010 (ブルーガイド・グラフィック)

ニッポンのゲレンデ2010 (ブルーガイド・グラフィック)

  • 作者: 実業之日本社
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2009/10/16
  • メディア: 大型本
世界のビーチ&リゾート 2011 (地球の歩き方ムック 海外 12)

世界のビーチ&リゾート 2011 (地球の歩き方ムック 海外 12)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本
リゾート実例セレクション (リクルートムック)

リゾート実例セレクション (リクルートムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リクルート
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 大型本
R10 地球の歩き方 リゾート パラオ 2011~2012

R10 地球の歩き方 リゾート パラオ 2011~2012

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/03/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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「魚河岸の石松」(その7) [映画(邦画)]

今回は、二代目の作品となったシリーズ第8作と第9作の2本について記します。尚、この2作品はいずれもが1955年の作品であって、第8作は1955年8月公開、第9作は1955年10月公開であった。また、物語としては第8作が前編、第9作が後編ということになっている。

シリーズ第8作魚河岸の石松 マンボ石松踊り
作品データを記しておくと、1955年の東映東京の作品であって、時間は61分、白黒作品である。原作は宮本幹也、監督は小石栄一、脚本は笠原良三、撮影は星島一郎、美術は中村修一郎、音楽は飯田三郎である。そして出演は、堀雄二、柳谷寛、星美智子、清川虹子、日野明子、牧幸子、宮田悦子、三條美紀、宮城まり子、花澤徳衛、石島房太郎、戸田春子、三好久子、佐藤一郎、深見恵子、山本節子、森幾子、広田新二郎、益田喜頓、曾根秀介、吉川英蘭、山下磨智子、桂彰二、杉丘のり子、たちである。

キノキンは5歳の時に生き別れとなった母が生きていて、盤梯山麓にいるということを知り、石松と共に母に会うために出掛けた。現地に到着したが、母は既に引っ越していた。で、直ぐに後を追い、山形に入る。しかし、そこでは佐渡に渡ったと聞かされた。キノキンと石松は旅費も底を尽いたということで、現地の音頭大会に飛入り出場し、一等賞となり、商品として貰った牛を売って金を作った。そんな所に、旧知の間柄であるマミのいる旅廻り一座と会い、その一座が新潟に行くと知る。で、2人は一座に加わり新潟に向かった。が、一座の座長・町子が石松に参ってしまい、いつもの展開へ。新潟では、興行主と一座の間で契約金のことで揉め、マミたちを酒席にはべらせて解決の糸口にしようとする。が、マミは酒席で危うくなり、駆けつけた石松たちによって救われた。更に、芦屋夫人も現れて、一座の借金は芦屋夫人が払ってくれて、全ては解決した。芦屋夫人は佐渡金山の権利を買うことを考えていて、現地に向かう途中ということで、石松とキノキンは一緒に佐渡に渡った。今度こと母に会えると思ったキノキンだったが、母は既に清水港に引越していて、ここでも会うことは出来なかった。一方、鉱山に来ていた石松と芦屋夫人は、危険な坑道に連れこまれ、坑道の崩落事故に巻き込まれてしまった...

シリーズ第9作石松故郷へ帰る
作品データを記しておくと、1955年の東映東京の作品であって、時間は54分、白黒作品である。原作は宮本幹也、監督は小石栄一、脚本は笠原良三、撮影は星島一郎、美術は中村修一郎、音楽は飯田三郎である。そして出演は、堀雄二、柳谷寛、星美智子、清川虹子、初音礼子、月丘千秋、日野明子、牧幸子、宮田悦子、中原ひとみ、石島房太郎、里見有理、小峰千代子、萩原満、山口勇、岩城力、大東良、福岡正剛、牧野狂介、山本縁、山本麟一、生信賢三、たちである。

佐渡の鉱山の坑内で土砂崩れに遭った石松と芦屋夫人だったが、無事に脱出することが出来た。が、マミたちがいることで石松は逃げるように佐渡を離れ、新潟から長野を経由して清水港に向かう。が、途中の佐久間で列車事故に出くわし、天竜川を下ることになる。しかし、激流に呑み込まれて、土左衛門になりかけたところを矢間の娘に助けられた。更に、何者から襲われて、米俵に詰め込まれて清水港に送られた。清水港では、6代目の次郎長親分の世話で魚市場で働くようになる。そんな中、とき子という商売の邪魔をする娘と会う。彼女の兄は次郎長一家に填められていかさま博打で金を巻き上げられていて、やくざに身を持ち崩していたのだった。そんな所に女博打打ちのお貞が石松の姿を見て惚れてしまい、芦屋夫人、更には〆蝶を交えた鞘当てで混乱することになる。石松はそんな状況から何とか逃げ出した。一方、おとらのお陰で母と再会したキノキンも次郎長一家の悪事を知り、戻ってきた。で、石松とキノキンは次郎長一家に殴りこみを掛け。次郎長一家をのしてしまった。そしてマミをはじめ、みんなに見送られて、東京に戻っていった。

時間的なことを考えると、2本をまとめて1本の作品にして公開するべきと(現在では)誰でも考えるところであるが、当時は日本映画全盛期であって、娯楽の王様の映画は数多く封切られていて、1時間程度の前後編に分けられた作品というのは当たり前のようにあったものである。が、そうなると、全体を通して見ると、物語の展開にせわしなさが感じられることになり、表面的な所しか描くことが出来ない状態に陥ってしまう可能性が高くなる。本作はそういう弊害がモロに出てしまい、痛々しい所である。

また、既に実質的に前々作と前作で主役が交代していたが、完全に主役が交代したことで本シリーズの魅力を失ってしまった。コメディとしてのドタバタ部分も騒がしいだけで他に何も無いとなれば、言うことも無いですね。

で、本作で幕が下りるのかと思ったら、3年後の1958年にカラー作品となって、役者を更に変えて3代目としての作品が作られることになる本シリーズである。

 

魚河岸の石松〈第1〉多情多感の章 (1964年) (芸文新書〈アー1〉)

  • 作者: 宮本 幹也
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 1964
  • メディア: 新書

魚河岸の石松〈第2〉侠気一本の章 (1964年) (芸文新書〈アー2〉)

  • 作者: 宮本 幹也
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 1964
  • メディア: 新書

魚河岸の石松〈第3〉青春転々の章 (1964年) (芸文新書〈アー3〉)

  • 作者: 宮本 幹也
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 1964
  • メディア: 新書

魚河岸の石松〈第4〉奇想天外の章 (1964年) (芸文新書)

  • 作者: 宮本 幹也
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 1964
  • メディア: 新書

魚河岸の石松〈第5〉土竜昇天の章 (1964年) (芸文新書)

  • 作者: 宮本 幹也
  • 出版社/メーカー: 芸文社
  • 発売日: 1964
  • メディア: 新書
映画パンフレット 「魚河岸の石松シリーズ 石松と女石松」

映画パンフレット 「魚河岸の石松シリーズ 石松と女石松」

  • 出版社/メーカー: アットワンダー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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NEW MUSIK『FROM A TO B』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。イギリス出身のシンセ・ポップ・バンドである彼らは、'80'sに向けての新しいサウンドが次々と登場した時期に、当時としては発展途上だったシンセサイザーを中心にしたサウンドを展開したグループの一つとして活動し、'80'sのシンセサイザー全盛という'80'sサウンドを築くことに繋がる活躍をしたグループである。(但し、彼ら自身はビッグ・ヒットという所までは行かなかったのですが...)本アルバムはイギリスで辛うじてTOP 40に届いたという所であり、大きなムーブメントを引っ張っていく存在にはならなかった。(が、他の同種のグループが引っ張っていくことになった。)とは言っても、'80'sに登場するこのジャンルのいくつかのグループに影響を与えている。

収録曲はオリジナル盤では全10曲である。また、1996年の再発時には3曲のボーナス・トラックが、2000年の再発時には6曲のボーナス・トラックが追加収録されている。『Straight Lines』『Sanctuary』『A Map Of You』『Science』『On Islands』『This World Of Water』『Living By Numbers』『Dead Fish (Don't Swim Home)』『Adventures』『The Safe Side』。

また、1996年再発時のボーナストラックは以下の3曲である。『Missing Persons』『She's A Magazine』『Sad Films』。更に、2000年再発時のボーナストラックは以下の6曲である。『Sad Films』『Missing Persons』『Tell Me Something New』『She's A Magazine』『Chik Musik』『Magazine Musik』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。内2曲は、本アルバムのリリースよりも先にリリースされたシングルである。デビュー・シングルの『Straight Lines』はイギリスで最高位53位を記録していて、2nd.シングルの『Living By Numbers』は最高位13位を記録した。(が、この曲が彼らのシングル曲で最大のヒット曲と言うことになった。)そして本アルバムのリリースと共にシングル・カットされたのが『This World Of Water』であって、UKチャートで最高位31位を記録、更にシングル・カットされた『Sanctuary』も最高位31位を記録している。

お薦め曲としては、彼らの代表曲である『Living By Numbers』、記念すべきデビュー曲となった『Straight Lines』、シングル曲の『This World Of Water』、それ以外からは『A Map Of You』と『The Safe Side』をピックアップしておく。

オリジナルのLPでは、A面が「FROM A」、B面が「TO B」という名称が付けられていて、LPというメディアを上手く使った構成となっていたが、CDになるとそう言う所が無くなって続けて曲が収録されている(CDとしては当たり前ではあるのだが...)ということが、本アルバムのオリジナルのお楽しみを半減させている所も否めない。いうのは、'80'sを前にして飛び出してきた新しいサウンドは、単に音楽だけではなく、アルバム(当時はLPであって、CDというものは開発中ではあったものの、影も形もなかった。)全体をぬつの作品とする所があって、そのトータルで面白いものを生み出していたためでもある。(CDの時代に移行したら、基準が変わったということになるのですが...)そのため、ブレイクしなかった彼らのアルバムは時代に取り残される形になってしまったのが残念な所である。

サウンド的には、現在耳にすると陳腐なところも多々あるが、それが現在では'80'sに差しかかろうとしていた当時の時代らしいテイストに感じられる所になっている。

サウンドを堪能すると言うよりも、音楽的な資料の一つという位置づけになっているアルバムであるが、'80'sのシンセ・サウンド全盛を築いていく礎になっているアルバムでもあるので、'80'sのシンセ・サウンドがお好きな方は、歴史の勉強のためにも耳を傾けておくべきかと...

 

From a to B

From a to B

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
  • 発売日: 1994/12/02
  • メディア: CD

↑ 13曲収録 |16曲収録 ↓

From a to B Plus

From a to B Plus

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Edsel Records UK
  • 発売日: 2001/03/13
  • メディア: CD
↓日本版は+1曲のボーナス・トラックによって全17曲収録です。
フロム・A・トゥー・B

フロム・A・トゥー・B

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 2001/01/11
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形雷25話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第25話の「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(前編)」についての「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、橋口裕太はこれを使っていたということから「偽名」について、裕太は社員旅行で島のここに来ていたと言うことから「記念碑」について、裕太が祖母に電話を入れたが、これの音が聞こえたことで切ってしまったということから「パトカー」について、裕太の祖母はここを通って島のここにお参りしていたということで「石段」について、「神社」について記します。尚、「偽名」については「・6話[裏ネタ編]PART 8」で、「石段」については「・30話(2nd.17話)[裏ネタ編]PART 9」で、「神社」については「・1話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/18付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

偽名」:実際の名前(=実名)を伏せて使われるニセの名前のこと、または氏名を偽る行為のことを指す。尚、本当の名前の「実名」以外はニセモノの名前ということになるが、芸能人が使う「芸名」や作家の「ペンネーム」などは「偽名」には含まれずに「別名」という位置付けがされている。「偽名」と呼ばれるのは、本名を隠すと同時に、人を欺す目的で使用される名前というということになる。(身元を隠すということは人を欺すと言うことになる。)よって、「芸名」などは欺すという行為が含まれないため、偽名ではないということになる。

また、ネットで使用される「ハンドルネーム」、ラジオ番組のリクエストする際に用いられる「ラジオネーム」(「ペンネーム」)、雑誌などへの投稿の際に使用される「ペンネーム」は、使う側だけでなく、相手側も実名ではないということが分かっている事が前提として使用されるものであるため、「騙している」という行為が含まれないことになるので、やはりこれらも「偽名」とは言わない。

「実名」を伏せて使われる「別名」は、世の中の色んな場所で用いられているが、それらの大半は「人を騙す」ということではなく使われるものである。よって、「偽名」と呼ばれるものは、基本的に犯罪に関係するもの(犯罪者が用いることが一般的である。)ということなる。→この物語で逃亡中の犯人が使う場合、それ以外では振込詐欺で使用される振り込み口座名などがある。

但し、犯罪者であっても少し事情が異なるのが「政治犯」と呼ばれる人たちである。政治犯は思想的なことから逮捕されている人であり、他の犯罪者とは性格が異なるものである。よって、政治犯も追われている場合を身元を隠すために「偽名」を使うことがあるが、この場合の「偽名」は自分の身を守る目的での使用ということになり、他人を欺すために使うと言ってもニュアンスが異なることになる。

また、犯罪行為にまで及んでいなくても、ラブホテルに入る場合は実名を隠して利用するということが半ば常識になっている。しかし、旅館やホテルの宿帳に氏名を記す際、偽名を記すことは法律で禁じられているので、これも犯罪行為ということになる。(が、検挙されて刑事罰が与えられるという所までの規定が無いので、発覚しても警察から注意されるだけということになる。→実際、ラブホテルでの暗黙の了解ということになっている。)

偽名使用で問題になるのは、飛行機や船舶などに乗った場合で、それが事故を起こした場合である。事故が起これば乗客名簿から身元確認が行われるが、偽名の人物がいたら、その確認作業が遅れることになる。尚、事故を起こさなくても、犯罪者(特にテロリスト)が偽名を使って他国に侵入してしまうということを許してしまうことにもなるだけに、別の問題も生じることになる。→偽造パスポートということが分かれば、旅券法という法律があるため、拘束は可能なんですが...

英語では「False」または「False Name」と言い、ドイツ語では「falscher Name」、フランス語では「Faux Nom」、イタリア語では「Nome Falso」、スペイン語では「Nombre Falso」、中国語では「假名」と言う。

記念碑」:ある物事を記念して、後世に伝えるために立てられた碑のことである。古くからあるものであり、古代のものは石を使っていることが多く、「石碑」と呼ばれることが多い。特に、王国の起源にまつわるものや、戦勝記念に作られたものなどは、現在では観光地となっていることもある。(日本でも「古戦場跡」として多くの石碑があります。)

現在でも石碑が新たに作られることは多いが、近年では金属プレートヤコンクリートなどを使って記念碑なども見受けられ、観光資源として使用されるものが多い。

英語とフランス語では「Monument」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語でも「Monument」(英語、仏語と発音は異なる。)と言うが、「Denkmal」という言い方もある。更にイタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Monumento」、中国語では「紀念碑」と言う。

パトカー」:警察車両のパトロール・カーのことである。普通自動車と軽自動車を使ったものとがあるが、主に前者のことを指す。(後者は一般的に「ミニパト」と呼ばれる。但し、「ミニパト」の定義は排気量が1500cc以下の小型自動車とされているため、車両区分上は「軽自動車」に含まれない車両を使った「ミニパト」も現実に存在する。)

また、警察車両は(日本では)白黒模様に塗られていて、一目で警察車両と分かる車両(所謂「パトカー」)と、一見しただけでは普通の自動車と区別することが出来ない「覆面パトカー」と呼ばれる車両とがある。(ミニパトでも同様である。)但し、パトカーは特殊車両であるため、「8ナンバー」となる。

とは言っても、一般的には市販車をベースにしたものであって、特別に(自動車としての)性能アップされているとか、チューンナップされているということはない。(但し、逮捕した容疑者を乗せて連行する場合、逃亡を防ぐために内部から簡単にドアを開けられないようにしているというような小改造は行われている。)

尚、日本では白と黒であるが、国によって使われている色は異なっている。しかし、共通するのは、覆面車両は別であるが、一目見ただけでその車が警察車両であることが分かるようになっている。(色で分かるのと、「警察」(当然ながら現地語でと言うことになりますが...)という文字が記されていることで判別出来る。)

英語では「Police car」、ドイツ語では「Streifenwagen」、フランス語では「Véhicule de police」、イタリア語では「macchina di polizia」、スペイン語では「coche policíaco」、中国語では「警車」と言う。

石段」:石で出来た階段のことである。基本的には石を切り出し、その切り出した石を積み重ねて作られるのが一般的である。また、石を用いて作られた階段ということで、重量があるものになる。そのため、一般的に屋外にある階段ということになる。(屋内にある石段もあるが、それは珍しいものとなる。)近代までは、屋外に設置された階段と言うと、洋の東西を問わずに「石段」が殆どであると言ってもよかった。(神社仏閣などの宗教施設関係場所では(世界的にも)石段が用いられることが多い。)が、現代では街中(屋外)にある階段はコンクリート製の階段、金属製の階段が多くなっている。(公園などでは石段もあるが、数段という段数の少ないものが殆どである。)

そう言えば、「・3rd.7話」(フィギュア劇です。)では、柴田束志さんが階段に関する豆知識として、「熊本県は美里町にある3333段の石段」の名前を出していたが、この3333段の階段が現在の日本では最長の階段として知られている。→熊本県下益城郡美里町の釈迦院にある「御坂遊歩道」のことであって、段数が3333段、高低差600m、全長は約2kmである。完成したのは1988年である。ちなみに、これが完成する前は、山形県羽黒山にある表参道の石段の2446段が最長であった。(全長は2kmである。)また、世界一ということではスイスのシュピーツの近郊にある、ニーゼン鉄道のケーブルカーの線路の隣に設けられた石段の11674段(高低差は1669mに達する。)である。

また、日本庭園などの石段では、苔が生い茂った方が石段が多く見られ、その法が風情があって良いとされていることがあるが、苔が茂っている石段は滑る危険性が高くなるため、実用性と言うことでは悪い階段と言うことになる。(雰囲気があるというような、実用性とはかけ離れた別の尺度(「侘び寂の世界」)では評価されることになりますが...)

英語では「Stone Steps」、ドイツ語では「Steintreppe」、フランス語では「Escalier de Pierre」、イタリア語では「Scalinata di Pietra」、スペイン語では「Escalera de Piedra」、中国語では「石階」と言う。

神社」:日本固有の民族的信仰(戦前は「国家神道」と呼ばれたもの)に基づいて、神を祀るために作られた宗教的建築物のこと、及びその信仰の組織のことである。基本的に、祭祀儀礼を行うための付属する建築物が設けられていて、「境内」と呼ばれる敷地を有している。

また、付属する施設としてはいくつかのものがあるが、必ず設けられているものとしては、鳥居、参道、燈籠、狛犬、手水舎、拝殿、幣殿、本殿(神殿)、神楽殿、舞殿、絵馬殿、社務所、社庭などがある。(一部のものは異なる名称が使われているものもある。また、幣殿は拝殿または本殿と一体になっている場合が多い、というように、独立した施設としては存在せずに複合施設と存在する場合もある。)

神社は古代の日本から存在しているものであるので、建築物は木造というのが殆どである。しかもその建造物は単なる木造建築物ではなく、高度な技術が盛り込まれていて、宮大工がその技法を受け継いでいるものである。(例えば、釘を一切使わずに組み上げる、など。これは現在では世界的にも高い評価がされている。)但し、最近では建築基準法のこともあって、改築されると完全な木造建築物とはならず、鉄筋コンクリート造りにならざるを得なくなっている。(特に、耐震性と耐火性の問題があるため、木造としては作れない。)

神社の起源は、磐座(いわくら)や磐境(いわさかい)のような神聖な場所に神籬(ひもろぎ)などの祭壇を設けて神を祀ったものとされている。祭祀は特定の一族が勤め、地域集団の基礎を作ったものとなる。そのため、地域集団には必ず神社があって、日本各地に神社は存在することになる。その後、大和朝廷によって日本が統一されていく過程で、豪族たちの滅亡などもあるが、各地にあった神社についても整理統合されていくことになる。そして律令体制の元で「神祇官」という役職が設けられ、「国家神道」という形で統一した形となり、同時にその中心となる施設として各地で整備されていくことになった。(時代と共に変わっていくと頃もあるが、基本的には太平洋戦争終了までは、神社は幕府や政府から保護されていた。)

神社の敷地は「境内」と呼ばれるが、そこには様々な周辺施設がある。都市部の神社では、これが無いという所もあるが、一般的な神社には「鎮守の杜」と呼ばれる森林がある。また、その中には「御神木」と呼ばれる名木がある。また、境内に入る入口には「鳥居」と呼ばれる門のようなものがある。(「鳥居」は、神社の境内と俗界の境界を示すものである。)そしてそこから境内にある本殿や拝殿に参道と呼ばれる道が続いている。

「神社」の名称は「○○神社」という名称が一般的であるが、伊勢神宮のように「神宮」を名乗るもの、「出雲大社」のように「大社」を名乗るもの(明治から太平洋戦争終結までは「大社」は出雲大社だけであった)、「北野天満宮」や「太宰府天満宮」のように「天満宮」を名乗る神社もある。→「神宮」は天皇や皇室祖先神を祭神とする神社を指している。「大社」は、社格を「大・中・小」に分けた時、最も格上となる第1位の神社を指している。「天満宮」は菅原道真(=天満天神)を祭神とする神社を指していて、各地に多数ある。

尚、英語では「Shrine」または「Shinto Shrine」と言い、ドイツ語では「Schintoistischer Schrein」、フランス語では「Temple Shintoïste」、イタリア語では「Sacrario Scintoista」、スペイン語では「Urna Sintoísta」、中国語では「神社」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

歴史の場―史跡・記念碑・記憶 (MIRERVA西洋史ライブラリー)

歴史の場―史跡・記念碑・記憶 (MIRERVA西洋史ライブラリー)

  • 作者: 若尾 祐司
  • 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本

これからのお墓と霊園―永眠の記念碑にはこんな言葉を刻みたい

これからのお墓と霊園―永眠の記念碑にはこんな言葉を刻みたい

  • 作者: 主婦と生活社
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 単行本

がんばれ!パトカー

がんばれ!パトカー

  • 作者: 竹下 文子
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 大型本

パトカーマニアックス 6 (三才ムック vol.319)

パトカーマニアックス 6 (三才ムック vol.319)

  • 作者: 大井松田吾郎
  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2010/08/28
  • メディア: 大型本

パトカーMagazine (別冊ベストカー)

パトカーMagazine (別冊ベストカー)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: ムック

最新 警察車両パーフェクトブック (洋泉社MOOK)

最新 警察車両パーフェクトブック (洋泉社MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2010/06/15
  • メディア: ムック

フェアレディZ高速パトカー

フェアレディZ高速パトカー

  • 出版社/メーカー: トイコー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ダイヤペット クラウン警らパトカー

ダイヤペット クラウン警らパトカー

  • 出版社/メーカー: アガツマ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

トミカ No.110 トヨタ クラウン パトロールカー (箱)

トミカ No.110 トヨタ クラウン パトロールカー (箱)

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー

日本全国ゆるゆる神社の旅

日本全国ゆるゆる神社の旅

  • 作者: 鈴木さちこ
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2010/10/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

神社の由来がわかる小事典 (PHP新書)

神社の由来がわかる小事典 (PHP新書)

  • 作者: 三橋 健
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/07/14
  • メディア: 新書

図解 知っているようで意外と知らない神社入門 (新書y)

図解 知っているようで意外と知らない神社入門 (新書y)

  • 作者: 渋谷 申博
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2010/01/07
  • メディア: 新書

新・日本神社100選 (新100選シリーズ)

新・日本神社100選 (新100選シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1990/09
  • メディア: 単行本

神社とお寺の基本がわかる本―基本のキを教えます (宝島社新書)

神社とお寺の基本がわかる本―基本のキを教えます (宝島社新書)

  • 作者: 武光 誠
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 新書

ペンブックス 神社とは何か? お寺とは何か? (pen BOOKS)

ペンブックス 神社とは何か? お寺とは何か? (pen BOOKS)

  • 作者: ペン編集部
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2009/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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NITS『IN THE DUTCH MOUNTAINS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表されたアルバムである。フル・サイズのアルバムとしては8枚目ということになる。オランダ出身のバンドとして長いキャリアを持っているグループであり、1974年に結成されて、メンバー・チェンジがあるものの、現在も現役として活動を続けている彼らであるが、本国でブレイクしたのは'80'sになってからである。本アルバムは彼らのキャリアでも全盛期に入っていた時期のものであり、代表作となっているアルバムである。(オランダで最高位9位を記録していて、半年ほどチャートインを記録していた。)

オリジナル盤では全12曲の収録であったが、現在では3曲のボーナス・トラックが追加されて、全15曲の収録となっている。収録曲は以下の通りである。『In The Dutch Mountains』『J.O.S. Days』『Two Skaters』『Pelican And Penguin』『In A Play (Das Mädchen Im Pelz)』『Oom-Pah-Pah』『The Panorama Man』『Mountain Jan』『One Eye Open』『An Eating House』『The Swimmer』『Good Night』。(以下、ボーナス・トラック)『Strangers Of The Night』『The Magic Of Lassie』『Moon And Stars』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『In The Dutch Mountains』はオランダで最高位14位を記録し、2nd.シングルの『J.O.S. Days』は最高位23位を記録している。尚、3rd.シングルの『The Panorama Man』はチャートインしていない。

お薦め曲としては、アルバム・タイトル・ナンバーであり、シングル・ヒットを記録している『In The Dutch Mountains』、シングル曲の『J.O.S. Days』、そして『Mountain Jan』と『Good Night』をピックアップしておく。

オランダの音楽グループというと、欧州では色々と名前が出てくるが、日本では殆ど出てこない。'60'sに結成されて、いくつかの世界的なヒット曲があり、息の長い活動を続けているGOLDEN EARRINGですら日本では無名に近い存在であるだけに、本国オランダでのヒットしかない彼らは日本では全くの無名である。('80's初頭にBEATLESのヒット曲をメドレー形式にしてヒットを放ったSTARS ONもオランダのプロジェクトであるが、日本では余り知られていないですからね...)

本アルバムは内容的にも悪くなく、'80'sのテイストに満ちたヨーロピアン・ロック('60'sから常にBEATLESなどの新しいサウンドを生み続けているUKロック、'70'sから独自のHRが確立しているドイツ・ロック、'80's後半に台頭する北欧ロックなどとは異なる独自のロックである。)を聴くことが出来るということで、ロック・ファン、そして'80'sサウンドがお好きな方には、一度は聴いておいて貰いたいと思うものである。(英語で歌っているので、言葉の点でも大きな壁にはならないでしょうし...)ただ、日本では「ゲテモノ」とまでは言わないが、マイナーな存在でしかないというのが残念な所でありますが...

 

In the Dutch mountains

In the Dutch mountains

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Import
  • メディア: CD

In the Dutch Mountains

In the Dutch Mountains

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia Europe
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: CD

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佐々木清次『ゆっくりでいいから』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題の(ミニ)アルバムは2006年にリリースされたものである。京都出身のシンガーソングライター(自称「スーパー。シンガーソングライター」)の彼は、関西を拠点に活動を続けていて、最近では京都発のダンス・ボーカル・ユニット(所謂地元のアイドル・グループですね。)のK・Kいれぶんのプロデュースを行い、活動の幅を広げているが、本業の方で、現在、正に求められるであろう曲をこれまでに発表しているだけに、先週に続いて今週も応援歌ということで取り上げることにする。(先週取り上げた『NEVER GIVE UP』と『負けてたまるか』が予想をはるかに上回る閲覧数となっているためでもある。)

本作は、6曲収録とはいうものの、実質的には5曲収録に、関西ではCMソングとして使われている『負けてたまるか』のアルバム・バージョン(実際、シングル・バージョンとアレンジが異なっている。)をボーナス・トラックという位置づけて収録している。また、ミニ・アルバムということでは収録時間が約31分ということで、時間的にも十分なものになっている。いずれの曲も、魂の籠もったメッセージを届けている。しかも、そのメッセージが、現状に余りにもマッチしたものであって、応援歌としてもピッタリである。

収録曲は以下の全6曲である。『ゆっくりでいいから』『忘れたくないのは』『エキストラ』『愛に変わるまで』『こんな時代に』『負けてたまるか(アルバムバージョン)』。

お薦め曲としては、ボーナス・トラック扱いの『負けてたまるか』を含めて全部である。それぞれの曲が現状に対して余りにも当てはまりすぎるというのが怖いぐらいであるが、いずれもが勇気を与えてくれる曲である。

確かに、音楽的に派手な部分は無く、地味な印象の曲ばかりであるのも事実である。が、大きな災害に対して勇気を与えてくれるメッセージが、素朴さを感じるシンプルな中に、熱い思いと共に込められている。それ故、ここに収録されている曲を耳にすることで、小さいながらも何らかの力を得られることになり、それが大きな力へと発展していくことになるでしょう。

『ゆっくりでいいから』と優しく語りかけてくれるオープニングから、ボーナス・トラックの『負けてたまるか』まで、余りにも出来すぎているように感じてしまうほど、現在に必要なサウンドでしょう。

尚、現在はリリースされていないようだが、彼の歌う『がんばれ』という曲や、先週取り上げた『NEVER GIVE UP』と『負けてたまるか』と共に、応援歌として贈ることにします。

 

ゆっくりでいいから

ゆっくりでいいから

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ベットタリス
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: CD

ゆっくりでいいから

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ベットタリス
  • 発売日: 2006/06/04
  • メディア: CD
↓改めてこちらの方も。。。
NEVER GIVE UP

NEVER GIVE UP

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Clestar Record
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: CD

負けてたまるか

  • アーティスト: 佐々木清次,土井淳,カラオケ
  • 出版社/メーカー: ポリスター
  • 発売日: 1998/12/02
  • メディア: CD

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ゴーカイジャー #5 [特撮]

オリキャラ登場の第2弾はデカレンジャー。ジャスミンバンが登場していたが、実質的な主役はボスであり、今回はボスが完全に喰っちゃいましたね。もしもデカマスターに変身していたら、番組タイトルが間違っていたということになったであろうが、一応ボスも他の戦隊メンバーと同様に変身能力は失っていたということなのでしょう。

魁ちんのゲストの時はそれなりに美味しい所があったが、ジャスミンとバンは、時間的に2人合わせてというような感じで、それぞれの出番が少なくてちょっと残念でした。が、バンはそれなりに美味しい所を持っていきました。また、デカレンジャーの時と比べてかなりやつれた感じを漂わせていたが、これが結局、ゴーカイジャーのことを捜査するのに苦労したということを表現するのにはピッタリでした。(何が幸いするのか分からない、と言えますね。)

「海賊行為は捏造」ということを告げたということで、ゴーカイジャーの面々は宇宙警察からは手配は解除(但し、それなりの監視は組織上続ける可能性はあるでしょうが...)となり、少なくとも「指名手配犯」では無くなるが、ザンギャックからの「賞金首」ということは続くのでしょうが...

物語としては、最初に(ナビィ)が「警察に行けば」と言い、警察に行ったが逮捕されてしまうものの、逃亡。追ってきた(ドギー)との物語で、最後に(バン)がゴーカイジャーの誤解を解いたということで、無理矢理「桃太郎」を意識していたのでは?というような構成でした。(言うまでも無くマーベラスが桃太郎である。)

今回は、赤以外のゴーカイジャーの存在が薄かったが、ピンクが巨大化した敵が手にしたミサイルに対して「持ったり、作ったり、持ち込んだりしてはいけません」と言ったのは、実に上手い台詞であるが、時節柄、ブラック度もかなり高い台詞となりましたね。(製作時には非核三原則しか意識していなかったでしょうが...)

尚、赤を除く4人がゴーオンジャー、ダイレンジャーに変身していたが、それぞれ赤がいないということ、更にゴーオン黒(ゴーオンブラック)、ダイレン黄(キリンレンジャー)の体格的なパチモン姿で、風が吹けば飛んで行ってしまいそうな程ひ弱に見えたのは残念でした。(が、これが本作の特長である「パチモン戦隊」らしいところでもありますが...)

尚、デカレンジャーに変身しての所は特に違和感を感じることは無かったのだが、スワンさんやテツがどうしているのかということが気になりましたね。

尚、ウメコは?というのもあるが、SPDを寿退職して、ペガサスに勤める陳内恭介と共に、(猿顔の)一般市民として、何処かにちらっと登場していたら良かったのに...(今回の物語だったら、ゴーカイジャーが現れた警察署の窓口に、さりげなくいた、ということにしたら最高だったのに...)

ジャスミンの登場ということで期待した今回だったが、一週延びたことでいつしか期待が自然消滅してしまった感じになってしまい、少なかった登場シーンに対して「やっぱり...」ということになってしまったが、もし、震災が無くて先週放送されていたら、余りにも登場シーンが少なかったこと、実質的にボスが主役だったことで、今回の物語の予告から「詐欺だ」と感じたことでしょうね...(まあ、「次回予告」というのは特定の部分を誇張したものになっているため、大なり小なり詐欺的な部分があるものですが...)

 

遂に本作からはBDでもリリース(ということは、過去戦隊も順次ということで、またもということになりそうですね...)ですが、7月の予定が伸びる可能性もあり得そう???

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【Blu-ray】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray

↓DVDでもリリースされます。

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー VOL.1【DVD】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

↓やっぱりこれを。

特捜戦隊デカレンジャー VOL.1 [DVD]

特捜戦隊デカレンジャー VOL.1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

特捜戦隊デカレンジャー VOL.7 [DVD]

特捜戦隊デカレンジャー VOL.7 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

キャラクターブック 特捜戦隊デカレンジャー「FACE OFF」

キャラクターブック 特捜戦隊デカレンジャー「FACE OFF」

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 2005/02/05
  • メディア: 大型本

特捜戦隊デカレンジャーヒロイン写真集 JASMINE & UMEKO

特捜戦隊デカレンジャーヒロイン写真集 JASMINE & UMEKO

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 大型本

特捜戦隊デカレンジャー最終写真集 (講談社ヒットブックス)

特捜戦隊デカレンジャー最終写真集 (講談社ヒットブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: ムック

特捜戦隊デカレンジャー超全集 下巻

特捜戦隊デカレンジャー超全集 下巻

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: ムック

↓今回の実質的な主役
戦隊ヒーローシリーズEX ドギー・クルーガー

戦隊ヒーローシリーズEX ドギー・クルーガー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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ケータイ刑事銭形雷25話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第25話の「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(前編)」についての「裏ネタ編・増補」の4回目となる今回は、最初の事件(銀行駐車場での強盗事件)に関することから、犯人の特徴として語られた「ほくろ」について、勤務先が分かることになったのはこれだったということから「帽子」について、被疑者は勤務先で10年間これだったということから「無遅刻無欠勤」について、その会社はこれでひょっこりひょう多もん島に来ていたということから「社員旅行」について、被疑者の祖母のこれが動機ではないかということから「手術」について記します。尚、「ほくろ」については「・2話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして追記しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/18付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

ほくろ」:漢字表記では「黒子」と記す。(「くろこ」と読むと、全く別の意味となって、「裏方さん」のことを指すことになる。よって、文脈によって読みが変わると言うことになるため、これね「難読漢字」ということになる。)また、「黶」という漢字もある。

皮膚に出来る黒い斑点のことである。医学的には「色素性母斑(しきそせいぼはん)」と言う。(医学の世界では、小さいものは一般に「黒子(ほくろ)」と言うこともあるが、そこから毛が生えているものは「獣皮母斑」と言って、区別される。)

これが出来るのは、皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞(メラノサイト)が周囲より高い密度で集まったことで生じる。また、メラノサイトが一層に並んでいるものは、皮膚の一部が黒い斑点のようになっているだけとなり、普通は「黒子(ほくろ)」と言っているものである。しかし、メラノサイトが何層にも重層することがあって、その場合は皮膚が盛り上がっていることがある。(この場合は、色は黒にならない場合もある。)

治療法としては、小さいものであれば縫縮することで、大きいものでは植皮術を行うということがあるが、色素性母斑であれば扱い上は「良性腫瘍」ということで、生命が危険になるというものではないので、そのままであっても特に問題は無い。但し、中には悪性黒色腫になるものがあり、これの場合は切除して、その後には植皮した方がよい。

日本では、平安時代などでは「母糞(ははくそ)」と呼ばれたことがあるが、鎌倉時代には「母黒(ははくろ)」と呼ばれるようになり、それが音韻変化をして、室町時代末期には「ほくろ」と呼ばれるようになったとされている。

英語では「Mole」、ドイツ語では「Nävus」、フランス語では「Nævus」、イタリア語では「Neo」、スペイン語では「Nevus」、中国語では「黑痣」と言う。

帽子」:頭に被る衣類の一つである。主な使用目的は、寒暑や塵埃、落下物から頭を守るため、衣服の一部(制服の一部)を含むファッションとして、(調理師などが)自分の抜けた髪の毛が落ちないようにするため、などに大別される。尚、頭部の保護の場合は、直射日光や寒を防ぐ場合は帽子が使用されるが、落下物から真揉め場合は布製ではないヘルメットを使用するのが一般的である。(使用目的を考えると、ヘルメットは帽子の一種と言うことになる。)

この物語では、会社名が入った帽子だったということから、会社の制服の一部だったということになる。(「作業帽」ということになる。)

帽子には様々なものがあるが、基本的には屋外では被り、室内では脱ぐのが一般的であり、エチケットとされている。但し、軍では一部それと異なるルールが適用されていたりする。(会社の作業帽も、作業場(屋内)で被るのが一般的であることを考えると、一般的なエチケットとは異なっているということになる。)また、宗教に於いては、帽子が特別な意味を持っている宗教もあって、その場合もやはり一般的なエチケットとは異なるルールとなっている。

英語では「Hat」、ドイツ語では「Hut」、フランス語では「Chapeau」、イタリア語では「Cappello」、スペイン語では「Sombrero」、中国語では「帽子」と言う。

無遅刻無欠勤」:文字通り、遅刻と欠勤が一度もないことである。一度も(出勤日では)休んでいないということになる。尚、学生(生徒)の場合では「無遅刻無欠席」と言い、中学や高校の3年間こうだったらば「皆勤賞」を授与されることになる。(但し、皆勤賞や精勤賞を表象していない学校もありますが...)

また、そこから派生した意味として、真面目に勤めている人のことを指す言葉として転用されるようになっている。

社員旅行」:同じ会社に勤める人たちで行く団体旅行のことである。社員同士の親睦のため、または慰安のためであったり、福利厚生の一環として行われるものの一つである。大企業よりも中小企業のほうが積極的に行われている傾向がある。

これに参加するのは、同じ会社の社員、及びその家族ということになるが、それ以外のことでは、普通の団体旅行と大差はない。

英語では「Company Trip」、ドイツ語では「Reise zu Angestellte」、フランス語では「Trébuchez à Employé」、中国語では「公司組織的旅行」と言う。

手術」:医学的には、外科的器具を用いて患部を切開し、治療のための処置を行うことである。それ以外では「手段」「方法」「策」という意味と、「手先の業」「手技」「手さばき」という意味があり、比喩的表現では、物事や組織の状態を大幅に改めることを言う。

一般的には医学的に行われる手術のことを指す。また、日本語では「オペ」と言うこともある。

歴史的には古くからあって、古代エジプトでは既に行われていたことが分かっている。(古代エジプトではミイラ作りが行われていたこともあって、人体に関しての知識が蓄積されていたためでもある。但し、現在の手術と比べると原始的なものではありますが...)また、古代ギリシャでも手術が行われていたことが分かっている。その後、ローマ帝国の時代からは特に技術的な進展は無く、手術自体の記録もあまり見られない。この状況が変わったのはルネサンス期になってからで、この時期に人体解剖が行われるようになり、それによって人体についての知識が構築され、近代外科手術の基礎が確立した。

しかし、現代外科手術の基礎となる麻酔はまだ無く、これは19世紀半ばになってから確立していくことになる。そして19世紀末に消毒法が確立して、現代外科手術の基礎が確立した。20世紀になってからは、更に抗生物質が開発され、X線を用いた診断方法が確立、輸血技術の確立があり、戦後には人工心肺などの周辺機器が開発されたことで、より高度な外科手術も可能になった。

尚、現代外科手術が確立するまでの手術(近代手術まで)は、基本的に患部の切除というのが中心であったが、現代外科手術では、形成手術、移植手術なども手術として行われる。

尚、美容整形でも「手術」が行われるが、これは「形成手術」の一つに含まれるが、医療的な治療目的の手術とは区別されている。(治療目的の形成手術は、例えば運動機能の障害を矯正するもの、骨折した骨の接合手術などがある。)

英語では「Operation」と言うが、特に外科手術は「Surgery」と言う。また、ドイツ語では「Operation」(但し、英語と発音は異なる。)、フランス語では「Opération」、イタリア語では「Operazione」、スペイン語では「Operación」、中国語では「手術」と言う。

 

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