篤姫#10 [ドラマ]
早いもので、話数も二桁に乗った今回の物語。今までの作風は篤姫の青春ドラマという感じがあったが、それがいよいよ歴史の中に身を投じていく大きなポイントになる物語でした。
篤姫は、まだ輿入れの話を知らず、幾島の教育を受けていた。前回は長刀の「きぇ~!」だったが、今回は皷の「よぉ~っ!」という幾島との奇声合戦があったが、前半は篤姫の青春ドラマとして進んで行く。箸、琴、皷、習字というように訓練をさせられるが、今ひとつやる気がない篤姫。またも登場した瞼に目を書いたところは、完全に遊んでいましたね。また、「お好きな言葉を」と言われて『乾坤一擲』と書くのも相変わらずだが、流石に『焼肉定食』とは書きませんでした。(篤姫はそんな言葉は知らないでしょうけど...)『匂う悪の香』とでも書いてくれたら面白かったのに...
幾島は輿入れの話をするべきと斉彬に進言するが、「まだ早い」と一蹴される。が、幾島は困り果てる。(それにしたら、もっと幾島を手こずらせる描写が欲しかったのですけど...)で、斉彬もついに将軍家に御台所としての輿入れの話を告げた。夜、城から抜け出そうとした篤姫。が、あっさりと見つかってしまう。この辺りは、今泉の家にいた時のつもりというのもあったのでしょうね。で、ここまでがこれまでの「青春ドラマ」でした。
脱走しようとしたが簡単に見つかってしまい、ついに観念した篤姫は、斉彬に囲碁をと言って、斉彬の真意を知ろうとした。で、それに心を動かされて、自分の意志で将軍家に嫁ぐことを決意した。これによって、青春コメディという雰囲気が完全に消えました。
ただ、篤姫が決心するまでを描いた物語としたら、ペルリに関する部分や水戸の斉昭の話、また、薩摩でも尚五郎や西鄕の部分は邪魔でしたね。徳川家祥の描写は今後のことを考えたらあっても良かったですが...また、「母上様に会いたい」と篤姫が口にして、今泉の母の描写が少しだけあったが、これも無くても良かった所であり、もう少し篤姫の心の動揺を描いてくれた方が良かったと感じました。
1年間の物語ということで時間はたっぷりあるのだから、今回の決心は今後に大きく影響するだけに、篤姫だけにスポットを当てて、もっとじっくりと描いて貰いたかったところでした。
それにしても、ここのところ、毎回物語のラストで確実に大きな動きが出てきている。次回に続くという構成上、これはある程度必要ではあるが、ここのところの動きというのは篤姫の人生を大きく左右するものであるだけに、もう少し大事にして貰いたいところである。ここの所の動きは、定時的に訪れるイベントみたいな雰囲気があって、重みが感じられなくなってしまいます。
前回、BS-hiの放送では、終盤に地震速報が出たが、今回はそういうこともなく無事に録画できました。(土曜日の総合テレビの再放送で録画をし直した前回も、テロップの類が出なかくてよかったよかった。)何かあった場合を考えると、BS-hi、日曜20時の総合、22時のBS-2、土曜の総合での再放送というように何回か放送があるというのはありがたいですね。これからも何かに備えて、基本的にBS-hiの放送を基本とすることにしますけど...
NHK大河ドラマ「篤姫」 (カドカワムック 263 別冊ザテレビジョン)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 角川ザテレビジョン
- 発売日: 2007/12
- メディア: ムック
天璋院篤姫と大奥の女たちの謎〈徹底検証〉 (講談社文庫 か 66-10)
- 作者: 加来 耕三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
クレヨンしんちゃんのまんが四字熟語辞典 (クレヨンしんちゃんのなんでも百科シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
その男、ジェームズ・ボンド(その2) [映画(洋画)]
今回は、3代目ボンド作品として放送された「ユア・アイズ・オンリー」の前に放送された2分10秒のものと、4代目ボンド作品として放送された「リビング・デイライツ」の前に放送された1分40秒のものの2本についてです。
まずは「ユア・アイズ・オンリー」の放送前に放送されたものから。サブタイトルは「主題歌ポップス・ヒストリー」と題されて、シリーズの主題歌についての簡単な紹介でした。ここで流れた主題歌は、お馴染みの『James Bond Theme』(一応これが「ドクター・ノオ」の主題歌ということになっている。)と『ゴールドフィンガー』『死ぬのは奴らだ』『美しき獲物たち』『ゴールデンアイ』『ダイ・アナザー・デイ』そして「カジノ・ロワイヤル」の主題歌『You Know My Name』でした。特に『ゴールドフィンガー』は最近でもCMに使われるなど、印象の強い一曲ですね。しかも、主題歌を3度も歌ったシャーリー・バッシーの代表的な大ヒット曲でもある。が、意外なことに「007」シリーズの主題歌で初めて全米No.1ヒットとなったのは『美しき獲物たち』が最初である。
いずれの曲も、強烈な印象を残している曲ばかりであるが、筆者としたらSHEENA EASTONがOPのバックにも登場した『For Your Eyes Only』も忘れられない一曲です。
ところで、「女王陛下の007」を放送した次が「ユア・アイズ・オンリー」というのは、ボンド夫人が亡くなった所で終わった後、ボンド(3代目になりましたが...)が墓参りに行く、というOPに繋がるのだから、これは放送作品を上手く編成しましたね。また、「ユア・アイズ・オンリー」はサッチャー首相(当時)のそっくりさんが登場する、派手な秘密兵器を減らして肉体アクションに戻るなど、色々と見所の多い作品で、筆者の好みの007シリーズの1本なんですよね。
続いて、「リビング・デイライツ」の放送前に放送されたものについて。サブタイトルは「最新作「007/カジノ・ロワイヤル」」ということで、これは完全に、シリーズ第21作となる6代目ボンドのデヴュー作であり、原点回帰となるこの作品の宣伝でした。
一応、1962年のシリーズ開始からのシリーズ作品のタイトルを全てテロップで出していて、21作目の「カジノ・ロワイヤル」が原点回帰ということで、どうしてボンドが007になったか、というこの作品の売り言葉を言っていました。
時間が1分40秒という短いものであったが、終わりの15秒は「007」とは関係なく、WOWOWへの加入のお知らせということで、無料放送のミニ番組らしい所もありました。それにしても、最初からドンドン時間が短くなって言っているのですけど...(残り2本は最初の2本ぐらいの時間がありそうなんですけど...)
- アーティスト: 映画主題歌,グラディス・ナイト,マット・モンロー,トム・ジョーンズ,ナンシー・シナトラ,シャーリー・バッシー,ルル,ティナ・ターナー,シェリル・クロウ,ジョン・バリー・オーケストラ,ジョン・バリー&オーケストラ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2003/03/05
- メディア: CD
その男、ジェームズ・ボンド(その1) [映画(洋画)]
先週の土曜日にはスターチャンネルHVが10本を放送したが、本日はWOWOWが6本を放送する「007 Day」でもある。(「カジノ・ロワイヤル」だけは両方で放送されるが、それ以外はダブっての放送はない。)で、WOWOWの方は「6人のジェームズ・ボンド」と題して、初代から6代目までの作品を1本ずつの放送である。が、スターチャンネルHVと同様に、各作品の放送前に、内容紹介のミニ番組「その男、ジェームズ・ボンド」を放送するということで、これについて記すことにします。(こちらは全部で6本です。一応、複数回に分けて記します。)
ナレーションは最近の作品でQの吹き替えを担当している田口昴。これによって、ちょっと博学を披露しようというQが語る、という雰囲気がありました。また、画面内の映像はフルサイズではない、このミニ番組は無料放送だったので「加入受付中」と申し込み電話番号のテロップが常に出ている、というように割り切りが必要な所もあった。(まあ、「007シリーズ」のある程度のファンになったら、語られたことは全て知っているでしょうし...)
まずは、初代ボンド作品として放送されたシリーズ第2作「ロシアより愛をこめて」の前に放送された5分の内容についてです。サブタイトルは「世界を魅了する007の秘密」ということで、「007」シリーズの簡単な歴史が語られるが、基本的にはこれから放送される作品(「ドクター・ノオ」「女王陛下の007」「ユア・アイズ・オンリー」「カジノ・ロワイヤル」)が出てきました。(その他の作品もいくつか出てきました。)
また、見所としては秘密兵器が「007」には不可欠であるが、これについても、ボンドカー・アストンマーチンDB5と共に簡単に語られるなど、ボンドを中心にして語られていました。
続いては、2代目ボンドの「女王陛下の007」の前に放送された2本目は4分20秒のものでした。サブタイトルは「魅惑のボンドガールたち」ということで、初代ボンド・ガールのウルスラ・アンドレスをピックアップ。(やはり、彼女がいるからこそ現在までのボンドガールがいるのですからね)また、彼女に続く、ダニエラ・ビアンキ、オナー・ブラックマンについても語られる。が、そこから一気に飛んで、第17作で女性Mになったということが語られ、19作のソフィー・マルソーからハル・ベリー、エヴァ・グリーンが簡単に語られた。そして、最新作となる第22作「QUANTUM OF SOLACE」のボンドガールがウクライナ出身のオルガ・キュリレンコだということが最後に語られていました。(これも少し前に発表されていましたね。)
尚、ハル・ベリーがアカデミー女優ということは、受賞後に「007」への出演が決まったのではなく、「007」の撮影中にノミネートされ、そして受賞となったので、どちらかと言うと棚ぼた的に話題を集めた、というのが正しいのですけど...
007 アルティメット・エディション スペシャル・コレクターズBOX
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
007 「カジノ・ロワイヤル」付スペシャル・コンプリートBOX (Amazon.co.jp/HMV限定)
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
キューティーハニーTHE LIVE #22 [特撮]
前回から急にハードな展開になったが、今回はそれを受け継いだ展開でありながら、とんでもないものが飛び出しました。まさかこんな凄いものが登場するなんて、全く思っていませんでした。
全身から異物が突き出して絶命したミキを目にして、ユキは自分を見失って逃亡、一方、ハニーはミキを甦らせようと思った。ということで、ハニーとユキのキャラの違いが良く出ていました。
やがてユキは、自分のスペアパーツとしてハニーがいることを思い出し、ハニーを得ようとする。ハニーはなんと烏川の所にミキを連れて行って、相談をする。しかも、烏川は烏川で、それに乗る。烏川にしたら、ハニーのことはどうでも良くて、ミキを得られればよいということ何だろうが、パンサークローの幹部たちって、本当に自分のことしか考えていないですね。
自分を犠牲にしてもミキを助けたいと考えるハニー。そこまで他人のことを考えるなんて、ある意味では聖女ですね、神様ですね。が、中条(ヒカル)がハニーを狙っていて、烏川の蛤学園に潜入していてハニーを奪っていった。こうなると、もはや完全にバトルロワイヤル状態になって、最後に生き残るのは一人だけ、もしくは勝者も最後に力尽きて、全員お亡くなりに、ということを想像させてくれます。
そしてそして、今回は何と言ってもこれに尽きるという、中条(ヒカル)のハニーフラッシュ!!源さんのフラッシュの時のように「お見苦しい点がございました。しばらくお待ちください」という文字は出なかったが、誰も期待していなかったことをやったということで、深夜枠の面目躍如と言ったところでもある。
で、その中条ハニーはやたらと強くて、ユキも相手にならなかった。が、ハニーとユキの連携プレーには歯が立たず敗走していった。が、簡単に諦めないだけに、再度フラッシュはあるかもしれませんね。
ユキはハニーに「お願いがありますの」と言い、ハニーは受け入れた。そしてハニーの首が...→これも深夜枠でないと放送できません。
今回は「深夜枠」ならではという展開に満ちたものであった。残りもあと3話になったということで、せっかくの深夜枠での放送なので、今の内にやり残したことを一つでも多くやっておこうというパワーを感じた物語でした。それにしても、この作品はやることが本当に極端で、やるとなったら徹底的にやってくれますね。(だからこそ、面白い時と白けた時の出来の差も大きいのですけど...)
↓まもなくリリースされるものの、2話しか収録していないなんて...(2巻以降は3話収録)
チャーリーズ・エンジェル・1st.20話 [ドラマ]
物語の舞台が撮影現場と言うことで、今回は毎度お馴染みの派手なものが控えめになっていて、閉空間におけるサスペンス・タッチとなっているのがポイントである。、お馴染みのコスプレも、コスプレとは言えない範囲のものであり、ちょっと毛色が違う物語である。が、サスペンス色が濃くなっているというのもまた違った魅力がある。
そんな中、犯人一味から目を付けられたジルが狙われるが、これも撮影現場ということを利用した事故に見せかける(照明装置が落ちてくる)というのは、設定を上手く活かしている。
ウエスト・コーストの明るく楽しい雰囲気で、コスプレなど派手なアクションが魅力であるチャリ・エンも、今回のような毛色の違う作品があることで、その世界が一段と広がることになるが、今回はこのシリーズの奥深さを感じさせる物語でした。
※次回の放送はいつもよりも5分繰り下がった26:10のスタートです。(その次の最終回も同じく26:10スタートです。)1dt.シーズンも残り2回になりました。ファラ・フォーセットのレギュラーは1st.シーズンだけなので、あと少ししか見られません。2nd.シーズンではシェリル・ラッドがジルの妹・クリスとして登場します。(4月から2nd.が放送されるのでしょうか?)
地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート1stシーズン DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート2ndシーズン DVD-BOX
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
ケータイ刑事銭形海36話(3rd.10話・感想)+37話(3rd.11話)予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について、思ったことをそのまま記しています。今回の物語は3rd.10話(通算では36話)となる「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~事件編」です。これは3回に渡って放送されるため、残りはこの舞台と「さらば松山刑事」だけになりました。
先週、今回の物語の15秒版の予告が楽しみだということを記し、木曜深夜のアニメ枠でそれをゲットしたが、長いサブタイトルを3人が言って「…をお送りします」で終わっちゃったのですが、やはり長すぎますよね、このサブタイトルは...(が、ただ長いだけでなくて、韻を踏んだ単語がたっぷりと出てくる所は「ケータイ刑事」ならではの上手い所ですけど...)→最後の所で、サブタイトルが1文字ずつ出て、「続」と出る所も、タイトルが長いためにやたらと時間がかかっていましたし...
いきなり「今回のケータイ刑事銭形海は三回にわたり舞台中継をお送りします」とテロップが出てマヤヤの説明が入ったが、こういう形もすっかりお馴染みになりましたね。
展開は、最初の殺人が起こり、その謎を解いている最中に第二の殺人が起こったところまでということで、やたらとゆっくりしている。その分、いつも以上にお約束とお楽しみを散りばめているとは言っても、のんびりした展開でした。
特に、CMがどういう形で入るのかを注目していたが、基本的にはこういう舞台の場合は途中にCMは入れて貰いたくないのだが、今回は第一の殺人事件が起こり、サブタイトルをみんなで言って(このパターンも「雷・2nd.12&13話」のオペラ編からお馴染みのパターンです)、そしてCMということで、切り方としたら悪くはないのですけど...
客席も何度も映っていたこともあって、自分が映っていたという方も結構いらっしゃるでしょうね。→自分が映っていないかを捜すというのも、一種のお楽しみである。こういうお楽しみを用意するのも「ケー刑事」ならではである。
しかし、楽しいのは楽しいのだが、今回出てきたネタというのは、これまでの「銭形海」に登場したネタをそのまま使っていたり、アレンジして使っている。勿論、「海」だけでなく、歴代銭形の物語から持ってきている所もあった。また、「キング」がやたらと登場したと言うことでは雷お姉ちゃまの「1st.12話」では「○○の神様」というのが次々に登場したが、なんかそんなノリでしたね。(金剛地さんと遠山さんはその物語にも出演していました。)→まあ、今回の物語がTVシリーズでは通算180話になり、それだけの物語があれば、ある程度は仕方のない所なんでしょうが...
海ちゃんも今回はあんまり目立っていなくて、クイーン・宝積さんがやっぱり目立ってましたね。もはやクイーンは「ケータイ刑事」には書かすことの出来ないキャラクターです。(「泪・1st.1話」に初めてクイーンが登場した時、ここまでクイーンの存在が大きくなるなんて予想できませんでした。)「M1」で口にしたあのギャグもやってくれましたし... また、あれだけ「超能力」という言葉を口にしていたということで、「恋する日曜日・ニュータイプ」の2nd.シリーズでは、小山田サユリさん演じる怜奈先生の登場も良いが、宝積さんも超能力者の一人として準レギュラー出演して貰いたくなりました。
劇中でクイーンが出した問題ですが、「算数」の知識ではともかく、「数学」の知識があれば簡単に解けちゃうという簡単なものですね。(零ちゃんだったら瞬時に解いちゃったでしょう。)早い話、一の位の数字は関係なく、最初に選んだ十の位の数字によって9通りの結果しか出ないですし、鑑識メモでは全てが映っていなかったものの、柴田さんが出した「数字マジックの表」を見たらやっぱりその通りになってましたね。→だからと言って、殺人トリックや動機はまだ分かっていないので、お楽しみは残っていますけど...
『バーボン刑事のテーマ』の替え歌の『サイエンス・キングのテーマ』が登場したが、今回はお楽しみとなる歌が少なかったですね。やはり、今回だけではなく、全3回をまとめて見た方が良さそうです。
舞台を見に行った方からは、夏舞台の延長線上という感じで、今ひとつだったと言う声を聴いているが、それもよく分かるものでした。1st.の舞台、2nd.の文化祭、そして3rd.の舞台ということで、三ヶ月に一度のペースでの舞台というのは、ちょっとやり過ぎだったように感じました。面白い時は面白いのだが、「銭形海」はちょっとバラツキが大きいのが気になります...
次回は、3rd.11話(通算では37話)となり、今回の続きで「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~捜査編」と言うことになります。次回予告を見た範囲では、やはり夏舞台のような雰囲気も感じられました。一応、公式HPの更新を見て、火曜日にUPする方にもう少し詳しく記すことにします。
尚、30秒版の次回予告が普通だったから、次回の15秒版の予告は普通のものでしょうし、これがHPにある入電ムービーとDoCoMo携帯だったらDL出来る入電ムービーの映像になっているものと思われます。
鑑識メモの方は、予想通りで、1st./2nd.の舞台/文化祭の時と同様に「さかなへんの漢字」は登場せずに、舞台の時に収録したものでした。金剛地さんがココに出るのなら、やっぱりW柴田でやって欲しい所でした。
今回も海ちゃんCM(インフォマーシャル)の復活は無かったので、どうやら最終回までずっとそうでしょうね。また、「うさもち」までの15秒間のCMは「東京少女・セピア編~入れ替わり少女」の15秒版の予告でしたが、来週はここに早織ちゃんの「古都少女」が流れるでしょうね。(木曜深夜のアニメ枠でも流れるでしょうけど...)
↓夏舞台はこちら
ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- メディア: DVD
↓文化祭はこちら
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~
- 出版社/メーカー: ハピネット
- メディア: DVD
↓その他、文中に記した物語がしゅうろくされているものはこちらです。
↓数学が得意な零ちゃんはこちら
↓参考までにこういうものを...
「豪華客船」の旅 2007―こんなに安くて楽しい!世界の「クルーズ旅行」 (2007) (双葉社スーパームック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 大型本
1/700 タイタニック R.M.S. TITANIC ACADEMY
- 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス
- メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事銭形零12話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回の「銭形零[裏ネタ編]」は第12話の「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」についてです。(本日10:00から再放送されるのが、この次の第13話というのがちょっと残念...)で、今回は、劇中で零ちゃんたちがやっている「効果音」についてと、劇中ラジオドラマに出てきた「霞ヶ浦」、「タロとジロ(南極物語)」、「ハレー彗星」、「マリアナ海溝」について簡単に記す。(パロディの元ネタの「スターウォーズ」「宇宙戦艦ヤマト」まではまた別の機会にということで...)
尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
「効果音」:映画、演劇、テレビ/ラジオドラマ、アニメ、ゲームなどで演出の一環として付け加えられる音のことを指す。英語では「Sound Effect」と良い、この頭文字から「S.E.」という略語で呼ばれることもある。
実際に使われる効果音は、環境音を実際に録音して使う場合と、シンセサイザーなどによって電子的に発生させた音を使う場合、そして別の方法で発生させた音を加工して使う場合がある。実際に録音した音うのは、本来は最もリアルであるはずなのだが、映画やドラマでは逆に不自然な音に聞こえるということもあって、別の方法で発生させるというのは古くからある方法である。また、この方が安くつく、ということもある。
今回の物語の劇中に登場したものは、古くからあるものであり、S.E.の世界では基本である。(今回登場しなかったものの、有名なものとしては、お椀で砂やテーブルを叩くことによる馬の樋爪の音などがある。)また、怪獣が登場する作品では、動物の鳴き声を逆再生したり、再生速度を落として使う、ということもよく行われていることである。
「霞ヶ浦」:茨城県南東部から千葉県北東部に広がる湖である。正確には西浦と東側にある北浦、更に外浪逆浦と常陸利根川から構成される。一般的には西浦のことを言うが、広義の「霞ヶ浦」はこれらの全てを含む。西浦の面積は約168平方キロで、琵琶湖に次いで日本では2番目に大きい。ちなみに、琵琶湖の約1/4である。(広義の「霞ヶ浦」の面積は約220平方キロである。これでも琵琶湖の約1/3である。)湖である。ちなみに、琵琶湖の面積の約1/3である。)昔は海の底だった海跡湖である。最大深度は7mである。現在は淡水湖であるが、かつては汽水湖であった。また、富栄養湖ということでも知られている。
「タロとジロ(南極物語)」:タロとジロは日本の南極観測隊に同行した樺太犬の兄弟である。1956年に出発した第一次南極越冬隊と共に南極に行き、犬ぞりを曳く役目を務めた。タロとジロが有名になったのは、1858年の第二次越冬隊が南極に置き去りにし、翌1959年に第三次越冬隊が2頭の犬が生存していることを確認して救出した、ということによる。そして、1983年に映画化され、それが「南極物語」である。時間は143分、監督は蔵原惟繕、脚本は野上龍雄、佐治乾、石堂淑朗、蔵原惟繕の4人、音楽はヴァンゲリスが担当した。出演は、高倉健、渡瀬恒彦、岡田英次、夏目雅子、荻野目慶子、日下武史、神山繁、山村聡、江藤潤、佐藤浩市、岸田森、たちである。尚、映画に登場した犬は樺太犬ではなくてエスキモー犬である。
最近では2006年にディズニーがリメイクしている。(原題は「EIGHT BELOW」、邦題は「南極物語」である。)登場人物をアメリカ人にして、ストーリーや結末も違うものになっている。
尚、ジロは1960年に南極・昭和基地で病死したが、タロは第四次越冬隊と共に帰国している。(札幌の北海道大学植物園で飼育されることになった。)
「ハレー彗星」:約76年周期で地球に接近する短周期彗星である。(公転周期は75.3年である。)数多くある彗星の中では最も有名な彗星である。最近で地球に接近したのは1986年であり、その前は1910年、次回は2061年、その次は2134年に地球に再接近するとされている。
この名前は、1682年に軌道を計算して回帰を予言したイギリスの天文学者・ハレーの名前に由来している。彼は1682年に、その年に現れた彗星が1531年、1607年に現れた彗星と同一天体だとして76年の集気で回帰したと結論づけて、1757年に再び出現すると予言した。彼は1742年に亡くなったが、1758年の暮れになって彗星が回帰してきたことが確認された。
ハレー彗星の出現は古いものは紀元前の頃から出現したことが記録されている。特に1910年の時は、地球に衝突する、とか、彗星の尾には有毒物質が含まれていて、それによって人類は滅亡する、というような噂が広がり、大騒動になった。
「マリアナ海溝」:世界で最も深い海溝として知られている海溝である。北西太平洋のマリアナ諸島の東に位置する。(北緯11度21分、東経142度12分)
調査の方は20世紀になってから行われるようになり、1925年に日本の測量船・満州号が鋼索測深(錘の付いたケーブルを使用)で深度9814mを測定して世界で最も深い部分だと知らしめた。その後、1951年にイギリスのチャレンジャー8世号が音響測深(音波で測定)によって10900mを計測した。(これによってその部分を「チャレンジャー海淵」と呼ぶようになった。)但し、主導計測による誤差があって、10863mに修正されている。その後、1957年にソ連の海軍艦艇・ヴィチャージ」が深度11034mの計測に成功したと発表し、その場所をヴィチャージ海淵(ビチアス海淵)と名づけた。(11034±50m)しかし、現在では正確性に疑問が持たれていて、公式記録としては認められていない。
現在では1984年に日本の調査船・拓洋がナローマルチビーム測深機を用いて測定を行って、10924m(正しくは10920m±10m)という値を得ている。一応、この10924mが最大深度とされているが、これもまた裏付けが完全ではなく、10911mが最高深度とされている。
ところで、ふと思ったのはその数値についてである。果たして1m単位の正確な数字というのが必要なのだろうか?そう思うのは、マリアナ海溝では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に潜り込んでいる。つまり、毎年少しずつであるが、海底地形も変化している。更に、山の高さと違って海の底であれば、マリンスノーなどの沈殿物が堆積していくことも考えられる。よって、深度というのは刻々と変化しているはずである。(年間にせいぜい数センチ程度でしょうけど...)まして、数値が5桁になっていたら、上から5桁目の数字は、1mや2mの誤差はゴミみたいにものである。正確さを求めるのなら、毎年とは言わないが、5年ごとぐらいには測定すべきだと思います。(10911mというのは1995年の測定値です。)→何についてもそうだが、「1番」ということには人類はたいへん拘っているものであり、面白い所でもあるんですけど...
超図解PLUS BGM&効果音素材集―DTVであなたも音楽監督!
- 作者: エクスメディア
- 出版社/メーカー: エクスメディア
- 発売日: 2001/01
- メディア: 単行本
超図解PLUS BGM&効果音素材集〈2〉 (超図解PLUSシリーズ)
- 作者: エクスメディア
- 出版社/メーカー: エクスメディア
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
南極越冬隊タロジロの真実 (小学館文庫 R き- 13-1)
- 作者: 北村 泰一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
タロ・ジロは生きていた―南極・カラフト犬物語 (ジュニア・ノンフィクションシリーズ)
- 作者: 菊池 徹
- 出版社/メーカー: 銀の鈴社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
ふしぎナゾ最前線!現代科学の限界にいどむ深海にひめられた地球の真実 (ふしぎナゾ最前線!-現代科学の限界にいどむ- (1))
- 作者: 伊藤 和明
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
生きている深海底―海底2万哩地球科学の旅 (平凡社・自然叢書)
- 作者: 小林 和男
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1995/03
- メディア: 単行本