篤姫#9 [ドラマ]
老女・幾島によって本家の姫になるための特訓が始まった。ということで、於一に付いて教育を始めるが、色々と不満を感じる於一。時折不満げな表情を見せるが、「銭形愛」で見せた表情が随分とダブっていました。姫ということで、形の上では家庭教師に教わっているため、「学園ドラマ」というのには語弊があるのは承知しているが、雰囲気は学園ドラマというものが出てました。また、コミカルな所もたっぷりとありました。
そんな日々を過ごしていると、斉彬が江戸から戻ってきた、で、「篤子」という新しい名前をもらい、「篤姫」となった於一。またも感じたのは、キャンディがアードレー家の養女となって、キャンディス・ホワイト・アードレーという名前を貰った所にダブりました。
その後、幾島が匙を投げたくなるような「じゃじゃ馬」と言ったが、これも完全にキャンディですね。更に、今泉島津家で、父が於一の思い出話として、いなくなり、みんなで捜したら木に登って寝ていた、と尚五郎に語ったが、お転婆娘の木登りと言えば、何と言ってもキャンディですからね。
長刀をぎこちなさそうに扱う篤姫、貫禄十分の幾島。というのはなかなか面白い対比でした。が、この二人にストラップを投げさせたら...(以下、自粛)
尚五郎が、於一が「篤姫様」になったと知り、それを今泉島津家に伝えた時、尚五郎も父も、本当に於一が手の届かない存在になったということを改めて感じていた様子を上手く描いていましたね。
薩摩での青春ドラマが進む中、江戸の方では12代将軍家慶が急死し、家祥が13代将軍にという事態が起こっていて、それを知った斉彬は、幾島にそっと語った。「江戸の徳川宗家じゃ」「お篤は次の将軍家祥様の御台所にと望まれているのじゃ」
今までは大河ドラマという雰囲気が無かったが、これによっていよいよ大河ドラマらしい雰囲気が出ました。
初回こそ22:00からのBS2の放送で見たが、その後はすっかり18:00からのBS-hiの放送で見ているが、今回は18:00から見たことならではのことが一つありました。それは36分過ぎに「地震速報」というテロップが出たということです。(茨城北部)自然災害だから仕方のないことであると諦めて録画をし直すことにするが、今晩の総合テレビ、BS-2の放送時間は他に録画予定があるため、土曜日の総合テレビの再放送まで待たなければならない...(忘れないように録画予約は完了させました。)
NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
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NHK大河ドラマ「篤姫」 (カドカワムック 263 別冊ザテレビジョン)
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- 発売日: 2007/12
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↓やっぱりこれも...
TwellV・神宮前名画座「BACK TO BATAAN」 [映画(洋画)]
ところで、この神宮前名画座は古い作品ばかり放送しているので、白黒放送が多いのだが、今回はカラーでの放送でした。が、今回の作品は製作時は白黒であったため、後に着色処理が行われ、それを放送したと言うことになる。古い作品を着色処理するというのは、技術としたら凄いことであるが、同時に塗り絵のように色がベタっぼくなるという欠点もある。今回はそういう処理がされたが放送されたために、映像の方がボケ気味だったのがちょっと不満でした。→着色処理をしていないオリジナルの白黒バージョンを放送してくれたら良かったのに...
作品データを記しておくと、1944年のアメリカ映画で、時間は95分、白黒作品である。原作はイーニアス・マッケンジーとウィリアム・ゴードンの2人、監督はエドワード・ドミトリク、脚本はベン・バーズマンとリチャード・ランドーの2人、撮影はニコラス・ムスラカ、音楽はロイ・ウェッブである。そして出演は、ジョン・ウェイン、アンソニー・クイン、ボーラ・ボンディ、フェリー・フランケリ、リチャード・ルー、フィリップ・アーン、ローレンス・ティアニー、たちである。
物語は、真珠湾攻撃から日本軍は破竹の勢いで進軍していて、フィリピンも日本軍がほぼ手中にしていた。コレヒドール島のアメリカ軍基地も陥落寸前であった。そんな中、バターン陥落も時間の問題と見たアメリカ参謀本部は、ジョゼフ大佐に退却への道を遮断されたフィリピン将校や、現地民間人からなるゲリラ隊の指揮を命じた。ゲリラ戦を展開して反撃の機会を狙う中、日本軍の独立式典に奇襲を加えることを計画し、それが成功するが...
フィリピンも太平洋戦争の戦闘が行われた場所であるが、ミッドウェイやガダルカナル、硫黄島、沖縄での戦いは色々と語られ、またそれを題材にした映画も有名な作品があるが、フィリピンとなるとあまり語られることがないだけに、貴重な作品でもある。但し、戦時中の作品なので、100%鵜呑みにするというのも問題はありますけど...
来週は、1943年作品の「サハラ戦車隊」の放送で、その次は1951年の「太平洋作戦」と、戦争映画が続きます。
キューティーハニーTHE LIVE #21 [特撮]
いつしかオカマ中条がパンサークローの幹部のトップにいるようになっちゃったけど、突然人格が変わるだけに、これはこれで怖さを感じるので良いんですけど... それにしては、回りくどいやり方でハニーを罠に掛けるんですね。早見も保険のつもりで拉致しておいたらいいのに...
今までは渡に対しては勝てなかったハニーがミキを助けるという強い思いがあって、アンドロイド渡を倒したが、またも渡は復活するのでしょうね...
学校ではすっかり親分になっているユキ。アンドロイドだと言うことが分かって、いじめのターゲットになっているハニーに接した夏ちゃんに対して、今度は夏ちゃんもいじめのターゲットになるのか?と思わせたら、ユキが登場して退散していく不良娘たち。掴みはちゃんとやってくれていました。
問題のレーザー光線のかいくぐり。やはり忍者装束の雷/零の2人にはとてもじゃないが遠く及ばないハニー。そもそも、どうして突然あれだけ多くのレーザーによる侵入検知システムがあそこにだけあったの?何処か一ヶ所の守りを固めておくということは理解できるが、場所が間違っている。→一応、深夜枠のサービス・ショットのつもりなんだろうけど、「M2」のパクリでは、無かった方がましでした。
秘密をテレパシー(?)でハニーに伝えたミキ。そんな能力まで持っていたなんて、やはり恐るべし...それにしても、体中から異物があれだけ出てくるというのも凄く、壮絶ですね。が、これはウルトラ怪獣のパワーアップの出来損ないだという見方も出来る。(ここも半分はパクリ。)例えば、EXゴモラはゴモラよりもよりパワーアップしているのだが、EXシスター・ミキはそうはいかないのですね。
物語の展開は悪くなかったのだが、大きな「パクリ」が全てを潰してしまったため、今回の物語は完全に赤点でした。せめてもう少し工夫を入れて、「パクリ」とは呼ばせないだけのものにしたら「オマージュ」と呼ぶことも出来るようになり、評価も変わるんですけどね... 雷ちゃんの「これってパクリじゃないですか!」と言う声が聞こえてきました。
それにしても、前回のパワーは何処へ行ってしまったのでしょうかねぇ?面白い時は大いに面白いのに、ダメな時は本当にダメであって、良し悪しの差が余りにも大きすぎるのが本作である。(テストで100点を取ったと思ったら、次は0点だったように差が大きい...)やっぱり現在は「特撮氷河期」真っ直中ということは揺るがないですね...
↓「M2」はこちら
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
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ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
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↓ゴモラ と EXゴモラ
チャーリーズ・エンジェル・1st.19話 [ドラマ]
今は亡き、ある国民的な野球選手は野球殿堂入り直前という状況であったが、その妻はあることから1万ドルものお金を強請られていた。彼女は夫が殿堂入りするためには、騒ぎは御法度だとしてお金を払っていた。で、チャーリーの所に相談にやってきた。あるダンス教室に通っていた彼女は、ダンス教室の講師との関係を撮影された写真をネタに強請られたのだった。で、調査のために、ジルがそのダンス教室に先生として潜入、サブリナはターゲットとされるような金持娘としてダンス教室を訪れる。また、ケリーは、ダンス教室の講師とグルになっていた私立探偵の助手ということで接近する。ダンス教室の講師は、カモとなる女性を酒で酔わせ、淫らな関係の写真を私立探偵に撮影させ、さらには薬を使っている写真まで撮影し、それをネタに強請っていたのだった。で、サブリナをターゲットとするように仕組み、新たなターゲットとしてサブリナを連れ込んで写真を撮り、早速強請ってきた...
いつもの潜入捜査と違うのは、ケリーが完全に悪者の仲間として振る舞っていること、更にボスレーがタカリを利用して小遣い稼ぎをしようというチンピラを務めたという所である。(これらは全て、依頼者の1万ドルを回収し、更にチャーリー探偵事務所の稼ぎを得るための策略でした。)これによって、事件の真相を暴き、犯人たちを追いつめていくといういつもの物語とは一味違うものになり、物語が面白くなりました。
こうなると、いつものコスプレは影を潜めることになるが、ジルの健康的な魅力を活かしたダンスの先生というのが今回のサービス・ショットでした。ただ、本作は'70's作品であり、世界的なディスコ・サウンドのブームがやってきた頃の作品である。そのため、当時のディスコ・ブームに乗ったような感じになっていて、ジルが踊ったダンスは「ハッスル」と言ってました。(時代を感じる所である。)
クライマックスは、閉鎖されたボウリング場での戦いとなり、ボウリング場ならではのネタをたっぷりとやってくれたが、考えることはやはり同じなんですね。(人間ボウリング...)
※次回の放送も、今回と同じで、いつもよりも10分繰り下がった26:15のスタートです。それにしても残りもあと3回ということで、押し迫ってきましたね。
地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル コンプリート1stシーズン DVD-BOX
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細川茂樹/007への招待(その5) [映画(洋画)]
「消されたライセンス篇」
かなり個人的なことを口にした響鬼さん。ボンドカーと言えばアストン・マーチンであるが、それを購入した、と言ってました。→色々と内装まで凝っていたりして...???
4代目ボンドについては、「若い」ということで評判が高かったのは確かですね。「冷たすぎる」という声も確かにあったが、今までのボンドに無かった「人間らしい感情」が出ていて、そこもまた4代目ボンドの魅力なんですよね。また、エリザベス女王が絶賛した、と話していたが、4代目ボンドは「リビング・デイライツ」の時に、ダイアナ妃(当時)がボンドのイメージに最も近い、と言って絶賛されていました。評価は高かった4代目のティモシー・ボンドですが、裁判によってシリーズ製作が中断するという事態になったため、2作しかないというのが残念な所です。(裁判の長期化によって契約期間が満了してしまった。裁判がなかったら、3本目の作品も生まれていたのですけど...)
「ネバーセイ・ネバーアゲイン篇」
「番外編」ということをしっかりと言ってました。「サンダーボール作戦」のリメイクであるが、この作品の権利はイオン・プロから離れていたので、お馴染みの音楽やロゴが使えなかったものの、映画化されることになり、ボンドは初代のコネリーが12年ぶりにということになり、オールド・ファンは喜んだものでした。しかも、本作公開は本家シリーズの第13作「オクトパシー」とぶつかることになったというのも話題を呼びました。(興行としたら、本家の圧勝でしたけど...)
タイトルの「ネバーセイ・ネバーアゲイン」の由来についても語ってくれたが、これって余りにも有名な逸話なので、誰でも知ってますよね。
ということで、スターチャンネルHVの一挙放送で、各作品の放送直前に流れたミニ番組について述べてきたが、これにて終了です。尚、3/9はWOWOWが「6人のボンド」ということで、初代から6代目までの作品をそれぞれ1本ずつ放送し、そちらも別のミニ番組が放送されることになっているので、その時もまた記す予定です。(6代目は「カジノ・ロワイヤル」しかないので、これが放送されるが、5代目まではスターチャンネルHVが放送しなかった作品が放送されます。(2代目はスターチャンネルHVでは放送がなかったが、WOWOWはしっかりと放送してくれる。))
ケータイ刑事銭形海35話(3rd.9話・感想)+36話(3rd.10話)予告 [ケータイ刑事]
一応、パターンは「零の悪夢」と「雷の悪夢」を参考にしているが、お約束の相棒を逮捕するという結末は踏襲していたが、それ以外の「悪夢」は今ひとつという感じでした。
まあ、佐藤二朗さんはそれなりに笑わせてくれたが、やっぱり「悪夢」シリーズはジローさんの脚本にするべきだと感じました。
展開は「雷の悪夢」をベースにした構成としていて、海ちゃんが寝ている所から始まり、ヘミングウェイの『老人と海』の本があるというように、細かい所にまで気を配っているのだが、今ひとつ乗り切れていない。ここまで海ちゃんのキャラが何度もぶれていて、真面目な海ちゃんと、壊れた(弾けた)海ちゃんが入り交じっていて、完全に崩れていない海ちゃんだけに、今回の海ちゃんは「真面目」という性格が出て、これが海ちゃんらしいといえばらしいのだが、「悪夢」シリーズではこれが災いしてしまって、ちょっと空回りしてしまったと言ったところですね。兎に角、「零の悪夢」のあの前衛な所、「雷の悪夢」のベタな所が影を潜めてしまい、物語もスケールダウンしてしまったのが残念でした。
今回もニセ海になったジローさん。「雷の悪夢」の時に林和義さんのニセ雷がヒゲが濃かったことを引っ張って、濃いヒゲのニセ海だったというのは面白い所でした。やっぱりジローさんのパワーは桁違いですね。ノリノリで楽しんでました。→柴田二朗として3代目鑑識としてレギュラーというのも良いかもしれない。
そのニセ海の「神奈川沖浪裏」からのストラップ投げで、しっかりとネタをやってくれる所は、やっぱりジローさんですね。また、ジローさんの歌う主題歌というのもなかなか面白いものでした。→サントラ盤がリリースされたら、ジローさんの歌うバージョンもしっかりと収録して貰いたい所です。
「2nd.」からはOP主題歌の所に毎回登場している諏訪太朗さんが、1st.の舞台編以来となる「海」への登場となり、色々と見せてくれたが、「ケータイ刑事諏訪太朗」は、ある意味では「イエデン刑事小銭形パイ」と渡り合えたキャラになったかもしれませんね。あっさりと死んでしまったのが残念な所でした。→こうなると、次はクイーン・宝積さんの「クイーン刑事」というのも見てみたい...
歌の方は、やっぱり松崎さんということで、『愛のメモリー』をたっぷりと聴かせてくれたが、これはまあ予想とた通りでした。で、歌に関しては海ちゃんの歌よりもこっちがメインになってしまい、海ちゃんが「正にやりたい放題」と言っていたが、海ちゃんが「やられ過ぎ」だったというのが正直に思った所でした。
次回は、3rd.10話(通算では36話)の「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~事件編」(それにしても、実に長~いタイトルですね...)つい先日の舞台が3回に渡って放送されるが、その第1回ということになる。(それにしても、全39話の「銭形海」だが、舞台関係だけで9話になっちゃうので、普通の物語は30本になっちゃうというのは、ちょっと寂しく感じたりもするところでもある。)で、「舞台」が終わったら「さらば松山刑事」ということで、最終回になっちゃうのですよね... 次回予告は海ちゃん、松山さん、柴田さんのトリオが揃ってのものであったが、サブタイトルが余りにも長すぎるので、これを言うだけでもかなりの時間がかかっていて...→15秒バージョンだったらサブタイトルを言うだけで半分以上となるだけに、15秒バージョンの次回予告を見たい所です。火曜日にUPする方にもう少し詳しく記すことにします。
鑑識メモの方は、やはり「雷の悪夢」の時のパターンを踏襲していたが、こうなるだろうというのはある程度予想できていただけに、「やっぱりか」という感じでした。
今回の物語は、エース・KJ脚本ということもあって、どれだけぶっ飛んだ物語になるのか期待していたのだが、期待が大きすぎたこともあるが、期待の7掛けだったということで、今ひとつでした。(だからと言って、面白くないというものでもなく、それなりに楽しめるものではある。)結局、「悪夢シリーズ」はジローさんに脚本を書いてもらうべきだと感じました。
そして、3月になったということで、月が変わったので、海ちゃんCM(インフォマーシャル)の復活を期待したが、それもあえなく散ってしまいました。その後のCM後の「うさもち」までの15秒間のCMは「東京少女・セピア編~疾走少女」の15秒版の予告でしたが、「入れ替わり少女」と「古都少女」も15秒版の予告はやっぱり流れるでしょうね。
ケータイ刑事文化祭inゴルゴダの森~銭形海+THE MOVIE 2.1~
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ケータイ刑事 銭形海 夏舞台完全版 BS初!ついに舞台だ!~超豪華!演劇者殺人事件
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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↓零/雷の悪夢はこれに収録されています。
わたしたちの教科書 DVD-BOX ~ディレクターズカット完全版~
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細川茂樹/007への招待(その4) [映画(洋画)]
「カジノ・ロワイヤル篇」
シリーズ第21作であって最新作であるが、先日、第22作「QUANTUM OF SOLACE」の製作が発表されたため、「公開された作品では」という条件が付いた「最新作」になったのが正しい、と記しておきます。(物語は「カジノ・ロワイヤル」から続くものになるそうで、これはこれで楽しみでもあります。)
6代目ボンドを襲名したダニエル・クレイグは、襲名が発表された時は不安という声が多かったが、封切られるとその評価を覆し、「傑作」と言わせることになったが、随分と持ち上げていましたね。
今までにないボンド像を出したということで、評価も高いが、もう一つ大きなことは「原点回帰」であり、それについてもしっかりと語っていました。この作品は、ボンドが「00」に昇格して最初の任務ということで、「若さ」を前面に出していて、アクションの方も切れ味のある所を見せてくれた作品である。過去にも「原点回帰」と言って、生身のアクションを看板にしたことが過去にもあったが、今回の「原点回帰」は秘密兵器に頼らないアクションということで、お馴染みのQ(現在は3代目のジョン・クリースがQである。)が登場しない作品でもある。
そして、響鬼さんも言った「頭脳戦」であるが、これはカードの勝負が派手なアクションとは違っていて、緊張感たっぷりに描かれていて、ゾクゾクするものでした。
「ワールド・イズ・ノット・イナフ篇」
この作品は5代目ボンド作品ということで、ブロスナンについて語っていた響鬼さん。一般的にはコネリー・ボンドの野性さと、ムーア・ボンドのユーモラスの中間を行くボンドと言われているが、キャラのバランスは確かに魅力的である。また、セクシーだというのも一般に言われている所です。
が、まさか「仮面ライダー響鬼」でのエピソードをちらっと語ってくれるとは思いませんでした。今思えば、確かに響鬼さんには5代目・ブロスナン・ボンドに繋がるようなユーモアがありましたね。
尚、この作品は20世紀最後の「007」作品であり、そしてボンドガールにソフィー・マルソーというのも魅力であるが、3分という限られた時間ではそこまでは述べてられないということですかね。いや、響鬼さんの世代なら、ソフィー・マルソーのアイドル時代(ここでは「ラ・ブーム」のソフィーを指しています)は知らないから、仕方のないところなのか...???
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ワールド・イズ・ノット・イナフ (デジタルリマスター・バージョン)
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↓S.マルソーと言えばやっぱりこれを
↓語っていたので、一応これも(でも、29話までですね、良かったのは...)
ケータイ刑事銭形零10話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
で、今回は第10話の「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」です。「ゴ様」の元ネタは当然ながら「ヨン様」である。ということで、ヨン様こと「ペ・ヨンジュン」について、そして劇中に罠の一つとして出てきた「キムチ」「塩辛」について述べることにする。
尚、今回の物語にも名前が出てくる「フェルマーの最終定理」については「零1話[裏ネタ編]」で述べているので、そちらをご覧下さい。(ここをクリックして下さい)
尚、MBSの放送の時に記事は「ここをクリック(MBS)」、BS-iの再放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
「ペ・ヨンジュン」:ソウル出身の韓国の俳優である。生まれは1972年8月29日である。(これは劇中では語られていないが、ヨン様の1234日後に生まれたゴ様の誕生日が1976/1/15(「鑑識メモ」で柴田さんが語っている。)ということから逆算すれば導き出されることでもある。→ヨン様の誕生日を知らなければ、ゴ様の誕生日は導き出せませんが...)1994年に『愛の挨拶』というドラマでデヴューし、1996年の『初恋』というドラマが韓国で視聴率65%を記録する大ヒットとなり、人気スターとなった。その後、スター街道を須々美、韓国で2002年に製作されたドラマ『冬のソナタ』が2003年に日本で放送されると、日本でも人気に火が付き、「ヨン様」「微笑みの貴公子」という愛称が生まれ、主に30代以上の女性の間で大人気となり、「韓流ブーム」を巻き起こすことになった。
尚、「ヨン様」と言われているが、韓国語で「ヨン」という発音は数字の「0」のことである。今回の物語では「ヨン様」をパロった「ゴ様」が登場したが、これは「ヨン」を数字の「4」と解釈し、それを「5」にして「ゴ様」としているが、正しくは「0」と解釈するべきである。しかし、数字の「0」を元に「5」にして「ゴ様」にしたというパロディ精神は変わらない。
「キムチ」:白菜、大根、キュウリなどの野菜を薬味で漬けた朝鮮を代表する漬物であり、朝鮮漬とも言われる。一般的なキムチは唐辛子をたっぷりと使っていて真っ赤なものであるが、本来の「キムチ」の意味は「野菜を漬けたものなので、唐辛子が使われていないキムチというものもある。(水キムチなどがある。)ビタミンCが豊富である、乳酸菌による整腸作用があるということで、健康食品としても知られている。(漬物とはそういうものが多いですからね。)
歴史は4000年ほど前だと言われていて、朝鮮半島が発祥の地とされている。文献に登場するのは13世紀初頭である。16世紀に朝鮮半島に唐辛子が伝えられ、それから唐辛子を使った真っ赤なキムチが誕生したとされている。尚、朝鮮半島に唐辛子が伝わったのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵で、兵士たちが唐辛子を寒さ対策として唐辛子を懐炉のように使っていて、それが食材として広がったとされている。
「塩辛」:イカやウニ、魚などの肉や卵、内臓などを塩漬けにして発酵させたものであり、酒の肴として食されることが多い食品である。健康に良いとされている発酵食品であるが、塩分が高いということで、敬遠されることも多い食品でもある。酒の肴にする以外では、ご飯に乗せて食べたり、お茶漬けにして食べると食べ方が一般的である。尚、韓国ではキムチを漬ける際の調味料としても使われている。
原材料として使われるものによって、それぞれ異なる名称で呼ばれていて、鰹の内蔵を使ったものを「酒盗」と言って、酒所の高知では有名である。兎に角、色んな材料を使った塩辛があるが、やはり一番ポピュラーなのは「イカの塩辛」でしょうかね。
古くからある食べ物であるが、記録が残っているのは16世紀以降である。(それ以前から存在していたであろうが...)
名前の通り、塩分が高い食材であるが、最近の食に対する健康意識の高まりから、近年では塩分の低い塩辛も出回っている。まあ、これも時代の変化ということですね。
↓ヨン様関係をいくつか
韓国ドラマスターLIVE―ヨン様主演「初恋」完璧ガイド&「パリの恋人」全21話収録!! (バンブームック)
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↓「キムチ」ということで
LG電子 91L 食品貯蔵庫【キムチ発酵機能搭載】 LR-K09SL
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遊び尽くし 塩辛づくり隠し技 (Cooking & home made―遊び尽くし)
- 作者: 臼井 一茂
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)