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「AUTOMATIC」 [映画(洋画)]

表題の作品は1994年のアメリカ映画「オートマティック2033」である。(劇場未公開作品である。)典型的なB級作品であって、「ダイハード」「ロボコップ」「エイリアン2」のオイシいところを寄せ集めたような作品になっている。(3つを足して5ぐらいで割ったようなもの...)

作品データを記しておくと、時間は90分、原案はパトリック・ハイスミス、監督はジョン・マーロウスキー、脚本はスーザン・ランバートとパトリック・ハイスミスの2人、撮影はピーター・ファーンバーガー、音楽はデヴィッド・ワーストとエリック・ワーストの2人である。そして出演は、オリヴィエ・グラナー、ダフネ・アッシュブルック、ジョン・グローヴァー、ジェフ・コーバー、ペニー・ジョンソン、マージーン・ホールデン、アナベル・ガーウィッチ、トロイ・エヴァンス、ジェフリー・D・サムズ、たちである。

2033年、世の中には人間とサイボーグとが混在する世の中になっていた。家庭用のボディーガード用として開発された最新式のサイボーグ・オートマティックJ269はハイテクビル内の企業でセクハラの現場を目撃し、女性を守ろうとして、誤って人間を殺してしまった。が、サイボーグを開発した会社は、その事件をもみ消すために、当事者の女性とオートマティックJ269を抹殺しようとして、特殊攻撃部隊をその企業内に送り込んだ。これによって、ハイテクビルは、女性と彼女を守ろうとするサイボーグと、特殊部隊との戦場と化したが...

SF設定などは結構力が入っているが、物語としては「ダイハード」の世界に「ロボコップ」のようなサイボーグが「エイリアン2」のような敵と戦うというものであって、B級作品ではありがちな設定である。で、展開も何処か準じているところもあって、デキの方は大きく劣っている。(本作では大作3作を足して、5ぐらいでわったようなものとなっているので、クオリティとしては全く太刀打ちできるものではない。まあ、B級作品ではこういうことは良くあることであるので、珍しいことではない。)

ということで、B級作品に対して理解していないと「何だこれは?」と言うことになってしまうので、大作志向の方は離脱しましょう。B級ファンであれば、元作のネタなどを確認したりして、色々といじってみるのも面白い所である。

また、企業が隠蔽体質というのは、近未来作品ではお決まりですね。が、現実社会でも最近では企業の隠蔽体質が何かと問題になっているだけに...

 

↓日本版はDVDはありません。

オートマティック2033(字幕スーパー版) [VHS]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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オートマティック2033(日本語吹替版) [VHS]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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  • 出版社/メーカー: Republic Pictures
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↓リージョンコード「1」です。
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  • 出版社/メーカー: Delta
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ケータイ刑事銭形舞5話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形舞」の第5話「シベリア超特急殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補の3回目となる今回は、これの企画であったことから「雑誌」について、事件はここであり、その通過中に起こったことから「スポット」について、「トンネル」について、その時バスはこれも消していたことから「非常灯」について、それはこれだったことから「演出」について記します。尚、「トンネル」は「・22話[裏ネタ編]PART 6」で、「演出」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースらして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/10、2009/8/31,9/4付です。)

雑誌」:定期刊行物(書籍)であって、特定のテーマやジャンルを設定し、それに従った雑多な内容の出版物である。また、定期刊行物ということで、週刊、月刊、季刊、年刊などの一定の間隔で次の号が出版される。(隔週、月2度、隔月刊などもある。)また、定期刊行ではなく、臨時的に出版されるものは「増刊」「別刊」などと呼ばれ、一応雑誌として扱われている。

内容はそれこそ千差万別であって、特定の趣味に絞ったものが多い。大別すると、噂話などを集めたもの、学術的なもの、各業界のもの、官公庁が公報のために出すもの、情報発信を主体としてもの、言論性を主体としたもの、宣伝を主体のものなどに分けられる。

本(出版物)であるため、活字を中心としたものが一般的であるが、写真や絵と組み合わせて表現しているものが一般的である。また、一部のものには「付録」と称して、本に別冊、玩具、組立て工作、CDやDVDなどとセットになって出版されているものもある。

印刷媒体であるため、速報性がないということ、動画や音を単体では使えないなどで、近年ではインターネットの普及に押されて売り上げが落ちてきて、休刊、廃刊が相次いでいる。(その一方で、インターネット連動させた「デジタル雑誌」と呼ばれるものが伸びている。→メールマガジンも「デジタル雑誌」の一つということになる。)

英語、フランス語では「Magazine」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Zeitschrift」、イタリア語では「Periodico」、スペイン語では「Revista」、ポルトガル語では「Revista」、中国語では「雜誌」と言う。

スポット」:いくつかの意味があって、点、斑点、などのように「一点の狭い場所/もの」という意味と、特定の場所という場所を現す意味、更に、飛行場で航空機に乗客が乗り降りする場所のこと、ビリヤードで玉を置く黒い印のある点のことを指す。(一般的には最初の2つの意味で使われる。)

特に、「場所」ということでは「観光スポット」などのように、集客性のある場所のことを「スポット」と言うことが多い。この物語では心霊現象が起こる場所ということで「心霊スポット」ということででてきていました。

英語では「Spot」、ドイツ語では「Stelle」、フランス語では「Tache」、イタリア語では「Macchia」、スペイン語、ポルトガル語では「Mancha」(但し、発音は異なる。)、中国語では「地點」と言う。

トンネル」:鉄道、道路、水路などを通すために、山、川底、海底、地下などを貫く人工的に作られた通路のことである。尚、基本的には人工的に作られたものであるが、中には自然の洞窟などを利用した天然のトンネルも存在する。(100%天然の洞窟ではなく、洞窟を利用して人工的に作られたものも含む。)尚、「隧道(ずいどう)」と言う場合もある。

トンネルは通路として造られたものであるため、断面の高さや幅に比べて、軸方向に細長い空間である。長いものでは数十kmの長さを有するものもある。一応、「計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないが、仕上がり断面積が2平方m以上のものとする」という定義があるため、例えば土管1本だけというような断面積の小さいもの(一応、水路であればこれでも十分なことも多い。)は「トンネル」とは言わないことになっている。(1970年OECDのトンネル会議で定義された。)

歴史は古く、灌漑用水路のために古代から造られているものとして知られている。(最初は水路であった。)交通用のトンネルとして造られたのも古く、紀元前2000年頃のバビロンであって、ユーフラテス川の河底を横断する歩行者用のトンネルとして造られたのが最初のものとされている。その後、古代ローマ帝国や古代ギリシャにおいても多数造られた。近代になると、鉄道のためのトンネルがヨーロッパで多数造られ、これと共にトンネルを造る技術(掘削など)が発達し、ダイナマイトの登場で更に効率的に作ることが出来るようになる。現在ではシールド工法や沈埋工法など、掘削機が更に発展し、海、湖、河川の下であっても効率的にトンネルが造られるようになった。(都市部の地下も同様である。)

日本のトンネルとしては、江戸時代に、青の洞門(大分県中津市、全長342m)が造られているが、当時は動力を用いた掘削機がなかったため、これは全て手彫りで造られたものである。西洋式トンネルとしては、1871年に神戸市内に造られた石屋川隧道が最初のものである。(東海道本線の鉄道トンネルである。現在は東海道本線が高架化されて無くなり、埋められているため、現存していない。)

尚、鉄道や道路のトンネルには入口と出口が定められている。定義は、その路線の起点に近い方が「入口」、その反対側が「出口」にすることになっている。(そのため、定義上、「出口」から入って「入口」から出るということも当たり前のように起こる。)

現在の世界最長のトンネルは、アショカン貯水池からニューヨーク市まで水道水を供給するための水道トンネルであるキャッツキルアケダクトであって、全長は147.2 kmである。また、人間が通過することの出来るトンネルでは、鉄道での移動と言うことになるが、津軽海峡線の青函トンネルであって、全長は53.85 km(海底部長は23.3 km)、海底部が世界最長の鉄道トンネルは、英仏海峡トンネルで、海底部長は37.9 km(全長は50.49 km)、世界最長の鉄道の山岳トンネルは、スイスのレッチュベルクベーストンネルであって全長約34.6 km、世界最長の道路トンネルは、ノルウェーのラルダールトンネルであって全長24.51km、である。(今後、更にこれらの長さを更新する長さの長いトンネルが更に造られることでしょうね...)

英語、ドイツ語、フランス語では「Tunnel」と言うが、発音はそれぞれ異なる。また、イタリア語では「Galleria」、スペイン語では「Tunel」、ポルトガル語では「Túnel」、中国語では「隧道」と言う。

非常灯」:停電時などの非常の際に、非難誘導路を記すために点く電灯のことである。特に廊下などに設置されている。これは照明器具の一つであるが、主目的は非常時の避難用であるため、防災設備(防災器具)ということになる。(真っ暗にすることを防ぎ、灯を確保するものである。)

本では、建築基準法によって、商用施設、工業施設、宿泊施設等のように多くの人が集まる場所には設置が義務付けられている。また、公共交通機関(バス、電車、船舶、航空機など)に対しても同様である。

停電時に照明を付けるものであるため、普通の照明器具とは異なって蓄電池を有していて、停電した場合にそこに充電された電気を使って明かりを灯すことになる。(数十分から数時間の間は店頭出来るだけの能力を有している。)

尚、蓄電池には寿命があるため、数年毎に蓄電池を交換するというメンテナンスが必要である。

英語では「Non-ever-Burning Light」、ドイツ語では「Nicht das Leicht Brennen je」、フランス語では「Lumière Non-Toujours Brûlante」、イタリア語では「Luce Non-Sempre che Brucia」、スペイン語では「Luz No-Siempre Ardiente」、ポルトガル語では「Luz Non-Já-Ardente」、中国語では「非常明燈」と言う。

演出」:表現物に於いて、それをより効果的に見せるために行われる効果や創意工夫のこと、またはその役割を行う人のことを言う。

特に、芝居(舞台、映画、テレビ)では、脚本に従って作品が作られるが、そこで描いていることをより効果的に見せたり、作品にメリハリを付けたり、メッセージを強調したりするために行われるものである。また、これは俳優に対する演技指導だけでなく、舞台装置、照明、音楽、音響効果、効果音なども含まれて、それらを総合して行われることになる。(当然、ぞぞれの演出と統合した演出とが存在することになって、その匙加減によってより効果的に見せるものが作られることになる。)

当然のことながら、芝居以外のものでも効果的に見せるための演出は行われている。特にテレビのバラエティ番組やドキュメンタリー番組では、演出が過剰に成りすぎて問題となる場合もある。(ドキュメンタリーでも何らかの演出が入っている。ちょっとしたことであれば問題にならないが、時には「やらせ」と判断される場合もある。→その匙加減は難しいが、基本的にドキュメンタリーでは、撮影時は演出を行わず、編集時に工夫して、効果音を含む音楽の利用などの演出に留めておくべきである。)

尚、テレビ番組の場合、ニュースや天気予報のような報道番組であっても演出は必ず入っている。(演技的な要素は無いが、発声の際に何らかの演出が行われるものである。(読みの抑揚もその一つである。)また、天気予報の場合はバックに音楽が流れることがあるが、これも演出の一つということになる。)

また、これを担当する人のことを、映画の場合は「監督」と呼ぶのが一般的であるが、テレビドラマの場合は「ディレクター」または「テレビ監督」と言うが、「演出」とクレジットされることも多々ある。また、舞台の場合は「舞台監督」または「舞台演出」と呼ばれることが多い。→名称は異なるが、統括的には「演出家」または「監督」と呼ばれている。

英語では「Direction」、ドイツ語では「Richtung」、フランス語では「Direction」、イタリア語では「Direzione」、スペイン語では「Dirección」、ポルトガル語では「Direção」、中国語では「演出」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

広報・雑誌づくりのらくらく編集術

広報・雑誌づくりのらくらく編集術

  • 作者: 西村 良平
  • 出版社/メーカー: 日本エディタースクール出版部
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本

カレンダー2012 李家幽竹パワースポットカレンダー (Yama-Kei Calendar2012)

カレンダー2012 李家幽竹パワースポットカレンダー (Yama-Kei Calendar2012)

  • 作者: 李家幽竹
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: カレンダー

2012「日本のパワースポット」壁掛

2012「日本のパワースポット」壁掛

  • 作者: 山口 博之
  • 出版社/メーカー: 写真工房
  • 発売日: 2011/08/08
  • メディア: カレンダー

日本全国このパワースポットがすごい! (PHP文庫)

日本全国このパワースポットがすごい! (PHP文庫)

  • 作者: 若月 佑輝郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/01/05
  • メディア: 文庫

へんしんトンネル (新しいえほん)

へんしんトンネル (新しいえほん)

  • 作者: あきやま ただし
  • 出版社/メーカー: 金の星社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 大型本

「動く大地」の鉄道トンネル―世紀の難関「丹那」「鍋立山」を掘り抜いた魂 (交通新聞社新書)

「動く大地」の鉄道トンネル―世紀の難関「丹那」「鍋立山」を掘り抜いた魂 (交通新聞社新書)

  • 作者: 峯崎 淳
  • 出版社/メーカー: 交通新聞社
  • 発売日: 2011/10
  • メディア: 単行本

トンネル標準示方書「山岳工法」・同解説〈2006年制定〉

トンネル標準示方書「山岳工法」・同解説〈2006年制定〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 土木学会
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 大型本

パナソニック電工(Panasonic) LEDホーム保安灯 LBJ70981

パナソニック電工(Panasonic) LEDホーム保安灯 LBJ70981

  • 出版社/メーカー: パナソニック電工
  • メディア:

Panasonic 常備灯 BF-541P

Panasonic 常備灯 BF-541P

  • 出版社/メーカー: パナソニック
  • メディア: ホーム&キッチン

演技と演出 (講談社現代新書)

演技と演出 (講談社現代新書)

  • 作者: 平田 オリザ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/06/21
  • メディア: 新書

映像演出の教科書 (玄光社MOOK)

映像演出の教科書 (玄光社MOOK)

  • 作者: 藍河 兼一
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2011/05/18
  • メディア: ムック


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AL MARTINO『BEST OF AL MARTINO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1995年にリリースされた彼のベスト盤である。と言っても、1948年にデビューして、半世紀近いキャリアを重ね、数多くのヒット曲を放っている時点のベスト盤であるため、ヒット曲でもその一部しか収録されておらず、スタンダード・ナンバーなども収録されているベスト盤である。キャリアのあるシンガーであるだけに、1枚もののベスト盤では、特定のテーマを設定しない限り、選曲が出来なくなってしまうので、これはこれで仕方の無い所である。本アルバムは'60'sのヒット曲とその年代の曲を中心に集めたものである。(彼は'50's前半から'70's後半までに多数のヒット曲を放っている。)

収録曲は以下の全20曲である。『Walking In The Sand』『Spanish Eyes』『Red Roses For A Blue Lady』『I Love You Because』『Can't Take My Eyes Off You』『Lili Marlene』『Mary In The Morning』『Love Letters In The Sand』『Where Do I Begin』『What Now My Love』『Release Me』『Painted Tainted Rose』『Yesterday』『Love Is A Many Splendoured Thing』『Let It Be Me』『Crying In The Chapel』『Fascination』『Three Coins In The Fountain』『Love Is Blue』『The Shadow Of Your Smile』。

数多くのヒット曲の中から'60'sの曲を中心に収録したことで、ポップなサウンドの曲が集まっているので、とても聴きやすいアルバムになっている。また、何曲かはスタンダード・ナンバーとして他のミュージシャンたちも歌ってきた曲があるため、そういう曲は聴き比べるというのもまた面白い所である。

彼は1948年にデビューして、ジャズやスウィングを歌い、ポップスにも手を広げているのだが、'60'sを中心としたことでテーマがはっきりとして、ポピュラー音楽としても聴き所のあるなかなか良い感じにまとまったアルバムになっている。(亡くなる2009年まで、60年を超えるキャリアがあった。)一度は耳を傾けてみるのも宜しいかと...

 

Best of Al Martino

Best of Al Martino

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Ais
  • 発売日: 2009/11/03
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形海13話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第13話「さよなら相棒! 銭形海VS高村一平」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、高村さんがこうなったことから「出向」について、行き先がここということから「スコットランド・ヤード」について、ちゃんは高村さんにこれを贈ったことから「プレゼント」について、「イルカ」について、「ストラップ」について記します。尚、「スコットランド・ヤード」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 5」で、「イルカ」は「・8話[裏ネタ編]PART 7」で、「ストラップ」は「・38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/29付です。

出向」:別の会社や役所に異動になることを言う。転勤の一つであるが、一時的であるが他の組織に異動することになるものである。子会社や系列会社への出向ととうのが一般的であるが、業界団体や役所、研究機関などへの出向もある。(子会社から親会社への出向というのも希であるがある。)

目的は様々であって、技術交流や人的交流のためということから、技術指導や技術習得のためというものから、人員削減のために行われることもある。また、左遷ということもある。→高村さんの場合は、人的交流と言うよりも、不祥事によって懲罰的に追い出されてというように感じてしまうのですが...

英語では「Temporary Transfer」、ドイツ語では「Vorläufige Übertragung」、フランス語では「Transfert Temporaire」、イタリア語では「Trasferimento Provvisorio」、スペイン語では「Traslado Temporal」、ポルトガル語では「Transferência Temporária」、中国語では「調職」と言う。

スコットランド・ヤード」:現在は「ニュー・スコットランド・ヤード」と言うのが正式名称であるが、これを「スコットランド・ヤード」と呼んでいる。日本語に訳すと「ロンドン警視庁」ということになり、ロンドンの首都警察のことである。しかし、所轄地域はシティ・オブ・ロンドンを除くグレート・ロンドンの全域(=シティ・オブ・ウエストミンスターと31の特別区)ということであって、ロンドンの全域ではない。域内人口は約750万人である。→日本で言えば、一応、警視庁とほぼ同じような感じという認識で良い。(警視庁は東京都を管轄しているので、東京23区の特別区の地域だけを管轄していると思うと、よりイメージは近くなるでしょう。)尚、「スコットランド」の名前があるが、イギリス北部のスコットランド地方を管轄している訳ではない。

イギリスで唯一の国家警察であり、管轄区域はグレート・ロンドンであるが、それ以外に、全国の犯罪記録や資料の保管、管理をも行っている。また、各自治体警察の要請があれば、グレート・ロンドン以外で起こった事件についても捜査に当たることがある。

歴史は古く、18世紀の市民警察が前身であって、1829年に警察組織として首都警察が創設されたが、それを引き継いでいるものである。そしてその庁舎があった土地は、かつてスコットランド王家の離宮があった場所であったことから「スコットランド・ヤード」と呼ばれるようになった。(当時も現在も、スコットランド地方の警察関係には全くタッチしていない。)1890年に移転し、テムズ河畔のウエストミンスター橋の近くに庁舎が置かれることになったが、この場所は、シャーロック・ホームズの小説に出てくるスコットランド・ヤード庁舎の場所であって、お馴染みの場所でもある。尚、その場所は1967年までで、その後、現在の場所(ウェストミンスターのブロードウェイ街)に移転している。

組織を構成する警察官の数は約31000人であり、一般職員を含めると45000人を越える大所帯である。(参考までに記しておくと、日本の警視庁は、警察官は約43000人、一般職員を含めると約45500人であるので、警官数は日本よりも少ないが、一般職員が警視庁よりも多く、人員的な規模としては同程度ということになる。)

「ケータイ刑事」と「スコットランド・ヤード」の関係としては、「M1」でちゃんがスコットランド・ヤードに留学している、と語られていることから、「ケー刑事」ではお馴染みの海外組織である。そんな所に高村さんが出向ということは、ちゃんと高村さんのコンビも見たいところですね。(が、お姉ちゃまは更に出世しているので、現場復帰はもうあり得ないでしょうが...→と解釈しておきます。)

英語をはじめ、殆どの言語で「New Scotland Yard」(「Scotland Yard」と言う言い方もある。)と言う。また、ドイツ語では「Schottischer Hof」と言う言い方もある。また、中国語では「蘇格蘭場」または「倫敦新蘇格蘭場」と言う。

プレゼント」:贈り物のこと、または贈り物をすることてある。何かの出来事があった場合、それを記念したり、祝ったりするために贈る特別なものという位置づけになる。

贈り物をするのは様々な場合があるが、最も一般的なのは誕生日プレゼントでしょうね。また、入学祝いや卒業祝いのように、その人の人生に於いて、一つの節目になる時にプレゼントを贈るというのも一般的である。(あとは、就職祝いと結婚祝いぐらいですかね...)

また、この物語のように、高村さんが出向でいなくなると言うことで、餞別の意味も込めてプレゼントを贈るということも一般的に行われていることである。

尚、贈り物を贈る際、金額的にどうのということは重要ではなく、送り主の気持ちが入っていることの方が重要である。それを考えたら、海ちゃんが手作りの(イルカの)ストラップを贈ったというのはとても良い選択と言うことが出来ますね。

英語では「Present」、ドイツ語では「Geschenk」、フランス語では「Présent」、イタリア語では「Presente」、スペイン語では「Presente」、ポルトガル語では「Presente」、中国語では「禮物」と言う。

イルカ」:哺乳綱鯨偶蹄目クジラ類ハクジラ亜目に属する中の、比較的小形の種である海洋性動物の総称である。体長は1~5m程度のものを言うが、特に体長ではとこから何処までという明確な基準はないものの、より大形のものが「クジラ」として区別される。(但し、マッコウクジラやゴンドウクジラ、シロイルカは、体長が小さくてもクジラとされている。)→動物学的には「イルカ」と「クジラ」は差が無いということであって、親戚みたいなものである。

両顎に歯を持ち、紡錘状の体型をしており、鎌形の背びれを持っている。また、体色は腹部が白色であるが、それ以外の部分は藍黒色である。前肢はひれ、後肢は無いという特徴がある。普通の海に群れを成して生息しており、遊泳して生活し、魚やイカなどを食べる。

知能が高いとされているが、科学的にそれが確証された訳ではない。が、ヒトに次いで、体重に占める能の割合が高い動物であることから、昔から(知能が高い動物として)研究対象となっていることが多い動物でもある。

また、クジラとイルカの中間ぐらいの大きさの動物として「シャチ」がいるが、「シャチ」はその大きさから「クジラ」には含めずに「イルカ」に含められる。しかし「シャチ」は獰猛な所があって、海の暴れ者というイメージが定着していて、イルカとは別物と思われている所がある。

尚、フィクションの世界では人間と同程度の知能を持った動物として描かれた作品もあるが、映画「イルカの日」のような悪意を持った者が現れたら、ちょっと怖い所でもある。

尚、イルカは仲間同士のアイ立てコミュニケーションを取る際、人間の可聴周波帯域よりも高い周波数を持ったパルス(人間には聞こえないので「超音波」と呼ばれる。)を発し、それを使ってコミュニケーションや意思伝達を行っていると言うことが分かっている。

漢字では「海豚」と記すが、これは難読漢字の一つとして知られている。(中学入試問題では常連である。)俳句の世界では冬の季語である。また、英語では「Dolphin」というが、「ネズミイルカ」は「Porpoise」と呼び、イルカ(Dolphin)とは区別されている。また、ドイツ語では「Delphin」、フランス語では「Dauphin」、イタリア語では「Delfino」、スペイン語では「Delfín」、ポルトガル語では「Golfinho」、中国語では「海豚」と言う。

ストラップ」:一般には「紐」もしくは「帯」のことである。現在では、携帯電話をはじめとする小形の携帯可能な(電子)機器などに付ける提紐のことを指すことが多い。(携帯電話)が広く普及する前は、衣服関係のものとして、ドレスやブラジャーの肩に掛ける紐のことや、電車やバスの吊革のことを指していたが、一般的にあまり耳にする言葉ではなかった。)

現在では、携帯電話機に付ける提紐のことが第一意的な意味になっているが、デジタルカメラ、携帯ゲーム機、ラジオ、電子辞書などにも付けられているのが一般的になっている。尚、携帯電話が普及する前では、小型のフィルムカメラ、ラジオなどに同じような提紐を取り付けることが行われていたが、その当時は特に「ストラップ」という言い方は一般的では無く、「提紐」、または単に「紐」、もしくは「手提げ」などと呼ぶのが一般的だった。

尚、携帯電話にストラップが使われるようになったのは、携帯電話が登場した当初は、端末も大きく、また高価であったため、機器の不意の落下を防ぐために、どちらかというと端末の保護のために、当たり前のように附属していたものであった。それが端末の小型化や低価格化が進んでも受け継がれ、いつしかファッションのようになって今日に至っている。また、最初は手首に通すための落下防止用の提紐のみを付けていたが、いつしか小さな小物(アクセサリーの類)も一緒に付けられるようになっていった。現在では、1台の端末に複数のストラップと大量のアクセサリーを付けている人もいるが、そうなると、完全に端末の落下防止用途ではなく、ファッションになっていると言って良い。(まあ、所有者がそれで良いと思っているのだから、それはそれでよろしいんじゃないかと...)

英語では「Strap」、ドイツ語では「Gurt」、フランス語では「Lanière」、イタリア語では「Connessione」、スペイン語では「Correa」、ポルトガル語では「Correia」、中国語では「吊帯」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

労働者派遣と請負・業務委託・出向の実務―労働者派遣と請負等の適正化のために

労働者派遣と請負・業務委託・出向の実務―労働者派遣と請負等の適正化のために

  • 作者: 安西 愈
  • 出版社/メーカー: 労働調査会
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本
配転・出向・降格の法律実務

配転・出向・降格の法律実務

  • 作者: 石嵜 信憲
  • 出版社/メーカー: 中央経済社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本

ロンドン悪の系譜―スコットランド・ヤード

  • 作者: 益子 政史
  • 出版社/メーカー: 北星堂書店
  • 発売日: 1988/10
  • メディア: 単行本

ロンドン警視庁―素顔のスコットランドヤード (サイマルBBCライオン・シリーズ)

  • 作者: 岩崎 広平
  • 出版社/メーカー: サイマル出版会
  • 発売日: 1990/12
  • メディア: 単行本
プレゼント

プレゼント

  • 作者: おとたけ ひろただ
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 2000/03
  • メディア: 単行本
サプライズプレゼント―大切な人を喜ばせる贈り物集

サプライズプレゼント―大切な人を喜ばせる贈り物集

  • 作者: 篠原 一貴
  • 出版社/メーカー: ロコモーションパブリッシング
  • 発売日: 2007/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
絶対に喜ばれる贈りものBible (エイムック 2144)

絶対に喜ばれる贈りものBible (エイムック 2144)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2011/01/28
  • メディア: 大型本
見てみよう!調べてみよう!イルカ・クジラ (ニューワイド学研の図鑑―観察ブック)

見てみよう!調べてみよう!イルカ・クジラ (ニューワイド学研の図鑑―観察ブック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本
クジラ・イルカ大百科

クジラ・イルカ大百科

  • 作者: 水口 博也
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 大型本
イルカ (ぼくら地球のなかまたち 1)

イルカ (ぼくら地球のなかまたち 1)

  • 作者: 水口 博也
  • 出版社/メーカー: アリス館
  • 発売日: 2010/05/25
  • メディア: 大型本
100問100答 クジラの謎・イルカの秘密

100問100答 クジラの謎・イルカの秘密

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本
ハワイアンリボンストラップ (HINODE MOOK 13)

ハワイアンリボンストラップ (HINODE MOOK 13)

  • 作者: 甘糟 ますみ
  • 出版社/メーカー: 日之出出版
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本
リボン・リリヤーン・革ひもで作るストラップ (プチブティックシリーズ 450)

リボン・リリヤーン・革ひもで作るストラップ (プチブティックシリーズ 450)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブティック社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 大型本

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