SSブログ

ARABESQUE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1966年のアメリカ映画「アラベスク」である。日本では1966年8月に劇場公開されている作品である。'60年代らしいお洒落な雰囲気とミステリアスな要素に満ちたサスペンス・ミステリーである。

作品データを記しておくと、時間は105分、原作はゴードン・コトラー、製作と監督はスタンリー・ドーネン、脚本はジュリアン・ミッチェル、スタンリー・プライス、ピエール・マートンの3人、撮影はクリストファー・チャリス、音楽はヘンリー・マンシーニである。そして出演は、グレゴリー・ペック、ソフィア・ローレン、アラン・バデル、キーロン・ムーア、ジョン・メリヴェール、ダンカン・ラモント、ジョージ・クールリス、アーネスト・クラーク、カール・ドゥーリング、ハロルド・カスケット、たちである。

古代言語学者のポロックはアメリカ人であるが、交換教授としてイギリスに派遣され、オックスフォード大学で研究をしていた。ある日、彼は大学校内から連れ出された。連れ出したのは中東のある国の首相・イエーナとその部下で駐英大使のルフティだった。そして、同国人の石油王・ベシュラービから秘密文書の翻訳の件で話があれば、その行動をスパイして欲しい、と頼んだ。それからまもなく、ベシュラービから連絡があて、ポロックは彼の邸宅で、象形文字で書かれた秘密文書の翻訳作業を始めるが、仕事を終えるまでは屋敷から出てはならないと脅されていた。また、そんな彼に、ベシュラービの情婦と思われる美女・ヤスミンが、仕事が終わったら殺されるから早く手を引くように言われる。で、ポロックは秘密文書をキャンデーの包紙に包んで隠し、ヤスミンと一緒に屋敷を脱出する。が、ベシュラービ一味に追われ、動物園に逃げ、ウェブスター警部に助けられた。しかし警部はヤスミンを彼のボス・カシムに引き渡し、ポロックを失神させた。その後、ヤスミンはベシュラービの元に戻り、ポロックは殺され、自分はベシュラービをスパイするために帰されたと告げた。その頃、秘密文書はウェブスターの手にあったが、ポロックとヤスミンはウェブスターを尾行し、アスコット競馬場にやってきた。そこでウェブスターは他のスパイに秘密文書を渡そうとするが、ポロックがそれを奪い取り、ウェブスターは取引相手のスパイに殺された。しかし、警察はウェブスター殺しはポロックの犯行として手配した。一方、ポロックはヤスミンを怪しむようになり、彼女の尾行を始めた。が、ヤスミンが襲われるのを助けた。で、ヤスミンは政府のスパイだと言うことが分かる。やがて、秘密文書の解読に成功したポロックは、密かに進められていたイエーナ首相の暗殺計画を知った。で、ロンドンの空港に到着し、記者会見をするイエーナ首相はそこで暗殺された。しかしその首相は替え玉で、本物の首相はベシュラービ一味が監禁していた。ポロックとヤスミンは首相を救出し、ベシュラービ一味を倒したのだった。

物語の方は'60'sらしい雰囲気に満ちているものであるが、それを一段と良い雰囲気にしているのがH・マンシーニの音楽である。彼の映画音楽は'50'sや'60'sという雰囲気にはピッタリで、ほのぼのとした中にお洒落な部分やキリッとした部分があって、独特の世界観を築き上げているが、本作でもその実力をいかんなく発揮していて、作品の雰囲気を盛り上げている。

そんな彼の数多い映画音楽の中では、本作はどちらかというとマイナーな部類に入っているが、デキの方もかなりのものである。本作は映画本編と共に、やはりサントラ盤もじっくりと堪能しておくべきである。

そんな本作のサントラ盤の収録曲を最後に記しておく。収録曲は以下の全10曲である。『Arabesque』『We've Loved Before(Instrumental)』『Ascot』『Dreamstreet』『Facade』『Something For Sophia』『We've Loved Before(Vocal)』『Shower Of Paradise(With Chorus)』『The Zoo Chase(Parts I-III)』『Bagdad On Thames』。

 

Arabesque

Arabesque

  • アーティスト: Henry Mancini
  • 出版社/メーカー: RCA Fs Imports
  • 発売日: 2004/10/12
  • メディア: CD

↓映画ソフトはビデオとなりますが...(かつてはリリースされていましたが、DVD化されていません。)

アラベスク [VHS]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: VHS

Arabesque [VHS] [Import]

Arabesque [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Universal Studios
  • メディア: VHS


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

「APT PUPIL」 [映画(洋画)]

表題の作品は1998年のアメリカ映画「ゴールデンボーイ」である。尚、日本での劇場公開は1999年6月であった、また、1938年のアメリカ映画に「ゴールデン・ボーイ」(原題は「GOLDEN BOY」)という作品があるが、全く関係ない作品である。(邦題でこそ「・」の有無しか差がないが、原題は全く違っている。)S・キング原作のサスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は112分、原作はスティーヴン・キング、監督はブライアン・シンガー、脚本はブランドン・ボイス、撮影はニュートン・トーマス・サイジェル、音楽はジョン・オットマンである。そして出演は、ブラッド・レンフロー、イアン・マッケラン、ブルース・デイヴィソン、イライアス・コティーズ、ジョー・モートン、デヴィッド・シュワイマー、ヘザー・マコーム、ジョシュア・ジャクソン、アン・ダウド、ジェームズ・カレン、マージョリー・ラヴェット、ジャン・トリスカ、たちである。

ロスに住む成績優秀&スポーツ万能の高校生トッド・ボウデンは、学校の授業でナチスドイツが行ったホロコーストについて、より深く知りたいと思うようになる。そんな中、彼はナチス戦犯ノクルト・ドゥサンダーらしい人物をバスで目撃した。トッドは色々と調べ、ノクルト・ドゥサンダーは現在ではアーサー・デンカーと名乗っていることを確信すると、その老人の元を訪ねた。で、トッドの睨んだとおり、その老人はアウシュビッツ強制収容所の元副所長だった悪名高いドゥサンダーだった。高校生に正体を知られたことで老人は動揺するが、トッドはこの事実を明るみにしない代わりに、ナチスで行った残虐行為の全てを話せという条件を突きつけた。最初は拒まれるが、毎日やってくるトッドの熱意に負けて、話すようになっていく。しかし、トッドは毎日通うことで、学校の成績はがた落ちとなり、両親が学校に呼び出された。が、学校にはデンカーが来ていた。彼はトッドの祖父と名乗り、トッドの両親は離婚寸前という話をし、結局、3週間後のテストでトッドの成績がオールAになれば不問にするということになる。トッドはそれは難しいと尻込みするが、デンカーが猛勉強させて、テストではオールAを取ったトッドだった。しかし、トッドの心にはデンカーの存在を疎く思うようになり、殺意が芽生えていた、しかし、デンカーはそのことを見抜いていて、トッドとの関係を全て記した手紙を銀行の貸金庫に置いてあって、自分が不慮の死を遂げた場合はそれが明るみになるように手配していて、トッドはスキャンダルにまみれることになると告げたのだった。それからまもなく、デンカーは浮浪者の男につきまとわれ、その男を自宅に招き入れると、ナイフを突き立てた、男は地下室に転がり落ちたが、デンカーも心臓発作で倒れてしまう。トッドを呼び、その後始末をさせるデンカー。トッドは浮浪者の男を殴り殺し、死体を埋めてから救急車を呼び、デンカーは入院した。後日、デンカーは、貸金庫の手紙の話は嘘と告げ、トッドに別れの言葉を継げた。しかし、デンカーの隣の患者が、偶然にもアウシュビッツの生き残りで、デンカーの顔を覚えていたことで、デンカーを告発した。そしてイスラエルの捜査員とFBI捜査員がデンカーの元にやってきて、体調が回復次第、連行することを告げた。その頃、トッドは首席で卒業したが、その時、両親に祖父のことを尋ねられたこと、更にデンカーのことが新聞に載り、教師が不信を抱き、デンカーはあの時のトッドの祖父と気づいた、しかしトッドは、教師に対し、成績操作の見返りに生徒に性的関係を迫ったと触れ歩くと脅し、難を逃れた。今やトッドは邪悪に目覚めていた。その頃、病院ではデンカーが自殺を遂げていた...

少年が邪悪に染まっていく様子を描いた心理サスペンスであるため、普通のサスペンス作品とは違うスリルを味わうことが出来る作品である。但し、ナチスのユダヤ人に対する虐殺に関する知識が無いと、その恐怖は今一つ感じられないのも事実である。(トッドではないが、少しは予習をしてから見ることにしましょう。)

尚、誰でも本作の主人公のようになってしまいそうと感じてしまう所が本作のツボであるが、少し変わったサスペンス作品も時には宜しいかと...

 

ゴールデンボーイ [DVD]

ゴールデンボーイ [DVD]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

AMBROSIA『AMBROSIA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。デビュー・アルバムであるものの、製作に1年という時間を要して製作されたアルバムであって、アラン・パーソンズがエンジニアとして参加していることからも、並のデビュー・アルバムではなく、プログレ・アルバムとしても内容の高いアルバムとして仕上がっている。チャート成績はBillboardで最高位22位を記録し、1975年の年間アルバム・チャートでは82位にランクインしている。

収録曲は以下の全8曲である。『Nice, Nice, Very Nice』『Time Waits For No One』『Holdin' On To Yesterday』『World Leave Me Alone』『Make Us All Aware』『Lover Arrive』『Mama Frog』『Drink Of Water』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Holdin' On To Yesterday』はBillboardで最高位17位を記録するヒットになり、2nd.シングルの『Nice, Nice, Very Nice』は同チャートで最高位63位を記録している。

お薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Holdin' On To Yesterday』と『Nice, Nice, Very Nice』、更に後の彼らのポップな路線を感じさせる『World Leave Me Alone』、プログレっぽい『Make Us All Aware』、バラード・ナンバーの『Drink Of Water』をピックアップしておく。

デビュー当時の彼らは、アメリカでは数少ないプログレ・バンドとして知られている。(アルバムを発表していくごとにサウンドは変化していって、AOR系のポップなバンドに変身してしまった。)当時はPINK FLOYDやYESというプログレ界の巨人の影響を受けたサウンドを奏でていることもあって、プログレ・ファンにとっては大いに期待させてくれたバンドでもあった。で、A・パーソンズの力量もあって、期待以上のアルバムとなった。

後の彼らのサウンドの方から接した方にとっては、ちょっと異質のサウンドに感じられるであろうが、プログレ・ファンにとっては楽しみなバンドの登場でもあった。

ということで、プログレを聴く場合、USのプログレとして聴いておくべきアルバムの一つであり、UKのプログレ・ファンにとっても無視できないアルバムである。

それにしても、プログレとなるとやはり'70'sということになるが、'70'sにはプログレの良いアルバムがたくさんありましたね。(当然、本アルバムもそれに含まれる一枚である。)

 

Ambrosia

Ambrosia

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2000/02/07
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ケータイ刑事銭形舞4話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形舞・裏ネタ編」の再増補は第4話「暗闇の惨劇! ~陰陽師殺人事件」に突入です。(以前にPART 4まで記しているので、PART 5からということになります。)で、サブタイトルにある言葉から「暗闇」について、「惨劇」について、「陰陽師」について記します。尚、「暗闇」は「・8話[裏ネタ編]PART 9」で、「惨劇」は「・27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 2」で、「陰陽師」は「・4話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記したもの)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/5、2009/8/17,24,27付です。)

暗闇」:光が無くて暗いこと、またはそのような場所、そのような時のことを言う。単に「闇」と言う場合や、「真っ暗闇」と言う場合もある。尚、その場所では光が存在しないため、その場所では何も見えることはない。(光を発することもないため、光を外部から与えない限りは何も見えないことになる。)

更に、そこから派生した意味として、「人目に付かない場所」「人の知らない場所」という意味が生まれている。更に、「暗い」という意味から、疚しく非道徳的なこと、理非のわきまえがないこと、という悪意のある物事を指す言葉が生まれている。これは、「暗闇(闇)」というのは「災い」を暗示する言葉として認識されているためである。また「闇」という言葉は、「闇社会」「闇金融」「闇市」「闇金融」「闇取引」「闇討ち」「闇相場」などというような言葉が示している「非道徳的な物事」を示す接頭語にもなっている。(但し「闇○○」という言葉の全てがこれに該当する訳ではなく、「闇夜」「闇雲」「闇闇」などはその代表的な言葉である。)

宗教の世界では、様々な宗教で「光」(「善」や「生」ということを象徴している。)と対極にあるものとして位置づけられていて、「悪」や「死」を象徴するものとされている。特に「闇」と言う場合は「光と闇」というように対にして捕らえられていて、重要なものとされている。

そのため、小説などのフィクションの世界でも「闇」は悪を象徴するものとして様々な所で描かれている。ヒーロー作品では、決まって正義が光、悪が闇として描かれている。

ところで、「ケータイ刑事」と「暗闇」と言うと、銭形本家の上3人の姉妹(ちゃん、ちゃん、ちゃん)が暗所恐怖症ということで、暗闇の中では弱みを見せていましたね。普段は凛々しく、弱いところを全く見せない彼女たちも、弱みを見せたことで、銭形姉妹がより身近なように感じられたところでもありました。(但し、分家姉妹たちにはそういう所がなくなっていて、キャラクターとしての人間的な魅力が減ってしまっていたのが残念な所でもあった。)

尚、英語では「Dark」または「Darkness」と言い、ドイツ語では「Dunkelheit」、フランス語では「Obscurité」、イタリア語では「Oscurità」、スペイン語では「Oscuridad」、ポルトガル語では「Escuridão」、中国語では「黑暗」と言う。

惨劇」:元々は舞台劇に於いて、内容が惨たらしい作品のこと、またはそういう描写を指して言う言葉であった。(あくまでも「劇」の範囲内のこと、則ちフィクションである。)そこから転じて、現実に起こった惨たらしい事件や悲惨な出来事のこと、思わず目をそらしたくなるような出来事のことを指して言うようになった。→これも、言葉は生きものであって、変化していくということを表している所である。

類義語としては「悲劇」という言葉があるが、「悲劇」は悲しい物語、痛ましい物語のことを指すが、「惨劇」はそれよりもより痛ましい、惨たらしいものを指す。(「悲劇」のより強い意味である。)

元々がフィクションの世界で使われる言葉であったため、小説、映画、ドラマなどでも「惨劇」という言葉がタイトルに入った作品は数多い。特にホラー映画や、殺人事件が起こったミステリー・ドラマでは(言葉の意味を考えたら、そうなるのも当然と言えば当然である。)

そんな中から有名な作品をいくつか拾っておくと、1960年のアメリカ映画「アッシャー家の惨劇」(原題:HOUSE OF USHER)がある。これは原作がエドガー・アラン・ポーであり、監督がロジャー・コーマンということで、それぞれの世界(推理小説、ホラー映画)でも評判の高い作品である。また、カルト作品ということでは1981年のアメリカ映画「ファンハウス/惨劇の館」(原題:THE FUNHOUSE)、古典的な作品では1929年のアメリカ映画「グリーン家の惨劇」(原題:THE GREEN MURDER CASE)といったところでしょうかね。

また、'80年代にヒットしたホラー映画の人気シリーズ「エルム街の悪夢」の第3作「エルム街の悪夢3 惨劇の館」(原題:A NIGHTMARE ON ELM STREET 3: DREAM WARRIORS)でも邦題に「惨劇」という言葉が入っている。

それ以外でも、シャーロック・ホームズや金田一耕助が登場する作品でも「惨劇」という言葉がタイトルに入った作品が多数あって、映像化もされているが、映像作品ということでは今一つというものが多いのも事実である。(小説の方がより面白く描かれている。)ということもあって、「惨劇」という言葉がタイトルに入っている映像作品は、スプラッター映画を含むホラー映画の方が派手な作品が多いのも事実である。→特にスプラッター映画は「惨劇」という言葉をピッタリと言い表している作品と言うことも出来ますし...

英語では「Tragedy」、ドイツ語では「Tragödie」、フランス語では「Tragédie」、イタリア語では「Tragedia」、スペイン語では「Tragedia」、ポルトガル語では「Tragedia」、中国語では「慘劇」と言う。

陰陽師」:「おんみょうじ」と読むのが一般的であるが、「おんようじ」という読みもある。陰陽道に基づいて卜筮、天文、暦数を司り、吉凶災福を察知して、その対処に呪術作法を行う者のことである。

日本の古代・律令制度下では、中務(なかつかさ)省の陰陽寮の官職の一つである。(天文博士、陰陽博士、陰陽師、暦博士、漏刻博士が置かれた。)これが後に諸国にも広がり、中世以降は官職以外でも民間の加持祈祷を行う者も「陰陽師」と言われるようになる。

特に、飛鳥時代の吉備真備、阿倍仲麻呂、平安時代の安倍晴明たちは「陰陽師」として有名な存在となっている。(その中でも特に安倍晴明は代表的な陰陽師として知られている。)

また、平安時代後期からは陰陽寮の頭は安倍が世襲で受け継いでいくようになったことから、安倍という姓の陰陽師が多い。

尚、平安時代には大きな力を持つようになった陰陽師であったが、鎌倉時代になって武家社会へと世の中が変わっていくと、凋落していくことになる。しかし、鎌倉幕府でも陰陽道は重用される傾向にあったため、陰陽師は引き続き重要な存在であった。しかし、鎌倉幕府も北条家が実権を握るようになると、傀儡である将軍に取っ手は重要であったが、幕府にとっては形だけということで、凋落していくことになった。

しかし、室町幕府の時代になると、再び幕府が陰陽師を重要視したことで力を取り戻すことになったものの、応仁の乱以降は世の中が乱れ、戦乱期に入り、それどころでは無くなったことで、陰陽師は忘れられる存在になっていった。そして、豊臣秀吉が陰陽師の大量弾圧を行ったことで、平安時代から続いた陰陽師は廃れることになる。

英語では「Yin Yang Fortune-Teller」、ドイツ語では「Yin Yang-Wahrsager」、フランス語では「Yin Yang Cartomancien」、イタリア語では「Yin Yang l'indovino」、スペイン語では「Yin Yang Sortílego」、ポルトガル語では「Yin Yang o Adivinho」、中国語では「陰陽師」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

暗闇の生きもの摩訶ふしぎ図鑑 (生きもの摩訶ふしぎ図鑑シリーズ)

暗闇の生きもの摩訶ふしぎ図鑑 (生きもの摩訶ふしぎ図鑑シリーズ)

  • 作者: 見山 博
  • 出版社/メーカー: 保育社
  • 発売日: 2011/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

メルキオールの惨劇 (ハルキ・ホラー文庫)

メルキオールの惨劇 (ハルキ・ホラー文庫)

  • 作者: 平山 夢明
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 文庫

森の惨劇 (扶桑社ミステリー)

森の惨劇 (扶桑社ミステリー)

  • 作者: ジャック・ケッチャム
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2010/07/31
  • メディア: 文庫

迷路荘の惨劇 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

迷路荘の惨劇 (角川文庫―金田一耕助ファイル)

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1976/06
  • メディア: 文庫

白虎村の惨劇 (トクマ・ノベルズ)

白虎村の惨劇 (トクマ・ノベルズ)

  • 作者: 吉村 達也
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2006/02/16
  • メディア: 新書

迷路荘の惨劇【リマスター版】 [DVD]

迷路荘の惨劇【リマスター版】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

ファンハウス 惨劇の館 [DVD]

ファンハウス 惨劇の館 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

多羅尾伴内 鬼面村の惨劇【DVD】

多羅尾伴内 鬼面村の惨劇【DVD】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

惨劇の砂漠 [DVD] FRT-271

惨劇の砂漠 [DVD] FRT-271

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD

エルム街の悪夢3 惨劇の館 スペシャル・エディション [DVD]

エルム街の悪夢3 惨劇の館 スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフト販売
  • メディア: DVD

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

  • 作者: 夢枕 獏
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 文庫

陰陽師 ―安倍晴明の末裔たち (集英社新書)

陰陽師 ―安倍晴明の末裔たち (集英社新書)

  • 作者: 荒俣 宏
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/12/17
  • メディア: 新書

強運になる「陰陽師の言霊」CD&DVDブック (マキノ出版ムック)

強運になる「陰陽師の言霊」CD&DVDブック (マキノ出版ムック)

  • 作者: 尾畑 雁多
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2010/07/02
  • メディア: ムック

図解 陰陽師 (F-Files No.011)

図解 陰陽師 (F-Files No.011)

  • 作者: 高平 鳴海
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2007/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

陰陽師 [DVD]

陰陽師 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

陰陽師 2 [DVD]

陰陽師 2 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。