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PEACHE & HERB『THE BEST OF PEACHE & HERB』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1996年にリリースされたベスト盤である。彼らは'70'sの時代に大人の鑑賞に堪えうるハーモニーを聴かせてくれていて、'70's終盤から'80'sの頭にかけて、何曲かのヒット曲を残している。ベスト盤と言うことで、それらの珠玉のハーモニーを聴くことが出来るというのは嬉しいことである。ソウルフルであり、ハートフルで優しく、メロディの方もなかなかメロディアスであり、ボーカル・ファンにとってはたまらないものである。

収録されているのは以下の全15曲である。『Shake Your Groove Thing』『Funtime』『Lovey Dovey (Girl And Guy)』『Reunited』『Surrender』『We've Got Love』『Love Stealers』『Roller Skatin' Mate』『I Pledge My Love』『Bluer Than Blue』『All Your Love (Give It Here)』『Freeway』『Four's A Traffic Jam』『One Child Of Love』『Shake Your Groove Thing [12" Version]』。

この中からは、彼らの代表曲と言うことが出来るのが『Reunited』である。(邦題:「恋の仲直り」)この曲は、1979年5月にBillboardのシングル・チャートで4週連続1位を獲得し、当時はディスコ・サウンドの全盛期にあった中で、脱・ディスコ・サウンドとして来たるべき'80'sという新しい時代に向けて模索する動きに拍車を掛けることにもなった。で、1979年のBillboard年間シングル・チャートでも5位にランクインしている名曲である。

筆者のお薦め曲は、この『Reunited』と、その同じ年のヒット曲である『Shake Your Groove Thing』(1979年のBillboard年間シングル・チャート31位、レギュラー・チャートの最高位5位)、翌1980年の『I Pledge My Love』(1980年のBillboard年間シングル・チャート80位、レギュラー・チャートの最高位19位)というシングル・ヒット曲、そして『We've Got Love』『Bluer Than Blue』『One Child Of Love』といった所をピックアップしておく。

彼らの名前は、今ひとつ音楽史に刻み込まれていないが、彼らの残した大人の鑑賞に堪えうるハーモニーは、'70'sの後半からブームとなったA.O.R.や'80's中盤以降のメタル・バラードとも違うものであるが、じっくりと聴かせてくれるとてもいい雰囲気を作りだしてくれるものであり、ソウル/ブラコン系サウンドの奥深さでもある。グラスを片手に、ちょっと洒落た大人の世界を堪能するのもまた良いものです。じっくりと聴き入りましょう。

 

The Best of Peaches & Herb

The Best of Peaches & Herb

  • アーティスト: Peaches & Herb
  • 出版社/メーカー: Polygram
  • 発売日: 1996/02/06
  • メディア: CD


ROCK THE CLASSIC -QUEEN:A NIGHT AT THE OPERA [音楽(洋楽)]

久しぶりに(WOWOWで)放送されたQUEENのこの番組。(以前の放送で録画したものがあるが、今回、媒体をDVDということにして、新たに録画し直しました。)このシリーズは名盤と言われるアルバムを掘り下げて、関係者のインタビューを交えて、裏話までが見られるものである。当然のことながら、取り上げられるのは音楽史にその名を刻み込む歴史的名盤であり、人類の文化遺産でもある。

QUEENと言えば『Bohemian Rhapsody』と言うように、この曲はロックとオペラを融合させただけでなく、今では当たり前になったPVであるが、とにかくこの曲のPVは歴史に残る大傑作である。更に、大方の予想ではBEATLES関係の曲が獲得すると思われていた「20世紀最高の名曲」の称号を獲得したのもこの『Bohemian Rhapsody』である。

ということで、久しぶりにアルバム「A NIGHT AT THE OPERA」の方にも耳を傾けてみました。(やっぱり、良いですね!)このアルバムについては、多くが語られていて、皆さんもご存知でしょうから、ここで今更改めて言うことはしない。とにかく、聴き惚れるだけですね。

ちなみに、このアルバムに収録されている曲は以下の全12曲である。『Death On Two Legs』『Lazing On A Sunday Afternoon』『I'm In Love With My Car』『You're My Best Friend』『'39』『Sweet Lady』『Seaside Rendezvous』『Prophet's Song』『Love Of My Life』『Good Company』『Bohemian Rhapsody』『God Save The Queen』。

そう言えば、このアルバムは「30周年記念」ということで、2005年の11月に、アルバム収録曲と同じ12曲に映像をつけたDVDとセットにした2枚組という形でリリースされていましたね。(入手しようと思いつつも、すっかり忘れていました...)今からでも捜して入手しよ~おっと。

 

A Night at the Opera

A Night at the Opera

  • アーティスト: Queen
  • 出版社/メーカー: Hollywood
  • 発売日: 1991/09/03
  • メディア: CD

↓GOLD CDはこちら

A Night at the Opera

A Night at the Opera

  • アーティスト: Queen
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity
  • 発売日: 1992/10/09
  • メディア: CD

↓30周年記念のCD+DVDのセット

オペラ座の夜 (30周年記念スペシャルエディション)

  • アーティスト: クイーン
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD


PAT BENATAR『IN THE HEAT OF THE NIGHT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼女のデヴュー・アルバムである。時は新たな時代'80'sが目前となっている中、パワフルで迫力満点のニュー・スターとして彗星の如く現れた彼女であるが、とにかくエネルギッシュでパワフルなボーカルは新時代の希望の星となって登場してくれた。1st.アルバムであるにもかかわらず、密度の高いロック・サウンドを聴かせてくれていて、当然のように大ヒットを記録した。Billboardのレギュラー・チャートでは最高位12位であるにもかかわらず、1980年の年間アルバム・チャートでは堂々の7位にランクインというように、長期にわたるヒットとなった。2nd.、3rd.アルバムもこの勢いでヒットを記録しているが、やはり本アルバムを語らずして彼女を語ることは出来ない。

収録されているのは以下の全10曲である。『Heartbreaker』『I Need A Lover』『If You Think You Know How To Love Me』『In The Heart Of The Night』『My Clone Sleeps Alone』『We Live For Love』『Rated X』『Don't Let It Show』『No You Don't』『So Sincere』。

冒頭の『Heartbreaker』がいきなりのスマッシュ・ヒットとなりその名を知らしめた彼女であるが、この曲は1980年のBillboard年間シングル・チャートでは83位、レギュラー・チャートでは最高位23位を記録している。この曲によって、'80's期待の女性ロック・シンガーとなり、その後の活躍はご存知の通りである。

この中からの筆者のお薦め曲は、やっぱり外すことの出来ない『Heartbreaker』、そして『I Need A Lover』『No You Don't』と、アルバム・タイトル・ナンバーの『In The Heart Of The Night』。歌の方は定評がある彼女であるが、1st.アルバムからその通りであり、巧さがあるボーカルを聴くことが出来る。'80'sに向けて、一身に期待を集めたのも納得できます。

'80'sに入ると、JOAN JETTの活躍や女性バンドのGO-GO'sの登場によって、女性ロックという大きな花が咲くようになるが、その先陣を切った一人として彼女の功績は大きなものがある。'80'sのガールズ・バンドを耳にする方は、PAT BENATARというロック・ボーカリストにも是非接してもらいたい所である。しかも本アルバムは、その彼女の起点でもあり、絶対に忘れてはならない名アルバムである。

 

In the Heat of the Night

In the Heat of the Night

  • アーティスト: Pat Benatar
  • 出版社/メーカー: DCC
  • 発売日: 2006/04/04
  • メディア: CD

↓本作の様な名盤はGOLD DISCも当然のようにあります。

In the Heat of the Night

In the Heat of the Night

  • アーティスト: Pat Benatar
  • 出版社/メーカー: DCC
  • 発売日: 1994/05/13
  • メディア: CD


OLIVIA NEWTON-JOHN『TOTALLY HOT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1978年に発表されたものであり、従来のイメージを払拭して一大変身を遂げることになったアルバムである。これまでの彼女のサウンドと言えば、透明感のある優しさに満ちた曲が中心であり、「妖精」と言われたような純粋なイメージがあったが、本アルバムでは聴きやすいポップス路線となり、中にはロックのテイストが強い曲まであって、従来の姿は全くない。大人の女性の魅力に満ちあふれる変身を成し遂げ、ここから'80's前半まで、第二の黄金期に入ることになる。その変身も受け入れられて、本アルバムは大ヒットを記録して、1979年のBillboard年間アルバム・チャートでは35位、レギュラー・チャートでは最高位7位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Please Don't Keep Me Waiting』『Dancin' 'Round And 'Round』『Talk To Me』『Deeper Than The Night』『Borrowed Time』『A Little More Love』『Never Enough』『Totally Hot』『Boats Against The Current』『Gimme Some Lovin'』。

この中からは、『A Little More Love』がシングル・カットされて、Billboardのシングル・チャートで最高位3位、1979年の年間シングル・チャートでも17位にランクインしている。また、『Deeper Than The Night』も年間シングル・チャートのTOP 100にこそ入っていないが、レギュラー・チャートでは最高位11位を記録している。(そして、「XANADU」に続いていって、「PHISICAL」がBillboardのチャート史に残る記録的ヒットとなる。)

筆者のお薦め曲は、『A Little More Love』『Please Don't Keep Me Waiting』『Gimme Some Lovin'』という所をピックアップするが、本アルバムの中ではミディアム・テンポで聴きやすいポップな曲である『Deeper Than The Night』が大好きである。その他の曲でも、今までのOLIVIAとは違う新しいOLIVIAの魅力に満ちたボーカルを聴くことが出来るということで、じっくりと聴き込みたいアルバムである。

従来の彼女の路線を支持する方にはちょっとついて行けない所があるかも知れないが、本アルバムは「PHISICAL」を頂点とする第二の黄金期のスタートを飾るアルバムでもあり、オリビア・ファンであれば避けてはならないアルバムである。また、'80'sの活躍を知っている方にも、これは抑えておきたいアルバムである。

 

Totally Hot

Totally Hot

  • アーティスト: Olivia Newton-John
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1998/11/24
  • メディア: CD


OZZY OSBOURNE『BLIZZARD OF OZZ』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表されたソロ名義としての1st.アルバムである。注目はQUIET RIOTのギタリストのランディ・ローズを引き入れていることであり、この辺りはハード・ロック・ファンでは誰でも知っていることです。当時は「ヘビーメタル」という言葉は欧州と日本では認知されていたが、アメリカではまだ一般的な言葉ではなかったが、この頃から次第にアメリカでもようやく認知されるようになってきて、'80's初頭のヘビメタ・ブームを加速させることになったアルバムでもある。で、その名前とサウンドによりヒットを記録して、1981年のBillboard年間アルバム・チャートでは43位に、レギュラー・チャートでは最高位21位を記録するヒット・アルバムとなった。

収録されているのは以下の全9曲である。『I Don't Know』『Crazy Train』『Goodbye To Romance』『Dee』『Suicide Solution』『Mr. Crowley』『No Bone Movies』『Revelation (Mother Earth)』『Steal Away (The Night)』。

この中では、やはり『Mr. Crowley』である。この当時のこのジャンルのサウンドを代表するとなり、この曲を知らなければモグリだと言われて当然という曲である。更に『Suicide Solution』や『Dee』、『Crazy Train』という所もファンにとっては感涙ものである。まさに、これを聴いていなければ「'80'sのヘビーメタルを語る資格は無い」と言ってもよい'80'sヘビメタではバイブルと言われるアルバムである。(その他の曲も全てがとても意義深いものである。)

後にオジーとランディは袂を分かつことになるが、ランディが抜けた後のオジーは今ひとつ精細がないが、この当時のランディと組んでいた頃は一番輝きがあった時期でもある。'80'sサウンドでも、ポップな曲は好きでもハードロック/ヘビメタはちょっとと言うような方でも、本アルバムは'80'sのヘビメタの流れを気づいたバテブルでもあるので、一度は聴いてもらいたいアルバムである。で、ハードロック/ヘビメタがお好きな方は、本アルバムで燃えましょう!

 

Blizzard of Ozz

Blizzard of Ozz

  • アーティスト: Ozzy Osbourne
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2002/04/02
  • メディア: CD

↓こういうアイテムもあります。(他のサイズもあります。)

Blizzard of Ozz (Tシャツ)(ブラック)(Youth Mサイズ)

Blizzard of Ozz (Tシャツ)(ブラック)(Youth Mサイズ)

  • アーティスト: OZZY OSBOURNE
  • 出版社/メーカー: ROCK DEPOT
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: CD

NEIL YOUNG with CRAZY HOUSE『LIVE RUST』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年にリリースされたライブ盤で、LPとしては2枚組としてリリースされたものである。(CD化されたときに一部をカットして1枚ものになったが、これは時間の関係である。)内容は、1978年10月に行われた「RUST NEVER SLEEPS」ツアーのものであり、名盤として名高いアルバムのツアーである。前半はアコースティック中心、後半はエレキ・サウンド中心という構成で、'70's終盤の彼らのスタイルが出ているものである。そして、そのパフォーマンスの質の高さが圧倒的であり、評価の高いものである。本アルバムは、ライブ盤、かつ2枚組という条件でも、1980年のBillboard年間アルバム・チャートで85位、レギュラー・チャートでは最高位15位を記録するヒットとなった。

収録曲は以下の全16曲である。『Sugar Mountain』『I Am A Child』『Comes A Time』『After The Gold Rush』『My My, Hey Hey (Out Of The Blue)』『When You Dance You Can Really Love』『Loner』『Needle And The Damage Done』『Lotta Love』『Sedan Delivery』『Powderfinger』『Cortez The Killer』『Cinnamon Girl』『Like A Hurricane』『Hey Hey, My My (Into The Black)』『Tonight's The Night』。

収録曲は彼の(当時の)代表的な曲がずらりと並んでいて、しかも熱の入ったプレイをしていて、たっぷりと聴かせてくれている。特に、後半になってからのエネルギッシュな所は圧巻である。前半では抑え気味に感じる所があるが、いずれのパフォーマンスも素晴らしい。

この中からの筆者のお薦めは、『Sugar Mountain』『I Am A Child』『Powderfinger』『Cortez The Killer』『Tonight's The Night』といった所である。特に、ラストの『Tonight's The Night』は最高の盛り上がりを聴かせていて、クライマックスといったライブの盛り上がりを肌で感じることが出来る。

ライブ盤と言うことで、ギター・ソロのパフォーマンスもあり、ファンとしたら実に嬉しいものであるが、本ライブ盤でプレイされた曲はスタジオ収録のオリジナル・アルバムでもしっかりと聴いてもらいたい所である。'70'sの時代にしっかりと刻み込まれた名ライブであり、ニールを語る上では絶対に外すことの出来ない熱気に満ちたライブ盤である。

 

Live Rust

Live Rust

  • アーティスト: Neil Young & Crazy Horse
  • 出版社/メーカー: Reprise
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


ケータイ刑事銭形零11話[改訂版] [ケータイ刑事]

今回の物語は第11話の「殺意のステップ ~赤い情熱のタンゴ殺人事件」である。今回の物語は劇中にお姉ちゃまとお姉ちゃまが出てくる(あおいちゃん黒ハート真希ちゃん揺れるハートは出てきませんが...)ということで、これは本作がシリーズ作品として続いているから出来ることであり、ちょっと嬉しいところです。(姿の登場はないが、主題歌がバックに流れるということで、ちょっと憎い演出です。)現在では「ケータイ刑事THE MOVIE」で姉妹共演(愛お姉ちゃまは登場しませんでしたが...)が実現したため、ありがたみは減ったものの、この物語が放送された当時は感激ものでもありました。やっぱり末っ子の零ちゃんはお姉ちゃまたちも心配なんでしょうかね。

尚、泪お姉ちゃまは登場しないが、銭形が観客席にいて、事件が起こるというシチュエーションの物語は「・1st.4話」でありましたから、泪ちゃんも全く無縁ではなく、物語に繋がっています。(ちょっと無理矢理ですが...)

尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったために「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。

タンゴのステップ練習をしている高村さん。そこに零ちゃんと柴田が緊急事態と聞いて駆けつけてくる。(柴田さんは私服でサングラスをしている。)二人の姿を見た高村さんは「遅いじゃないの。ピザ屋の出前よりも時間がかかる刑事なんて聴いたことがないよ」と高村さん。(「・1st.5話」で、泪ちゃん&五代さんもそんなことを言われたことがありました。)これに零ちゃんは「これでも私、期末テストを速攻で終わらせてきたんですよ」、柴田さんは「人には言えない秘密の会合を切り上げて...」と言う。(→この物語のBS-iでの初放送は2004/12/12ということで、この時期ならば、現役中学生の零ちゃんだったら期末テストの時期です。一方、柴田さんの「人には言えない秘密の会合」というのは、どうせ何かのマニアックな集いに参加していたのでしょうね...)で、「セニョリータ・銭形、セニョール柴田」と言った高村さんの言葉と格好に早速ケチをつける。これに高村さんは「大変なことになった」と慌てている。というのは「愛沢なゆたの情熱のアルゼンチン・タンゴショー」でダンスを踊ることになったというのであった。

そのポスターを見た零ちゃんは「刑事が踊って良いのはフジテレビだけなのに」とは、あの刑事ドラマを指していますが、こういうのをさりげなく出すのも「ケー刑事」です。また、舞ちゃんも湾岸署を口にしたことがありましたね。(「・10話」)高村さんは「今、中学生の冗談につきあっている余裕が無いんだ」と慌てているが、「よく分からないけど、すごいじゃないですか。タンゴを踊れるなんて知らなかった」と高村さんのことを見直した零ちゃん、柴田さんも「愛沢なゆたと言えばタンゴ界のトップダンサーですよ。彼女の相手役なんて、この上ない名誉だ」と凄いことになったということを認識している。しかしこれに高村さんは「僕はマサカリサンバしか踊れないんだ。タンゴはなゆたさんの教室に昨夜から通い始めたばかり何だ」と告白する。(「マツケンサンバ」は知っているけど「マサカリサンバ」って?それに昨日からということは初心者であり、完全な素人ですが...)

ということで「超初心者の高村さんが?」「どうして舞台に?」と疑問を口にする零ちゃんと柴田さん。で、高村さんが事情を説明する。今朝、なゆたと大喧嘩して、団員がみんな辞めてしまい、残ったのは高村さんと照明係の光沢信吾(ひかりざわ・しんご)の二人だけとなり、舞台に穴を開けないために高村さんが出ることになったというのが真相であった。で、高村さんは「一生のお願いだ、力貸して、銭形くん」と零ちゃんに泣きつく。が「えっ?私、練習相手にはなれませんよ」と零ちゃん。すると高村さんは「違うよ。君には確か、ダンスの上手なお姉さんがいたじゃないか」と言うと、リボンを出してそれを振りながら零ちゃんに「いきなりダンスが上手になる方法を聞いて欲しい」と頼む。(舞ちゃんの名前こそ出さないものの、舞ちゃんの名前がここに登場しました。)が、零ちゃんは「断ればいいじゃないですか。出来ないって...」と言うが、ハート目なった高村さんは「なゆたさんが困っているのに、断れないじゃないか」とナルシストぶりを発揮する。その様子を見た柴田さんは「あの硬骨の表情は「黒ハート」と口にし、零ちゃんは「えっ?あんな狂暴な人に...?」と呆れ顔。高村さんは「薔薇が美しいのはそこに棘があるからだよ」というも「意味分かりません」と零ちゃんはばっさり。更に柴田さんが「愛沢なゆたは確か婚約しているんじゃ...パイプドアの堀川社長と」と口にする。これに零ちゃんは「その人、知ってるかも。百天の社長と野球のことで競争していた人ですよね」と時事ネタもパロッている。(が、その後の事件の進展でこのネタも...ただ、先日裁判で求刑が行われたと言うことで、何かタイミングは悪くないですね。)で、パイプドアの社長・堀川英樹のことを柴田さんが説明してくれる。(冬でも服装は赤Tシャツ、ポリシーがあってお金持ち→元ネタそのまま...)零ちゃんは「私が計算するまでもなく、高村さんが適う確率0%。帰りましょう」と言ってこの場を後にしようとする。

高村さんは慌てて「ウエイト、ウエイト」と言って零ちゃんを止めると「だから引くわけにはいかないんだよ」と言って「僕の華麗なるダンスで、あの赤Tシャツに勝つしかないんだよ」とハート目で零ちゃんに語る。すると、零ちゃんもハート目で「高村さん、本気なんですね」と高村さんの気持ちをくみ取り「分かりました」と言って携帯を取りだして、高村さんの頼みを聴くことにした。で、♪「銭形舞・オープニング・テーマるんるん」がバックに流れ出し、舞お姉ちゃまにメールで「お姉ちゃまへ。ダンスがいきなり上手になる方法、教えてください」と送信する。で、高村さんは喜んでいる。零ちゃんは更に、「高村さんは私の大事なパートナー。私生活までサポートしちゃいます」と笑顔で言う。そうしていると返信が届き、直ぐに携帯を開く零ちゃん。が、返信は「あるわけないじゃん♪ 舞」というものでした。(そりゃあ当然です。)で、それを見た零ちゃんと柴田さんはうなだれるが「何だって?」と期待している高村さんに零ちゃんは「ダンスは愛の深さに正比例する」と言い、「高村さんの愛が本物ならば自然と上手に踊れるはずです」と説明すると、高村さんは喜んで控え室の方に...で、零ちゃんと柴田さんは苦笑い...

開演時間も近づき、劇場の観客席には人が集まっている。零ちゃんと柴田も客席に座っている。零ちゃんは「大丈夫かな?高村さん」と不安そうでいるが、「僕らも客席から気合いを送ってあげよう」と柴田さん。が、零ちゃんは「そんなことして意味あるんですか?」と零ちゃん。(でも、柴田さんは「劇団ちからわざ」の大ファンで、泪ちゃんと五代さんの二人だけの観客の前でも舞台に出演した経験者ですから、何か意味はあるのでしょうね...)尚、この時、零ちゃんの後ろの席に赤Tシャツの男が着席する。で、開演ブザーが鳴り、舞台が始まる。

愛沢なゆたと高村さんが舞台中央に立っていて、タンゴが流れてくると踊り始める。で、それを見ていた観客席の柴田さんは「踊っている...」零ちゃんは「踊ってますね」と、ちょっと驚いている。高村さんは特に問題を起こすことなくしっかりとタンゴを踊っている。柴田さんは「しかも上手いよ」零ちゃんは「私にも答えが分かりません」と感心している。そんな中、高村さんは一度舞台の中央からそれてしまい、スポットライトがそれを追うことが出来ないということはあったが、なかなか上手に踊り、そして終了した。で、拍手の嵐となる観客席。

一幕が終わり、なゆたは舞台から退場するが、高村さんは舞台に残っている。すると♪「バーボン刑事のテーマるんるん」が流れて高村さんのダンスショーとなる。(このダンスが見られるのは、「・2nd.14&15話」のミュージカル編以来のことですが、「・2nd.」では何度か見ることが出来ます。)が、それを見た零ちゃんは「何ですか、あれは?」と柴田さんに尋ねているが、柴田さんはノリノリでいる。(→零ちゃんにしたら初めて見るものですが、柴田さんは色々とありましたからね...)で、格好良く決めた高村さんに零ちゃんも「エクセレンテ!」と言って手を振っていました。

再びタンゴのメロディが流れてきて、衣装を変えた(星形のイヤリングをしているなど、お約束もちゃんとあります。)なゆたが姿を見せて、再び高村さんとのタンゴが始まる。が、途中で客席が目に入ったなゆたは突然踊りを止め、表情が変わる。高村さんは「どうかした?セニョリータ」と言うが、なゆたは「堀川さん...私の堀川さんが...」とがく~(落胆した顔)呆然となっている。いうことで零ちゃんが後ろを振り返ると、堀川の胸にナイフが刺さっている。で、(何故かスポットライトが堀川に当てられると)観客は悲鳴と共にパニックになり立ち上がって逃げ出す。零ちゃんは「誰も動かないで」と冷静な判断をして声に出すが、パニックになった観客にはその声は全く届かない。観客たちは一刻を争うように外に出て行こうとするが、舞台上の高村さんが「誰も外に出すな」と零ちゃんと柴田さんに指示を出す。で、走って追い、零ちゃんは警察手帳を見せ、会場の建物からは誰も外に出さずに済んだ。そうしていると、「警視庁から入電中」という着ボイスで事件を知らせるメールが届く。港区赤坂のアルゼンチン・タンゴショー会場で殺人事件発生。被害者は愛沢なゆたの婚約者で、パイプドア社長の堀川英樹。直ちに捜査を開始せよ、ということでした。(スタートから10分でやっと事件の入電がありました。)

早速捜査を開始した三人。被害者の前列に座っていた零ちゃんと柴田でも特に気づいたことは何もなかった。高村さんは容疑者は観客の中にいるということで、一人ずつ徹底的に事情聴取をしようとするが、零ちゃんが「待ってください」と言って高村さんを制すると、「何かおかしくないですか」と切り出し、被害者が胸を指されているが、こういう状況だったら背中から刺した方が安全ではないか、と言い、どうして犯人は被害者の前に回り込んで胸を刺したのかと疑問を口にする。が、「確実に心臓を狙う」と高村さん。で、零ちゃんは「レレレ

高村さんは「ロビーにいる観客は全部で300人、一人にかかる取り調べが1時間として、さて、全員の事情聴取が終わるのは何時何分?」と零ちゃん気取りで問題を出すが、零ちゃんはそれを無視して堀川を調べる。そして堀川の手にダイイング・メッセージを発見する。それは血で「1060」と書かれていた。柴田さんは被害者が書いたものに間違いない、と断定する。が、その意味は分からない。零ちゃんはそれをじっくりと見ていて、「増せり、悪の数字」。高村さんは「とにかく観客の中に「1060」と関係ある人物がいる。そいつを探し出せば事件は解決する」と言うが、零ちゃんが「その必要はありません。もう答えは分かりましたから」と自信に満ちた表情を見せる。

なゆたの楽屋。なゆたは堀川とのツーショットの写真を見ながらたらーっ(汗)泣いている。で、光沢が「しっかり」と言って元気づけようとするが「放っておいて、一人にして」と言って更に泣き続けている。そこに零ちゃんと高村さんがやってくる。光沢は「早く家に帰してあげてください」と言うも、零ちゃんは「それは出来ません。犯人だからです」と光沢に言うと、奥にいるなゆたに対して「堀川さんを殺したのはあなたですよね、愛沢なゆたさん」と告げる。高村さんは「おいおい、何言ってるんだよ、銭形くん」と言うが、「でも被害者は、彼女が犯人だというダイイング・メッセージを残しているんです」と言うと、携帯で堀川が残したダイイング・メッセージの写真を見せる。

するとなゆたが零ちゃんの側にやってきて、その写真を見ると「1060?それが何だって言うの?」と言う。すると零ちゃんは「よく見て下さい。「10」より「60」の方が小さい。そして、右斜め上に書かれている」と説明する。つまりこれは「1060」ではなく「10^60」(10の60乗)で「那由他(なゆた)」(万、億、兆、京、垓、じょ(のぎへんに「予」)、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数(順に10の4乗、8乗、12乗、16乗、20乗、24乗、28乗、32乗、36乗、40乗、44乗、48乗、52乗、56乗、60乗、64乗、68乗の単位です。「京」でもまずお目にかからない桁ですね。))であり、愛沢なゆたのことを差しているという。するとなゆたは「そんなのこじつけよ」と言い、更に堀川が殺された時はずっとステージの上にいて高村さんと踊っていて、観客全員が証人だと主張する。零ちゃんも「私もその中にいました」と答えると「だったら分かるでしょう。私が客席にいた堀川さんを殺せる訳ないでしょう」と改めて主張する。で、高村さんもこれに同意してなゆたの味方をする。しかし零ちゃんは「一度だけチャンスがありました」と言って、衣装替えをした時、つまり、舞台から消えた空白の時間があったことを指摘する。しかしなゆたは「たったの30秒で客席に行って戻ってこれる訳ないでしょう」と反論する。しかし零ちゃんは「舞台には色んな仕掛けがあります。舞台と客席を30秒で往復できる何か近道があるはずです」と言う。するとなゆたは「そこまで言うのなら、見つけてみなさいよ、お嬢ちゃん」と零ちゃんを挑発する。

ストップウォッチを手にして、高村さんを走らせている零ちゃん。柴田さんが堀川の座っていた席に座っているが高村さんはなかなか現れない。で、観客席の一番後ろの扉が開いて高村さんが姿を現すと「遅い!高村さん。本気で走ってます?」といきなり文句を言う。「走ってるよ」と答える高村さんが柴田さんの所に辿り着くまでに片道45秒かかった。零ちゃんは建物の図面を見て「今のが一番の近道だったのに...」とショックを受ける。すると、舞台袖からその様子を見ていたなゆたが高笑いで零ちゃんの側にやってくると「これで分かったでしょう。私は彼を殺してなんかいない」と言うと舞台から去っていった。で、なゆたと入れ替わるように高村さんが舞台に戻ってくると「彼女の言う通りだ。証明できないと言うことは、君の答えが間違っているということだ」と言うが息が上がっている。更に柴田さんも「僕もそう思うな」と追い打ちを掛ける。

しかし、これにめげるような零ちゃんではなく、「チンパンジイから怪人パンチ」と口にする。「ワット?」と高村さんがこれに食いつくと「お姉ちゃまから教わったんです」と零ちゃん。そして「銭形愛」の主題歌♪「彼女の情景るんるん」がバックに流れだし、「行き詰まった時のおまじない、チンパンジイから怪人パンチ。逆から読んでもチンパンジイから怪人パンチ」と説明を始めるが、高村さんは相手にしないで舞台から消えていきました。(お馴染みの回文ですが、この「チンパンジイから怪人パンチ」はその代表です。が、舞ちゃんや泪ちゃんもオリジナルの回文(「予定書いてよ」「さくらは楽さ」他)がありましたが、零ちゃんはそれが無いのがちょっと残念。(→末っ子の零ちゃんは愛お姉ちゃまの教えをしっかりと守っていると解釈しましょう。)しかも、従姉妹の5代目・雷ちゃんでも回文はしっかりと受け継がれている。(特に、「・2nd.7話」は回文の嵐です。))で、この言葉を何度も口にしながら考える零ちゃんは、客席の上部にある照明室のスポットライトを目にすると閃き「だからあの時。そうか、そういうことか」と口にすると「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了、経過時間は17分半弱ということで、子パートは8分強ということになります。)

舞台上で一人で踊りの練習をしているなゆた。そこに観客席の方から零ちゃんがゆっくりと歩いて来ると、問題を口にする。「9月が10、10月が7、11月が9。では、12月は何個でしょう?」が、なゆたは「えっ?」と言うだけで答えられない。で、鐘の音が響くと、銭形ストラップが飛んできて、それがチェーンになり、なゆたを拘束する。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり、「わらわの暗算、解いてみよ!」で零ちゃんがチェーンを引くと、なゆたは大回転をして舞台の上に倒れてしまう。で「ちょっと、何すんのよ」と言うが、零ちゃんは「やっぱり犯人はあなたです。なゆたさん」と言う。これに立ち上がりながら「まだ、そんなこと言ってるの。たったの30秒で舞台と客席の往復なんかできないと行っているでしょう」と反論するなゆた。しかし零ちゃんは「あなたは往復なんてしていません。あなたは舞台の袖で婚約者堀川さんを殺害したんです」と言うと、その説明を始める。

なゆたは何らかの理由をつけて堀川を舞台袖に呼び出しておき、衣装を変えに戻った時にナイフで刺し殺した、と零ちゃん。しかしなゆたは「ちょっと待ちなさいよ。堀川は客席で殺されたのよ。あなたがいるその場所で」と零ちゃんに待ったを掛ける。が「それも簡単なトリックです」と零ちゃんは説明を続ける。なゆたが(舞台上で)悲鳴を上げた時、ここにいたのは堀川ではなかったと言う。すると高村さんが「連れてきたよ」と言って、照明係の光沢を連れてきた。すると「ここにいたのはあなたですよね」と光沢に向かって言う零ちゃん。で、なゆたと光沢は共犯で、堀川と体型が似ている光沢が赤いTシャツを着て、思いっきり顔をゆがめていれば一瞬でも他人の目を誤魔化すことは出来る。なおさら婚約者のなゆたが「堀川さん」と言う場、疑う者はまずいない。観客がパニックとなり会場を逃げ出した隙に(二人が)堀川の死体を舞台袖から運んだ。

これに光沢は「言い掛かりです。僕はあそこからずっとライトの操作をしていました」と言って照明室を指さす。しかし零ちゃんは「照明は自動で動くようにプログラムしておいたんじゃないですか」と切り返す。これは高村さんがミスして予定外の動きをした時、スポットライトが二人の後を追うことが出来なかったからだ、と言う。そこに「♪助けての歌」の着メロで零ちゃんの携帯が鳴る。電話は柴田さんからで「はい、こちら調光室の柴田です。証拠を発見」と報告する。これに零ちゃんは「お願いします」で、柴田さんがスイッチを押すと、スポットライトが点き、舞台上のスポットライトが左右に動き出す。しかし「そんなのは証拠にはならない。僕はずっと調光室にいた。確かにいたんだ」と光沢は言う。すると「じゃあ、決定的な証拠を見せます」と零ちゃんは言うと、高村さんに光沢のトレーナーを脱がせる様に指示を出す。「脱がせるって、何故?」と言う高村さんは言うと、零ちゃんはゆっくりと舞台の方に歩を進めながら「近道を見つけ出そうと、この建物全てを捜索したけれど、赤いTシャツは何処にも捨てられていませんでした」と言う。すると「ということは...」と高村さんも零ちゃんの意図を理解して、「ちょっと失礼」と言って光沢のトレーナーを脱がせようとする。抵抗する光沢だったが、赤いTシャツを着ていることが分かると、微笑みを見せた零ちゃんは「Q.E.D.

すると光沢は観念して膝をつくと「全て僕が一人でやったことです。なゆたさんは何もしていない」となゆたを庇い犯行を自供した。しかし零ちゃんは「この犯行は一人では成立しません」と言うが「出来ます。出来るんです」と光沢。しかし、それを聴いたなゆたは「もういいわよ、光沢」と光沢に言うと、零ちゃんに向かって「全てあなたが言った通りよ、可愛い刑事さん。私が堀川を殺したの」と犯行を認めた。

高村さんが「どうしてですか?」と動機を尋ねると、「愛してたからよ」となゆた。本気で愛したら全てが欲しくなる、命さえも奪いたくなる、ということで、流石は渡邉睦月さんの脚本ですね。(「・1st.7話」の物語の動機に近いものです。)しかし零ちゃんは「許せない。殺人を愛なんて言葉で正当化するのは許せない」とは、まだ中学生らしい純情な零ちゃんです。で、なゆたは「あなたにもいつか、分かるときが来るかも知れないわね」と言う。

で、高村さんがなゆたを堀川の殺人容疑で逮捕し、更に光沢を殺人幇助の容疑で逮捕した。で、それぞれ警官が連行していく。なゆたは光沢に「ゴメンね、巻き込んで」と謝りの言葉を口にするが、光沢は「あなたを、これからもずっと思い続けます。あなたに愛されるのなら、殺されたって構わない」と返す。で、高村さんと零ちゃんはそんな二人を見送るだけでした。(それにしても、夏帆ちゃんの表情がいいですね。本当に演技の方も上達しました。)

事件解決後、落ち葉が落ちている道を歩いている零ちゃんと高村さん。零ちゃんが「愛って、10の64乗ですよね」と高村さんに語りかける。が「何?その10の64乗って」と高村さんは問い返す。で、零ちゃんが「10の64乗って「不可思議」って言うんですよ」と教えてくれる。(やっぱり、色々と勉強になる「ケー刑事」です。尚、「不可思議」の上の数字の単位は「10^68」の「無量大数」があるだけです。ということは、「10^72」は「1万無量大数」というのでしょうか?教えて、零ちゃん)高村さんは「なるほどね」と納得するが、零ちゃんも上手く言うものです。で、高村さんは「僕ももう少しで殺されるところだった」と言ってホッとするが、零ちゃんはこれに「それってもしかして、なゆたさんに愛されていたかもしれないってことですか?」と返し「その確率は「0^70」(0の70乗)ですね」と零ちゃん。高村さんは「70乗」が何というのかと数え出すが、当然のように撃沈。しかしもの凄く大きな数字であると思いこむが「0は何乗しても0だってば」と零ちゃん。そしてトドメは「流石、ペッパーダイン大学」と括ってくれました。→「0は何乗しても0と言うのはその通りです。ちなみにどんな数字でも「0乗」すれば答えは「1」となります。)

今回は、物語中にちゃんとちゃんが絡む物語ということで、シリーズのファンにとっては嬉しいことでした。(姿を現さなくても、上手く引っ張り出したものです。特に舞ちゃんの方は...)

次回は第12話「耳で楽しむハイビジョンドラマ? ~雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件!」ということで、これもまたハチャメチャな物語です。が、ラジオドラマとしてそのオンエアを聴いていたら、かつてアメリカで起こった「宇宙人襲撃」というパニックに陥る様なとんでもない内容であるだけに、やってくれます。(で、このハチャメチャブリは「・2nd.」で更に大きな華となり、怪作の8話が生まれることに繋がります。)

尚、BS-iの再放送は、来週の大晦日も当然のことながらあります。

鑑識メモ。いつものように、零ちゃんが出題した問題の解答を語る柴田さん。今回の問題は「なぞなぞ」であり、スペイン語で月のスペルの文字の数というもので、ホワイトボードに9月から12月までがアルファベットで書かれている。(9月:SEPTIEMBRE、10月:OCTUBRE、11月:NOVIEMBRE、12月:DICIEMBRE)ということなので、答えは「9個」。でも、スペイン語なんて分かりません... で、ネタの方は「それではまた、来週この時間にお会いしましょう。チャウチャウ」と言ってスペイン語で別れの挨拶を言うと、続けて「ちゃうんちゃうは関西弁です」というものでした。(流石に、あの方も登場しませんでした。)

 

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
↓登場したお姉ちゃま
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
↓登場しなかったお姉ちゃま
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
↓従姉妹
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
↓アルゼンチン・タンゴ関係
やさしいアルゼンチン・タンゴの踊り方

やさしいアルゼンチン・タンゴの踊り方

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ベスト・オブ・アルゼンチン・タンゴ

ベスト・オブ・アルゼンチン・タンゴ

  • アーティスト: オムニバス, ファン・ダリエンソ楽団, ロス・セニョーレス・デル・タンゴ, 早川真平とオルケスタ・ティピカ東京, パケ・バイレン・ロス・ムチャーチョス, フアン・カルロス・カビエージョ四重奏団, カルロス・ディ・サルリ楽団
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2003/07/23
  • メディア: CD
ザ・ベスト!アルゼンチン・タンゴの世界

ザ・ベスト!アルゼンチン・タンゴの世界

  • アーティスト: オムニバス, ファン・カナロ, アストル・ピアソラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 1991/11/25
  • メディア: CD
決定盤!アルゼンチン・タンゴ

決定盤!アルゼンチン・タンゴ

  • アーティスト: ホセバッソ楽団, オムニバス, オマール・バレンテ, 前田はるみ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1999/07/02
  • メディア: CD
アルゼンチン・タンゴ・ベスト

アルゼンチン・タンゴ・ベスト

  • アーティスト: オムニバス, カルロス・ディ・サルリ楽団, フアン・ダリエンソ楽団, セステート・タンゴ, ドミンゴ・フェデリコ五重奏団, アルバル・トロイロ楽団, リベルタ・ラマルケ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 1998/12/16
  • メディア: CD
↓元ネタの数々
マツケンサンバII リミックストラックス (リミックスCD)(DVD付)

マツケンサンバII リミックストラックス (リミックスCD)(DVD付)

  • アーティスト: 松平健, 吉峰暁子, 須永辰緒, CKB-Annex, 野崎良太, 小西康陽, 川上つよしと彼のムードメイカーズ, 福富幸宏
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/12/15
  • メディア: CD
マツケンサンバ II ~オーレ ! EP~

マツケンサンバ II ~オーレ ! EP~

  • アーティスト: 松平健, 吉峰暁子, 宮川彬良, 杉紀彦, 桑田衛, 小西康陽
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/08/11
  • メディア: CD
マツケンサンバIII(初回限定盤)

マツケンサンバIII(初回限定盤)

  • アーティスト: 松平健, 宮川彬良, 小西康陽
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/09/14
  • メディア: CD
マツケンサンバIII(通常盤)

マツケンサンバIII(通常盤)

  • アーティスト: 松平健, 宮川彬良, 小西康陽
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/09/14
  • メディア: CD
数字・数量・単位英語表現ハンドブック―数学・数量・単位が入った英文が聴き取れる・書ける

数字・数量・単位英語表現ハンドブック―数学・数量・単位が入った英文が聴き取れる・書ける

  • 作者: 荒木 英彦
  • 出版社/メーカー: 明日香出版社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
ヒルズ黙示録―検証・ライブドア

ヒルズ黙示録―検証・ライブドア

  • 作者: 大鹿 靖明
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本
改訂版 楽天公認 楽天アフィリエイト & 楽天広場 徹底ガイド

改訂版 楽天公認 楽天アフィリエイト & 楽天広場 徹底ガイド

  • 作者: 楽天アフィリエイトで稼ぐ会
  • 出版社/メーカー: インプレスジャパン
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: 単行本
本質眼ー楽天イーグルス、黒字化への軌跡

本質眼ー楽天イーグルス、黒字化への軌跡

  • 作者: 島田 亨
  • 出版社/メーカー: アメーバブックス
  • 発売日: 2006/06/29
  • メディア: 単行本
↓回文関係
回文の国へようこそ

回文の国へようこそ

  • 作者: 坂崎 千春
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2003/04/24
  • メディア: 文庫
回文ことば遊び辞典

回文ことば遊び辞典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本
まさかさかさま 動物回文集

まさかさかさま 動物回文集

  • 作者: 長 新太, 石津 ちひろ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
回文川柳辞典

回文川柳辞典

  • 作者: 島村 桂一
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本
回文ことば遊び資料館

回文ことば遊び資料館

  • 作者: 杉本 寛
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本
 

回文やクイズで楽しむ国・社・数・英

  • 作者: 司 正勝
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
回文コンテスト作品集―第1回日本ことば遊び

回文コンテスト作品集―第1回日本ことば遊び

  • 作者: 日本ことば遊び・回文学会, 作並まちづくり委員会
  • 出版社/メーカー: 今野印刷
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
↓スペイン語も学ばなきゃ...
改訂 スペイン語の入門

改訂 スペイン語の入門

  • 作者: 瓜谷 良平
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 単行本
やさしいスペイン語文法

やさしいスペイン語文法

  • 作者: 大岩 功
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本
ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典

ポケットプログレッシブ 西和・和西辞典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 新書
スペ単!―頻度で選んだスペイン語単語集(練習問題つき)

スペ単!―頻度で選んだスペイン語単語集(練習問題つき)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本

「NATIONAL LAMPOON'S CHRISTMAS VACATION」 [映画(洋画)]

表題の映画は1989年の「ナショナル・ランプーン・クリスマス・バケーション」である。これは、チェビー・チェイス主演のコメディ・シリーズである「ナショナル・ランプーン」シリーズの第3弾である。(シリーズものとしては1作目の「ホリデーロード4000キロ」から取り上げたい所だったが、クリスマス・イヴということで、こちらを取り上げることにしました。)

このシリーズはあるアメリカの中流階級の家族のハチャメチャなコメディ作品であり、アメリカでは人気があるシリーズである。1983年に劇場版第1作の「ホリデーロード4000キロ」、1985年に第2作の「ヨーロピアン・ヴァケーション」、1989年に第3作の本作、1997年に第4作の「ベガス・バケーション」が製作されている。監督はジェレマイア・チェチック、であり、ジョン・ヒューズが脚本を書き、この後に大ヒットしたTVシリーズ「ツイン・ピークス」のアンジェロ・バダラメンティが音楽を担当している。(全く雰囲気が違う作品ということもあって、ここは要注目です。)出演は、チェビー・チェイス、ビヴァリー・ダンジェロ、ランディ・クエイド、ダイアン・ラッド、ジョン・ランドルフ、E・G・マーシャル、ドリス・ロバーツ、ジュリア・ルイス・ドレイファス、メエ・クエステル、ウィリアム・ヒッキー、ブライアン・ドイル・マーレイ、ジュリエット・ルイスたちである。

物語は、アメリカの中流階級のある一家の主人であるクラークが、絵に描いたような理想的なクリスマスを家族で過ごそうとしてその計画を立てる。そして、それを実現しようとして東奔西走してその準備を始める。が、彼の行く先々では何かと邪魔が入って、なかなか上手くいかないのだが... という、本シリーズのお決まりのパターンの物語である。が、今回はクリスマスということで、これはアメリカの家庭では年中行事の中では最大のものであり、それを色々とおちょくっていて、楽しくなる所である。

コメディ作品と言ってしまえばそれまでであるが、本作は本シリーズの中ではテーマが一番身近な所にあるだけに、家族みんなで楽しむことが出来る作品である。日本では、本作のようなコメディ・シリーズは苦戦するということで、DVD化されていないなどの悪条件が揃っているが、何とかしてみたもらいたい作品である。

 

ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケ

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 1991/11/22
  • メディア: ビデオ

↑ビデオしかありません。楽しい作品なのに...

↓アンジェロ・バダラメンティの音楽と言えばこの作品です。

Twin Peaks (TV Soundtrack)

Twin Peaks (TV Soundtrack)

  • アーティスト: Angelo Badalamenti
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/08/31
  • メディア: CD
ツイン・ピークス ファースト・シーズン ― スペシャル・コレクターズ・エディション DVD BOX

ツイン・ピークス ファースト・シーズン ― スペシャル・コレクターズ・エディション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/11/08
  • メディア: DVD

ツイン・ピークス セカンド・シーズン

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

ツインピークス : ローラ・パーマー最後の7日間

ツインピークス : ローラ・パーマー最後の7日間

  • 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画
  • 発売日: 2002/09/26
  • メディア: DVD


RYUKENDO #51 [特撮]

大魔王を倒して平和が戻ったということで、決着が付いたはずの物語だが、まだまだ物語は続きます。最近の作品には珍しく、全52話(最近は1年でも50話というのが良いところですから...)なので、またも総集編とか後日談でもと思ったら大間違いである。で、今回のBGMは「ボウケン/カブト」に続いてクリスマスのオムニバス盤である「クリスマス・ストーリー」というアルバムにしました。

大魔王は完全消滅したということで、あけぼの町はクリスマス・ムード一色。ということで、相変わらず切り替えが早い町の人たちです。が、ジャークムーンが復活していた。


あけぼの署もクリスマス・ムード一色で、市律コンビはクリスマス・デートのことで頭がいっぱい。ということで、やっぱりあけぼの町の住民です。


天地はメカニムーンの可能性が高いということで、不動にそのことを伝え、不動が調査に出る。で、出動した不動はジャークムーンを発見するが「メカニムーン」と口にするも、ジャークムーンは「メカニムーン?」という有様でした。で、不動はジャークムーンの目の前で変身し、バトル開始。(これによってジャークムーンはリュウガンオーの正体を知りました。)最初はリュウガンオーの優勢で進むが、落ちていた木の枝を剣のようにジャークムーンが手にしたところから形勢逆転。で、それがジャークムーンだと分かる。また、ジャークムーンはリュウケンドーと一対一で勝負するように、最後に戦った森で待つと言うと去っていった。

ジャークムーンは最後の戦いの場所となった森に行くと、そこで折れた剣を回収し、月にかざすと剣は元に戻り、以前の力を取り戻した。

基地に戻った不動は、そのことを報告する。で、天地は、そのことは剣二には秘密にして、不動と白波で決着をつけることにし、鈴にはクリスマス・デートとして剣二を誘い、剣二の耳にその情報が入らないようにしろ、と命ずる。

翌日、鈴は剣二をデートに誘ったものの、剣二は何かあることを察知していた。が、むくれる鈴は「黙ってつきあいなさい」と剣二を引っ張っていく。その頃リュウガンオーとリュウジンオーがジャークムーンに対峙していたが、「逃げているのはどっちだ。何故現れぬ。私と戦え、リュウケンドー」と叫ぶ。で、二人がリュウケンドーとの対決を邪魔しようということで、意を決した。

剣二と鈴はシネマあけぼので映画「続 君のソ名タ」(この作品らしいタイトルの付け方ですね。が、ゴ様主演の「真冬のソナタ」には及びません。)を見ていたが、ジャークムーンの声が聞こえた剣二は表に飛び出す。鈴も後を追い、「気のせいよ」と言うが剣二は納得しない。更には映画にジャークムーンみたいな人がいた、とまで言うが、剣二は信用しない。そんな剣二は剣道少年とぶつかり、その少年をあけぼの体育館まで背負って運んでいく。で、これがきっかけで、かつて怪我押して大会に出られなかったことに悔いがあるということを鈴に語る。で、鈴は剣二の気持ちを察し、「もしもジャークムーンが現れたら?」と尋ねる。その答えから鈴はジャークムーンが復活して剣二と戦いたいと言っていたことを告げる。で、剣二は最後に戦った森に向かった。

ジャークムーンはリュウガンオーとリュウジンオーを蹴散らしてあしらうと去っていき、リュウケンドーと戦うことを改めて熱望する。

で、森で遂に再開した剣二とジャークムーン。剣二はゴッドリュウケンドーに変身し、決闘が開始された。で、剣の腕だけによる決闘となり、剣を交える最後の勝負でジャークムーンが崩れ落ちた。変身を解除した剣二はジャークムーンの側に近より声を掛ける。すると「これが私のさだめだったのかもしれん。力の限り剣を振るえた。悔いはない」と口にした。で、クリスマスということを口にした剣二に、これがプレゼント、と言ったジャークムーンは息絶えた。

同じ最期ということでも、「カブト」の神代剣の物語よりも数段内容があったジャークムーンの最期の物語でした。で、次回は大晦日の放送で最終回。しかも総集編ではなく、パワースポットに関する物語ということで、確かにまだそれが残っていました。

 

クリスマス・ストーリー

クリスマス・ストーリー

  • アーティスト: オムニバス, マライア・キャリー, ワム!, セリーヌ・ディオン, デスティニーズ・チャイルド・フィーチャリング・ビヨンセ・ノウルズ, ビリー・ジョエル, クリスティーナ・アギレラ
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD

↓こういうものがあります。

剣士なら知っておきたい「からだ」のこと

剣士なら知っておきたい「からだ」のこと

  • 作者: 木寺 英史, 小田 伸午
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本

ダーク・ウィザード―蘇りし闇の魔道士

  • 作者: 寺田 憲史
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 文庫

甦る魂 (1968年)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 山根甚信
  • 発売日: 1968
  • メディア: -
魔弾戦記 リュウケンドー ジャークムーン R-H03

魔弾戦記 リュウケンドー ジャークムーン R-H03

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓鈴ちゃんにこれを

最新Tokyo僕たちのデート術―二人の恋のマニュアル

  • 作者: サークル・デートセブン
  • 出版社/メーカー: 文化創作出版
  • 発売日: 1985/05
  • メディア: 単行本

↓「ゴ様/「真冬のソナタ」」はこの第10話です。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓その元ネタはこちら

冬のソナタ DVD-BOX vol.1

冬のソナタ DVD-BOX vol.1

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2003/08/21
  • メディア: DVD

冬のソナタ DVD-BOX vol.2

冬のソナタ DVD-BOX vol.2

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: DVD

冬のソナタ ビジュアル オリジナル サウンドトラックDVD

冬のソナタ ビジュアル オリジナル サウンドトラックDVD

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/09/16
  • メディア: DVD

冬の恋歌(ソナタ) オリジナルサウンドトラック完全盤 ~国内盤~

冬の恋歌(ソナタ) オリジナルサウンドトラック完全盤 ~国内盤~

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: 3Dシステム
  • 発売日: 2003/09/10
  • メディア: CD

冬の恋歌 (ソナタ) Classics

冬の恋歌 (ソナタ) Classics

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: 3Dシステム
  • 発売日: 2003/10/30
  • メディア: CD


Masked Rider KABUTO #46 [特撮]

年内最後の放送で、年明け3回で終了となるが、相変わらずの物語である。(こちらは来週休みということに全く不満はない。)BGMは物語とは切り離して、「ボウケンジャー」の時のオムニバス盤の「クリスマス・タイム」という2枚組のコンスピレーション盤のDISC 2としました。

スコルピオワームが正体だと知った坊ちゃまは岬を襲うが、加賀美が間一髪で助けた。坊ちゃまショックで走り出してしまい、姉を殺害したこと、坊ちゃま自身も殺害されたことを思い出すと、岬へのプレゼントのマフラーも引きちぎってしまう。一方、岬は「知ってたのね」と加賀美を問いつめ、平手一発で立ち去ってしまう。

家に帰った坊ちゃまはじいやを問いつめるが、じいやは語らない。で、坊ちゃまは海へ行き、入水自殺を図る。(入水自殺って、あまりにも安易な発想しかできない御大脚本は酷い...)

サル、天道も加賀美に「何故黙っていた」と問いつめるが、「奴がワームなら、倒すしかない」と天道。田所やひよりと同じだと加賀美は言うが「同じにするな」と天道。

天道家。何も知らない樹花は天道の作ったクリスマスケーキを食べていて、「最高!」と言うが、取って付けたようなお料理教室のコーナーのつもりだったの?(時間の無駄でしかない。)

いつものように大量発生したワームに戦いを挑むカブト、ガタックはあっさりと料理するが、ガタックの前にまたもカッシスワームクリペウスが現れ、バトル開始。だが、そこに海から坊ちゃまが現れ、スコルピオワームとなりガタックを襲う。で、手が出せないガタックは吹っ飛ばされる。

乃木と共に引き上げた坊ちゃまは、乃木に対して剣を突きつけるが、隙をついて2体のカッシスワームクリペウスが反撃に出る。しかし、あっさりと毒針で料理して「俺はすべてのワームの頂点に立つ男だ!」と言って、乃木を支配下に入れた。

じいやの元を訪れた天道に「ぼっちゃまのことをよろしくお願いします。どうか、坊ちゃまの望みを叶えてやってください」と頼み込むじいや。

町で暴れる雑魚ワームを料理して変身を解除した加賀美の前に坊ちゃまが現れる。甘ったるいことを口にする加賀美だったが、坊ちゃまは何も言わない。加賀美は岬からのプレゼントを坊ちゃまに渡すが、坊ちゃまはそれを地面に叩きつけると、足で踏みつけ、「全ての人間は俺が倒す」から「全てのワームに伝えておけ。もうすぐ最後の戦いが始まるとな」と宣戦布告。更に坊ちゃまは加賀美を拉致し、天道にそのことを告げる。で、加賀美と全てのゼクターとの交換を要求する。

ワームはみんな同じ場所に向かって進軍を続けていた。天道は全てのゼクターを持って坊ちゃまとの取引に現れると、ゼクターの入ったアタッシュケースを投げて渡す。坊ちゃまは全てのゼクターをプレス機に掛けて押しつぶし、それを見届けると、「約束だ」と加賀美を解放した。で、「今日から我々ワームの時代が始まる」と勝利宣言。で、雑魚ワームが天道と加賀美を襲うが、「止めなさい!」と言って岬が現れ、銃口を向けて「この建物はゼクトによって包囲されている」と告げる。しかし「それがどうした」と坊ちゃまは意に介さなかった。

更に(あまりにも安易に)プレス機で押しつぶされたはずのゼクターが独りでに復活し、天道、加賀美、坊ちゃまはライダーに変身し、バトル開始。

更には、矢車と影山もワームの姿を目にすると「もう一度求めてみるか、光を」と言って封印を解いて、ホッパーに変身してバトル開始。→何だったの、前回の大リーグボール養成ギブスは。(単なる時間稼ぎだったということで、ご都合主義も甚だしい、酷い使い方ですね。)

カブトとサソードの一騎打ち。カブトのキック一撃で変身を解除した坊ちゃまはスコルピオワームとなって再びカブトに対峙する。が、坊ちゃまの姿になった時、岬は手にプレゼントしたブレスレットがあることに気づいた。で、坊ちゃまの気持ちを理解した岬はその戦いを止めようと走るが...

カブトはハイパーキャストオフしてトドメを刺そうとするが、岬が必死でそれを止める。襲いかかるスコルピオワームの一撃をかわしたカブト。坊ちゃまは「思い出せ、俺との約束を」と口にすると、カブトはとどめの一撃を出す。で、ブレスレットが空しく転がり落ちた。

岬は天道を問いつめる。「剣くんは剣くんのままだったのに...」と言う岬だったが、天道は「分かっている。ああすることが俺と剣の約束だった」と語る。

神代家に戻った坊ちゃまは「じいや、眠ってもいいかな」と言い残すと、じいやに見守られながら息を引き取った。

ということで、坊ちゃま退場の物語も、相変わらずのご都合主義が見え隠れする御大脚本で台無しでした。もっと整理して上手くまとめたら、良い物語になったのに、途中参加の御大は物語をかき乱すだけで、全くダメですね。

残りは3回、かき乱した御大の後始末と言うことで、次は米村脚本に戻るが、前回登場した根岸から新たなことが出てきて、それが最後の決着に繋がるのでしょうね。それにしてもここまで酷い物語になるとは、石ノ森先生は天国で泣いている...

 

 

クリスマス・タイム

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