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デビルシャドー#3 [特撮]

前回、物語の基本設定の縦糸と横糸が明らかになったものの、まだまだ分からない謎があった(特に、澪の周囲に関して)が、今回はその説明が行われた。これによって、物語の骨格までがやっとはっきりしました。(でも、そのおかげで今回もアクション無し、語りの多い物語でした。)それと、今回はやっと結花姉ちゃん(=澪の母・那美)も登場してくれました。(写真だけでしたが...)

前回のラストで、澪の力によって市民に発砲する警官を倒したが、その続きから。澪と水穂はその場から走って逃げた。水穂は「アンタがやったのは犯罪だ」と言って澪を責める。しかし澪は「あんな奴、死ねばいい」と返す。水穂は「私たちが倒すのは悪魔だと」言うが「悪魔のような人間の方が多い」「力があるなら、そっちに使った方が良い」と全く悪びれた様子はない。そこに「それは言えるわね」と涼子が姿を現し自己紹介。涼子は、澪が言っていることは正しいと思うが、悪魔を倒さなければ助けたいと思っている人も助けられない、と言って部分的には賛同する。これに澪は「そんなの、私には関係ない」と言って去ってしまう。

重岡は本城に連れられて佐久間に会っていた。佐久間もかつて薔薇十字団にいたが、悪魔に魂を売った男である。重岡は榊に早く合わせろ、と要求するが、「事が収まれば」と本城。で、一応重岡を連れて行く。

家に戻った澪。水穂は「お母さんに、これを澪に渡すように頼まれていたんだ」と言って一枚の写真を渡す。そこには水穂の母、澪のじいちゃん、澪の母、そしてもう一人男が写っていた。澪の母を指さして「これが澪のお母さんだろう」と言う水穂だったが、澪は初めて母の姿を見たのだった。澪は源三から、母は澪を生んだら直ぐに事故で死んだと聞かされていたのだった。そのことを知って源三に確かめる澪。更に、薔薇十字団のことも全く聞かされていなかった理由も問う。これに源三は「どうしようもなかった」と答える。母は何処にいるのかと尋ねる澪に「もう、この世にはいない。那美は、お前の母さんは勇敢な戦士だった。優しい母親でもあった」と口にするが、それ以上の事は言わず、「誰にも言うな」と口止めをする。

そうしていると、刑事が来たと言って木田が伝える。榊が動いたのだった。源三は「何も間違ったことはしておらん。神のために働いているだけだ。那美もそうだった」と言い残すと、そのまま刑事に連れられて行った。

翌朝、木田は裏切り者がいると源三が行ったことを涼子に伝え、重岡の名前を口にする。が、涼子は「十字団の中に、榊に寝返った人間は他にもいる。佐久間と本城美沙、鬼頭さんも」と口にする。ということで、現在は殆ど壊滅状態になった薔薇十字団のことをもっと詳しく、涼子は知っているようです。で、源三の同行を調べると言って、澪と水穂のことを木田に託して出て行った。で、その涼子は切人と会っていた。が、多くは語らない。「危険だから今は言えない」と言うが、色々と知っているようです。

澪は水穂に榊のことを尋ねる。水穂は余り知らなかったが、元は薔薇十字団のメンバーで、源三、那美、水穂の母と一緒だったらしいと答える。で、澪と水穂は木田に榊のことを尋ねる。また、澪は水穂から渡された写真を木田に示す。で、そこに写っていたもう一人の男は鬼頭であり、那美とパートナーを組んでいたと知る。で、木田は澪に説明する。「源三は榊に捕まった」「那美は榊に殺されたと聞いている」で、動揺する澪。木田は更に語る。「日本を闇の世界から救うには榊を倒さなければならない」「榊の正体は悪魔そのもの」これを聴いた澪は更に動揺するが、心には変化が現れる。また、水穂の母も榊に殺されたらしい、とも語る。そして、木田は榊の狙いが「デビルシャドー」であり、これに関する秘密を澪と水穂に語る。デビルシャドーを呼び起こすには「魔神剣」が必要、源三が魔神剣の行方を知っている。ということで、ようやく澪も(謎は残っているものの)全てのことを知った。

榊は源三を確保したと報告を受けるが、切人の動向を気にしていた。で、拘束された源三の前に姿を現した。で、魔神剣の行方を問い「早く教えないと、可愛い娘が死にますよ」と迫る。が、「澪には手を出すな」と源三。

まだまだ、色々と秘密)が残っているものの、これで嫌気が差していた澪が戦いに入っていく下地が描かれ、次回からはようやく期待できそうです。とにかく、全12話の1/4が説明中心という形で終了してしまったが、こういうのはちょっと考えて欲しいところである。(これが2クールとか1年続く作品ならまだ良いんですけど...)「悪魔」「天使」「神」という設定を取り入れている以上、ある程度の説明は必要であろうが、この辺りを分かりやすくして物語を進めていかないと、売りのアクションが期待はずれになってしまうだけである。(まあ、この辺りが課題ですね。)

次回は水穂に異変があるようで、少しはアクションを見せてくれそうです。

ところで、ふと思ったのだが、主演の阿井莉沙(あい・りさ)、漢字で記しても、平仮名で記しても(勿論カタカナで記しても)、共に4文字ですが、夏帆(かほ)ちゃんのように名前だけならばいざ知らず、苗字と名前を合わせてこういう名前というのは、ちょっと珍しくないですかねぇ。(それだけですが...)

 

↓今週は劇中で名前が出た堕天使・ルシファーに関してをピックアップ

「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで

「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/09/02
  • メディア: 文庫

失われた堕天使「ルシファー」の謎

失われた堕天使「ルシファー」の謎

  • 作者: 飛鳥 昭雄, 三神 たける
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
↓結花姉ちゃん関係
ゴールデン☆ベスト

ゴールデン☆ベスト

  • アーティスト: 大西結花
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD
くノ一忍法帖 劇場版 忍者月影抄

くノ一忍法帖 劇場版 忍者月影抄

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: DVD
夢魔

夢魔

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD
かっ鳶五郎

かっ鳶五郎

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD
台風クラブ

台風クラブ

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2001/06/22
  • メディア: DVD
難波金融伝 ミナミの帝王 破産の葬列(Ver.53)(V版30)

難波金融伝 ミナミの帝王 破産の葬列(Ver.53)(V版30)

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: DVD

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GO-GO'S『BEAUTY AND THE BEAT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼女たちの1st.アルバムである。いきなり大ヒットを記録して、'80'sという時代にガールズ・バンドのブームを巻き起こすことになった彼女たちであるが、やはり、それだけ魅力に満ちたアルバムである。が、彼女たちは、決してルックスが抜群というわけでもなく、また、プレイのテクニックもずば抜けたものを持っている訳ではない。ということで、アイドルとして祭り上げられたこともなく、メンバーのチームワークと、そこから醸し出されるストレートでシンプルなロック・サウンドが受け入れられたのである。で、本アルバムはそのサウンドが支持されて、6週連続全米No.1の座を獲得し、1982年のBillboard年間アルバム・チャートでも堂々の2位を獲得している。

収録されている曲は以下の全11曲である。『Our Lips Are Sealed』『How Much More?』『Tonite』『Lust To Love』『This Town』『We Got The Beat』『Fading Fast』『Automatic』『You Can't Walk In Your Sleep (If You Can't Sleep)』『Skidmarks On My Heart』『Can't Stop The World』。

この中からは、『Our Lips Are Sealed』がBillboardの1982年の年間シングル・チャートで63位、レギュラー・チャートでは最高位20位を記録しており、『We Got The Beat』はさらにその上を行く、レギュラー・チャートでは最高位2位、1982年のBillboard年間シングル・チャートでは25位にランクインしている。

この中からは、シングル・ヒットを記録した『Our Lips Are Sealed』と、彼女たちの代表曲の一つである『We Got The Beat』は必聴の曲であるが、それ以外でもシンプルでストレートなロックをたっぷりと聴かせてくれている。その中でもお薦めなのは『How Much More?』『This Town』『Skidmarks On My Heart』という所をピックアップしておく。

また、本アルバムはデヴュー・アルバムであるが、そういう所を全く感じさせない完成度の高さがあり、捨て曲は全くなく、たっぷりと聴かせてくれる。こういう所も'80'sのガールズ・バンドの姉貴分という貫禄があるところであり、'80's中盤以降のガールズ・バンドのサウンドを聴くという方は、GO-GO'S(特に本アルバム)を外すことは出来ないものであり、楽しいロック・サウンドを楽しみましょう!

 

Beauty and the Beat

Beauty and the Beat

  • アーティスト: The Go-Go's
  • 出版社/メーカー: IRS
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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FATHER OF THE BRIDE PART II(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1995年の映画「花嫁のパパ2」である。これは1991年の「花嫁のパパ」の続編であると同時に、1951年の「可愛い配当」のリメイク作品でもある。(設定は現代風にアレンジされているが、ストーリーは「可愛い配当」をベースとした物である。)ということで、オリジナル版と同様にリメイク作品でもしっかりと続編まで製作されたというのは嬉しいところである。が、原題は「PART II」というのはちょっと安易な発想ですね。(それに従って、邦題も「2」というのは芸がなさ過ぎる...)

映画データを記しておくと、監督はチャールズ・シャイア、脚本はナンシー・マイヤーズとチャールズ・シャイアであり、音楽を担当したのはアラン・シルヴェストリであり、一部の人が抜けているものの、基本的には前作と同じ顔ぶれのスタッフが集まっている。また、出演は、スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、マーティン・ショート、キンバリー・ウィリアムズ、キーラン・カルキン、ジョージ・ニューバーン、B・D・ウォン、ピーター・マイケル・ゴーツ、ジェーン・アダムスたちである。

物語は、オリジナルの「可愛い配当」と同じで、娘が身ごもったということからまたも色々な騒動が巻き起こる、というコメディ・タッチの作品である。

で、本作のサントラ盤には以下の全15曲が収録されている。『Give Me The Simple Life』『Annie Returns』『Jubilant George』『Way You Look Tonight』『New Baby Suite』『At Last』『When The Saints Go Marching In』『Summer Montage』『George Walks』『Remembering Annie [Basketball Montage]』『We're Having A Baby』『Rush Down Corridor』『George Tells a Story』『On The Sunny Side Of The Street』『End Credit Suite』。

前作同様に、楽しい作品を盛り上げてくれる曲が集まっているが、この辺りはこれまでにもこのようなライト・コメディ作品の音楽を多く手掛けてきたアラン・シルヴェストリの腕の良さを感じるところでもある。

本作も、やはり前作と同様に、オリジナル版を見てから楽しんだ方がより深く楽しむことが出来る作品である。(続編であるので、前作を見てからというのも当然であり、全部で4本の映画を見ることになるのが一番言い楽しみ方である。)で、サントラ盤も会わせて楽しんでもらいたい作品である。

 

Father of the Bride 2

Father of the Bride 2

  • アーティスト: Alan Silvestri
  • 出版社/メーカー: Warner
  • 発売日: 2002/06/17
  • メディア: CD

↓映画DVDはこちら

花嫁のパパ2

花嫁のパパ2

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/04/19
  • メディア: DVD

↓1951年のオリジナル版

可愛い配当

可愛い配当

  • 出版社/メーカー: アイ・ヴィー・シー
  • 発売日: 1999/04/25
  • メディア: DVD

可愛い配当

可愛い配当

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD


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FATHER OF THE BRIDE['91](SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1991年の映画「花嫁のパパ」である。先にも記したが、タイトルに「['91]」とあるのは、この作品は1950年に原題が同じタイトル(邦題は「花嫁の父」)の作品があり、それと区別するためである。(本作はそのリメイク作品でもある。)

映画データを記すと、監督はチャールズ・シャイア、脚本はフランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット、ナンシー・マイヤーズ、チャールズ・シャイア、音楽はアラン・シルヴェストリであり、出演は、スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、キンバリー・ウィリアムズ、キーラン・カルキン、ジョージ・ニューバーン、マーティン・ショート、B・D・ウォン、ピーター・マイケル・ゴーツ、ケイト・マクレガー・スチュワートたちである。

物語はライト・コメディ・タッチで描かれていて、1950年のオリジナルの方とほぼ同じ内容であるが、設定の一部は現代風にアレンジされている。娘が突然結婚を宣言をして、それに戸惑う父と周囲の人々との交流を描いたドラマである。また、4年後に続編も製作された。

で、サントラ盤の方も、コメディ・タッチの作品らしく、楽しい曲もあり、聴いていると楽しくなってくるものである。

そのサントラ盤に収録されているのは以下の全18曲である。『Main Title』『Annie's Theme』『Drive To Brunch』『Snooping Around』『Pool Cue』『$250 A Head』『Annie Asleep』『Basketball Kiss』『Wedding』『Snow Scene』『Nina At The Stairs』『Big Day』『Annie At The Mirror』『Pachelbel Canon』『Way You Look Tonight』『My Annie's Gone』『Way You Look Tonight (Reprise)』『End Credit』。

本作は、1950年のリズ主演のオリジナル版を見て、それから鑑賞することをお薦めしたい作品であり、そうすることによって、時代は変わっても父親というのは変わらないと言うことがよく分かるようになる。そして、映画本編を楽しんだら、同時にサントラ盤の方まで楽しむことで、その世界が更に広がることになる。是非とも映画単独ではなく、サントラ盤とまとめて楽しんでもらいたい所である。

 

Father Of The Bride: Music From The Motion Picture

Father Of The Bride: Music From The Motion Picture

  • アーティスト: Alan Silvestri
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1991/12/17
  • メディア: CD

↓映画のDVDはこちら

花嫁のパパ

花嫁のパパ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/04/19
  • メディア: DVD

↓1950年のオリジナル版

花嫁の父

花嫁の父

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: DVD

花嫁の父

花嫁の父

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形零15話(2nd.2話)[改訂版] [ケータイ刑事]

今回の物語は第15話(2nd.2話)の「移動する凶器の謎! ~ダイエットクイーン殺人事件」である。前回に続いて、クイーン女優の宝積有香さんがゲストですが、とにかく「銭形零」にはよく出ています。26話の中で6話に出ているのだから、これは立派な準レギュラーです。(前後編の物語には同じ役だが、あとは全て異なる役→やっぱり「クイーン」です。)物語は、いつの時代でもブームになる「ダイエット」がテーマである。(今回の物語のように、インチキというのが非常に多いだけに、引っかからないように気をつけましょう。→この後「恋する日曜日 ~ニュータイプ」の第5話でも、インチキ・ダイエット水というのがありましたが、それだけ多いと言うことでもあります。)また、五代さんが復帰しての第2話ということで、最初のお約束から解放された零&五代コンビということで、零ちゃんらしい所に満ちた一編でもあります。

尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったために「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。

警視庁、五代さんがテーブルに座って、ペットボトルから水を紙コップに注いでいる。で、それを一気に飲む五代さん。その紙コップには「五代ONLY」とマジックで書かれてあり、隣には「れい」「鑑識部柴田太郎」と書かれた紙コップがある。(こういう所はきっちりとしています。が、自分のコップぐらい用意しておきましょう...)そこに零ちゃんが眠そうな顔をしてやってくる。五代さんは「正月に餅を食い過ぎて胃腸カタルだろう」と言うが「違います。πの計算を10億桁までしていたら徹夜になっちゃって...」と言う零ちゃん。で、「やっぱりスーパーコンピューターの早さには勝てませんね」と漏らす零ちゃん。(→スパコンに勝とうと思っていたなんて、相変わらず末恐ろしい中学生です。)が、五代さんは「スーパーでパイを10個買って、夜中に早食い競争したんだろう」って、どういう発想をしているんでしょうか?(体育会系のノリですが、零ちゃんは理数系ですし...)

そんな零ちゃんは机の上にあるペットボトルに入った水を見て「私もお水飲みたい」と言って手を伸ばす。が、五代さんが待ったをかけて「何をやってるんですか、あなた」と言ってペットボトルを大事そうに抱え「水道水を飲みなさい」と零ちゃんに言う。これに「べつに、飲んだっていいじゃないですか。ケチ」と零ちゃん。五代さんは「私はケチですよ。ケチで結構。ケチの何処がいけないんですか」と言って開き直る。(まあ、悪いとは言いませんが...)零ちゃんはそのペットボトルのラベルを見ると、「赤坂の雫」とあり、「ダイエットクイーン・細井美々華(ほそい・びびか)のすいすい痩せるダイエット水」と記されていた。(またまた胡散臭い名前です。)で、五代さんのお腹を見て、「お肉が付いている」と言って喜ぶ零ちゃんは、この水がとても高い(2リットルのペットボトルが1本10万円)と言うことを知っていた。五代さんは「一週間で5kg痩せなきゃいけない」と言い、その理由をテレながら「彼女の誕生日」と言うが、「彼女って、神無島の方ですか?それともフィリピンパブの方ですか?」と零ちゃん。これに「二人同時なの」と言う五代さん。これに「愛の二次方程式を解くのは難しいですよ。早く一次方程式にした方がいいと思います」と、現役中学生らしく、純粋な零ちゃんです。で、続けて「私、五代さんのこと、見損ないました」と言うが、その理由は二又ではなく、「痩せたいなら努力しなきゃ。こんな水に頼って楽しようなんて、最低です。」ということでした。(いいことを言ってくれます。でも、本当に中学生なの?)

そうしていると、そこに「警視庁から入電中」と、事件を知らせる入電が入る。直ぐに携帯を開く零ちゃん。港区赤坂で殺人予告事件発生。狙われているのは、「すいすい痩せるダイエット水・赤坂の雫」の考案者で、ダイエットクイーンの細井美々華(ほそい・びびか)。直ちに現場に急行せよ、ということでした。(クイーンということで、勿論演じるのは宝積さんです。)

零ちゃんと五代さんは現場である「赤坂COビル」にやってきた。このビルの8Fに細井美々華オフィスはあった。(尚、看板には「株式会社MVO」「綾小路法律事務所」というまともな名前の会社の他に、「毛呂井建設(株)」「出鱈目会計事務所」というものまで記されている。)で、ビルの中に入った二人は、通報した美々華のマネージャーであり、双子(一卵性双生児)の妹の細井華奈(ほそい・かな)と会う。華奈は「正真正銘、一卵性双生児でございます」と言うも、零ちゃんも五代さんも首をかしげている。五代さんは「お前たち姉妹もあんまり似てないけどさ、あんなに似ていない双子も珍しいよな」と口にする。(これは四姉妹全員とコンビを組んだ五代さんならではの台詞です。でも、銭形姉妹は似ていなくてもみんな可愛い!)が、華奈は「使用前使用後です。全てこの「赤坂の雫」のおかげです」と言って「赤坂の雫」をさりげなく宣伝する。→「双子」でも「一卵性双生児」と「二卵性双生児」があります。でも、前者は必ず同性で、似ることが科学的に分かっています。後者は男女別性の場合もあり得るし、似ていなくても不思議ではありません。)

零ちゃんは「ところで殺人予告があったって聴いたんですけど」と言って本筋に戻す。すると華奈は「これを見て下さい」と言って殺人予告状を取り出すと、開いて零ちゃんに渡す。で、零ちゃんは読み上げてくれる。「全財産つぎ込んで赤坂の雫を買ったのに ぜんぜん痩せない!この詐欺師め!今日中に必ずお前を殺してやる。太った男より」と書かれていた。五代さんは美々華の居場所を尋ねるが、「お水の間で記者会見」とのことだった。(マスコミにも同じ脅迫状が届いていて、美々華はマスコミに対して記者会見を行っていた。)で、その場所に二人を案内する華奈。

マスコミを前にして美々華は記者会見をしているが、質問攻めにあっていた。(記者会見場の背面には大画面の受像器があって、「赤坂の雫」の宣伝ビデオが流れている。)脅迫状のことを尋ねるマスコミ陣に対して「何のことか分かりませんわ」と言う美々華。「赤坂の雫」だけを一週間飲んでダイエットをしていた人が何人も栄養失調で倒れているということが発生していて、そのことを問い糾すマスコミにも「何かの間違いですわ」と言い、赤坂の雫には人間が必要な全ての栄養素が入っていると言う美々華。それに続いてマスコミ陣に紛れ込んでいる柴田太郎が質問をする。「スリー・サイズを教えてください。あと、好きな七三の比率はやはり7:3ですか?好きな眼鏡は金縁ですか?」が、他のマスコミ陣からほっぽり出されてしまう。(何を質問しているんだ、こいつは...)で、やってきた零ちゃんと五代さんにその様子を見られてしまい、「何やってるんだ?」と突っ込まれる。これに柴田さんは「実は僕、細井美々華の追っかけ第一号なんです」と白状する。→それにしても、柴田さんは何にでも手を出すマニアですねぇ...でも、そんな時間って有るの?

マスコミの追求は続く。「赤坂の雫」の成分を分析した結果を示し、ただの水道水だという結果が出ていた。(疑惑を追及するマスコミは、こういうようにちゃんと調べてから追求をしなければなりません。)で、水道水を1本10万円で売るのは詐欺だ、と詰め寄る。すると華奈が「ここまでにしてください」と会見を打ち切ろうと割ってはいるが、美々華は「構わなくてよ」と華奈の制止も聞かず、「赤坂の雫には、このお水の間で私の体内から湧き起こる「」の成分を「」として送り込んでいるのです。科学的な検証など出来るはずがないのですが」と開き直る。これにマスコミ陣は「つまり、インチキってことですね?」と問う。すると美々華は「皆さんに証明して見せましょう」と言って、「赤坂の雫」1本だけで一週間ここに籠もり、より美しくなった姿を披露する、と宣言する。(1本ということは2リットル。尚、この部屋には食料は何もない。)「部屋の外でずっと見張ってますからね」と言うマスコミ陣。(一週間見張るというのなら、結構お暇なマスコミ陣です。)これに美々華は「ごきげんよう」と言うと、マスコミ陣を部屋の外に追い払う。ここで五代さんは「美々華さん、僕は信じてます」と言って美々華の手を取ってアピール。(美人を目の前にするといつもの調子です。)が、柴田さんも負けていなくて、「僕は愛しています」とどさくさに紛れて美々華に告白するが...

廊下で待機している零ちゃんと五代さん。が、五代さんのお腹がグーッとなる。携帯で時間を確認する零ちゃん。時間は午後3時ちょうどだった。脅迫状には「今日中」と書いてあったことから、「あと9時間か...」と呟く零ちゃん。そこに、美々華のことをを心配する華奈がやってきて「私、美々華のことが心配で...」と語りかける。五代さんは自分やマスコミがいるから安心だと言うが、華奈が心配しているのは脅迫状のことではなかった。零ちゃんはそれを分かっていて「美々華さんののことですか?」と言うと、「2リットルのお水だけで一週間だなんて、私の計算だとかなり生命に危険が及ぶ行為だと思います」と語る。(零ちゃんが言うように、一週間で2リットルとなると一日当り300ml弱ということになり、これでは基礎代謝だけにしても生命維持は困難となります。)が、五代さんは「何を言っているんだ」と言って「赤坂の雫」の中には栄養がたっぷり入っていると言うが、それを遮るように華奈が「入っている訳ないじゃないですか。ただの水道水なんですから」と真相を告白する。それを知った五代さんはショックで目眩がして「水道水ってあなた、私は清里の里から飛び降りたつもりで10万も払ったんですよ」と華奈を責める。これに柴田さんは「清里ではなく清水(きよみず)、県が違う」と指摘する。(「清里」は山梨県北部で清里高原のこと。尚、「清里町」というのは山梨県ではなく北海道にある町です。(網走支庁斜里郡)→やっぱり「ケー刑事」色々と勉強になります。)零ちゃんは「でもどうして詐欺なんか?」と華奈に動機を問う。これに、幼い頃から貧乏で、そこから抜け出すために全身美容整形を美々華が行い、ダイエットの成功者として水を売り出した、と答える華奈。そんな華奈は「私、こんなこと美々華に止めさせます」と言って美々華のいるお水の間に入っていこうとする。(五代さんは「10万返せ」と叫ぶが、零ちゃんは「ふ~ん」と冷たいものでした。)

華奈が部屋に入り、少しすると、その部屋(「お水の間A」という札があります)から悲鳴がする。で、零ちゃんたちもマスコミ陣も部屋に駆けて行き中に入る。(柴田さんはマスコミたちを遠ざけようとして「下がって」と現場を整理する役割になった。)で、事情を聞こうとして零ちゃんと五代さんは窓際にいる華奈の元に行く。すると華奈は「男が、太った男が美々華を金属バットで...」と言って窓を指さして「ここから逃げていきました」と証言する。「ここは8階ですよ」と言う零ちゃんだったが、窓には縄ばしごがかかっていた。華奈は、飲むものさえなくなって、美々華がこっそりと何か食べ物を買いに行こうとした所を太った男に襲われたのだと言う。で、男の逃げていった方向を聞いて、零ちゃんと五代さんは外に出て、華奈と共に太った男の追跡を始めた。

華奈の話で、太った男は、迷彩柄のダウンジャケット緑色の帽子サングラスという特徴があった。五代さんは携帯を取りだして緊急手配しようとするが、零ちゃんが道に落ちている迷彩柄のダウンジャケットを発見する。華奈は「間違いありません」と言う。更に緑色の帽子を発見する零ちゃん。で、特徴のあるものを捨てているということで、五代さんは緊急手配できないと判断する。これに零ちゃんは「とにかく、追うしかありません。急ぎましょう」と言って犯人を追うことにした。更に先に進むと、零ちゃんは道に落ちているサングラスを発見した。更に、華奈が道ばたに血痕が付いた金属バットを発見し、声を出す。五代さんは「凶器に間違いないな」と判断するが、零ちゃんは目を閉じて少し考えてから「増せり、悪の数字

お水の間(美々華の殺害現場)に戻った零ちゃんたち。柴田さんの鑑識結果によって、死因は撲殺後頭部を一撃、と分かる。五代さんは「日本中の太った男を事情聴取だ」なんてことを言い出すが、零ちゃんは「本当に太った男が犯人なんでしょうか?」と疑問を持った。それは華奈の証言の「犯人は美々華を殺害して縄ばしごで8階から下に降り、道路を走って逃げた」と言うが、太っている男にしたらその行動が素早すぎる、と考えたのだった。しかも証言では犯人は邪魔になる金属バットを持って、服を脱ぎながら走ったということになり、腑に落ちなかった。華奈は「そう言われても、見たものは見ただけですし...」と言う。(まあ、これは当たり前の理屈ですね...)で、零ちゃんは「正しい答えを出すには計算が一番です。五代さん、協力して下さい」と言って実験をすることにした。

ビルの下にやってきた零ちゃんたち。縄ばしごが8階の窓から垂れ下がっている。五代さんは「刑事っていうのは、頭で事件を解決するんじゃないぞ。体で解決するんだ、体で。体育会系の存在意義を見せてやる」と言って張り切っている。が零ちゃんは「五代さん、保険に入っていますか?」と尋ねる。五代さんは「心配すんな、俺は不死身だよ」と全く意に返さず、「どいていろ」と言って縄ばしごを上り始めようとして、まずは上を見上げる。零ちゃんは運動会のスターターのピストルを手にしていて「よーい、スタート!」(いつの間にそんなものまで用意したの?)五代さんは勢いよく縄ばしごを上り始める。が、数段上ったところで縄ばしごが切れてしまい、転落する五代さん。(零ちゃんの痛そうという表情がまた何とも言えません。)五代さんは「腰打った」と言っているが、駆け寄った零ちゃんは「やっぱり私の計算通り、縄ばしごは5段目で切れてしまいました」と言うと「注意 重量制限80キロ」と書かれた注意書きの札を見せながら「5キロオーバーですもの」と五代さんの体重を知っていました。で、五代さんは「俺の体重を知っていて、切れると分かっていて登らせたのか?」と食ってかかるが、腰を打っていて立ち上がれなかった。(→高村さんに「私生活もサポートします」と言っていた零ちゃん。早くも五代さんの私生活もサポートということで調べているんですね...)

零ちゃんは「この細い縄ばしごでは、五代さんの体重でさえ支えることが不可能。それなのにどうして太った男は上り下りをすることが出来たのでしょう?」と言って華奈を問いつめる。更に続けて「太った男は最初からいなかった。全部華奈さんの作り話。つまり、美々華さんを殺したのはあなたです。華奈さん」と言う。これに華奈は「美々華は双子の姉なのよ。殺すはずがない」と言って犯行を否定する。そして犯人を見た証拠としてダウンジャケットや帽子、サングラスが落ちていたではないか、と反論する。が、「簡単な方程式ですよ」と言って零ちゃんはその説明をする。(仮名は犯行を行う前に予めダウンジャケット、帽子、サングラス、金属バットを捨てていた。)これに華奈は「そこまで言うのなら証拠があるんでしょうね」と証拠を求める。これに「はい」と言う零ちゃんは、金属バットに付いていた血痕は美々華のではない、と答える。

そこに「バーボン刑事のテーマ」の替え歌(「♪僕に解けない証拠はない」)の着メロで、柴田さんからの電話が入り、電話に出る零ちゃん。柴田さんは「出たよ、金属バットに付いていた血痕。被害者のものと一致」と鑑識結果を報告する。これに「えっ?」と驚く零ちゃん。すると華奈は「私が犯人なら、どうやってあんなに遠くまで凶器を移動させられたのかしら?答えは出ない。何故なら私は犯人じゃないからよ」と言い切ると、怒ってその場を後にした。

再び現場となった水の間に戻ってきた零ちゃんと五代さん。五代さんはいつものように零ちゃんの推理を貶す言葉を浴びせかけるが、零ちゃんは、美々華の血痕をハンカチか何かに付けておいて、それを零ちゃんたちの目を盗んで金属バットに塗りつけた、と推理する。これならば金属バットに被害者の血痕が付いていてもおかしくない。で、凶器は金属バットではない何か他の物だと考える。しかし、華奈は手ぶらでこの部屋に入り、死体が発見された後は一緒にいたからそれを捨てに行くことは出来ない。ということは、凶器はまだこの部屋の中にあると考える。そこに柴田さんがやってくると「傷の状態から見て、凶器は重さ2キロ以上はある何かです」と報告する。で、零ちゃん、五代さん、柴田さんは部屋の中で凶器を探し始める。

しかし部屋にあったのは絨毯空のペットボトルだけで、五代さんは「凶器らしい物は何もないか...」と漏らす。が、直ぐに閃いて「謎は解けたぞ、銭形くん!」と叫ぶ。これに零ちゃんは「ひねりがないですね」と一蹴する。(柴田さんも同意。)しかし、そんなことにめげない五代さんは「犯人は痩せた男!」と言う。零ちゃんは「はぁ?」が、五代さんの説明は続く。その男はサイズが合わないブカブカのダウンジャケットを着ていて、それを華奈が太った男と見間違えた、と自信たっぷりに言う。(お馴染みの迷推理はやはり変わっていない五代さんです。)で、零ちゃんに「どうだ、この私の神無島帰りの推理は?見事なもんでしょう」と自信たっぷりに言うが、零ちゃんは相手にしなかった。で、そのまま被害者が倒れていた位置から離れた位置にある絨毯の血痕を見て「どうしてこんな所に血痕が?」と呟く。柴田さんがその説明してくれて、絨毯の血痕はこの部分だけであり、その理由は分からないということだった。で、「レレレ」と零ちゃん。そして絨毯をめくって裏側を見ると閃き、笑顔を浮かべて「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了。経過時間は18分を回っていて、今回は少し長いAパートでした。尚、Bパートは7分と少しということになります。)

水の間に入ってきた華奈は奥に進んでいく。すると突然、部屋にあるディスプレイに零ちゃんが映り、問題を語り始める。「ダイエットのため、10人の人たちが14日間、一生懸命、一日16km、四苦八苦しながらマラソンをしました。さて、今出てきた数字を全て足すといくつになるでしょう?」が、華奈は答えられず、鐘の音が響き、銭形ストラップからチェーンが飛んでくると、華奈を捕らえる。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり、「わらわの暗算、解いてみよ!」でチェーンを引く零ちゃん。すると華奈は大回転してその場に倒れ込む。ゆっくりと立ち上がると「何すんの?」と文句を言う華奈。これに零ちゃんは「やっぱり犯人はあなたですね、華奈さん」が、華奈は「まだそんなことを」と反論しようとする。で、零ちゃんは「あなたが使った凶器は金属バットではありません。もっと別な物です」と言う。で、五代さんが零ちゃんの背後にやってくると空のペットボトルを見せる。で、零ちゃんが「これです」と言う。華奈は「そんな軽い物で人を殴り殺せるはずがないでしょう」と言うが「このままでは無理です。でも、中身が入っていたら...2リットルの水の重さは約2キロ。ダンベルと同じです」と零ちゃん。そして中に水が入っているペットボトルを使って、五代さんが構えた板をそれで叩き割る。

零ちゃんは説明を続ける。華奈がこの部屋に入った時、まだペットボトルには水が入っていた。で、窓を開けて縄ばしごを用意すると、美々華を殴り殺した。すると華奈は「だったら、そのペットボトルから血液反応が出るはずよね」と反論する。これに零ちゃんは「ルミノール反応。いいえ、出るはずがありません。何故ならあなたはペットボトルに血痕が付かないようにある物を利用したからです」と言う。五代さんが「ある物?それは何だ?」と尋ねると「絨毯です」と零ちゃん。華奈は絨毯の端をめくり、美々華の頭にかぶせ、その上から殴った。だから絨毯の端に血痕が付いていた、と説明する。これを聞いた華奈は「面白い推理ね。でも一つだけ説明が付かないことがあるわ。ペットボトルの中の水は何処に消えたのかしら?」と問う。五代さんも、この部屋に駆け込んできた時、ペットボトルは既に空だったし、この部屋の何処にもまき散らした跡は無かったと言う。が、零ちゃんは「華奈さんは一瞬で2リットルの水を消したんです」と自信たっぷりに語る。華奈は「2リットルを一気飲みしたと言うんじゃないでしょうね」とバカにするが、「いいえ、あなたは2リットルの水をあの絨毯に吸い込ませたんです」と言って絨毯を指さす。華奈は絨毯の方を見て「この絨毯は水浸しだったのかしら?」と言って惚ける。五代さんは絨毯の所に行くと、表面を手で触ってみるが「カラカラだよ」と言う。

すると零ちゃんは「れい」と書かれた紙コップを手にして「五代さん、私、喉が渇いちゃった。お水、一杯くれますか?」と言う。五代さんは「お子ちゃまだねぇ、こんな時に...」と文句を言いながらも、ペットボトルの蓋を開けると、零ちゃんが手にしている紙コップに水を注ぐ。で、零ちゃんは「有り難うございます」と言う(こういう所は礼儀正しい中学生です。)と、その紙コップを逆さまにした。が、水は一滴もこぼれなかった。五代さんは「あっ?ど、どうした、今の水?」と狐に摘まれたような表情を見せるが、「マジックでよく使われるネタです」と零ちゃん。コップの底には吸水性ポリマーが敷かれていて、一瞬で水を吸い取ったと説明する。そして華奈の横を通って絨毯の所に移動すると、「そして同じ物がここにもあるはずです」と言い、ポケットから携帯を取りだしてから絨毯をめくり、携帯で絨毯の裏地をカットする。(1st.3話でゴルフボールを真っ二つに切ったあの荒技の再登場です。)すると中から吸水性シートが出てきた。で、「このシートから、あなたの指紋が検出されるはずです。そして「赤坂の雫」も」と言うと、「Q.E.D.」と言いながら華奈の側に歩み寄った。すると華奈は観念してその場に膝をついた。五代さんも歩み寄り「どうして美々華さんを...?」と動機を問う。すると「人を騙してお金を儲けようとするなんて、許せなかったの」と語った。華奈は美々華に水道水を売るのを止めようと話したが、美々華は、嫌なら止めて結構。自分は一人で続ける、と言い、更に(整形で)綺麗になって気づいたのは「この世で大事なのは外見とお金」と分かり、もう手放す気は無い。自分の人生で入らないのは華奈だ、とまで言ったのだった。で、五代さんが華奈に手錠を掛けて逮捕した。

事件解決後の夜の街。五代さんは零ちゃんの一言で目が覚めたと言う。「人間、努力が肝心だ」と言うと、痩せるために毎日走ることを決意したと語る。すると零ちゃんは「偉~い」と五代さんのことを見直した。が「で、どっちのバースデー、祝うと決めたんですか?智惠子さんとロジータさん」と尋ねる。これに五代さんは思い出したように「最大の謎が残っていた...」と言うと、その謎解きを零ちゃんにやってもらおうと手を合わせて頼む。すると笑顔を浮かべた零ちゃんは「良いですよ。答えは簡単です」と言う。で、真剣な表情で五代さんが尋ねると「欲張らないで、どっちか一人に決めればいいんです」という回答でした。で「じゃあ、お疲れ様でした...」と言って敬礼をすると、自転車にまたがって帰って行きました。五代さんは「そんな簡単じゃないんだよ」と文句を言うと、自転車を停めて振り返った零ちゃんは「私にはまだまだ分かりませ~ん」という返事でした。→純粋な中学生らしい回答ですが、こういう所はやっぱり現役女子中生です。(零ちゃんの笑顔、やっぱり可愛い~)

今回の物語は、前回に続いてクイーン女優宝積さんがゲストでしたが、その宝積さん、今回はまたも殺される被害者の役。台詞はそれなりにあったけど、これだったらまた丹羽Pの殺害を行うかも知れませんね~。(で、次は2nd.9&10話の前後編にまたまた登場する宝積さんです。)それにしても、体育会系の五代さんを早くも手名付けた零ちゃん、恐るべし...(いやいや、お姉ちゃまたちから五代さんの操縦法を教わったのでしょうね。)

次回は第16話(2nd.3話)「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」ということで、あの怪人さんが再挑戦です。(前回は「八面相」だったが、2つ顔がバレタので、「六面相」と数を減らすところは律儀な怪盗さんです。)が、五代さんに対しては初顔ということになります。また、当然のことながら、あの迷探偵のボームズ銀田一も登場します。また、ゲストは白木みのるさんですが、ここにゲスト出演した後、1年8ヶ月半後に、この枠で放送された「恋する日曜日~ニュータイプ」に伝説の超能力者・みのるとしてレギュラー出演となります。

鑑識メモ。いつものように、零ちゃんが出題した問題の解答の説明をする柴田さん。「この手の問題はこれ」と言って電卓を使って足していき「答えは54」という。(でも、簡単な足し算だから、それぐらいは暗算しなきゃ...)→まあ、何処まで数字かが分からないといけませんけど...(一応式を記しておくと、「10+14+1+1+16+4+8」です。)で、柴田さんは零ちゃんから頂いちゃいましたと言って「DHA特製ジュース」を飲もうとするが、手を滑らせてしまって床に落としてしまいました、で「こんなこともあろうかと、結花に吸水性ポリマーを敷いておきました」と言って顔が引きつっている。「もう、一滴も飲めなかった...」ということでした。

 

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

ケータイ刑事 銭形零/夏帆style

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD
↓ダイエット関係
一日一食断食減量道

一日一食断食減量道

  • 作者: 加藤 寛一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 新書
ダイエットの秘訣は「日本の食生活全集」から学んだ ごはんと汁もの編―6カ月で14キロの減量に成功

ダイエットの秘訣は「日本の食生活全集」から学んだ ごはんと汁もの編―6カ月で14キロの減量に成功

  • 作者: 和田 はつ子
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
ご飯を食べてやせる40歳からの減量法

ご飯を食べてやせる40歳からの減量法

  • 作者: 中村 丁次
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 新書
海老名美どりの20kg減量3分間体操(エクササイズ)―2週間で3キロはらくらく

海老名美どりの20kg減量3分間体操(エクササイズ)―2週間で3キロはらくらく

  • 作者: 海老名 美どり
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1989/05
  • メディア: 新書
知っておきたい 正しいダイエット 安全な減量

知っておきたい 正しいダイエット 安全な減量

  • 作者: 岩渕 真
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
1日1.5リットル水飲みダイエット―からだの中からキレイにやせる!

1日1.5リットル水飲みダイエット―からだの中からキレイにやせる!

  • 作者: 青野 治朗
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本
にがり水ダイエット―飲めばやせる!キレイになる!

にがり水ダイエット―飲めばやせる!キレイになる!

  • 作者: 関 太輔, 奥田 拓道
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本
ハッピーダイエット

ハッピーダイエット

  • 出版社/メーカー: トワイライトエクスプレス
  • 発売日: 2001/04/26
  • メディア: ビデオゲーム
飛んで!飛んで!ダイエット

飛んで!飛んで!ダイエット

  • 出版社/メーカー: トワイライトエクスプレス
  • 発売日: 2001/12/27
  • メディア: ビデオゲーム
ダイエット チャンネル

ダイエット チャンネル

  • 出版社/メーカー: コナミ
  • 発売日: 2004/03/04
  • メディア: ビデオゲーム
ダイエットGO!GO!

ダイエットGO!GO!

  • 出版社/メーカー: サクセス
  • 発売日: 2001/04/27
  • メディア: ソフトウェア
TIPNESS presents Work Out series PILATES ~体のバランスを整えボディリセット

TIPNESS presents Work Out series PILATES ~体のバランスを整えボディリセット

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD
↓双子(双生児)に関して
双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる

双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
心はどのように遺伝するか―双生児が語る新しい遺伝観

心はどのように遺伝するか―双生児が語る新しい遺伝観

  • 作者: 安藤 寿康
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/10
  • メディア: 新書
双生児(ふたご)の内的世界 (1)

双生児(ふたご)の内的世界 (1)

  • 作者: 小島 潤子
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 単行本
 
↓「吸水性ポリマー」に関して

高吸水性ポリマー

  • 作者: 増田 房義
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 1987/11
  • メディア: 単行本

図解 最新特許にみる高吸水性ポリマー開発・応用アイデア集

  • 作者: 伏見 隆夫
  • 出版社/メーカー: 工業調査会
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 単行本
↓零ちゃんならば、こういうのは頭に入っているでしょうね。
不思議な数πの伝記

不思議な数πの伝記

  • 作者: Alfred S. Posamentier, Ingmar Lehmann
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/11/03
  • メディア: 単行本
πの歴史

πの歴史

  • 作者: ペートル ベックマン
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫
円周率πの不思議―アルキメデスからコンピュータまで

円周率πの不思議―アルキメデスからコンピュータまで

  • 作者: 堀場 芳数
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/10
  • メディア: 新書
円周率πをめぐって

円周率πをめぐって

  • 作者: 上野 健爾
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
π(パイ)の神秘

π(パイ)の神秘

  • 作者: デビッド ブラットナー
  • 出版社/メーカー: アーティストハウス
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本

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共通テーマ:テレビ

「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ」 [映画(邦画)]

この作品は、1962年の作品で、クレイジーキャッツのヒット曲「スーダラ節」をベースにしたサラリーマン喜劇である。(本日、最終回の「仮面ライダーカブト」に関して手を抜いたもう一つの理由が、裏番組としてWOWOWがこの作品を放送していたからということもある。)

今年は制作から45年と言うことになり、劇中に登場する社会背景は現在と比べたら、前時代の異世界というものであるが、そういう世界が現在になっては微笑ましく感じることもあって、楽しい物である。(何せ、パソコンも携帯電話も無く、インフラが全然違う上に、昭和の高度経済成長期真っ直中という雰囲気がまた良いものである。)

尚、クレイジーキャッツと言えば、「クレージー」シリーズや「日本一」シリーズがあり、それらが有名であるが、本作はそれらのシリーズが生まれる前に制作されたものであり、製作もその東宝ではなくて大映である。(この辺りは、主役が大映の看板スターとなっていることからもお分かり頂けるであろう。)

本作のデータを記しておくと、原作は去年の年末に亡くなった青島幸男である。(この当時は作家でした。)高橋二三が脚本を書き、監督は弓削太郎、撮影は石田博、音楽を担当したのは萩原哲晶である。また、クレイジーキャッツの「スーダラ節」がフューチャーされて効果的に使われている。

出演は、川口浩、川崎敬三、藤原礼子、ハナ肇、目黒幸子、中条静夫、守田学、松本幹二、竹村南海児、荒木康夫、辻伺郎、渋沢詩子、三木裕子、浜田ゆう子、弓恵子、園敦子、若松和子、友田輝、世志凡太、花布辰男、須藤恒子、原田該、竹里光子、植木等たちである。

物語は、出世することを夢見てある企業に就職した石橋と夢田。二人は、社長とその令嬢がアメリカに視察旅行に行くことになり、その随行員として新入社員の中から2人が選ばれることになる。候補となった新入社員は7人で、石橋と夢田もその中にいた。令嬢と結婚し、あわよくば将来はとゃチョウということを夢見る彼らだったが、社長から提示された条件は「英語に堪能」(これはまあ求められることでしょう。)に「男女関係がクリーンなこと」であった。で、7人それぞれがドタバタということになり、1人、また1人と会社を辞めていくが...

石橋は生真面目だがケチで金の亡者、夢田はお調子者で調子がいい男であるが、このコンビがまたユニークで、楽しく愉快な物語である。ラストのオチは、十分予想された所であるが、そういうこともシニカルな「スーダラ節」の前では許せてしまう。現代とはかけ離れた古き良き時代をおもしろおかしく描いているところも微笑ましく思えるものである。一度ご覧になられたらよろしいかと...

 

スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ

スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD


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共通テーマ:映画

Boukenger task46 [特撮]

真澄に異変が起こったという前回からの続きでスタート。クライマックス近しと感じさせる展開で、余計なことをしないでOP主題歌へ、というのも良いですね。で、BGMは「闇」に落ちるかということで「スター・ウォーズ エピソード3」のサントラ盤としました。

ヤイバが現れ、真澄を闇の世界に落とそうとする。リュウオーンは闇の三ツ首竜を手に入れようと真澄に襲いかかるが、片手で真剣白羽取りからあっさりと吹き飛ばされる。その力の強大さに真澄は怖くなるが、ヤイバは真澄を闇の世界に落とそうとして色々と諭し、三ツ首竜を奪って消える。

プレシャスの回収に失敗したボウケンジャーたちは、基地に戻ると「どうして直ぐに回収しなかった」とMr.ボイスに責められるが、Mr.ボイスって、口だけ出す現場を知らない五月蠅い典型的な嫌な上司になっている...

迷いから一人街に出た真澄をチーフはしっかりと見守っていた。→如何にもチーフらしいやり方ですね。

ヤイバは三ツ首竜の力で闇の世界を生みだそうとしていたが、三ツ首竜は応えなかった。そこに「裏切り者には死あるのみ」と、風のシズカがヤイバを襲う。が、あっさりと返り討ち。→でも、トドメを刺さなかったのは、後から致命的なミスに繋がることが多々あるものですけどねぇ...

ヤイバは真澄にメッセージを送る。「力が欲しければ、明朝、闇鶴岬の断崖に一人で来い」真澄はそれを拒否するも、悩んで考えた末に一人でその場所に向かった。(チーフはしっかりと後を付けていました。)

ヤイバの元にやってきた真澄。が「お前を倒しに来た。プレシャスを回収するためにな」と言って、ヤイバに向かっていこうとする。が、ヤイバは真澄が簡単に三ツ首竜を手に出来るようにした。で、それを手にした真澄。が、またも異変が起こった。飛び出すレッド。が、レッドを簡単に投げ飛ばした真澄は、ヤイバの言葉に従って更なる力を得ようとして、ヤイバが生み出した闇の結界中に入っていった。

ヤイバは真澄に更なる力を与えようとする。駆けつけた他の4人は真澄を助けようとするも、結界の前に何も出来ず、ヤイバの力に吹き飛ばされてしまう。更に、月の軌道上に闇の巨大エネルギー体が現れ、地球に向かってきた。(最終回のような怒濤の展開ですね。)

ゲッコウはヤイバの考えが分かっていた。三ツ首竜の力で宇宙を彷徨う闇のエネルギーの固まりを呼び、地球を闇で満たす。そうすればこの世は闇の力の持ち主の意のままになると言うのである。が、ヤイバは闇の三ツ首竜に選ばれなかったので、真澄を利用しようとしていたのだった。

牧野の計算によると、闇のエネルギー体はあと1時間でボウケンジャーたちがいる海岸に落下するという。(ちょっと都合が良すぎる落下地点であるけど...)で、全力でそれを阻止しようと立ち上がる5人。が、結界には全く通じなかった。

ヤイバは真澄にこれからやろうとしていることを語る。が、真澄の望んだことではなく、みんなが倒れている姿を目にした真澄(さくら姉さんだけ「さくら姉さん」と呼ぶが、後の4人は全員呼び捨て。→力関係がよく分かりますね...)は、心の中にみんなが与えてくれた光があることを思い出し、闇の結界を打ち破った。結界を破壊した真澄はみんなに謝るが、何も言わなくてもみんなは分かっていた。(こういうチームワークが戦隊です。)

で、闇の球体をみんなに任せて、真澄はヤイバと決着を付けようと勝負を挑む。変身してバトル開始。一方、チーフたちはアルティメットダイボウケンで、全てのネオパラレルエンジンを直結させて、増幅したブラスターを打ち込もうとする。限界に達しようとするネオパラレルエンジンだったが、頑張るボウケンジャーたち。真澄(ブラック)もヤイバに押されながらも踏ん張り、ボロボロになりながらも光の力で立ち向かい、苦戦の末にヤイバを打ち倒した。また、レッドたちも闇のエネルギーを消滅させることに成功した。

ヤイバは最期に「伊能真墨、お前の中には確かに闇はある。それは紛れもない事実なのだ。闇から逃れ猫とは出来ぬぞ。闇の力は滅びることはないのだ!」と叫ぶと爆死したが、真澄はその言葉に捕らわれて、ボウケンジャケットとアクセルラーを置いて姿を消してしまった...

今回は、真澄の一人舞台という物語でした。尚、「闇」と「光」という所に帰結させようというのは、スケールの大きさを出そうとするのは良いですけど、一歩間違えたら訳が分からなくなってしまうだけに... で、次は「パンドラの函」ですか。これだと最後に「希望」が残っていて、そこから未来に向かって...という結末にでもするのでしょうか?

尚、ブラックとヤイバの対決は、戦隊史上名作と言われている「チェンジマン」のチェンジドラゴンVSブーバの対決を思い出させてくれました。ということで、今回はその「チェンジマン」に捧ぐ、と認定します。

30戦隊大全集の43回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の13回目)は「強化変身」ということで、これは最近の戦隊に必ず出てくるもの(秋口の新たな玩具という位置づけでもある。)である。で、ギンガマン、アバレンジャー、デカレンジャー、マジレンジャーを紹介。(まあ、妥当なところですね。)で「ボウケンジャー開運フォームだ」とレットが言って、開運グッズを身につけているけど、これって「強化変身」ではなく「狂化変身」としか言いようがない...(先週のガジャ様を見習って、チーフには修行してもらいましょう)

 

 

Star Wars Episode III: The Revenge of the Sith [Original Motion Picture Soundtrack] [Includes Bonus DVD]

Star Wars Episode III: The Revenge of the Sith [Original Motion Picture Soundtrack] [Includes Bonus DVD]

  • アーティスト: John Williams, John Williams, London Symphony Orchestra
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2005/05/03
  • メディア: CD

近日発売

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス 特別限定版

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス 特別限定版

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス

轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: DVD

↓今週の30戦隊

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 星獣戦隊ギンガマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 星獣戦隊ギンガマン

  • アーティスト: 希砂未竜, EVE, 藤林聖子, 佐橋俊彦, 亀山耕一郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

星獣戦隊ギンガマン ソング・コレクション1

星獣戦隊ギンガマン ソング・コレクション1

  • アーティスト: 希砂未竜, 渕上祥人, 佐藤栄一, 坂井紀雄, 山形ユキオ, 朝川ひろこ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1998/06/20
  • メディア: CD
爆竜戦隊アバレンジャー 主題歌

爆竜戦隊アバレンジャー 主題歌

  • アーティスト: 吉元由美, 京田誠一, 遠藤正明, 串田アキラ, 森の木児童合唱団, 串田アキラ 遠藤正明
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/01
  • メディア: CD
爆竜戦隊アバレンジャー全曲集 アバ・ソン大百科

爆竜戦隊アバレンジャー全曲集 アバ・ソン大百科

  • アーティスト: TVサントラ, 遠藤正明, 影山ヒロノブ, 串田アキラ, 高取ヒデアキ, リジェ(鈴木かすみ), ミケラ(緒方文興), ヴォッファ(宇垣秀成)
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/12/17
  • メディア: CD
特捜戦隊デカレンジャー 主題歌

特捜戦隊デカレンジャー 主題歌

  • アーティスト: ささきいさお サイキックラバー, サイキックラバー, 吉元由美, 京田誠一, ささきいさお, 森の木児童合唱団, 藤林聖子, 亀山耕一郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/03
  • メディア: CD
特捜戦隊デカレンジャー 全曲集

特捜戦隊デカレンジャー 全曲集

  • アーティスト: アニメ主題歌, サイキックラバー, 吉元由美, 京田誠一, ささきいさお, 森の木児童合唱団, 藤林聖子, 亀山耕一郎, 高取ヒデアキ, 八手三郎, ジャスミン&ウメコwithデカレンボーイズ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD
「魔法戦隊マジレンジャー」主題歌シングル

「魔法戦隊マジレンジャー」主題歌シングル

  • アーティスト: Sister MAYO 岩崎貴文, 岩崎貴文, 岩里祐穂, 京田誠一, Sister MAYO, サイキックラバー, 大石憲一郎
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/03/02
  • メディア: CD
魔法戦隊マジレンジャー全曲集 マジカルコンプリートソングス

魔法戦隊マジレンジャー全曲集 マジカルコンプリートソングス

  • アーティスト: TVサントラ, 岩崎貴文, 岩里祐穂, 京田誠一, 比嘉久美子, 前川淳, 山下康介, 遠藤正明, 桑原永江, 高木洋, 菊地美香
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: CD
 
↓こう言うのがあるけど...
 
ペルシアの神話 光と闇のたたかい 世界の神話 (5)

ペルシアの神話 光と闇のたたかい 世界の神話 (5)

  • 作者: 岡田 恵美子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 単行本
呪術の本―禁断の呪詛法と闇の力の血脈

呪術の本―禁断の呪詛法と闇の力の血脈

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 単行本

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Masked Rider KABUTO #49[Final] [特撮]

最終回。何も期待していなかったけど、やはり全く中身のない物語でした。(ということで、今週は先にこれを片付けてしまいます。)

結局、広げた風呂敷を畳みきれず、最近のライダーの最終回をなぞったような物語としてしまったら、完全に放送枠を埋めるだけの時間潰しに過ぎなかった。でも、ここまで酷くなったら、これはこれで特撮史上に残る駄作・汚点として残るでしょうね。(出演された皆さん、お疲れ様でした。あなたたちは悪くありません。全てはこんな駄作に落としたスタッフが悪いのです。→それでもまだ気づかないスタッフ、本当に救いようがない...とにかく、プロデューサを変えることと、敏樹を使わないこと。ここまで酷い作品にしたA級戦犯というのは誰が見ても明らかである。)

まあ、制作会社の都合によって制作が不可能になって、突如途中で終わった「RGBアドベンチャー」(1/21、突如最終回となって総集編を放送して終了した。)も論外であるが、それと同じ日に最終回を迎えたというのも、シニカルで面白いところである。

で、またも「1年後」って、そこまでパクるか?全く以て適当な数字として持ってきたとしか言いようがない。しかも、顔見せとして大介とゴンちゃんまで引っ張り出して、カーテンコールのつもりだろうが、これも時間の無駄遣い。(そんなことをするなら、解き明かされなかった謎を1つでも明かせというものである。)

ということで、あまりにも内容がないので、もうここで打ち止めにする。また、これまで録りだめしたDVD(-RW)は心おきなく消去することにします。

来週からは「仮面ライダー電王」が始まるけど、全く惹かれるものがない。(とりあえず、第1話は見てみようと思うけど、何も期待しない。)でも、前作があまりにも酷すぎるということは、それを受けて始まる新番組はやりやすいでしょうね。(少しでも面白かったら、それだけで評価されるから...)

「アギト」の真魚ちゃんがレギュラー出演と言うことになっているけど、客寄せパンダとして起用されたという印象しかないし、設定は色々な作品のパクリをアレンジしたもので、しかも売りたいだろう玩具は電車(これも「銀河鉄道物語」のパクリでしかない。)。どうして「ライダー」なんだ?

 

↓一応ピックアップするけど...

仮面ライダーカブト VOL.1

仮面ライダーカブト VOL.1

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD

仮面ライダーカブト COMPLETE BEST ONE AND ONLY

仮面ライダーカブト COMPLETE BEST ONE AND ONLY

  • アーティスト: テレビ主題歌, YU-KI, TVサントラ
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD
 
装着変身 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

装着変身 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 
↓こちらも一応ピックアップ。(BS-FUJIは何回放送するつもりでいるんだ?)
銀河鉄道物語 DVD-BOX

銀河鉄道物語 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD

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恋する日曜日・3rd.3話「マネキンの恋」 [ドラマ]

新シリーズが始まった「恋日」も、シリーズの看板となる最初の前後編の物語(既に3話まで放送されたが、BS-iでは「恋日」の新シリーズの番組宣伝で、その1&2話の映像を使ったものを現在でも時々流しています。)から、通常の1話30分形式の物語となりました。こうなると、オムニバス形式の「恋日」の本来の姿となり、色々と味が出てくるようになる。今回のテーマ曲は「ルパン三世その2」ということで、あの人気アニメ「ルパン三世」のエンディング・テーマである。(この辺りは説明不要でしょう。)また、物語の方は、1987年の映画「マネキン」がベースにあり、ファンタジックな作品である。が、テーマ曲の「ルパン」らしい物語にもなっている。尚、結末の方は「ニュータイプ」のようなほろ苦さもあるものであるが、ピュアなハートを持った作品である「恋日」としたら、まあ妥当なところでしょうね。

ゴミ捨て場に捨てられていたマネキンが語り始める。「私の話をしましょう。世の中には考えられないことがいくらだって起こります。私やあなた達が理解している中だけで世界は動いている訳じゃないから」ということで、ファンタジックな展開になりそうな物語と感じさせてのスタートです。

一人の男・石川大介(いしかわ・だいすけ。この名前、五右衛門の苗字と、次元の名前を組み合わせたものでしょうね。)が警官に追われて逃げている。で、警官から逃れようとして、あるゴミ置き場の中に隠れる。が、大介は目の前にマネキン人形があることに気づいて、ある策を思いつく。

大介を追っている警官がそのゴミ置き場に近づいてくる。その警官はポリバケツからはみ出たところにスニーカーがあることに気づき、そっと近づいて捉えようとするが、それはマネキンの足にスニーカーを履かせたものだった。で、「向こうだ」という声によってその警官はゴミ置き場から離れていくが、大介はそのゴミ置き場の中に隠れていた。警官が遠ざかると、マネキンの足に履かせたスニーカーを取って改めて履き直し、逃げようとするが、マネキンのことが気になった。

夜、自分のアパートに戻った大介は、ゴミ置き場にあったマネキンを組み立てていた。気になってゴミ置き場からマネキンを持ち帰ったのだった。が、何をやっているんだと落ち込む大介。寝ようとするが、マネキンが裸であることが気になり、蒲団からシーツを取ると、マネキンに巻いてやった。

で、ここからは「お伽噺」の世界に突入ということで、映画「マネキン」の展開になる。

翌朝、目覚めた大介は部屋に洗濯物が干してあるのに驚く。で、見知らぬ若い女性が選択をしていて「おはよう」と声を掛けられる。「誰だ?」と問う大介に「昨日、助けてもらったお礼に何かしなくちゃと」と言う女性。が、覚えがない大介は「助けた?」すると女性は「ゴミの中から」と言う。ということで、マネキンが人間の姿になったのだった。

女性の着るものなど持っていない大介は、そのマネキンのために服を買いにデパートに行く。で、下着売り場で恥ずかしそうにしている。「何かお探しですか」と大介に声を掛ける店員に「ブラジャーを」と言う大介。「彼女さんにですか?」と尋ねる店員に頷く。(→そりゃあ、大介がブラジャーというのは誰が考えても変態としか思われませんよ...)で、店員に勧められたものを買おうとするが、サイズを聞かれて動揺する。が、マネキンの女性が現れて、慌てる大介はトイレに連れて行った。

トイレから出てきたマネキン女に見とれる大介だったが、そこにこのデパートの警備員の猿木がやってきて、マネキン女の顔を見ると、マネキン女は「あの人嫌い」と言って大介の陰に隠れようとする。マネキン女の顔を確認しようとする警備員に問うと「知り合いに似ていたもので...」と言うが、「知りません」と言うマネキン女。その警備員は、夜の見回りの時に、マネキンに抱きつき、耳に息を吹きかけるということをしているマネキン・マニアだったということを聞かされる大介。また、新しいマネキンが入ってきたことで、そのマネキン女は捨てられたということも聞かされる。大介もリストラに遭い会社を首になった経験があるため、マネキン女の気持ちを理解できた。

そうしていると、その警備員・猿木が公園で昼食を食べているのに気づいた大介。で、「やっつけてやろう、アイツ」ということで、マネキン女と共に反撃に出る。猿木の隣に座り、焼き芋を取り出し、「フーフーしようか?」と言うことから「世の中にはマネキンの耳に息を吹きかけて喜んでいるバカもいるらしいよ」と言うと二人で猿木を挟んで、猿木の耳に息を吹きかける。で、走って逃げていく猿木の姿を見て成功と手を合わせる二人だった。

アパートに帰った二人。大介は改めて「俺、大介」と自己紹介するが、マネキンには名前がなかった。「必要ないから」と答えるマネキン女。で、大介は名前を付けることにした。で、マネキンだから「マキ」と名付けた。(ここでは「真希」と記さずに「マキ」と記します。「真希」だったら堀北真希ちゃんになっちゃいますし...)で、「マキ」という名前を気に入るマネキン女。

そんなマキは天井に張ってある沖縄の海のポスターを目にして、それを問う。で、大介は自分が生まれ育った沖縄の海と説明し、店の中しか知らないというマキを海に連れて行く約束をする。

そうしていると、「ニコニコローンの平野だけど」と言って玄関を叩く音がした。(「ニコニコローン」って「銭形舞・8話」にも出てきた消費者金融ですね。また「ケータイ刑事THE MOVIE」にも出てきましたし...)大介は出勤をしていたのだった。「メータくるくるまわっているじゃないか」ということで、大介がいると言うことは平野にはばれていた。で、マキを押し入れの中に隠して、大介は仕方なく出る。で、そのまま連れて行かれてしまった。(ここでAパート終了。15分を過ぎたところということで、Bパートは11分弱です。)

夜、大介は事情をマキに話す。会社をリストラされ、次の仕事がなかなか見つからず、食っていくために大介は泥棒になったのだった。「泥棒」と言う言葉にマキは反応し、「悪い人がすることじゃん」と言う。大介は「悪いことしているみたいじゃない」と言うが「本当に悪いことなの」とマキは怒ってしまい、隣の部屋に移動してしまう。で、大介は扉越しに語る。で、どうしようもなくなり、またお金を借りたと言うことを話すが、大介はある考えが浮かんだ。マキに店のことを尋ねる。(警備員は何時にいなくなる、非常口は何処にある、等)ということで、マキと組んで店に泥棒に入ろうと言うのだった。嫌がるマキだったが、「上手くいったら一緒に沖縄の海に行こう。沖縄の海でもう一度一からやり直すんだ」と大介は必死になって頼むが「ごめんなさい、私、泥棒できない」とマキ。(当然でしょう、この言葉は...)更に「そういう人とは一緒にいたくもない」とまで言う。すると大介は逆ギレして、「もう頼まない。俺一人でやる」と言って泥棒に入ろうとしてアパートを飛び出していく。

大介は一人で泥棒に入ろうとして、デパートの関係者の通用口にやってきたるが、鍵がかかっていて中に入れなかった。が、「こっち」と言ってマキもやってきた。「約束して。これが最後にするって」と言うマキは結局大介の手引きをすることにして、別の入口から店の中に入る。

猿木は美馬を夜の見回りをしていたが、マネキン人形の前でいつものように「耳、フーフーしてあげる」なんてことをしていた。それを影から見た大介とマキ。時間は3:40で、警備員が行った時間ということで、猿木がいなくなったのを確かめると、売り場に潜入することに成功した。で「楽勝じゃないか」と行って辺りにある物を次々と盗んでいく大介。

が、「幸運の中には決まって必ず、冷たい小さな不運の種が混ざっている」ということで、猿木は鍵をマネキンの側に忘れていて、それに気づいて戻ってきたのだった。

マキは現在のマネキンに「あなたのせいでこのデパートを追い出されたんだから」と恨み辛みを語るが、「いいわね、あなた自由に動けて」とマネキンから言われる。で、マキとマネキンの会話が続く。その中で「本当に好きな人を見つけた女が一番勝ちだ」と言うマキ。が「好きになった人を泣かさないでね」と注意を受ける。人間になったマネキンが好きな男の人を泣かせたら、その途端に二人とも大変なことになる、というのであった。(尚、この会話はマネキン同士でなければ聞こえない物であった。)

そうしていると、鍵を取りに来た猿木が戻ってきて、二人は見つかってしまう。で、慌てて逃げ出す大介とマキ。二人は逃げ続け、朝になる。が、二人には最悪の結末が待っていた。逃げようとする大介だったが、車に轢かれそうになった。マキが大介を突き飛ばし、難を逃れた大介だったが、マキは車にぶつかり、元のマネキンに戻り、更にバラバラになってしまった。それを目にした大介は辺りに散らばったマキを抱きしめると涙を流した。

大介もマネキンになってしまい、マネキンに戻ったマキと共に道ばたに捨てられていた。が、大介は「これで本当に一緒になれた」と言って、後悔はなかった。で、流れ出すテーマ曲。(今回は、主演の人(今回は尹うりさん)が歌うのではなく、オリジナルの通りでチャーリー・コーセイの歌う物が流れました。(このバラードを女性が歌ったらどうなるかと期待しましたが、そうはなりませんでした。))で、大介とマキは手を取って一緒に歩いていくのだった。

「泥棒」という悪いことはやはり出来ないということであるが、テーマ曲のちょっと哀愁身を帯びた所が物語のクライマックスの雰囲気に見事にマッチしていて、このエンディングはなかなかの出来ですね。

エンドロールの最後に「このドラマはフィクションです。」というのはつきものであるが、その下に「ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と出たが、この文言ならば毎回使えますね。(1&2話では「はいからさんが通る」というタイトルが入っていましたが、やっぱり特別扱いだったようですね。)

次回の物語は「レンズ越しの恋」で、主演は桐谷美玲さん。(メガネっ子です。)テーマソングは『赤毛のアン』から「さめない夢」ということになっている。学園ものの青春恋愛ドラマのようです。(カメラを手にしていましたが、カメラと言えば黒川芽以さんだという気がするんですけどねぇ...)尚、この枠では「恋日・ニュータイプ」の6話にゲスト出演していた桐谷さんであるが、次回は11週ぶりにこの枠に登場と言うことになる。次回予告では、「ニュータイプ」の時とはまたも違う制服を着ていたが、6代目のケータイ刑事候補としてのテストがまだ続いているのでしょうか?(年齢的にも本当にラスト・チャンスですし...)なんてことが頭に浮かんできました。(尚、筆者は、6代目のは、去年の秋ならば桐谷さんが本命と見ていましたが、現在では別に本命がいると読んでいます...)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)が、先週予想した通り、今回の問題は「今回のテーマ曲は?」と言う前回と全く同じ問題ですが、選択肢は異なっている。で、4つの選択肢は「五右衛門のテーマ」「怪盗ルパン」「ルパン三世その2」「ワルサーP38」の4つでした。(正解は「ルパン三世その2」です。)→ひょっとしたら、問題は毎回同じで、選択肢だけが変わるのかもしれませんね。

 

↓「恋日」 のTVシリーズ

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

↓テーマ曲関係

ルパン三世 THE 1st SERIES ANTHOLOGY - MUSIC by TAKEO YAMASHITA

ルパン三世 THE 1st SERIES ANTHOLOGY - MUSIC by TAKEO YAMASHITA

  • アーティスト: 山下毅雄, チャーリー・コーセイ, よしろう広石
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/03/21
  • メディア: CD
LUPIN THE THIRD first tv. DVD-BOX

LUPIN THE THIRD first tv. DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2001/07/04
  • メディア: DVD

LUPIN THE THIRD second tv,DVD-BOX

LUPIN THE THIRD second tv,DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2001/12/05
  • メディア: DVD

LUPIN THE THIRD PART3 DVD-BOX

LUPIN THE THIRD PART3 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2002/07/05
  • メディア: DVD

劇場版 ルパン三世 DVD LIMITED BOX

劇場版 ルパン三世 DVD LIMITED BOX

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2003/10/24
  • メディア: DVD
ルパン三世カルト大辞典

ルパン三世カルト大辞典

  • 作者: ルパン三世特捜班
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 文庫

ルパン三世 (1)

コミックはこれを代表としておきます。

ルパン三世 (1)

  • 作者: モンキー・パンチ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 文庫

↓この作品も忘れてはいけません。

マネキン

マネキン

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/05/28
  • メディア: DVD

↓名前を記したところだけこちらもピックアップ

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD


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「FANTASTIC VOYAGE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1966年の映画「ミクロの決死圏」である。色々なSF映画はあるが、本作は人体をミクロ化して、人の治療のために人体の体の中に入るというものである。このアイデアは古くからあるものであるが、これを映像化した作品というのは実に少なく、ちょっと珍しい分野の作品ということになる。(本作のリメイクというのではないが、1987年の「インナースペース」は結構有名な所である。→この作品については以前に記しているので、ご覧頂ければ幸いである。ここをクリックして下さい。)

既に40年が経過した作品ということで、最近のCG全盛の最新SF作品と比べると、実に手作りの陳腐な感じがするのは仕方のないことであるが、それが'60's作品(SFの古典作品)らしい雰囲気をだしていて、ここがまた良いところでもある。

映画のデータを記すと、本作の監督はリチャード・フライシャーで、ハリー・クライナーが脚本を書き、撮影を担当したのがアーネスト・ラズロ、特殊効果がL・B・アボット、音楽を担当したのがレナード・ローゼンマンである。そして、出演は、スティーヴン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、アーサー・ケネディ、エドモンド・オブライエン、ドナルド・プリーゼンス、アーサー・オコンネル、ウィリアム・レッドフィールド、ジェームズ・ブローリンたちである。

物語は、脳に障害を起した要人を助けるために、ミクロ・サイズに縮小された科学者グループは特殊潜航艇プロテウスに乗り込んで、その要人の体内に入り治療を行うことになった。制限時間は60分しかなく、体内に入ったものの、特殊潜水艇はやはり異物と言うことで、白血球や抗体が行く手を遮り、それらと戦わざるを得なくなってしまう...

時間制限という緊迫した中で、人体という未知の世界で次々と襲いかかる危機の連続という冒険SFアドベンチャー作品であり、画家のサルヴァドール・ダリがデザインした体内の描写は、これだけでも一見の価値がある。アカデミー賞でも、美術監督賞と特撮視覚効果賞を獲得するというように、その美術の方は大いに評価された。未開の土地の冒険や宇宙の冒険とは全く世界が違うが、こういう冒険というのもまた面白いところである。SF作品がお好きな方は、しっかりと見てもらいたい傑作である。

 

ミクロの決死圏

ミクロの決死圏

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/29
  • メディア: DVD


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