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ケータイ刑事銭形海28話(3rd.2話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第28話(3rd.2話)「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、松山さんにこれが届いたことから「招待状」について、それの差出人はこれだったから「写真家」について、その企画にあった言葉から「天才」について、「芸術」について、「撮影会」について記します。尚、「招待状」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 4」で、「写真家」は「・11話[裏ネタ編]PART 2」で、「天才」は「・2話[裏ネタ編]PART 5」で、「芸術」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/11付です。

招待状」:客人として招くという旨を記した書状のことである。身近なものとしては、誕生会などの身内のパーティなどに友達を招く場合などに出される。また、結婚披露宴への招待をはじめ、各種会合、展示会、映画の試写会などという催し物に招く場合にも送られる書状である。招待状があれば、その催し物に関して、基本的に無料で参加することが出来る。(有料制の催し物の割引サービス(則ち、無料でない場合)であれば、それは「招待状」とは言わず、「割引券」の範疇である。)但し、結婚披露宴に出席する場合は、招待されたとしても、持っていくものを持っていくため、実質的には無料ということには成りませんが...

尚、書状であることから、これは紙というのが基本であるが、近年では電子化された招待状(電子招待状)というものも登場しているのは言うまでもない。(が、紙の書状が届くからこそ「招待された」という気持ちになるだけに、電子招待状では招待されたという感じが余りしないのですが、時代の変化と言ったところですかね...)

英語では「Invitation」、ドイツ語では「Brief der Einladung」、フランス語では「Lettre d'invitation」、イタリア語では「Lettera di Invito」、スペイン語では「Carta de Invitación」、ポルトガル語では「Carta de Convite」、中国語では「請帖」と言う。

写真家」:写真を制作することを生業としている人のことを言う。「カメラマン」という言い方をすることもあるが、日本語では特に芸術写真の撮影を行っている人のことを「写真家」と呼び、撮影内容を問わずに依頼されたものの写真を撮影する人のことを「カメラマン」と言って区別している。新聞記事の写真を撮影する人も「カメラマン」に含まれる。(ただ、広義では「写真家も」カメラマンと言うことになりますが...)尚、「カメラマン」という言葉は和製英語であって、英語で「Cameraman」と言うと、ビデオカメラの撮影者のことを指していて、「撮影を行う」と言うことでは同じであるが、その内容が違っている。

また、写真を撮影することを生業としていない人であっても、写真撮影を趣味としている人は数が多く、近年、デジタルカメラがカメラの主流となったことで、フィルムカメラのように現像を行うこと無しに簡単に写真を撮影できることになったことで、趣味として写真撮影を行う人は増えている。そのように生業としていない人のことは「アマチュア写真家」と呼んでいて、写真撮影を生業としている「写真家」とは区別されている。(やはり「アマチュア・カメラマン」と言う場合もある。)

フィルムカメラが主流の時代では、「写真家」と言うと自分で現像して作品を仕上げるのが当たり前であったが、デジカメが主流となった現在では、薬品を使った「現像」は行われなくなったが、CG加工を行ったり、データを編集する作業のことを「現像」と言うようになったため、「現像」は自分で行うというのは以前と変わりがない。但し、「現像作業」の内容は大きく様変わりしていますが...

英語では「Photographer」、ドイツ語では「Fotograf」、フランス語では「Photographe」、イタリア語では「Fotografo」、スペイン語、ポルトガル語では「Fotógrafo」(但し、発音は異なる。)、中国語では「攝影師」と言う。

天才」:天性の才能のこと、生まれつき備わっている優れた才能、非凡な才能のこと、またはそれらの優れた才能を持っている人のことをいう。若しくは、その分野に於いて、革命的な業績を残した人のことも言う。

特に、幼少期に子供離れした優れた能力を発揮する子供は「天才児」と呼ばれて天才として扱われることが多い。(が、その人が成長して大人になってもその才能を発揮出来るとは限らない。→「天才とは1%の閃きと99%の努力」と言われていて、努力が無ければただの人になってしまう、とも言われている。これは「十で神童、十五で才子」という言葉があるが、この続きとして「二十歳過ぎればただの人」という言葉もありますし...)実際、スポーツ選手でも「天才」と呼ばれる人は数多くいるが、やはり努力が必要であって、それによって優れた成績を残しているのである。才能だけでは決して大成しないと言うことですね。

ただ、「馬鹿と天才は紙一重」と言われることもあって、「天才」と言うと変わり者というイメージも根強くあるのもまた事実である。

英語では「Genius」、ドイツ語では「Genie」、フランス語では「Génie」、イタリア語、スペイン語では「Genio」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Gênio」、中国語では「天才」と言う。

芸術」:広く文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇、舞踏など、それぞれの一定の形式によって美を追究して表現するために行われた創作活動全般のこと、及びそこで創作された作品のことを言う。また、建築物や庭園などのような(物理的に)大きな創作物や時間的に変化していく創作物も、それぞれ「空間芸術」、「時間的芸術」として、芸術の一ジャンルとされている。

これらは、学問のように、理論的に体型づけて成立するものの対極に位置するものとして、語られることが多く、「学術と芸術」として、人間が生み出した文化を支える両輪とされている。

人間の創作活動は幅広いが、同じ「芸術」という言葉で語られるため、ジャンルが違っていると表現方法も全く異なることになる。(例えば、絵画や彫刻は視覚で見ることが出来るが、音楽は視覚ではなく聴覚を使うことになる。また、文芸では言葉で表現するものであって、視覚や聴覚はそれの補助でしかない。)尚、狭義の「芸術」ということでは、視覚によって接することが出来るものとされている。

英語、フランス語では「Art」(但し、発音は異なる)、ドイツ語、オランダ語では「Kunst」、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Arte」、中国語では「藝術」という。

撮影会」:写真を撮影することを目的として、カメラマンが集まって、用意された被写体を撮影する集まり、行事のことである。特に、これに参加するのはアマチュア・カメラマンであって、同じジャンルの写真撮影が趣味という人が集まって行われる。(被写体になるのは、集まるカメラマンの趣味に応じたものである。)

時には「フォト・コンテスト」と呼ばれて、参加者が撮影した写真の出来を来そうコンテストと一緒に行われる場合もある。

よく行われるのは、アイドル、レースクイーン、モデルなどの人を被写体にした撮影会であるが、キャラクターを被写体にしたもの、特定の作られた物を対象にした場合(例えば、鉄道、模型、航空機、自動車などを被写体にした撮影会は比較的行われている。)など、様々な撮影会が行われる。

一方、プロのカメラマンが行う撮影会は、撮影している様子を撮影させることをはじめ、プロの撮影テクニックを教えるために行われるような場合もある。

また、モデルを被写体とした撮影会でも、参加するモデルが1人の場合から数人、十人以上という大規模な場合があり、カメラマンの方も1人の場合から数人、数十人という大人数となるものまで様々である。(傾向としては、カメラマンの参加人数が多いほど、モデルの数も多くなる傾向がある。)

英語では「Photography Society」、ドイツ語では「Fotografiegesellschaft」、フランス語では「Société de la Photographie」、イタリア語では「Società di Fotografia」、スペイン語では「Sociedad de la Fotografía」、ポルトガル語では「Sociedade de Fotografia」、中国語では「攝影會」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

招待状デザインアイデア集

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 単行本

世界の写真家101 (Handbook of photography)

世界の写真家101 (Handbook of photography)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本

日本の写真家101

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本

日本の写真家100人 (Infas books)

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: INFASパブリケーションズ
  • 発売日: 2009/07/23
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天才!  成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

  • 作者: マルコム・グラッドウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/05/13
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天才の心理学 (岩波文庫 青 658-1)

天才の心理学 (岩波文庫 青 658-1)

  • 作者: E・クレッチュマー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1982/01/16
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芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)

芸術の哲学 (ちくま学芸文庫)

  • 作者: 渡辺 二郎
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1998/06
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今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

  • 作者: 岡本 太郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 文庫


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「DEADLY ROULETTE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1966年のアメリカ映画「国際秘密結社」である。元々はTVムービーであったが、日本では1969年6月に劇場公開されている。「007/ダイヤモンドは永遠に」のボンドガールであるジル・セント・ジョンが出演している(本作の方が先である。)ことでも知られる巻き込まれ方のサスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は90分、監督はウィリアム・ヘイル、脚本はジーン・カーニー、撮影はバッド・サッカリー、音楽はラロ・シフリンである。そして出演は、ロバート・ワグナー、ピーター・ローフォード、ジル・セント・ジョン、ウォルター・ピジョン、ローラ・オルブライト、マイケル・アンサラ、レン・レッサー、たちである。

カメラマンのジャックは、自分が撮った写真が原因で、国際的な秘密陰謀団に追われるはめになる。が、彼には何が起きたのかを十分に理解するような余裕はなく、訳が全く分からなかった。そんな彼は頭を殴られて組織に連れ去られてしまった。そんな彼は、組織のボス・ギャネットに、ジャックが書いたというノートを見せられた。そのノートには、女友達のニッキーの父・パインが巨大な陰謀団に関係していると記されてあった。しかし、ジャックには全く覚の無いことであった。しかし、ただ一つ、ジャックは何をやってもパインには適わず、パインに対して劣等感を持っていたのだった。そして、ギャレットとの間で対立していく。そんな彼はエレベーターに閉じ込められ、毒ガスを吹きかけられて絶体絶命に追いつめられるが、たった一つ、ジャックの特技である誰よりも長く息を止めることが出来る、ということを上手く活かして、エレベーターから脱出して難を逃れたのだった。

TVムービーということもあって、ショボイ所もあるが、サスペンスと言うことではなかなかよく出来ていて、緊張感が持続していて、上手くまとめられている作品である。ただ、ちょっと都合が良すぎるのでは、と思う所もありますが...

 

かつてはLDでリリースされていたものの、現在はソフトが無いので、J・St.ジョンのあの出演作を拾っておきます。

ダイヤモンドは永遠に (アルティメット・エディション) [DVD]

ダイヤモンドは永遠に (アルティメット・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


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伊勢正三『北斗七星』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼のソロ・デビュー・アルバムである。それまで「かぐや姫」「風」で活動してきた彼であるが、満を持してソロに転向して新たなスタートを切ることになり、発表されたのが本アルバムである。ソロに転向しても従来と同様にフォーク系のシンガーソングライターとしての活動が続いていて、「風」の延長線上にあるようなサウンドであって、ある意味ではファンを安心させることになった。

収録曲は以下の全10曲である。『東京日暮れ色』『ミュージシャン』『都方人(みやこかたびと)』『想い出がつきない夜』『月影に揺れて』『海を渡る手紙』『サンルームの鍵』『春の日の終りに』『五月雨』『ブルー・ブルー・ハワイ(青き海によせて)』。

この中からは『想い出がつきない夜』がシングル・カットされていて、彼のソロとしての最初のシングルなっている。

お薦め曲は、シングル曲の『想い出がつきない夜』、そして『東京日暮れ色』『月影に揺れて』『五月雨』という所をピックアップしておく。

従来の彼のサウンドの延長線上にあるため、従来のファンの方にも違和感なく受け入れられるものであり、更に彼らしいハートフルな所もるだけに、安心して聴くことが出来るアルバムである。ただ、その分、派手さがなく、おとなしく纏まっているが、じっくりと聴くにはもってこいの粒ぞろいの佳曲が詰まっているということで、これはこれで宜しいかと...

ただ、ボーナス・トラックを追加した形(紙ジャケでOKですが...)での再発を早く行って貰いたいところではありますが...

 

北斗七星

北斗七星

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 日本クラウン
  • 発売日: 1994/12/05
  • メディア: CD


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アキバレンジャー#12 [特撮]

知られているようで、謎も色々あるとされている「八手三郎」をネタにして、しかもそれが黒幕って、「原作」が全ての元になっていることを考えると凄いベタな展開ですね。が、何でもかんでも詰め込んでしまって、ちょっと雑になってしまったという印象の方が強く残った物語でした。

ところで「八手三郎」って「やつでさぶろう」と読むんじゃなかったっけ?それを「はってさぶろう」と読んでいたのは、わざとなのか、ネタなのか、はたまた公式の読み方がまたも変わったのか、今まで嘘の「やつで」という読み方が定着していたのか?色々と深読みできる所でしたね。

「最終回フラグ」ということから逃れようとする信号機の三色の3人というのはともかく、「伏線」を張りまくろうとして、いずれもが直ぐに回収されるというのは、同じ東映作品でも「八手三郎」が原作に名前が無い某シリーズでは、伏線を回収しないという三流ヘボ脚本も珍しくないだけに、直ちに回収してしまうというのは、ある意味では自虐ネタでもありますね。

物語としては、何でもかんでも詰め込みすぎていて、'60'sや'70'sの映画で、クライマックスはドタバタとなって、登場人物が入り乱れてパイ投げ合戦になってしまうという作品がいくつかあるが、そういう作品と同じ印象を受けました。が、詰め込みすぎたことがテンポの良さを生んでいて、下手なコント集なんかよりは面白く詰め込んでいましたね。が、どっちにしても「詰め込みすぎた」という印象は変わりませんが... 残念だったのは、ここで取り上げたいくつかの要素を、それぞれ丁寧に描いていたら、それぞれ、それをネタにした物語が1話ずつは確実に出来たでしょうね。とは言っても、B級らしい雰囲気で詰め込みすぎの方が良かったという気がしますが...

一応、物語としては完結ということで、次回は「反省会」と言うことになっているのだが、これって「総集編」とはどう違うのですかね?本作のことだからネタ満載ということになるものと思われるが、果たして?尚、これまでにもいくつかの番組で、最終回の後に「総集編」として色んな内容のものが放送されたことがあるが、本作に限っては、ただの「総集編」ってことはあり得ないでしょうし...

 

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

非公認戦隊アキバレンジャー 1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD
(中略)ただ、3話ずつの収録って、資源の無駄遣いという気が...(同じ画質で更にもっと収録可能ですし...)
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray
非公認戦隊アキバレンジャー 4 (最終巻) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD

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DELBERT McCLINTON『JEALOUS KIND』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼の8枚目のアルバムである。1972年にデビューした彼であるが、コンスタントにアルバムを発表していていたが、ヒットには恵まれない状態が続いていたが、そんな彼が1980年になって突如ヒット曲を放つことになったが、本アルバムはそのヒット・シングルが収録されているアルバムである。とは言っても、本アルバムのチャート成績の方は、チャートインせずということで、シングルだけが一発屋の様なヒットになった。(ただ、彼は'90'sになってブルース・シンガーとして、アルバムの方がヒットするようになっている。)

収録曲は以下の全10曲である。『Shotgun Rider』『I Can't Quit You』『Giving It Up For Your Love』『The Jealous Kind』『Going Back To Louisiana』『Baby Ruth』『Bright Side Of The Road』『Take Me To The River』『Shaky Ground』『My Sweet Baby』。

この中からシングル・カットされたのは『Giving It Up For Your Love』であって、Billboardで最高位8位を記録して、1981年の年間シングル・チャートでは60位にランクインしている。

お薦め曲は、彼の代表曲である『Giving It Up For Your Love』と『Shotgun Rider』『The Jealous Kind』『Take Me To The River』『My Sweet Baby』という所をピックアップしておく。

カントリーであるが、ハーモニカを使っていることで、より素朴な感じがするアルバムに仕上がっていて、カントリーでもポップなサウンドのものとの違いがあり、彼の特徴が出ている。

派手さはないが、素朴さの中にもハートフルで優しいところが感じられるだけに、時にはこういうサウンドも宜しいかと...

 

Classics 1: Jealous Kind

Classics 1: Jealous Kind

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Curb Records
  • 発売日: 1994/04/19
  • メディア: CD

↓本アルバムとその次('81年発表)のアルバムの「2 in 1」です。

Jealous Kind/Plain' from the H

Jealous Kind/Plain' from the H

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Raven [Australia]
  • 発売日: 2001/04/10
  • メディア: CD

Jealous Kind/Plain From The Heart

Jealous Kind/Plain From The Heart

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Phantom Sound & Vision
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形愛13話[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形愛」の13話「カメラは見ていたワンシーン・ノーカット ~BS-i連続殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の3回目となる今回は、物語の序盤でこれによって被害者がやってきたことから「オープンカー」について、被害者はこれだったことから「社長」について、社長はこれをしていたことから「宣伝」について、五代さんの捕り物はこれだったことから「やらせ」について記します。尚、「オープンカー」は「・13話[裏ネタ編]PART 3」で、「社長」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 2」で、「やらせ」は「・35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/4/5、7、9、13、15、16付です。

オープンカー」:日本語で言うと「無蓋自動車」または「幌型自動車」ということになる。要するに「屋根の無い車」と呼ばれる自動車のことである。(実際には、完全に屋根が無いのではなく、幌式の屋根があって、開閉可能になっているものである。)

元々、自動車は屋根が無いものが最初に製造された。これには様々な理由があるが、自動車が普及していこと、やはり居住性が重要になってきて、最初から屋根がある構造の自動車が主流になった。現在では、一般的な自動車としてではなく、特別な要人の車と見なされることが多くなっている。

現在の日本では、オープンカーというと、野球やサッカーなどの優勝チームの選手が優勝パレードをする際に使う車、という所でしょうかね... 尚、1963年のダラスで起こったケネディ大統領暗殺事件によって、現在では要人のパレードではオープンカーは使われることが無くなっている。

その一方で、映画の世界では見た目が良いこともあって、よく登場している。但し、オープンカーには色々と問題があって、これをメイン・カーとして使用する人は殆どおらず、セカンド・カーというような位置づけで使われる。そのため、金持の車というイメージがあって、ステイタスとなっているのもまた事実である。そもそも、雨や雪に弱く、また、幌式の屋根であれば、構造上弱いために、盗難のターゲットになりやすいですからね。(当然、それなりの対策は考えられているが、そうなるとオープンカーという意味が薄れてしまうのもまた事実ですし...)

英語では「Convertible」「Cabriolet」などと呼ばれているが、それ以外にも「Barchetta」「Roadster」「Spider」などと呼ばれることもある。また、ドイツ語では「Umwandelbar」、フランス語では「Convertissable」、イタリア語では「Convertibile」、スペイン語では「Convertible」、ポルトガル語では「Conversível」、中国語では「敞篷車」と言う。

社長」:会社や社団などの組織の長のことであって、その会社(社団)の最高責任者である。または、他人を親しみを持って、若しくはからかって呼ぶときに使う呼称である。(特に、夜の街に行くと、客引きは必ず客のことを「社長」と呼びますね...)後者の場合は、誰でも「社長」と呼ばれることになるが、それは呼び名であって、お店が女性客に対して「奥さん」と言うのと同様の呼称である。

尚、社長の権限に対する法的根拠を確保するために、一般的に株式会社では会社を代表する取締役ということで「代表取締役社長」と呼ぶことがある。また、世の中には大企業から中小の会社まであるが、会社の規模に関係なく、「社長」はその会社の長である。(副社長以下については、複数人いるような大企業から、そういうポストを設けていない中小企業まで様々であるが、トップは必ずいることになるので、社長は存在することになる。)尚、一般的なイメージとしては「社長」と言うと、ある程度の人数の従業員がいるそれなりの規模の会社を率いているというイメージがあるが、世の中には従業員が数名しかいないという小さな会社の方が多い。また、日本には200万人以上の社長がいるが、それだけ会社の数は多いということでもある。(複数の会社の社長を務めているという人もいるが、従業員が1人という会社もたくさんある。(→その場合はその人が社長でもある。))

尚、社団の場合は、公社であると「社長」と言う言い方をしないことも多く、「理事長」または「総裁」と呼ぶことが多い。しかし、これも組織内での役割は「社長」と同じである。その一方で、個人事業主の場合、会社組織としていない場合でも「社長」と呼ぶこともある。(会社組織にしている個人事業主の場合は、たいてい「社長」の肩書きを持っていますが...→家族の名前を使って、本人は取締役に留まって社長になっていないという人もいますが...)

英語では「The President」、ドイツ語では「Der Präsident」、フランス語では「Le Président」、イタリア語では「Il Presidente」、スペイン語では「El Presidente」、ポルトガル語では「O Presidente」、中国語では「社長」と言う。

宣伝」:元々の意味は「述べ伝えること」である。が、何でもかんでも述べ伝えるということも無意味であって、企業が販売する製品やサービスの内容を述べ伝え、広く知られるようになって販売を上げるために行う活動のことを指して言うようになった。(販売店も同様に行う。)

特に、現在では、商品の特徴を含めて大衆に広く知られるようにするための活動で、テレビのコマーシャル、インターネット、新聞、雑誌、公共交通機関への広告、販売促進活動など、様々な形で行われている。→「プロモーション」と呼ばれることもあるが、これも基本的に宣伝活動である。

これは、その商品を抑止って貰うために行う活動であって、大衆に知られる様にするためには気を引く必要があって、宣伝内容が大袈裟になることがある。これが少しぐらいであればともかく、嘘というレベルにまでなねと「誇大広告」または「過大広告」と呼ばれて問題となる。(「誇大広告」になると、半分は詐欺のようなものと言って良い。)それを防ぐために、日本では不当景品類及び不当表示防止法が定められている。(まだ、業種によっては、法的に禁止している分野もある。→薬剤は薬事法で誇大広告の禁止が定められている。)

ただ、宣伝を行わなければ、それを広く知られる様になるのには無理があるのも事実であり、現代社会では宣伝は不可欠なものになっている。と

英語では「Advertising」、ドイツ語では「Reklame」、フランス語では「Faire de la Publicité」、イタリア語では「Reclamizzando」、スペイン語では「Anunciando」、ポルトガル語では「Anunciando」、中国語では「宣傳」と言う。

やらせ」:作為的に事実関係を隠匿し、作為がないことのように捏造して見せること、若しくはそのように行う行為のことを言う。「捏造」「でっちあげ」と言うこともあるが、特にテレビ番組などのように映像として作られたものの場合は「やらせ」という。(物の場合は「捏造」と言うことが多い。)

漢字で記すと「遣らせ」と記すが、カタカナ表記の「ヤラセ」またはひらがな表記もされる。英語では「Fake」という言葉が使われることもあるが、「でっちあげ」と言う意味から「Made-up」と言われる。

尚、テレビの場合は「演出の一つ」という言葉で誤魔化される場合もあって、有耶無耶にされることも多いが、基本的には演出を行わないドキュメンタリーの場合は、それでも作為的に行っているということで問題とされる。(ドラマなどでは問題ない。)

これは、ドキュメンタリー番組では、あたかも目の前で起こっていることがその時に起きたことのように見せる演出の一つして、事前にその内容を打ち合わせておいて、(表向きには隠された)脚本に従ってことを進められる。些細な所ではこれは許されることもあるが、過剰になると「ドキュメンタリー」とは言えなくなって問題となる。ただ、「川口浩探検隊」シリーズなどのように、徹底した過剰演出のやらせを一つの売りとして、やらせがあることを前提として作られたバラエティ番組では、「やらせ演出」があることが看板になっていたものもあって、それでは特に波風を立てるような問題にはならなかった。

しかし、問題になったのは1985年にテレビ朝日のワイドショーで、ディレクターが知り合いの暴走族に依頼して人を集め、仲間内でリンチをさせるVTRを撮影し、それをドキュメンタリーとして放送したものである。後にリンチ加害者の少女の証言によって「やらせ」ということが発覚し、テレビ朝日は、場合によっては放送免許の剥奪か?とまで囁かれる窮地に陥った。(このワイドショーは当然の如く打ち切りになり、暴走族に依頼していたディレクターは暴力示唆の容疑で逮捕された。)この事件によって、ドキュメンタリー番組内でやらせが行われているという噂が一気に広く知られることになり、この事件のような逮捕者がでるようなものは大問題となった。

また、1992年にはNHKのドキュメンタリー番組「NHKスペシャル」で奥ヒマラヤでのやらせが明るみに出て、これも問題視された。

これらを通して、現在ではドキュメンタリー番組であっても、大なり小なり、何らかのやらせがある、というのは今では常識となった。その後も、毎年のように「やらせ」だったということが発覚しているが、その都度テレビ局は「過度の演出だった」と同じ言葉で釈明し、番組を打ち切りにして看板を掛け替えるだけということを繰り返している。→同じことの繰り返しであって、全く進歩が無い...

が、逮捕者が出たというのならともかく、行政がこれらを強く取り締まろうとすると、今度はメディアの表現の自由を奪うことになる、という声を放送局が挙げていて、行政の介入をさせないようにしている。でもって、またも同じような「やらせ」が繰り返されているのが現状である。

まあ、視聴者の方も馬鹿ではなく、現在では大なり小なりの「やらせ」があるという認識が定着しているので、「ドキュメンタリー」と言っても100%がその時に起こったものと誰も信じていない...

尚、一部の国では、過度のやらせを行うと、放送局に対して何らかの罰則を与えることが出来ている国もある。日本は先進国の中では異常といっても良いほど大甘である。

英語では「Fake」や「Made-up」「Make-Believe」と言い、ドイツ語では「Fantasie」、フランス語では「Invention」、イタリア語では「Finzione」、スペイン語では「Simulación」、ポルトガル語では「Fictício」、中国語では「造假」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

CG (カーグラフィック) 2009年 06月号 [雑誌]

CG (カーグラフィック) 2009年 06月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ニ玄社
  • 発売日: 2009/04/30
  • メディア: 雑誌
オープンカーオールカタログ―今、手に入る120台

オープンカーオールカタログ―今、手に入る120台

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 大型本
AUTO ROUTE (オートルート) 2009年 04月号 [雑誌]

AUTO ROUTE (オートルート) 2009年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジエ・エー・エフ出版社
  • 発売日: 2009/02/28
  • メディア: 雑誌
社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

  • 作者: 板倉 雄一郎
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 1998/11
  • メディア: 単行本
いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~

いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~

  • 作者: 鳥原 隆志
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
はじめて社長になるときに読む本

はじめて社長になるときに読む本

  • 作者: 中村 健一郎
  • 出版社/メーカー: 株式会社アントレ
  • 発売日: 2009/05/28
  • メディア: 単行本
宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 低予算で商品や会社を知らしめる知恵と方法 KAWADE夢新書-

宣伝費ゼロ時代の新しいPR術 低予算で商品や会社を知らしめる知恵と方法 KAWADE夢新書-

  • 作者: 高橋 眞人
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2004/02/22
  • メディア: 新書
全部無料(タダ)で宣伝してもらう、対マスコミPR術

全部無料(タダ)で宣伝してもらう、対マスコミPR術

  • 作者: 玉木 剛
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本
小さな会社が低予算ですぐできる広告宣伝心理術

小さな会社が低予算ですぐできる広告宣伝心理術

  • 作者: 酒井 とし夫
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2006/09/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
テレビ―「やらせ」と「情報操作」

テレビ―「やらせ」と「情報操作」

  • 作者: 渡辺 武達
  • 出版社/メーカー: 三省堂
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本

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「DEADLY PURSUIT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のアメリカ映画「影なき男」である。日本での劇場公開は1988年6月であった。尚、「影なき男」という邦題としては、1934年のアメリカ映画(W・S・ヴァン・ダイク監督、W・パウエル主演)があるが、そちらの原題は「THE THIN MAN」であって、本作とは全く関係ない作品である。(D・ハメット原作の推理ドラマ・シリーズの第1作でもあって、余りにも有名ですが...)尚、名作と同じ邦題というのはあんまりと言うこともあってか、後にビデオ化された時には「SHOOT TO KILL 影なき男」という邦題に変更されている。

S・ポワチエが10年ぶりに映画出演を果たして復帰した作品であって、FBI捜査官と登山ガイドが組んで凶悪犯を追跡するサスペンス作品である。

作品データを記しておくと、時間は110分、原案はハーブ・ジンメル、監督はロジャー・スポティスウッド、脚本はハーブ・ジンメル、マイケル・バートン、ダニエル・ペトリ・Jr.の3人、撮影はマイケル・チャップマン、音楽はジョン・スコットである。そして出演は、シドニー・ポワチエ、トム・ベレンジャー、カースティ・アレイ、クランシー・ブラウン、リチャード・メイサー、アンドリュー・ロビンソン、ジャネット・ロトブラット、たちである。

サンフランシスコで宝石強盗事件が発生した。FBIのベテラン捜査官・スタンティンが現場に駆けつけ、犯人を捕らえると、それは店の主人だった。で、問い詰めると、店主の自宅にある男が侵入して妻を拉致した。で、妻の命と引き換えに宝石を要求してきたということだった。で、FBIは店主の自宅を包囲して犯人を捕らえようとする。が、人質のことを考えると行動が出来ず、取引の宝石を奪われた上、人質は殺され、犯人は逃走してしまった。スタンティンは責任を感じ、逃走した犯人を捕まえるのに執念を燃やす。犯人はカナダ国境に近いロッキー山脈に、釣り客を装って逃げ込み、釣り客やそのガイドを人質にした。スタンティンは犯人を追うため、山に詳しいガイドのジョナサン・ノックスに案内を頼んだが、彼はそれを断った。しかし、彼の恋人りサラがガイドとして犯人に捕らわれていることを知ると、山に入った。犯人は釣り客4人を次々と岩壁から突き落とし、ガイドのサラを脅してカナダ国境を越えようとする。一方、スタンティンとジョナサンは山に不慣れなスタンティンが足を引っ張りながらも犯人を追いかけていった。が、すんでのところで取り逃がしてしまい、犯人はサラを連れて国境を越えた。しかしスタンティンは、犯人が取引を使用としていた宝石ブローカーを突き止め、問い詰めて、連絡場所を聞き出し、先回りした。サラを人質にしてやってきた犯人はフェリーに逃げ込んだが、スタンティンは追いかけ、銃撃戦で負傷したものの、犯人を海中で撃ち殺し、サラも無事に救出されたのだった。

刑事ドラマということでは少し異色の作品であるが、国境を越えて逃走しようとする犯人を追いかけて、という展開の物語は西部劇などでは定番のパターンでもあるだけに、現代劇の刑事ものとしてまとめたのは悪くない。が、演出の点では「?」と思う所がありすぎて、B級作品の範疇としか言いようが無い。R・スポティスウッドの監督としてのキャリアはまだ浅いこともあって、色々と甘い所があって、それが本作をB級作品にしている。本作は40歳になって間もない時期の作品であったが、彼もまだ若かったということで...

 

↓輸入版です。(DVDはリージョンコード「1」です。)

Shoot to Kill [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Buena Vista
  • メディア: DVD

Shoot to Kill [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

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ケータイ刑事銭形海28話(3rd.2話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、3rd.2話(通算では28話となる)「吸われる魂! ~血を吸うカメラ殺人事件」に突入です。で、今回は、サブタイトルにある言葉から、「」について、「」について、「カメラ」について記します。尚、「血」は「・9話[裏ネタ編]PART 10」で、「カメラ」は「・13話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/10/11付です。

」:動物の肉体に宿っていて、心の働きを司っていると考えられているものであり、肉体と魂がセットになって人として生きていると考えられていたものである。また、魂は肉体を離れても存在するものと考えられていて、死は肉体の崩壊であって、魂は肉体を抜けて生き続けると考えられていた。尚、この意味では「霊魂」と呼ばれることもある。

またはこれは、「動物」が持っているものであるとされていたため、人間以外の動物にも魂があると考えられており、そこから発展して、様々な物(道具など)にも魂が籠もるようになる、と考えられていた時代がある。

それ以外では、「精神」「気力」と言う意味で使われることもある。特に精神論で「魂を込めろ!」と言った場合はこちらの意味であり、古くから使われている。(「精神」や「気力」と同義語と言うことが出来る。)

英語では「Soul」または「Spirit」、ドイツ語では「Seele」、フランス語では「Âme」、イタリア語では「Anima」、スペイン語、ポルトガル語では「Alma」(但し、発音は異なる。)、中国語では「魂」と言う。

」:大別すると「血液」と「血筋/血統」という2つの意味がある。また、比喩的に「人間らしい感情や血気、活力」という意味で使われることもある。普通は前後の文脈から第一の意味と第二の意味のいずれかとなることを判断することになる。

「血」という漢字は象形文字であって、(深い)皿に、祭礼に捧げる血の塊を入れる様子を描いたものから来ている。(「血」と言う漢字を分解すると、上の「ノ」と下の「皿」とに分解出来、前者は血の滴を表していて、後者はそれを受ける皿を現している。)

「血液」は多細胞動物の体内を循環する体液であって、「血管」と呼ばれる全身の隅々にまで張り巡らされた管の中を循環して流れるものである。いろいろとある体液の中で、「血」最はも重要なものであって、全身の細胞に栄養分を運んだり、ホルモンを運んだり、酸素を運搬して二酸化炭素を回収したり、その他の排泄物を回収する役割を担っている。(新陳代謝の媒介をするものということになる。)則ち、これがあるからこそ、生命活動を維持できると言って良いものである。

人間の場合は、全体重の1/11~1/13程度の重量が血液である。(体重が60kgの人だと約5kg(5リットル弱)の血がある。(血液の比重は1.05~1.06ぐらいなので、5kgの血液は5リットルに少し足りないという計算になる。)但し、その80%は水分である。尚、その血液の約1/3以上が急激に失われると、生死の危険に陥り、死亡に至る場合がある。(所謂「失血死」というものです。)→体重60kgの人だと、1.5リットルを失うと命が危険な状態となり、2リットルを失うと死亡の可能性が高い状況になる。

人間の血液の成分は、赤血球、白血球、血小板と血漿である。(前の3つを「血球成分」と呼び、血球成分と血漿は45%が血球成分で55%が血漿である。)また、血球成分の96%は赤血球であり、3%が白血球、1%が血小板であり、血漿の96%は水分で4%が血漿蛋白質である。また、赤血球の寿命は120日程度と長いが、白血球と血小板は数日という寿命であり、造血器官で常に作られていることになる。

血液の色が赤いのは、赤血球に含まれているヘモグロビン(「血色素」と言う言い方もある。)のためである。(一部の動物では、血液にヘモシアニンが含まれているために青みがかっていたり、ヘモバナジンを含んでいるために緑色をしている。→SF映画に登場するモンスターの血液の色が青や緑というのは、説明できることである。但し、映画「エイリアン」の様な強酸という体液については説明できない。)が、血液は大気に触れると酸化していくため、色は変わっていく。(擦り傷を作って出来た瘡蓋も、血液が酸化したことで赤黒い色になる。)

尚、英語では「Blood」、ドイツ語では「Blut」、フランス語では「Sang」、イタリア語、ポルトガル語では「Sangue」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Sangre」、中国語では「血」と言う。

カメラ」:被写体の(光学)像を撮影する装置であって、静止画像を撮像するものと、動画像を撮影するものとがある。(前者は「静止画カメラ」→所謂「カメラ」であり、後者は「動画カメラ」→所謂「ビデオカメラ」である。)また、光学的な像を得て記録するものと、電子的な像を得て記録するものとがある。(前者は「フィルムカメラ」、後者は「デジタルカメラ」及び「ビデオムービー」が該当することになる。デジカメも後者と言うことになる。)

静止画/動画を撮影するものはいずれも基本原理は同じである。動画は静止画を一定の時間間隔で連続撮影していくものと言うことが出来る。また、光学的/電子的に得られる像の違いがあっても、結像させる原理は基本的に同じであって、結像させた像の形が異なっているため、それに応じた記録方式が異なっているだけである。

現在、静止画を記録するカメラは単に「カメラ」、または「スチルカメラ」と呼ばれていて、普通に「カメラ」というとこれを指す。一方、動画を記録するカメラは「シネカメラ」「ビデオカメラ」「ムービー」「ビデオムービー」などと呼ばれている。但し、TV局のスタジオ、映画やドラマの撮影現場などの映像産業の現場では、「カメラ」と言うと動画カメラのことを指すのが一般的である。(これは業界ならではということですね。→モデル、グラビアなどの世界では「カメラ」と言うと静止画カメラの方が一般的ですし...)

また、最近の市販されているカメラは、デジタル(スチル)カメラであっても動画の撮影が可能であり、ムービーであっても静止画の撮影が可能になっている。

フィルムを用いたものは、銀の塩化物質を塗布したフィルム(そのため「銀塩写真」とも呼ばれている。)の上に光学像を結び、光学変換によって像を得る。原理的には、フィルムに塗布された感光剤のサイズまでの解像度が得られるため、高解像度である。(但し、レンズやメカニカル的な性能のため、感光剤の分子単位の解像度までは伸びないですが...)動画の場合は一定の時間間隔で静止画写真をフィルム状に撮影していき、それを再生するときに、撮影時と同じ時間間隔で再生していくことで動画となる。尚、再生する時間間隔を変更すると、スロー再生や早送り再生ということになる。(映画や8ミリフィルムがこれに該当する。)

一方、電子的な像を得るものは、フィルムの部分に相当する位置に、CCDやC-MOSセンサーなどの光電変換素子を配置し、その光電変換素子が撮像領域を走査することで電気信号として記録する。(フィルム式のものとは撮像素子と記録媒体、形式が異なるだけである。)動画の場合もフィルムと同様に、一定の時間間隔で連続撮影していき、再生時にも同じ時間間隔で再生していくことで動画となる。(電気的な再生では、基本的に映像信号の時間間隔は決まっているため、再生の時間間隔を変更することは出来ず、同じ映像を複数回繰り返すことでスロー再生とし、一部飛ばし飛ばしとすることで早送り再生を行うことになる。)尚、光電変換する素子の方が解像度と言うことでは、撮像素子の画素のミクロ化に限界があるためフィルムには原理的には及ばない。(但し、実用的なレベルには既に十分達している。)

近年は、記録した像をデジタル・データとして保存することが主流となっているため、「銀塩写真」の需要は減少の一途であり、デジタル・データとして記録する所謂「デジタルカメラ(デジカメ)」が主流になっている。

尚、光学式に撮影したフィルム画像と、光電変換して走査されて撮影した電気信号画像には大きな違いが一つある。前者は1枚の画像は全て同一時間の物であるが、後者だと「シャッター」を用いていなければ、1枚の画像の中でも走査にかかる時間の関係で、(マクロ的には)同一時間とは言えない画像と言うことになる。→この違いが、フィルム撮影とビデオ撮影の質感の違いと言われていたが、現在はビデオ撮影でもシャッターを導入していて、フィルムのような質感の撮影も可能になっている。

英語では「Camera」、ドイツ語では「Kamera」、フランス語では「Appareil-Photo」、イタリア語では「Macchina Fotografica」、スペイン語では「Cámara」、ポルトガル語では「Máquina fotográfica」、中国語では「照相機」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形海 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

魂との対話―宇宙のしくみ 人生のしくみ

魂との対話―宇宙のしくみ 人生のしくみ

  • 作者: ゲーリー ズーカフ
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
「魂の目的」ソウルナビゲーション―あなたは何をするために生まれてきたのか

「魂の目的」ソウルナビゲーション―あなたは何をするために生まれてきたのか

  • 作者: ダン ミルマン
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本
魂は知っている―すべてが思い通りになる人生の法則

魂は知っている―すべてが思い通りになる人生の法則

  • 作者: 高坂 美紀
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 単行本
前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか

前世ソウルリーディング―あなたの魂はどこから来たのか

  • 作者: ジャン スピラー
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本
病気がみえる 〈vol.5〉 血液 (Medical Disease:An Illustrated Reference)

病気がみえる 〈vol.5〉 血液 (Medical Disease:An Illustrated Reference)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディックメディア
  • 発売日: 2008/11/19
  • メディア: 単行本
とっても気になる血液の科学 ~からだのスミからスミまで大活躍~ (知りたい!サイエンス)

とっても気になる血液の科学 ~からだのスミからスミまで大活躍~ (知りたい!サイエンス)

  • 作者: 奈良 信雄
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2009/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
「流れる臓器」血液の科学―血球たちの姿と働き (ブルーバックス)

「流れる臓器」血液の科学―血球たちの姿と働き (ブルーバックス)

  • 作者: 中竹 俊彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/02/20
  • メディア: 新書
スタンダード検査血液学

スタンダード検査血液学

  • 作者: 日本検査血液学会
  • 出版社/メーカー: 医歯薬出版
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本
デジタル一眼レフカメラの撮り方手帖

デジタル一眼レフカメラの撮り方手帖

  • 作者: MOSH books
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/12/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
カメラの教科書 基本からはじめる人のための写真の手引き

カメラの教科書 基本からはじめる人のための写真の手引き

  • 作者: 岡嶋和幸
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: 単行本
フィルムカメラの撮り方 きほんBOOK (カメラきほんBOOK)

フィルムカメラの撮り方 きほんBOOK (カメラきほんBOOK)

  • 作者: 山本 まりこ
  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/07/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
CAMERA magazine(カメラマガジン)16 (エイムック 2324)

CAMERA magazine(カメラマガジン)16 (エイムック 2324)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2012/01/27
  • メディア: 大型本

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DELEGATION『EAU DE VIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らの2nd.アルバムである。'80'sになると、UKソウルも浸透していたが、彼らはそのUKソウルの先駆者的な存在となるグループとして、ゃやわゃと後半に結成されて、世界的なディスコ・ブームの時にそれなりのヒット曲を放って知られるようになったグループである。(ただ、'70'sはソウルと言うよりもディスコと言った方が良いかも...)そんな彼らがディスコ系サウンドからソウルの方に傾くようになったアルバムである。(それでも、ディスコ色が強いですが...)まあ、'70'sの末期に、'70'sディスコ・サウンドの幕引きと新たな方向性を示したアルバムと言っても良いですが... 尚、チャート成績の方は、チャートインしていないので記録が無い。

収録曲は以下の9曲である。『Heartache No.9』『Sho's 'Nuffsold On You』『One More Step To Take』『Blue Girl』『Darlin' (I Think About You)』『You And I』『Stand Up』『Welcome To My World』『Put A Little Love On Me』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。リリース順に『Put A Little Love On Me』『You And I』『Welcome To My World』であるが、この中では『Welcome To My World』がアメリカで、R&Bチャートで50位を記録しただけで、後はチャートインしていない。尚、『Put A Little Love On Me』と『You And I』の間に、アルバム未収録となる『Someone Oughta Write A Song (About You Baby)』がシングルとしてリリースされていて、それが1979年にアメリカでR&Bチャートで45位を記録し、1980年には再度チャートインしていて、R&Bチャートで66位、ダンス・チャートで57位を記録している。(シングルについては、ちょっとチグハグなことになっちゃいました...)

お薦め曲は、シングル曲の『Put A Little Love On Me』『You And I』『Welcome To My World』と、『Heartache No.9』『Blue Girl』をピックアップしておく。

ホーンセクションを取り入れていて、'70'sらしいノリの良いサウンドを中心にしているが、何処かにEW&Fを小さくまとめてしまった様な印象を受けるところがある。(EW&Fと比べると、やはり人数が少ないということになってしまいますし...)ダンサブルで、当時のディスコ・サウンドのブームに乗っかっているということでは、'70'sらしいディスコ・サウンドであるが、その中でソウルフルなコーラス・ワークは聴き所になっていて、単なるダンス系サウンドでは無い所がポイントとなっていて、聴き所でもある。

'80'sになってソウル・ミュージックでも一つの大きなものとして成立するUKソウルを楽しむという方であれば、一応聴いておくべきアルバムである。また、'70'sディスコ系サウンドがお好きな方も要チェックである。

 

オー・ド・ヴィー

オー・ド・ヴィー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2002/02/20
  • メディア: CD

Eau De Vie

Eau De Vie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg Int'l
  • 発売日: 2000/02/08
  • メディア: CD

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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その265) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「お風呂の(変わった)楽しみ方」です。取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・14話」、「007」からは「美しき獲物たち」です。

ケータイ刑事」:「・14話」。「どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件」という物語。新年の1本目(本放送は2003/1/5であった。)ということもあって、これまでの物語よりもスケールが大きく、大盤振る舞いで地方ロケが行われた物語である。が、警視庁の管轄区域外(群馬県嬬恋村が舞台でした。)で起こったに対してちゃんが捜査をすることになってしまい、物語としては面白いのだが、羽目を外しすぎてしまったと言うことになってしまった物語でもありました。

五代さんがくじ引きで二泊三日の宿泊券を当てたということで、その宿泊券を使って群馬県嬬恋村のバラギ温泉にある温泉旅館・芋酔館(いもようかん)を訪れた五代さんと柴田太郎さん。が、ちゃんは補習授業のために遅れて合流することになった。

五代さんと柴田さんは完全に行楽モードで、浴衣に着替えて卓球をして楽しんでいて、ちゃんが、場所が分からないというヘルプの電話をしてきても、「刑事なんだから、自分で探せ」と冷たかった。で、五代さんは改めて浴場に行ったが、そこの湯舟で、5人の若い男たち(埼京大学相撲部の学生たち)が浮いていたのを発見した。(五代さんが第一発見者になった。)

で、芋酔館に向かっていたちゃんに事件を知らせる入電が入り、「直ちに現場に急行せよ」と伝えた。(警視庁のちゃんに対して、群馬県で起こった事件の捜査を、というのは...)で、何だかんだで芋酔館に到着した愛ちゃんは捜査を開始した。

死亡推定時刻は午前6時半から7時の間ということだったが、このお風呂は夜の12時に閉まって朝の8時に開くということから、5人は営業を始める前に大浴場にやってきて死亡したことになり、更に遺体は溺死ということで、ちゃんは疑問を持った。

更に、浴場には酒が置いてあって、その中には睡眠薬が入っていた。ということで、浴槽の中で寝てしまい、溺死したと考えられ、他殺と判断された。で、被害者たちの泊まっていた部屋を調べると、蒲団は使った様子がなく、干してあったタオルは濡れていた。

やがて、被害者の胃の中から、温泉ではなくてプールの水が検出された。で、旅館・芋酔館の近くあるベルクラブというプールがあることが分かり、そちらに行くと、プールにはお盆に載った徳利とお猪口が浮いていた。で、五代さんは殺害現場はここだと判断し、プールの管理人を犯人と決めつけた。が、ちゃんは芋酔館の女将が犯人と考えていた。

更に、プールの管理人の話で、このプールは最近、水が漏れていること、更に死んだ5人は相撲部ではなくてシンクロナイズド・スイミング部であったこと、彼らは昨日からずっとこのプールで練習していたこと、プールを閉める時間になっても帰らず、終了時間を8時間も過ぎた今朝もまだいたことを証言した。

が、ちゃんはちょっとしたことに気づき、それを調べると、プール管理に使う薬品、きれいなギザ十、芋酔館の裏まで延びたホースを発見し、「謎は解けたよ、ワトソンくん」

芋酔館の大浴場のお湯は、実はベルクラブのプールの水を引いてきたもので、それに温泉の素を入れて暖めて使っていたのだった。女将が毎朝、水を惹く作業をしていた所を被害者たちに見られてしまったため、口封じのために睡眠薬入りの酒を出してもてなすふりをして殺したのだった。また、5人が朝、浴場に入った時には、まだ温泉の素が入っていなかったため、プールの水と成分が同じだったが、その後で温泉の素を入れたのだった。で、被害者はプールで溺死したように見せかけたのだった。

ということで、相撲部(実はシンクロナイズド・スイミング部)の5人は、浴場(お風呂)で出された酒に睡眠薬が入っているとは知らずに飲み、お風呂を楽しんだが、睡眠薬が効いて寝てしまって溺死するという悲しい結果になったのでした。

007」:「美しき獲物たち」。1985年のシリーズ第14作であって、3代目ボンドの第7作(=最後)である。フランスからアメリカ・西海岸(サンフランシスコやシリコンバレー)を舞台としたノンストップ・アクションとなった。が、年齢的なことからくるR・ムーアの衰えも大きく、C・ウォーケンやT・ロバーツ(=ボンドガール)に救われた形になった。

ゾリンを追ってサンフランシスコに入ったボンドは、ゾリンの会社の石油プラントに忍び込んで調査を行い、夜の闇を利用してそこから脱出して戻って来た。が、そんなボンドと鉢合わせになったのは、KGBの女性情報員のポーラ・イワノワだった。彼女は、以前、ロンドンにいたときにボリショイ・サーカスの一員になりすましてボンドを誘惑するという任務を受けており、ボンドは顔を知っていたのだった。

そのポーラも、やはりゾリンを追っていて、ゾリンの事務所に盗聴器を仕掛けていて、そこでの会話を録音したカセットテープ(これも'80'sの作品らしいところであって、時代を感じるところですね。)を持っていた。彼女はそれを書くそうとしたが、ボンドは直ぐにそのことに気づいていたが、口に出すことは無かった。

ボンドもポーラも、とんでもないところで再開することになってしまったが、そのまま分かれるという形にはならず、双方がそれぞれの思惑を隠したまま、どちらともなくが誘い合い、チャイナタウンにあるニッポン・リラクゼーション・スパに行った。で、思惑が交差する中で、2人はお風呂に入った。

琴の音色がする音楽をバックに、和式の雰囲気が漂う個室のスパで、2人は1つの泡風呂に一緒に入り、「東西の緊張緩和」と口にしながら、互いの思惑を隠しながら、が、互いにそれに気づきながら、ひとときを楽しんだ。

で、別れ際に、ボンドはカセットテープを手に入れるのに成功したが、それを隠したまま、ポーラはカセットテープの秘密を隠したまま、それぞれが思惑通りになったと思って分かれた。で、ポーラは走って飛び出して行って、待っていたゴーゴル将軍の車に拾われた。直ぐにカセットテープを再生してみたが、ボンドにカセットテープをすり替えられていて、琴の音色の音楽が流れてきたのだった。で、ゴーゴル将軍もポーラも頭を抱えてしまったのだった。

その頃ボンドは、ポーラから奪ったカセットテープを一人で聴いていて、ゾリンの事務所での会話をしっかりとメモにして情報収集に成功していた。

互いの思惑が見え見えでありながら、互いに上手く相手を誤魔化すのに成功したと思いながら、「東西の緊張緩和」というブラック・ジョークも利いている独特の雰囲気の中、ポーラにとっては任務失敗という悲劇になってしまったのでした。

共通点は、和式の風呂がある場所(「ケータイ刑事」では温泉旅館、「007」ではスパ)で駆け引きが行われて大事なもの(「ケータイ刑事」では(人の)命が、「007」では盗聴した内容が録音されたカセットテープ)が奪われているということ、そしてそこでの一連のやりとりの後を知った人(「ケータイ刑事」では事件の第一発見者となった五代さん、「007」では当事者の1人であるポーラと上司のゴーゴル将軍)が驚いているということ、そしてどちらもその裏に「盗み」(「ケータイ刑事」ではプールの水という物が、「007」では盗聴内容を録音したカセットテープ、則ち情報が)が絡んでいたということである。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では殺人事件となって人が死んでいる(しかも「ケータイ刑事」では一度に5人というのは大量である。)が、「007」では人は死んでいないということである。

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

美しき獲物たち (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
美しき獲物たち (アルティメット・エディション) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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