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BEST HIT USA 2010[2010/5/25] [音楽(etc.)]

今回もこれというものがなくて、面白くなかったですね。しかも、またまたがあったということで、相変わらず三流のヘボ・スタッフしかいないズタボロな内容でした。(嘘については、当然ながらBS朝日にクレームを送っておきました。)

時間の無駄遣いでしかないOP-PVは2005年のJACK JOHNSON『Sitting, Waiting, Wishing』、OP挨拶に続いて、主題が何かが分からないような話を始めて、グダグダと喋っている内にCAROLE KINGとJAMES TAYLORの名前が出てきて主題が分かり、2007年のライヴでCAROLE KING & JAMES TAYLORの『You've Got A Friend』、続いて「HOT MENU」でJACK JOHNSONについて語り、『You And Your Heart』でした。続いて「COUNT DOWN USA」の20位から11位の発表、CMを挟んで「STAR OF THE WEEK」はJUSTIN BIEBERで、インタヴューと『Baby』(名義はJUSTIN BIEBER featuring LUDACRIS)、「C/D USA」の続き(10位から4位の発表)、CMを挟んで「大いなる伝説」といういつみのつまらないものが続く。

そして「TIME MACHINE」のコーナー(今回も内容的には薄かったですね...)は5/25ということで以下の5件が紹介された。

1965年:THE KINKSが初の大規模なツアーを行い、ロンドンでのライヴでギタリストのDAVE DAVIESが盛り上がってドラムセットに突入し、シンバルに当たって気絶し、ライヴが途中で中止となった。意識は直ぐに回復したが体中に怪我を負ったため、残りのツアーは全てキャンセルされた。1973年:CAROL KINGが故郷・ニューヨークのセントラルパークで無料コンサートを開催した。この日の観客は10万人だった、1978年:THE WHOがドキュメンタリー映画「THE KIDS ARE ALRIGHT」の撮影のためにロンドンのクラブでファンだけを集めたシークレット・ライヴが行われた。またこのライヴはKEITH MOONにとっては最後のライヴとなった。(彼は1978/9/7にアルコール依存症の治療のための薬の過剰摂取のために急死してしまう。)1985年:WHAM!の『Everything She Wants』が全米シングル・チャートで1位を獲得した。2週連続1位となり、1985年のBillboard年間シングル・チャートでは24位にランクインしている。(『Careless Whisper』が年間1位、『Wake Me Up Before You Go-Go』が年間3位、『Freedom』が年間76位にランクインしていることを考えると、この曲は陰に隠れてしまっているのですがね...)1996年:SUBLIMEのBRADLEY NOWELLがドラッグの過剰摂取で死亡しているのが発見された。享年28歳。

5/25が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の3人でした。MILES DAVIS(1926年生まれ、享年65歳)、SCORPIONSのKLAUS MEINE(1948年生まれ)、PAUL WELLER(1958年生まれ)。が、「」というのはこの部分であり、MILES DAVISの誕生日は5/25ではなくて5/26である。1日違いということで、おそらく「5」と「6」とを見間違えたという初歩的なミスをしているのだろうが、その嘘を堂々と放送する三流スタッフ(二重三重のチェック体制が取れないバカ)は追放して貰わないと...(ここ1年でかなりの回数の嘘に達しているだけに...)

また、筆者のデータベースに名前がある5/25が誕生日のアーティストは以下の通りです。BILLY MURRAY(1877年生まれ)、KAZI NAZRUL ISLAM(1899年生まれ)、HAL DAVID(1921年生まれ)、KITTY KALLEN(1922年生まれ)、BEVERLY SILLS(1929年生まれ)、TOM T. HALL(1936年生まれ)、JESSI COLTER(1943年生まれ)、JOHN PALMER(1943年生まれ)、PIERRE BACHELET(1944年生まれ)、DAVID P. SARTOR(1956年生まれ)、SUGAR MINOTT(1956年生まれ)、CARRIE NEWCOMER(1958年生まれ)、GLEN DROVER(1969年生まれ)、JAMIE KENNEDY(1970年生まれ)、DAZ DILLINGER(1973年生まれ)、FRANK KLEPACKI(1974年生まれ)、LAURYN HILL(1975年生まれ)、SANDRA NASIĆ(1976年生まれ)、JOE KING(1980年生まれ)、RASHEEDA(1981年生まれ)、KOSTAS MARTAKIS(1984年生まれ)、MARION RAVEN(1984年生まれ)、LUCIANA ABREU(1985年生まれ)。

一方、紹介されたBRADLEY NOWELL以外の5/25が命日のアーティストとしては、SONNY SHARROCK(1994年没、享年53歳)、LAXMILANT S. PYARELAL(1998年没、享年61歳)、JEREMY MICHAEL WARD(2003年没、享年27歳)、DESMOND DEKKER(2006年没、享年64歳)、CAMU TAO(2008年没、享年30歳)、という名前があります。

今回はSCORPIONSの話から入って(現在、ラスト・ツアーで、終了したら解散するということも話していました。)、1984年の『Rock You Like A Hurricane』でした。そして「C/D USA」のTOP 3の発表を挟み、ラストのリクエストは1984年のCYNDI LAUPERの『Time After Time』でした。

次回のEPGの情報としては、元ガンズのカリスマギタリスト、スラッシュが登場!彼が思う理想なヴォーカリストは?25年ぶりの登場!?リック・スプリングフィールドが登場!、とあります。→日本語がおかしくない???

 

In Between Dreams

In Between Dreams

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Island
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: CD

Tapestry

Tapestry

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 1998/12/31
  • メディア: CD

To the Sea

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Republic
  • 発売日: 2010/06/01
  • メディア: CD
マイ・ワールズ~デラックス・エディション

マイ・ワールズ~デラックス・エディション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2010/05/19
  • メディア: CD
My World 2.0

My World 2.0

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 2010/03/23
  • メディア: CD
Love at First Sting

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1997/08/19
  • メディア: CD
She's So Unusual

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2000/11/23
  • メディア: CD

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ケータイ刑事銭形泪27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で27話となる2nd.14話の「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(前編)」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 9まで記している(2009/7/18、19、20、22、23、25、26、27、29日付けで記しています。)ので、PART 10からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「ミュージカル」についてを、「・27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

ミュージカル」:英語では「Musical」と言うが、元々は「ミュージカル・コメディ」という言葉の省略形である。(現在ではそれ以外の意味も含んでいて、「ミュージカル・シアター」「ミュージカル・プレイ」「ミュージカル・コメディ」「ミュージカル・レビュー」という言葉の省略形という場合と、それらを含んだ総称としての意味がある。)

現代的な音楽劇の一つであって、音楽を中心にして、歌と台詞、ダンスとを結合させた演劇である。また、「ミュージカル・コメディ」と呼ばれたのは、初期のミュージカル作品の内容は喜劇というものが比較的多かったこともあるためである。(その後、喜劇の要素を廃した音楽劇と言うものが増えたこともあって、「ミュージカル」というのが普通になった。)演劇であるため、基本的には舞台(専用劇場を含む)で上演されるものである。

歴史的には、オペラがその原形となっているが、オペラと大きく異なるのは使用される楽曲と歌唱方法である。「音楽を使った舞台劇」という共通点があるが、それ以外は根本的に違っているため、完全にオペラとは別物として扱われていて、「ミュージカル」として独立した存在となっている。

特に異なっているのは、オペラはベルカント唱法が用いられているが、ミュージカルではポピュラー音楽と同じ発声法が用いられていること、オペラではクラシック音楽を楽曲に使用するが、ミュージカルはポピュラー音楽(ジャズ、ポップス、ロックなど)を楽曲として使用していることが大きい。また、ミュージカルでは歌だけでなくて踊り(ダンス)も見せ場の一つとなっている(この部分ではオペラよりもバレエに近いと言うことが出来る。)のと、庶民的な題材を取り上げているという特徴がある。ということで、クラシック音楽を中心としてオペラにはちょっと垣根が高いと感じるような人たちに対して、その垣根を取り払ったような感じにして親しみやすいものとしている。

ミュージカルが登場したのは1866年にアメリカで上演された「ブラック・クルック」が最初のミュージカルとされている。(オペラは16世紀末に誕生したとされているのでミュージカルよりも300年近く昔から存在していることになる。)その後、ニューヨークのブロードウェイを中心に上演されて、ヨーロッパでもロンドンのウエストエンドなどで上演されて、人気を博し、発展していくことになる。

また、ミュージカルが広く知られるようになったのは、1920年代終盤に、それまではサイレントだった映画に音声が付くことになり、トーキーが登場したことがある。(最初のトーキー映画は「ジャズシンガー」というミュージカル作品である。)映画が喋るだけでなく、音楽を使ったミュージカル映画が多数制作されるようになり、ミュージカルの人気が更に高まった。特に1930年代のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのコンビによるミュージカル映画作品が大ヒットを記録したが、このコンビのミュージカル映画(ダンス映画)は余りにも有名である。(「空中レヴュー時代」「コンチネンタル」「トップ・ハット」「有頂天時代」「踊らん哉」「カッスル夫妻」などがある。)

その後、1940年代後半から1950年代はスター・システムによるミュージカル映画の全盛期となって、更にミュージカル映画の人気が高まり、各映画会社もこぞってミュージカル映画を製作することになる。特にMGMのミュージカル映画は人気を博し、他社を圧倒する人気となる。(この時代の作品では、アカデミー賞を受賞した「巴里のアメリカ人」「恋の手ほどき」等が特に有名であるが、MGMミュージカルはきりがないぐらいにヒット作がある。)

ミュージカル映画の全盛は舞台でのミュージカル作品の方にも波及して、新たな作品が生まれるが、映画の方もネタが付いてきたのか(?)、1950年代の後半になると舞台でヒットしたミュージカル作品の映画化ということが中心になっていく。これは1943年が初演で1955年に映画化された「オクラホマ!」が有名であり、この映画版が大ヒットしたことがきっかけとなり、次々とヒットした(舞台)ミュージカル作品が映画化されていった。そして1960年代には「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「メリー・ポピンズ」「ウエストサイド物語」などの大作ミュージカル映画がヒットを記録している。また、大作ミュージカルはこれまでの映画界を支えていたスター・システムに取って代わるようになり、1960年代の映画界は大作主義へと変わっていくことにもなった。

しかし、大作主義は製作費を湯水の如く注ぎ込み、豪華な作品が多数を占めることになるが、全ての映画作品がヒットして興行的に成功するとは限らず、中には商業的に失敗する作品が出てくる。1本の製作費が莫大なものであるため、興行的失敗は映画会社の存続にまで影響し、豪華なミュージカル映画は影を潜めてしまった。(これが1970年代のミュージカル映画の暗黒の時代である。)

大作主義の時代で舞台でヒットしたミュージカル作品が次々と映画化されることで、舞台の方にも新たな動きが生まれることになっていく。特に60年代までの作品とは異なった視点に立った作品が生まれ、ミュージカルの中心地であるニューヨーク・ブロードウェイ以外の場所で上演されていた作品に注目されるようになる。特に70年代後半のロンドンのウエスト・エンドで上演されたミュージカル作品の「CATS」や「オペラ座の怪人」が大ヒットを記録したが、これらは新たなミュージカル作品として知られている。(これらの作品は劇団四季によって日本でも上演されて大ヒットを記録した。)また、「オペラ座の怪人」は以前にも映画化されたことがあったが、後に再び映画化されるまで至っている。

70年代は低迷したミュージカル映画であるが、1977年の「サタデー・ナイト・フィーバー」によってミュージカル映画が大きく変わり、再び盛り返していくことになる。この作品は、これまでのミュージカル映画というと、主役を務めるスターに頼っていたが、劇中で数多くのポピュラー音楽を使い、しかも曲の方はミュージシャンに任せるという形を採ったのだが、これが大当たりとなった。そしてこれをきっかけに、ポピュラー音楽のミュージシャンたちの音楽を使ったミュージカル映画が幅を広げていくことになる。また、これは80年代初期に登場したMTVと共に、ミュージシャンが映像作品(所謂PVというものです。)を作ることに向けさせることになった。そして、1983年の映画「フラッシュダンス」、1984年の映画「フットルース」の大ヒットで、主役の俳優はダンスを見せて、音楽はミュージシャンに任せるという形が定着することになる。また、これらの作品の豪華ミュージシャンたちが集まったオムニバス盤のようなサントラ盤が大ヒットを記録したことから、ミュージカル映画に限らずに映画と音楽の新たな形が定着することになった。

しかし、90年代になると'80'sの延長線上にあった作品が伸び悩むようになり、再び低迷するようになる。そんな90年代のミュージカル映画は、ディズニーのアニメ作品のミュージカル映画「美女と野獣」がヒットを記録したが、これは元々舞台劇のミュージカル作品でもあった作品であり、再び舞台劇のミュージカル作品が注目されることになる。そして2000年代になると「シカゴ」や「ドリームガールズ」をはじめとして、舞台でヒットしたミュージカル作品の映画化が再び盛んになった。(「歴史は繰り返す」と言うが、その言葉を証明する様な形で2000年代のミュージカルの柱となった。)

これまでにミュージカル作品は多数生まれているが、有名なミュージカル作品としては「ショー・ボート」「南太平洋」「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「ウエストサイド物語」などの名前が出てくる。(人気投票をすると、上位にランクインする作品でもある。)また、これらの作品は舞台だけでなく映画化もされて、映画の方も大ヒットを記録した人気作品となっている。舞台の方は上演されていないと見る機会は無いが、映画の方はビデオソフトでもリリースされている(レンタルもある)ので、見る機会はイクラでもある。→一度は見ておきたい作品である。

尚、舞台で上演されるミュージカルと、その映画化作品である「ミュージカル映画」との間には、物語としては(基本的には)同じであっても、演出の違いをはじめ、表現の自由度の違い(映画の方が自由度が高い)がある。特に舞台では「場面(シーン)」の制約があるが、映画ではそれがないという違いがある。この違いを楽しむというのが舞台のミュージカルとミュージカル映画の違いでもある。(→そのため、同じ作品で遭っても舞台の「ミュージカル」と映画の「ミュージカル映画」は区別されていて、別物扱いされる。)それぞれの作品はその特徴を活かした演出がされているので、舞台は舞台で、映画は映画で、それぞれ楽しむというのが良いでしょう。

 

↓今回からはこちらになります。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

↓参考まで

知識ゼロからのミュージカル入門 (幻冬舎実用書)

知識ゼロからのミュージカル入門 (幻冬舎実用書)

  • 作者: 塩田 明弘
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/09
  • メディア: 単行本

華麗なるミュージカルの世界 (キネ旬ムック)

華麗なるミュージカルの世界 (キネ旬ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報社
  • 発売日: 2010/04/02
  • メディア: ムック

知ってるようで知らないミュージカルおもしろ雑学事典

知ってるようで知らないミュージカルおもしろ雑学事典

  • 作者: 石川 隆司
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

進化するミュージカル

進化するミュージカル

  • 作者: 小山内 伸
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

華麗なるミュージカル・ガイド―作品ガイド30選/俳優インタビュー (キネ旬ムック)

華麗なるミュージカル・ガイド―作品ガイド30選/俳優インタビュー (キネ旬ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: キネマ旬報 社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 大型本

ミュージカル洋画ぼくの500本 (文春新書)

ミュージカル洋画ぼくの500本 (文春新書)

  • 作者: 双葉 十三郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書

一冊でわかる ミュージカル作品ガイド100選

一冊でわかる ミュージカル作品ガイド100選

  • 作者: 瀬川 昌久
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2001/12/10
  • メディア: 単行本

ブロードウェイ・ミュージカル (文春新書)

ブロードウェイ・ミュージカル (文春新書)

  • 作者: 井上 一馬
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1999/05
  • メディア: 新書

↓いくつか

空中レヴュー時代 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • メディア: DVD

トップ・ハット [DVD]

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  • 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)
  • メディア: DVD

スイング・タイム<有頂天時代> [DVD]

スイング・タイム<有頂天時代> [DVD]

  • 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)
  • メディア: DVD

巴里のアメリカ人 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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巴里のアメリカ人 [DVD] FRT-080

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  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
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恋の手ほどき [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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恋の手ほどき [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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オクラホマ!(製作50周年記念版) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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サウンド・オブ・ミュージック 製作40周年記念版 (ファミリー・バージョン) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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メリーポピンズ スペシャル・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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ウエスト・サイド物語 コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念版 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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フラッシュダンス & フットルース パック [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
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美女と野獣 ― スペシャル・リミテッド・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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シカゴ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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BRUCE SPRINGSTEEN『BORN TO RUN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表された彼の3rd.アルバムである。邦題は「明日なき暴走」と付けられていた。前2作もそれなりのヒットを記録していたが、本アルバムの大ヒットによって、彼はアメリカン・ロックのヒーローという認識がされるようになって、彼のことを「BOSS」と呼ぶようにもなったアルバムでもあって、彼がアメリカン・ロックの頂点に君臨するようになったアルバムである。

チャート成績の方は、Billboardのアルバム・チャートで最高位3位を記録したのをはじめとして、豪州とスウェーデンで最高位7位、イギリスで最高位17位、カナダで最高位31位を記録している。但し、Billboardの年間アルバム・チャートでは、リリース時期の関係もあって、1975年と1976年の集計に二分される形となったことから、このどちらの年も年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。→有名なアルバムであり、チャート成績も悪くないのに年間チャートにランクインしないということはよくあることではあるが、本アルバムもそんな一枚としても知られている。

収録曲は以下の全8曲である。『Thunder Road』『Tenth Avenue Freeze-Out』『Night』『Backstreets』『Born To Run』『She's The One』『Meeting Across The River』『Jungleland』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であり、アルバム・タイトル・ナンバーの『Born To Run』がスレのシングルとしては初めてチャートインを記録していて、Billboardで最高位23位を記録している。(この順位では、年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインするのは無理である。)そして『Tenth Avenue Freeze-Out』はBillboardで最高位83位を記録している。(ちなみに、ライヴ盤やベスト盤を含んで9枚のアルバムが全米No.1になっている彼であるが、シングル曲の全米No.1は1曲もない。)

お薦め曲は『Thunder Road』『Tenth Avenue Freeze-Out』『Born To Run』『Meeting Across The River』という所に絞ることにするが、全部と言いたくなってしまうほど充実したものである。尚、6分半の大作『Backstreets』と9分半の超大作『Jungleland』は時間が長いと言うことだけで外しただけのことであって、じっくりと堪能したい曲でもある。

特定の世代の方には、本アルバムとの出会いから多大な影響を受けたという方が多いが、それだけインパクトの強いアルバムである。しかも、本アルバムには若さ(本アルバム発表時、彼は24歳だった。)からくるエネルギーが炸裂していて、実にエネルギッシュでもある。本アルバムを聴かずして彼を語ることはではないアルバムであるのは言うまでも無いが、兎に角、聴くしかないアルバムである。

尚、本アルバムは2005年に発売30周年を記念して、リマスターとライヴ映像の収録を行った3枚組のセットがリリースされている。(ライヴの方は見所満載であるのは言うまでも無い。)が、それはあくまでもオリジナル版をしっかりと聴いた上で楽しむべきものである。ということで、まずは本アルバムを聴きましょう!!

 

Born to Run

Born to Run

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
  • 発売日: 1988/05/19
  • メディア: CD

明日なき暴走(紙ジャケット仕様)

明日なき暴走(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD
Born to Run

Born to Run

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2008/05/19
  • メディア: CD

↓30周年記念版はこちら

Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD]

Born to Run: 30th Anniversary 3-Disc Set [CD & DVD]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony/CBS
  • 発売日: 2005/11/15
  • メディア: CD

明日なき暴走 -30th Anniversary Edition

明日なき暴走 -30th Anniversary Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形命13話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形命」の最終話(第13話)の「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」の「裏ネタ編」は7回目となる今回で終了です。(「銭形命・裏ネタ編」は何だかんだで全13話に対して69回ということになりました。)で、今回はちゃんが松山さんにこれとして贈っているので「餞別」について、それがこれだったことから「日焼けクリーム」について、アラスカならばこれが出来るという説明があった「雪焼け」について、そして最後に松山さんを見送った時にこれをしたということから「敬礼」について記します。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

餞別」:遠くへ旅立つ人に別れの印として贈る金品のこと、またはその行為のことを言う。転任や転勤する人に対してだけでなく、遠くに旅行する人に対しても贈られることがある。

贈答の礼儀として、餞別を貰った場合、改まってそのお礼をする必要はない。但し、新天地で挨拶を兼ねた礼状を出すのが一般的である。→松山さんは果たしてそういうこと(=礼状を出すこと)をするでしょうか?そんなことをするようなタイプには見えませんが...

英語では「Parting Gift」または「Farewell Gift」という。

日焼けクリーム」:日焼けを予防するために皮膚に塗るクリーム(所謂「サン・スクリーン剤」)のことである。そのため「日焼け止めクリーム」とも言う。(「日焼けクリーム」と言うと、日焼けすることを促進したり、綺麗に日焼けするようにするようなものと思われてしまう気がします...→綺麗に日焼けするために使用するものは「サンオイル」と言うのが一般的であって、「日焼けクリーム」とは別のものである。)但し、全ての紫外線を拡散/吸収するのではなく、特定の波長の紫外線のみを拡散/吸収して、綺麗に日焼けが出来るようにしたクリームもあって、「日焼けクリーム」の全てが「日焼け止めクリーム」という訳ではない。

日焼けは太陽光に含まれている紫外線によって皮膚が焼ける症状であり、一種の火傷である。これが全くないというのもまた問題であるが、度を超えた日焼けは炎症を起こすことになり、更には癌の原因にもなる。夏の海岸、プール、雪のある場所(スキー場など)は紫外線が強く、そこに長時間いると過度の日焼けとなってしまう。そのため、それを予防するために使用されるものである。(これを使ったことによって、完全に日焼けを防ぐことができる、というものではなく、日焼けの程度を抑えるものである。)

主に、紫外線を拡散させて肌が浴びる紫外線の量を減らすもの(「紫外線拡散剤」という)と、紫外線を吸収してしまって肌に紫外線が届かないようにするもの(「紫外線吸収剤」という)がある。前者は紫外線を反射することで、後者は紫外線を吸収することで肌に届く紫外線の量を減らすのだが、皮膚に塗りむらがあると、その部分は肌に届く紫外線の量が相対的に大きくなり、むらのある日焼けとなってしまうため、使用する倍は注意が必要である。→これを逆に利用して、文字やイラストなどを描くように皮膚に塗り、その文字やイラストなどが肌に残るように日焼けを行うということもある。

紫外線を吸収したり反射する成分は、主に酸化チタンや酸化亜鉛である。それらの含有量によるが、長時間皮膚に塗ったままにしておくと皮膚に悪影響を与えるとされているので、使用後(その場所から完全に離れる時、または夜になったら)にはしっかりと洗い流すことを心がけるべきである。(実際、使用上の注意として指示されている。)

雪焼け」:積雪によって反射された紫外線のために日焼けすることを言う。(現象としては、直射日光によって日焼けするのと同じで、紫外線によって肌が焼けることである。)

積雪面は紫外線の反射率が高く、その数値は約90%である。そのため、直射日光が当たっている積雪面にいると、直射日光に含まれている紫外線と、積雪面からの反射による紫外線とがあるため、紫外線のレベルが非常に高くなる。(単純には1.9倍になるが、積雪面が平坦で無ければ積雪面で反射した紫外線の二次反射、三次反射などがあるため、直射日光の2倍以上になる。)そのため、直射日光による日焼けよりも強度の日焼けを起こすことになる。よって、その対策が必要となる。(対策方法としては、基本的に夏の日焼けと同じである。ただ、雪のある場所では夏の海岸のように裸ということは(ほぼ)あり得ないので、全身の日焼け予防ではなく、皮膚が出ている顔面の日焼け予防が主となる。特に紫外線カットのサングラスの利用は常識である。

俳句の世界では「雪」が冬のものであるため、「雪焼け」は冬の季語である。また、英語では「Snoe-tanned」と言う。

敬礼」:相手に対して敬意を表して礼をすること、またはその礼のこと、若しくは挙手の礼(挙手注目の礼)のことである。(警察関係では主に「挙手の礼」ということになる。)

挙手による礼は軍で主に行われているものであるが、この起源は中世に甲冑を着た騎士が王侯貴族に謁見する際、兜にある保護具の鎧戸を上にあげることとされていて、そのスタイルを元にしたものとされている。(同時に、武器を持っていないということを現す仕草でもある。)それが軍隊に引き継がれ、世界に広がった。

日本でも明治になって日本帝国陸海軍が作られると導入された。(尚、脱帽時には挙手の敬礼をしてはいけないとされている。)また、これが警察にも導入されて今日に至っている。戦後、日本軍が解体されたが、自衛隊にも受け継がれている。また、警察が導入していることから、警備会社などでも同様に採用されている。(それ以外でも上下関係を重んじる組織では当たり前のように採用されている。)

尚、挙手の礼には、掌を下に向けたものと前方に向けたものとがある。日本では掌を下に向けたものが基本であるが、国によっては掌を前方に向けたものが基本となっている国もある。→「M1」「M2」での難波副総監の独特の掌をクルクルとさせて行う敬礼の時は、掌が前方に向いていましたね。

尚、英語では「Salute」という。(この単語には「敬礼」だけでなく、礼砲、降旗、ささげ銃、という意味もある。)

※今回で「銭形命」の「裏ネタ編」は終了ですが、次からは分家の長女であるお姉ちゃまにバトンを渡すことにします。(本家のちゃんと平行して記していきます。)

 

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名曲探偵アマデウス#65 ヨハン・シュトラウス「ワルツ『美しく青きドナウ』」 [ドラマ]

今月最後の新作となる今回は、ヨハン・シュトラウス「ワルツ『美しき青きドナウ』」です。(3年目は月に3本ペースとなっているが、やはり半年で15本ペース(8月が夏休み?)なのでしょうかね...?)この曲はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートではアンコール曲としてお馴染みの曲でもあり、比較的耳にすることの多い曲でもある。それだけに、満を持しての登場と言って良いですね。しかも、映画「2001年宇宙の旅」で使われているというのも有名な所であるが、それについてもしっかりと触れられていたのは嬉しいところでもありました。

今回の依頼人は劇団の座長であり、またまた個性的な人物であったが、いつもながらこの事務所には普通な人は来ませんね。

冒頭、カノンさんがコーヒーを入れて所長の所に持っていくと、所長はシェイクスピアの本を読んでいた。で、今回の所長は芝居に傾いていて、カノンさんと共にシェイクスピアの有名な台詞を口にしていた。そんな所に、ダメ出しをする声がして依頼人登場。(いつもながら、またもカノンさんたダメ出しを喰らっていました。)が、やたらと芝居じみた言動をする依頼人。カノンさんは「ト書きを読んでいる」と言って突っ込むところはちゃんと突っ込んでいたが、楽しませてくれます。

依頼人は劇団「ガンバガンバ」の主催者であり、最近は劇団の客の入りも悪くなっているということだった。カノンさんはいつものように「名曲探偵」と言うことを口にすると、依頼人は、いつもは居眠りしているような客がある日、大喝采を送ってカーテンコールとなった。その時はいつもと違って、手違いからある曲をクライマックスで流してしまったという。で、その曲は「美しく青きドナウ」ということだった。(次の日もこの曲を使うと大喝采、元に戻すと閑古鳥ということで、この曲に客が喜ぶヒントがあると思ったということだった。で、所長は依頼を受けて、いつもの調子で「名曲探偵始まって以来の…」と悦に入った台詞を口にする。が、それにダメ出しをする依頼人。それをカノンさんが「所長の決め台詞なんですよ」とフォローしていた。

依頼人が上演している演劇の台本を出す。タイトルは「孤独なドブネズミの独り言」(「路地裏の優しい猫」から「ドブネズミ」ということにしたということですかね...???)というものだったが、カノンさんのついて行けないという表情が良いですね。で「全然分かんない…」と正直に言うカノンさんはいつもの調子でした。

いつものように、曲を聴いてみましょう、ということで入って行くが、いきなり映画「2001年宇宙の旅」の中で使われたことが紹介される。(この作品は名作でSF映画の金字塔で、余りにも有名ですね。)ここで、曲の解説と映画で使われた理由の考察が語られるが、今回の謎が「演劇と音楽」ということになっているだけに、「映画と音楽」を繋げて説明するというのは面白い所です。

曲についての説明では単調な音ということでの説明となるが、バイオリンでは開放弦となる音を使っているというのは面白い所です。

今回は久しぶりにピアノを弾いたカノンさん。こういう所は毎回見せて貰いたい所です。

で、シンプルな音で作られていることの説明へ。シンプルな音を使い、しかもそれを色々と工夫していて、バリエーションを広げて使っているというのは、クラシック音楽ではよくあることでもあるが、シンプルながらも飽きさせない、というのは流石です。また、所長「僅かな食材でスパイスを利かせることで5皿のフルコースを作ってしまったようなもの」というのは実に分かりやすい例えです。

が、依頼人はシンプルなものを否定して、複雑が当然、と主張する。→この考えも分かるが、複雑すぎて訳が分からなくなってしまうというような落し穴があるものです。(某ヒーロー作品は最近はこの路線を突き進んでいるが、それが上手く消化できずに置き去りにしているものがあったり、都合良すぎる展開などで、ズタボロになっているものがあるだけに...)

所長は突然「ワルツを踊ったことがありますか」と切り出し、「無い」と依頼人が答えると「私が手ほどきしましょう」ということで、ワルツを依頼人と踊る所長。カノンさんは「上手!」と声を出すが、こういう所も表情豊かに、依頼人の気持ちを和らげてくれます。

この曲はワルツであり、ダンス・ミュージック(「ダンス・ミュージック」という単語を使うと、ディスコ・ミュージック、クラブ・ミュージックから発展してきたもののイメージが強いのだが、クラシック音楽が最先端だった時代を考えると、「ダンス・ミュージック」という言い方も納得できるところです。)であるということで、ワルツとしての特長が語られる。「音色の対比」と「合いの手の入れ方」が取り上げられて、その説明がされるが、いつものように野本先生の説明は分かりやすいです。

依頼人は「芸術」ということを口にするが、「それで客を感動させられるのですか?」といつものように所長の人生相談の様相になっていく。で、シュトラウスが影響を受けたというカール・ベックの詩を朗読するカノンさん。やはり最後の所にダメ出しをする依頼人と、それに従うカノンさん。細かい所で楽しませてくれます。(で、依頼人はそれを聴いて「OKサイン」を出していた。)

続いてJ・シュトラウスの生い立ちの説明となり、普墺戦争の話から、いよいよこの曲が作曲された背景の説明がされた。で、最初は合唱曲であり、歌詞がついていたということが説明されるが、これって「国破れて山河あり」という諺の説明にもピッタリですね。

で、「救いを求めている」ということから「希望の光」ということで、観客は曲に希望の光を見出した、と所長。カノンさんは劇団ガンバガンバの立ち上げ理由について(シャッター商店街を元気づけるため)口にすると、依頼人は自分の原点を忘れていたことに気づいて、原点に返ってやることを決意した。

今回は、ドラマ部分は35分強、曲が8分弱、ラストのオチの所が1分強という構成となっていたことで、ほぼ平均的な時間配分となっていました。

ラストのオチは、いつものように新聞を手にしたカノンさんが事務所にやってくる。「ついにやりましたよ」と言って新聞記事を広げる。すると「劇団ガンバガンバ 奇跡の復活」とあった。(記事の中で所長の指摘について「知人から指摘されて」と書かれてあったが、いつの間にか所長を知人にしているというのはぬかりない男でしたね、今回の依頼人は...)で、「良かったですね」とカノンさんが言う。すると所長は立ち上がって「違うな」とダメ出しをして「「良かったですね~」と伸ばした方が良いんじゃない」と言う。これに棒読みで「良かったですね~」とカノンさん。すると「全然感情がこもってない」と言ったまたもダメ出しをする所長。で、所長に言われた通りに言うカノンさん。が、またもダメ出し。するとカノンさんは深呼吸をしてから「良かったです~~~」と言って、所長の足を思いっきり踏んづけていた。痛さに耐える所長は「今の感じ、よかったよ」と言っていた。

この曲は「シンプル・イズ・ベスト」を説明するにはピッタリである。シンプルだと飽きられてしまうということがあるので、それに対する工夫が必要であるが、そり工夫もシンプルな手法で、「シンプル」ということに徹底的に拘って完成されているという所は学ぶところが多いですね。(某団体ヒーロー作品の方は、もはやゴテゴテで見苦しいだけのロボットしか出てこないという酷さだし、酷いから直ぐに飽きられてしまい、だからまた直ぐに次を投入するという悪循環を驀進しているだけですし...)→クラシック音楽の世界って、他の芸術の世界にも当てはまることが色々とあるのだが、今回はそういう音楽の奥深さを改めて知ることになったということでいい勉強にもなった曲でした。しかも曲の方が親しみやすい曲であるため、頭にも入りやすく、「シンプル・イズ・ベスト」という表現技法を学ぶのにも最適という曲でもありました。

今回は色々とダメ出しされていたカノンさんだったが、その憂さ晴らしとして最後に所長の足を思いっきり力を込めて踏んづけてたことで、溜まったストレスを一気に発散させたというのは面白い所でした。それにしても、棒読みで返したり、力んで言ったりしていて、感情表現も本当に豊かなカノンさんですね。いつものように表情豊かなカノンさんだが、感情表現も豊かだと、所長のようにカノンさんを色々といじりたくなるというのも分かりました。 

また、今回は舞台劇調の演出が行われていたが、カノンさんが「分からない」と言っていた辺りから「銭形泪・1st.4話」の劇団ちからわざを思い出しました。これを思うと、今回は佐藤二朗さんに登場してもらった方が良かったようにも思いました。(金剛地さんがこれまでに登場しているだけに、二朗さんにも是非...)

来週は新作ではなくて再放送となって、ファイルNo.053のパガニーニ「24の奇想曲」です。次の新作は6/7の放送で、ファイルNo.066のラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」となります。その後は、6/14はファイルNo.067のマーラー「交響曲第1番『巨人』」です。(6/21は不明、6/28は再放送で、ファイルNo.058のストラヴィンスキー「春の祭典」が予定されているようです。)尚、今週のBS-2の放送はちょっとイレギュラーということになっていて、大相撲が終わったのに木曜日の夕方(16時~ょの方はお休みで、その代わりと言ったらいいか29日(土)の13:00から放送があります。(内容はファイルNo.064のシューベルト「歌曲『魔王』」です。)

 

美しく青きドナウ/ウィンナ・ワルツ名曲集

美しく青きドナウ/ウィンナ・ワルツ名曲集

  • アーティスト: ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団,J.シュトラウス,レハール,ワルトトイフェル,Jo.シュトラウス,バウアー=トイスル(フランツ),スウォボダ(カルル)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD

美しく青きドナウ~ウィーン・フィル・シュトラウス・コンサート

美しく青きドナウ~ウィーン・フィル・シュトラウス・コンサート

  • アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,J.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),Jo.シュトラウス,クリップス(ヨゼフ),クナッパーツブッシュ(ハンス),カラヤン(ヘルベルト・フォン)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: CD
美しく青きドナウ/シュトラウス・コンサート

美しく青きドナウ/シュトラウス・コンサート

  • アーティスト: J.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),Jo.シュトラウス,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/09/05
  • メディア: CD
美しきドナウ~ウィンナ・ワルツ名曲集

美しきドナウ~ウィンナ・ワルツ名曲集

  • アーティスト: シュトルツ(ロベルト),J.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),Jo.シュトラウス,ウィーン交響楽団,ベルリン交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/07/23
  • メディア: CD
シュトラウス:美しく青きドナウ

シュトラウス:美しく青きドナウ

  • アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,J.シュトラウス(1世),J.シュトラウス,Jo.シュトラウス,カラヤン(ヘルベルト・フォン)
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1996/12/02
  • メディア: CD
美しく青きドナウ~ウィンナ・ワルツ名曲集(2枚組)

美しく青きドナウ~ウィンナ・ワルツ名曲集(2枚組)

  • アーティスト: シュトルツ(ロベルト),J.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),レハール,Jo.シュトラウス,ランナー,ベルリン交響楽団,ウィーン交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2009/12/23
  • メディア: CD
ウィンナ・ワルツ名曲集~美しき青きドナウ

ウィンナ・ワルツ名曲集~美しき青きドナウ

  • アーティスト: フィラデルフィア管弦楽団,J.シュトラウス,Jo.シュトラウス,オーマンディ(ユージン)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1995/10/21
  • メディア: CD

美しく青きドナウ~ウィンナ・ワルツ集

  • アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,Jo.シュトラウス,J.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),クライバー(カルロス)
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1996/10/21
  • メディア: CD
ニューイヤー・コンサート1992

ニューイヤー・コンサート1992

  • アーティスト: クライバー(カルロス),Jo.シュトラウス,J.シュトラウス,ニコライ,J.シュトラウス(1世),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2003/12/17
  • メディア: CD
↓これも拾っておきます。 
2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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2001年宇宙の旅 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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「大菩薩峠」(その10) [映画(邦画)]

長々と記してきた懐かしの邦画ヒーローシリーズの第42弾として取り上げた「大菩薩峠」シリーズも今回がラストになります。今回はシリーズ作品とはせずに単発で製作された1966年の東宝作品にさいて記します。

東宝の「大菩薩峠」(1966年)
作品データを記しておくと、時間は120分、原作は中里介山、監督は岡本喜八、脚本は橋本忍、撮影は村井博、美術は松山崇、音楽は佐藤勝である。そして出演は、仲代達矢、三船敏郎、中谷一郎、加山雄三、伊吹新、久世竜、久野征四郎、宮部昭夫、香川良介、佐々木孝丸、佐藤慶、小川安三、新珠三千代、西村晃、川口敦子、大木正司、滝恵一、中丸忠雄、長谷川弘、天本英世、田中邦衛、藤原釜足、内藤洋子、園千雅子、早川恭二、梅香ふみ子、高松錦之助、たちである。

机竜之助は大菩薩峠の頂上で一人の巡礼の老人を斬った。老人と一緒にいた孫娘のお松は通りかかった盗賊の裏宿の七兵衛に救われた。そんな竜之助が帰宅すると、宇津木文之丞の妻・お浜が尋ねてきて、夫・文之丞が御嶽神社の奉納試合で竜之助と立ち合うことになり、勝ちを譲って欲しいと頼んだ。が、竜之助はそれを受け入れず、無理矢理お浜を犯し、そのまま江戸に連れて行った。2年の歳月が流れ、吉田竜太郎と名乗るようになった竜之助とお浜の間には息子・郁太郎がいて、長屋暮らしをしていた。ある日、直心影流・島田虎之助の道場で、見事な剣さはきを見せていた若い剣士・宇津木兵馬を知った竜之助は他流試合を申し込んだ。が、この兵馬は竜之助が以前に試合で殺した文之丞の弟であった。兵馬は兄の仇を取るために江戸に来ていて、しかもお松のことも知って、共に竜之助を討つ機会を狙って腕を磨いていた。やがて竜之助は、金のために新徴組に加わめことにしたが、お浜との生活は破綻していて、お浜は遂に竜之助を刺そうとする。が、竜之助の刃の前には何も出来ず、斬り捨てられてしまった。

新撰組が旗揚げされると、京都に入った竜之助だったが、近藤や土方たちが芹沢の暗殺と竜之助を消す算段をしていて、一方の芹沢は竜之助を誘って近藤の暗殺をそそのかしていた。その話を立ち聞きしてしまったお松は芹沢に捕まり、竜之助に預けられた。お松は竜之助に身の上を話し、その時竜之助は、このお松が大菩薩峠で斬った老人の孫ということを知った。すると竜之助は狂ったようになってしまう。そんな所に新撰組が乱入して襲ってきた。手傷を負いながらも人とかその場から脱出した竜之助は十里須賀利の老人に助けられて木津街道を一人で進んでいった。

時間が2時間ということもあって、三部作として製作された作品の途中までということになっているが、これは仕方のない所である。が、どの三部作でもよいが、そちらを見ていたら、三部作の物語の途中で幕を下ろしていることになるため、この続きがあるのでは?と思うのが当然である。(が、本作には続編は製作されていない。)ということで、実に中途半端な幕引きとなっている感が拭えず、この点がとても残念である。→仲代達矢が独特の味を出していて、片岡千恵蔵や市川雷蔵とは一味違った竜之助を演じているだけに...

逆に、三部作を全く見ていないという方(要するに「大菩薩峠」の映画シリーズを全く見ていない人)には、最初に見る作品とするのには良いでしょう。(本作を見た後から三部作を見たらよろしいかと...)

 

大菩薩峠 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
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BOY MEETS GIRL『REEL LIFE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1988年に発表された彼らの2nd.アルバムである。'80'sらしいポップなデュオである彼らの最大のヒット曲を含んでいるアルバムである。(アルバム自体のチャート成績は1st.アルバムの方が上だった。)本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位50位、イギリスでは最高位74位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Bring Down The Moon』『Waiting For A Star To Fall』『Stormy Love』『Is Anybody Out There In Love』『Stay Forever』『If You Run』『One Street Dream』『No Apologies』『Restless Dreamer』『Someone's Got To Send Out Love』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であり、彼らの最大のヒット曲である『Waiting For A Star To Fall』はBillboardで最高位5位を記録して、1989年の年間シングル・チャートでも12位にランクインしている。また、イギリスでは最高位9位を記録、オーストラリアでもTOP 10ヒットになるスマッシュ・ヒットになった。そしてその勢いに乗ってシングル・カットされた『Bring Down The Moon』はBillboardで最高位47位を記録している。

お薦め曲は、彼らの最大のヒット曲である『Waiting For A Star To Fall』とシングル・ナンバーと『Bring Down The Moon』、そして『Stay Forever』『Restless Dreamer』『Someone's Got To Send Out Love』を拾っておくことにする。

彼らは1982年に結成されて現在も活動を続けているものの、全盛期は1st.アルバムと2nd.アルバムをリリースした'80's後半であり、'90's以降は2枚のアルバムしかリリースしておらず、これというヒット曲も生まれていない。そんなこともあって、現役デュオであるものの、'80'sのグループという印象が強い(それしかないと言ってもいいかも...)のも仕方のないところである。ということで、'80'sのグループという認識の元で聴くということで良いでしょう。

サウンドの方は'80'sらしい明るいポップなものであり、'80'sサウンドがお好きな方には何の抵抗もなく親しめるものである。'80'sの中でも後半のサウンドをチェックする際には忘れずにマークしておきたいグループであり、アルバムである。

 

Reel Life

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  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2004/04/01
  • メディア: CD


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ケータイ刑事銭形命13話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形命」の最終話(第13話)の「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」の「裏ネタ編」も6回目となる(こういう書き方ということは、まだ続くと言うことです。)が、今回は桃子に関する事柄の追加分として、殺された時にはこれを着ていたということから「喪服」ついて、殺された日はバイト先をこうしていたということから「無断欠勤」について、遠藤殺害時にはここにいたと言った「カラオケボックス」について、そして殺された時にこれが衣服に付いていて、同時に事件を解く鍵にもなった「タルク」について記します。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

喪服」:死者の近親者が喪の間にある期間に着用する衣服のことである。または葬儀に参列する人が着用する衣服である。別の言い方としては「藤衣」「喪衣」という言い方がある。尚、昔は遺族の場合は喪の期間の間はずっと着用していたが、近年では通夜を含む葬儀の際のみに着用するようになっている。

現在、喪服の色というと「黒」であるが、古くは「白」であった。(或いはフジづるなどの繊維を使って織った布を用いた。)また、喪主と喪主の配偶者は「白」というのが一般的で、それ以外の人は「黒」になったのは平安時代からである。また外国でも基本的に「黒」になっている。

英語では「Mourning」と言うが、「Mourning Dress」「Mourning Clothes」と言うこともある。また、色が黒であることから「Black」という場合もある。

無断欠勤」:英語では「Absence without Leave」または「Absence without Permission」と言う。文字通り、断り無しに(職場を)休むことである。(学生の場合は「無断欠席」と言う。→英語では「無断欠勤」と同じである。)

職場を休む場合はは予め連絡を入れるのが当たり前であり、「欠勤願(休暇願)」を提出するのが基本である。但し、風邪を引いていて、朝起きると熱があるなどの場合は、予めと言うことが出来ないが、その旨を電話連絡するのが当然である。(連絡を入れると「無断欠勤」にはならない。)また、出勤途中で(例えば)事故に遭って出勤できなくなった場合も、直ちに連絡を入れるのが常識である。(連絡が遅れることになる場合もあり得るが、連絡することが重要であるのは言うまでも無い。)

「無断欠勤」は連絡を入れず、断り無しに休むことであり、その場合は何らかの処分の対象になる。(解雇される場合もある。)普通に考えると、何らかの事情があるからということが推測されるが、あくまでも本人(またはその家族)から連絡を入れることで対応する。

この物語のように、殺されてしまったような場合は、流石に本人からは連絡を入れることが出来ないとはいうものの、事件の場合であれば警察から連絡が入るのが普通である。

カラオケボックス」:娯楽施設の一つであって、数人程度が収容出来る独立した部屋に区切られた部屋にカラオケ機器を設置したスペースであり、時間単位でその部屋を借りて利用するものである。

各部屋が独立していて防音性を高めてあるため、部屋の中で大声でカラオケを楽しむことが出来るようになっている。

カラオケが登場したのは1970年代であるが、当時は8トラックのカセットを用いたものや、カセットテープを用いたカラオケ・システムであったため、スナックなどがカラオケを用意していた場所であった。それがLDカラオケの登場によって、オートチェンジャーを備えたカラオケ・システムが登場したことから、カラオケを楽しめる場所が広がっていき、1985年に個室にから俺・システムを備えたカラオケボックスが登場した。(この時はLDカラオケであり、現在の通信カラオケはまだ存在していない。)

1990年代になってカラオケ・システムがLDから通信カラオケに移行すると、カラオケ・システムもより小形になり、メンテも簡単になったため、これを設置したカラオケボックスが広がっていき、チェーン店として出店する会社も登場した。

個室であることから、一時は性犯罪の温床になるとして問題になった時期があるが、それに対応した対策も行われ、現在では誰でもが気軽に利用できる娯楽施設になった。(但し、青少年保護条例によって18才未満であれば、深夜営業の時間帯には入店できないという規制もある。)

英語では「Karaoke Compartment」と呼ばれるのが一般的であり、「Karaoke Bar」とは区別されている。日本語では「カラオケ・ルーム」と言うこともあるが、英語では「Karaoke Box/Room」とは言わない。(これらは和製英語である。尚、「Karaoke」は現在では立派な英単語になっている。)

タルク」:英語では「Talc」、日本語では「滑石(かっせき)」と言う。(「なめいし」と読むと、別の物(=表面がなめらかな石のこと、または大理石のことを指す。)になる。)

単斜または三斜晶系に属する含水ケイ酸塩鉱物であり、岩石の一つである。主な成分はマグネシウムとケイ素である。色は白色または帯緑色であり、真珠のような光沢があるのが特徴である。また、とても軟らかい鉱物であって、蝋のような感触がある岩石である。(硬度は1であり、10段階の分類される鉱物の硬度の中では最も柔らかい岩石の一つとして知られている。(最も固いダイヤモンドは硬度10である。)参考までに記しておくと、人間の爪の硬度が2.5とされていることから、如何に柔らかいかが分かるでしょう。)

用途としては、電気絶縁材、塗料、滑剤、耐火材、保温材、減摩剤などに使用され、陶磁器や紙(上質紙に混ぜる)の原料としても利用されている。身近なものとしては、黒板用や工事現場で使用されるチョーク、ベビーパウダーなどがある。また、漢方生薬の一つとしても利用されていて、利水や清熱という効果がある。

この物語では風船がくっつかないように使用されていて、柴田さんはビニール傘での使用例を口にしていたが、パウダーと同様の減摩剤としての使い方である。

 

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
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↓参考まで

日本喪服史 古代篇―葬送儀礼と装い

喪服史 古代篇―葬送儀礼と装い

  • 作者: 増田 美子
  • 出版社/メーカー: 源流社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本

明治新政府の喪服改革

明治新政府の喪服改革

  • 作者: 風見 明
  • 出版社/メーカー: 雄山閣
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本

起業の法律と手続き 複合カフェ・カラオケボックス・レンタル店―開業手続き・許認可申請マニュアル

起業の法律と手続き 複合カフェ・カラオケボックス・レンタル店―開業手続き・許認可申請マニュアル

  • 作者: 木島 康雄
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本

まるわかり! ! カラオケBOX儲けの構造 (実用百科)

まるわかり! ! カラオケBOX儲けの構造 (実用百科)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2007/09/01
  • メディア: 単行本

カラオケBOX完全攻略本 (ポケットブック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ポケットブック社
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本


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杉山清貴『プレミアム・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のベスト盤は2009年にリリースされたものである。これまでにもちょっと変わったベスト盤がリリースされている彼であるが、本アルバムはリマスターしたことで音質が向上したベスト・アルバムであり、ある意味ではオーソドックスなベスト盤と言うことが出来る。

収録曲は以下の全16曲である。『さよならのオーシャン』『風のLONELY WAY』『いつも君を想ってる (Tom & Jerry Mix)』『青空が目にしみる』『風の一秒』『LOVE IS YOU』『夏服 最後の日』『LIVIN’ IN A PARADISE』『僕のシャツを着てなさい』『永遠の夏に抱かれて』『太陽は知っている』『最後のHoly Night ~Version '96~』『LOVERS LUCK』『September Song』『終わらないレース』『Loving』。

これまでにもリリースされているベスト盤と比べると、お馴染みの曲が収録されているということで目新しさは全くないのだが、収録時間はCDのフォーマットの限界に近い所にまで達していて、しかもリマスターされたことで音質がクリアになっている。もっと色々と曲を聴きたいとなると、1枚もののベスト盤では無理である。ということで、音質的に良くなっていると言うことで、これはライブラリーに入れておくにはもってこいのベスト盤である。(従来のベスト盤を持っていても、差し替えると言う形で持っておいても良いでしょう。)

しかも、夏をイメージする曲が多いということで、これからの季節にもピッタリである。今の内に、今年の夏に備えてと仕入れておくということでよろしいかと...(ただ、ジャケットの方だけは考えて欲しいところですが...)

 

プレミアム・ベスト 杉山清貴

プレミアム・ベスト 杉山清貴

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: CD


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スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#8 [アニメ]

またも前回の続きで、惑星ジオノーシス編が続いているが、今回は逮捕したポグル・ザ・レッサーの護送という後処理編。が、護送は脇に置いておき、他の戦線からの物資補給依頼のために物資を届ける任務、しかもアソーカーとバリスのパダワン・コンビがこれを担うということで、パダワン・コンビを主役にした物語でした。→色んなキャラにスポットを当てるということは良いことであるが、今回のジオノーシス編はちょっとしつこくない?

ジオノーシスの女王の巣を壊滅させ、ポグル・ザ・レッサーも確保した共和国軍はコルサントに護送しようとしていた。そんな所にキット・フィストーがやってきて、他の戦線の遊軍が助けを求めてきて、医薬品が不足しているというで補給依頼があったと告げた。で、オビ・ワン、アナキン、ルミナーラたちのジェダイはポグルを護送してから援軍としていくことにして、医薬品を受け取りにステーションに向かうのはアソーカーとバリスに任せることにした。

アソーカーとバリスが乗った船はハイパージャンプに入り、特に何も無く、順調にステーションに向かっていた。で、やることもないアソーカーたちだった。が、突然、2人はクローン兵に銃を向けられたのだった。(無事に任務完了と行かないのはお約束...)

そんな頃、オビ・ワンたちのマスター・トリオの方は、アソーカーとバリスからの定時連絡がないことで、何かあったことを察知する。(が、何も出来ない...)→今回は世話好きの年寄りが集まったお節介な井戸端会議のようにも感じられました。

理由もなくクローン兵が自分たちを襲うことはあり得ないと考えたアソーカーたち。が、既に船は寄生虫に取り憑かれたクローン兵たちによって占拠されていた。そして次々とクローン兵に寄生させて、完全に船を手中にした。

アソーカーとバリスはジオノーシスの寄生虫が原因ということに気づき、船の奪還作戦と寄生虫の退治のために行動を開始した。二手に分かれて作戦を進める2人。で、アソーカーはアナキンに連絡をした。
アソーカーの連絡を受けたアナキンは、護送中のポグルに対してアナキンらしい拷問を行って寄生虫に関する情報を得た。(後に「どうやって?」と問うオビ・ワンがますます年寄りの井戸端会議のおばちゃんのように思える...)で、アソーカーに寄生虫の対処方法を伝えた。

寄生虫は寒さに弱い、ということで、船の冷却システムを全開にしろということで、アソーカーは行動に出る。が、アソーカーの前にバリスが立ちはだかった。バリスも既に寄生虫に取り憑かれていて、自分の意思で行動できず、アソーカーを襲う。バリスの攻撃を躱しながら、冷却システムを作動させようとするアソーカー。(何だかんだで作動させた。)

一方、船はステーションに近づいていたが、誰も操縦していないということで、このままではステーションに激突してしまう。ステーション側からはタグボートが出されて牽引して止めようとするが、船はなかなか止まらない。

アソーカーを襲うバリスに対処するアソーカー。一瞬正気に戻ったバリスは「殺して」と口にする。が、アソーカーにはそれが出来なかった。また、船がステーションに激突しようとしていることもアソーカーは確認する。一方、バリスに寄生した寄生虫は、今度はアソーカーに寄生しようとする。で、アソーカーはライトセイバーを振り下ろした。

間一髪でステーションに激突せずに停止した船。で、ステーションからキット・フィストーたちが乗り込んでくる。艦内は氷点下に冷えていて、フィストーはアソーカーたちを無事に保護した。

気がついたアソーカーの前にアナキンがいた。フィストーがやってきて、原因はジオノーシスにいた寄生虫で、その分析を終えたことを告げ、アナキンはジオノーシスに連絡することにした。

一方、アソーカーはバリスを殺せなかったことをアナキンに問うた。これにアナキンが「正しい選択をした」から始まって、ジェダイの仕事について、感情をコントロールするのは難しい、その時は本能に従え、と語った。

アソーカーとバリスが主役になった物語(実質的にはアソーカーが主役)であるが、今回はアナキンがマスターらしい台詞で締めくくったこともあって、そのアナキンの過去を見ているようなアソーカーのシレント苦悩を描いていましたね。アナキンでは過去に十分描かれているだけに、アソーカーにしないと釣り合わないというのは分かるが、同じような物語が過去にあったことを思うと、成長物語であり、更に師から弟子へ、その弟子が師となって更なる弟子へ、というように受け継がれていくということをしっかりと描いた物語でもありました。が、その分、オビ・ワンやルミナーラが完全に年寄りの井戸端会議をしているように感じられてしまい、何の見せ場も無かったのが残念でした。

次回はジオノーシス編から離れた物語になって、2nd.になって初めてグリーヴァス将軍が登場するようです。

 

↓今回の主役

『スター・ウォーズ』 【アニメイテッド・マケット】 クローン・ウォーズ/アソーカ

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Wacky Wobbler - Star Wars / The Clone Wars: Ahsoka

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↓今回のゲストという存在でした。
STAR WARS ベーシック フィギュア キット・フィストー

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  • 出版社/メーカー: トミーダイレクト
  • メディア: おもちゃ&ホビー
Star Wars - Classics Bust: Kit Fisto

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  • 出版社/メーカー: ジェントルジャイアント
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↓老人会の茶飲み仲間に見えたマスターたち
スターウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア ルミナーラ・アンドゥリ

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