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ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形舞[裏ネタ編]」の増補を行っているが、早くも最終回となる第13話の「しりとり連続殺人事件」に突入です。(BS-TBSの再放送も終了となります。尚、後は「銭形泪」の再放送となります。)今回はサブタイトルにある言葉から「しりとり」についてと、犯人が現場に残していた「挑戦状」について、被害者の手に記していた「PM」について、犯人が犯行を行う時にこれを聴いていたということから「苗字」について記します。尚、「挑戦状」については「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして更に加筆を行いました。

また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。

しりとり」:言葉遊びの1つであり、単語を次々と語って行く遊びである。複数の人がいると何処でも簡単にできる遊びである。

細かいローカルルールなどもあるが、基本は、前の人が言った言葉の最後の1音が頭にくる単語を言って、これを次の人に繋いでいくものである。(これは原語の種類を問わずに同じである。)また、日本語のしりとりの場合は最後の文字が「ん」を言った人が負けになる。また、これまでに出てきた単語を繰り返して使っても負けになる。(但し、誰からも指摘されなければそのまま続けられる。)

ルールが別れるのは、長音、拗音、促音、濁音、半濁音が最後に来た場合であって、文字通りとする場合と置き換えが認められる場合がある。(これって、結構揉めるところである。)また、言って良い単語に限定を付ける場合もよく見られる。

応用したものとしては、後ろの2文字を続けるものや、前の人が言った頭に来た文字が最後にくる言葉を言うというように、より高度なものがある。

英語などのアルファベットを使用する言語でのしりとりは、単語の最後の文字が頭に来るような単語を受け継いでいく場合と、単語の最後の音節の発音を受け継いでいく場合とがある。

いずれにしても、頭の体操になるものである。尚、「ケータイ刑事」に於いては、同じ言葉遊びである「回文」の方が主流である。

挑戦状」:「挑戦」とは、相手に挑むことであり、英語では「Challenge」という。で、何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことを「挑戦状」と言う。挑戦することを相手にわざわざ伝える必要は無いのだが、突然挑戦すると、相手が万全ではない慈愛もあって、「卑怯」と言われることがあるため、対等に戦うために、挑む日時や場所を指定するためにも、挑戦状が送られる。

尚、これは世界各国で見られるものであるが、日本では毛筆で記されたものが正式なものとされている。(歴史を振り返ると、昔は毛筆しかなかったためであるが、それが現在でも受け継がれているということである。)

また、仇討ちの御赦免状も、ある意味では挑戦状の一種と言うことが出来る。が、近年では書状ではなく、映像を使ったものなども含んで「挑戦状」と言うようになっている。(よって、写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像ディスクなども含まれることになる。)→「ケータイ刑事」では映像の「挑戦状」というと怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みでありますね。(書状の挑戦状は多数あります。)

尚、犯罪に絡んだ場合は、特に警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で「社会に対しての「挑戦」」ということになるので、「挑戦状」と呼ばれる。よって、犯罪予告状は全て「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みであるが、「ケータイ刑事」でも怪盗マリンをはじめ、多数登場します。

近年では、ネット上の掲示板やブログなどに殺人予告などの犯行予告を書き込む輩がいるが、これも立派な「挑戦状」である。尚、こういう行為は、実際に犯行をする意思はなく、単に悪戯目的で書き込んでも立派な犯罪行為となる。(そのため、ニュースで「掲示板に殺人予告を書き込んで逮捕」というものを時々耳にする。)

PM」:一般的には「午後」(ラテン語の「Post Meridiem」の略である。)を意味する略語として認識されているが、これ意外にも多数の意味がある。(この物語では「Perfect Murderer」の略でした。)

略語ということでは、首相を意味する「Prime Minister」、アメリカのタバコ・メーカー、またはその商品である「Philip Morris」、自動拳銃のマカロフ「Pistolet Makarova」、位相変調のことである「Phase Modulation」、ビジネスの世界の「Project Management」、管理職の「Project Manager」、選手兼任監督の「Playing Manager」などがある。また、元素記号でも「Pm」というものがあって、これは原子番号61の元素である。(金属元素である。)

「午後」のことを「PM」と言うが、これは「正午」の後、という意味である。(「午前」は「正午」の前という意味である。)また、「正午」の「午」は現在では使われない十二支で時刻を表した場合の「午(うま)の刻」の丁度の時刻という意味である。(「午の刻」というと前後1時間ずつの2時間という幅があって、午前11時から午後1時を指す。)

12時制で時刻を表記すると、日本語では「午前/午後」が必要となり、英語でも時刻の後に「a.m. / p.m.」の表記がされるが、合理的に表記するのであれば、24時制を使用すべきである。これは特に12時代の時刻表記の場合、意味として矛盾が生じているためでもある。例えば午後12時30分は正午の30分後であるが、「午後」の本来の意味は「正午の後」ということであり、「午後12時30分」は正午の12時間30分後、すなわち真夜中の0時30分を意味することになる。一応、12時制を使用する場合では、「12時」とせずに「0時」とすればこの問題は解決できることになる。→鉄道をはじめ、交通機関のダイヤは24時制を使用しているため、こういう問題もなく都合がよい。

また、放送局の時間は24時制でも特殊なものを使っている。朝の番組が開始する時間を起点として、昔は6時から始まって、深夜の時間帯は24時、25時、…と呼んで、29時59分の次が6時となった。近年では早朝の番組開始時間が繰り上がっていて、4時代、または5時代からその日の放送が始まっているため、起点とする時間は4時というのが一般的になっている。(1日は4時から27時59分ということになる。)

苗字」:「名字」と表記される場合もある。また「姓」と言うこともある。その家の名前のことであり、民放では「氏(うじ)」と呼ばれている。

日本での歴史を振り返ると、古代から氏族制度として存在していたものであるが、制度としては律令制度が確立してから定着したものである。この時は「苗字」と「本姓」とが別物ということになっている。(苗字と本姓が同じという場合も勿論ある。)日本では飛鳥時代以後は律令制度によるものとされ、それ以前は氏族制度としての苗字とされている。但し、その当時は貴族や豪族などの有力者のみのものであって、全ての人民が苗字を使っていたものではない。(庶民でも本姓は持っていたが苗字は持っていなかった。)その後、武士の登場で、武士も苗字を用いる。そして鎌倉時代以降は貴族を含めた支配者層のものであった。日本史に登場している武士の名前がやたらと長いのは、苗字、通称、本姓、名前を列挙していたためである。(庶民はそこまでのことはしないで本姓と名前ぐらいであって、苗字は持っていない。)

明治になって1870年に「平民苗字許可令」が出て平民も苗字を名乗ることが許されるようになる。これによって本姓を苗字として使うという動きがあったのだが、公家出身者の多くは「藤原」、武士の出身者の多くは「源」と言うようになってしまい、1871年に「姓尸不称令」が出て、本姓は名乗らなくなった。(現在では「苗字」と「本姓」が同じものと思われているが、それは誤りであって、「苗字」と「本姓」は別物である。ただ、「本姓」は使用していないだけのことである。)そして1875年の「平民苗字必称義務令」によって誰もが苗字を持つことになった。

現在、日本では約30万の苗字があるとされている。また、日本人で多い苗字は「佐藤」「鈴木」「高橋」「田中」「渡辺」「伊藤」「山本」「中村」「小林」「加藤」がベスト10である。(「佐藤」は全国で200万人弱がいる。また9位の「小林」まではそれぞれ100万人以上いる。)

また、世界一多い苗字は「李」とされていて、中国だけでも1億人以上いるとされている。(韓国、北朝鮮、台湾、ベトナムにもいることを考えると、日本の人口以上の「李」さんがいることでしょう。)また、英語圏では「Smith」が最も多い苗字である。(約300万人とされている。)

 

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

↓いくつか

しりとりしましょ!―たべものあいうえお

しりとりしましょ!―たべものあいうえお

  • 作者: さいとう しのぶ
  • 出版社/メーカー: リーブル
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

しりとりあそびえほん

しりとりあそびえほん

  • 作者: 石津 ちひろ
  • 出版社/メーカー: のら書店
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本

しりとり世界いっしゅう

しりとり世界いっしゅう

  • 作者: 旅する10人のイラストレーター
  • 出版社/メーカー: mille books
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本

改訂4版 PMプロジェクト・マネジメント

改訂4版 PMプロジェクト・マネジメント

  • 作者: 中嶋 秀隆
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/06/27
  • メディア: 単行本

米国シガレット産業の覇者―R・J・レイノルズ社とフィリップ・モリス社の攻防

米国シガレット産業の覇者―R・J・レイノルズ社とフィリップ・モリス社の攻防

  • 作者: 山口 一臣
  • 出版社/メーカー: 千倉書房
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本

応用情報技術者午後問題集〈2009秋〉

応用情報技術者午後問題集〈2009秋〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 単行本

名字の謎がわかる本―あなたのルーツをたどる (幻冬舎文庫)

名字の謎がわかる本―あなたのルーツをたどる (幻冬舎文庫)

  • 作者: 森岡 浩
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 文庫

日本人の苗字―三〇万姓の調査から見えたこと (光文社新書)

日本人の苗字―三〇万姓の調査から見えたこと (光文社新書)

  • 作者: 丹羽 基二
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2002/08
  • メディア: 新書

決定版! 名字のヒミツ

決定版! 名字のヒミツ

  • 作者: 森岡 浩
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/07/21
  • メディア: 単行本

名字の地図―分布とルーツがわかる

名字の地図―分布とルーツがわかる

  • 作者: 森岡 浩
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本

日本名字家系大事典

日本名字家系大事典

  • 作者: 森岡 浩
  • 出版社/メーカー: 東京堂出版
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本

図解雑学 日本の苗字 (図解雑学シリーズ)

図解雑学 日本の苗字 (図解雑学シリーズ)

  • 作者: 丹羽 基二
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 単行本


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名曲探偵アマデウス#47 リスト「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」 [ドラマ]

今回取り上げられた曲はリストの「「巡礼の年 第3年」から『エステ荘の噴水』」でした。前回がショパンの曲が取り上げられていて、その中でリストとの友情物語について話が出てきていたが、そういう所もあってのリストの登場ということですかね。(なかなか考えた番組構成ということが出来ますね。)

今回、一番大きかったのは、所長が依頼を受けた時に「これは名曲探偵始まって以来の、…」と言っている所で「名曲探偵始まって以来の」という台詞を省略していたという所でした。また、カノンさんもいつもと少し様子が違ってもの思いにふける乙女という所が出ていましたね。

また、今回はリストの曲としては2曲目と言うことになるが、前に取り上げられた「ラ・カンパネラ」(ファイルNo.017、BS-hiでは2008/11/10放送、地上波でも2009/4/3に放送されました。)が少し出てきていたが、以前に取り上げられた曲になるとカノンさんはしっかりと頭に入っていているようでした。また、1942年の映画「カサブランカ」の有名な台詞や名曲『As Time Gies By』が流れるなど、クラシック音楽ではないものの、ピアノの名曲を使っている所はちょっと憎い演出でした。ちなみに、劇中に出てきた「君の瞳に乾杯」という台詞は、原語では「Here's looking at you, kid.」であり、これは名翻訳としても知られている。

冒頭では、カノンさんが舞い上がって事務所に戻っていく。所長は顔色一つ変えないでカノンさんの妄想を聴いている。で、カノンさんが話した男が事務所にやってくると、てっきり自分をデートに誘いに来たものと思っていたが、所長に用事があると分かると「こっち(ホモ)?」と言ったり、依頼人だと分かると「お客さん」と言って態度が変わるのも面白い所でした。

依頼人は恋愛小説家の恋野巧で、20歳の差がある新しい彼女を誘っても上手く行かず、「エステ荘の噴水」を聴けといわれて聴いたが、何を言いたいのか分からず、相談にやってきたのだった。これに、曲名を知ったカノンさんがエステティック・サロンのことを口にするが、実にストレートな発想ですね。(銭形泪ちゃんの黄金コンピとなる高村さんはエステサロンに熱心に通っていただけに...)

が、カノンさんの良いところは、直ぐに「エステ荘」の事を文献で調べている所である。知らないこと、分からないことがあったら、直ぐに調べるというのは勉強熱心で良いことです。(最近では「インターネット」や「電子辞書」という便利なツールがあるのに、カノンさんは書籍を使っているというのは、やっぱり貧乏探偵事務所ということですかね...)

カノンさんが調べたエステ荘についての解説も当然行われていて、この曲がリストの晩年の曲ということで曲調が違うということから、『ラ・カンパネラ』を口にするカノンさん。で、それとの違いの解説もありました。

また、『エステ荘の噴水』が他の音楽家たちにも大きな影響を与えたということから、ラヴェルの『水の戯れ』との比較が行われたというのも良かったところでした。また、この曲で取り入れられている数々の技法についての解説も分かりやすかったですね。ただ、『エステ荘の噴水』は「巡礼の年 第3年」の中の1曲ということも説明されていたが、「巡礼の年 第3年」についての解説が少なかったのはちょっと残念でした。(『エステ荘の噴水』の前後1曲ずつの2曲がちらっと出ただけでした。)

依頼人が「女落とすテクニック」としてカノンさんに対して口にした殺し文句「君の瞳に乾杯」に対してカノンさんはとろけていたが、所長は「映画「カサブランカ」でハンフリー・ボーガードが言った台詞じゃありませんか」と言ってパクリということを指摘するというように、全く違った反応だったのも面白い所でした。(しかもカノンさんは手を話されて床に倒れて「痛~い」と、すっかり玩具になっていましたし...)

所長はいつも人生相談の様なことを説いているが、今回は結構ボロクソに言っていていたが、こういう所長は珍しいですね。(カノンさんに対してならば、結構ボロクソに言っているが、依頼人に呈してというのは珍しい。)が、これは悪口ではなくて、分析結果であり、叱咤激励ということにもなるので、カノンさんに対するものとは全く別次元のものですけどね...

で、曲の説明から、依頼人の質問である、彼女のメッセージを説くと、依頼人は自分の気持ちを小説にぶつけると言い、新たな気持ちにさせたが、本当に所長って人生相談を上手く解決するものですね。で、依頼人と握手して見送る所長だったが、カノンさんは依頼人と握手したときに軽く手にキスされたことで、すっかりとろけちゃって、ここでも所長とは好対照な反応をしていて、面白い所でした。

今回は、所長とカノンさんの態度が好対照だった所がいくつかあったが、これ以外では、所長が依頼人の小説のことをボロクソに言ったことから、依頼人がムカッと来て所長を追いかけ、所長は早足で事務所内を逃げ回っていたが、カノンさんはそういう雑音に気を取られることなく曲の楽譜をずっと見ていて、楽譜にある文字を発見し、それを冷静に口にしていました。→結果的に、逃げる所長を助けることになったが、こういう所も所長とカノンさんのコンビの奥の深いところでした。

今回のドラマ部分は36分強、曲の演奏は約7分、ラストのオチが1分弱という構成でした。ということで、ドラマ部分がやや長い構成でした。

ラストのオチの部分は、「大変ですよ」と言ってカノンさんが事務所にやってくる。で、写真週刊誌「ザ・シャッター」を手にしていて、依頼人だった恋野巧のデート現場がスクープされている、と言う。所長はその写真週刊誌を手にして「何だって?」と言って開く。で、記事を見ると「新しい恋人はなんと20歳年上の熟女!」という記事が載っていた。「20歳違いって年上だったんですね」とカノンさんが言うと所長は「こんな恋もありっちゃありかも...」と、ここでも対照的な反応をしていた。(ここでも『As Time Goes By』のピアノのメロディがバックに流れていて、とても印象に残るエンディングでした。)

今回のカノンさんはちょっとおとなしい感じであったが、それでも豊かな表情はしっかりと魅せてくれている。それよりも今回は所長との反応と好対照だったのをはじめ、クラシック音楽ではない『As Time Goes By』を使ったり、以前に取り上げた『ラ・カンパネラ』や比較の曲が出てきて説明したり、ラストのオチも意表を突いたもの(20歳年上)というように、演出的にも色々な技法を使っていて、この曲と同じような多彩な技法を使っていた物語となったのが印象的でした。

次回、来週11/1の放送は再放送となって、ファイルNo.043のホルスト「組曲『惑星』」です。で、11/8はファイルNo.048・ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、11/15はファイルNo.049・プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、11/22はファイルNo.050・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」と続きます。また、今週の火曜朝と土曜昼のBS-hiの再放送、及び金曜朝のBS-2は今回のファイルNo.047・リスト「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」で、金曜の地上波はファイルNo.046・ショパン「練習曲集 作品10」です。

 

リスト:巡礼の年

リスト:巡礼の年

  • アーティスト: ボレット(ホルヘ),リスト
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/10/01
  • メディア: CD

リスト:ピアノ作品集「ラ・カンパネッラ」

リスト:ピアノ作品集「ラ・カンパネッラ」

  • アーティスト: 小山実稚恵,リスト
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1995/07/21
  • メディア: CD
リスト:「巡礼の年」「子守歌」

リスト:「巡礼の年」「子守歌」

  • アーティスト: 大井和郎,リスト
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/10/27
  • メディア: CD
ラ・カンパネラ/愛の夢 リスト名曲集

ラ・カンパネラ/愛の夢 リスト名曲集

  • アーティスト: リスト,フジ子・ヘミング,ゲキチ(ケマル),トムソン(フィリップ),ヤンドー(イエノー)
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2002/07/24
  • メディア: CD
リスト:ピアノ作品集

リスト:ピアノ作品集

  • アーティスト: ボレット(ホルヘ),リスト
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1998/06/17
  • メディア: CD

ボレット・リスト・リサイタル/エステ荘の噴水

ボレット・リスト・リサイタル/エステ荘の噴水

  • アーティスト: ボレット(ホルヘ),リスト
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1997/05/25
  • メディア: CD

  • アーティスト: ブレンデル(アルフレッド),リスト
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/05/25
  • メディア: CD
↓一応これも
カサブランカ [DVD] FRT-017

カサブランカ [DVD] FRT-017

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • メディア: DVD
カサブランカ 特別版 [DVD]

カサブランカ 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD
カサブランカ [Blu-ray]

カサブランカ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray
カサブランカ (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)

カサブランカ (名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: フォーインスクリーンプレイ事業部
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本
カサブランカ

カサブランカ

  • アーティスト: エリオット・カーペンター,ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/01/27
  • メディア: CD
As Time Goes By

As Time Goes By

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1999/09/14
  • メディア: CD
As Time Goes By スタンダード・コレクション VOL.2 時の過ぎゆくままに

As Time Goes By スタンダード・コレクション VOL.2 時の過ぎゆくままに

  • アーティスト: スウィート・ジャズ・トリオ
  • 出版社/メーカー: アミューズ
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD

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こおろぎ'73『スーパーベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2006年にリリースされた企画シリーズの一つである。彼らのグループ名にある「'73」というのは、結成された年と思われているが、彼らのデビューしたのは1972年11月である。(CMソングである『花咲じいさん』でデビューしている。)'70年代のアニメ作品の主題歌というと、コロムビア四天王と呼ばれる4人(堀江美都子、水木一郎、ささきいさお、大杉久美子)が圧倒的な数を謳っているが、彼らは四天王のバックコーラスを数多く務めているので、実はアニソンとしても数多くの曲を歌っている。しかしコーラスということなので、その曲はメインとなるシンガーの曲として認識されている。よって、彼らがメインとなって歌っている曲は、その割りには少ないのだが、確実に存在している。しかも、これが一癖も二癖もあるような作品というのも面白い所である。本ベスト盤は、そんな彼らがメインで歌った曲を中心に選曲されているということなので、実に貴重な内容の曲が集まっている。

収録曲は以下の全25曲である。『がんばれドカベン』『ぼくらそろって一週間』『元祖天才バカボンの春』『花の係長』『とびだせ!マシーン飛竜』『これでいいのか』『剣人・男意気』『いつの日か』『ふんすい』『がんばれゴンベ』『おれたちゃクロダコブラザーズ』『おじゃまんが山田くん』『おじゃまむしの歌』『正義の使者だぜドテラマン』『ジョークDE猛ダッシュ』『やえもんマーチ』『のんびり自転車』『がんばれ! レッドビッキーズ』『好きさ好きさレッドビッキーズ』『花咲じいさん』『ホッホの人生』『僕は3丁目の電柱です』『こおろぎ'73のおべんとうばこのうた』『地球をどんどん』『それゆけバンバン』。

彼らの歌う曲は隠れた名曲と呼ばれるものが多いのだが、なかなか面白い作品の主題歌を内っていることが良く分かる。また、終盤はアニソンではなくてCMソングなども含まれているので、実に貴重なアルバムになっている。

マニアックなアニソン・ファンとしてら、是非とも手元に置いておきたいベスト盤である。

 

こおろぎ’73 スーパーベスト

こおろぎ’73 スーパーベスト

  • アーティスト: 山本正之,丘灯至夫,松山貫之,谷穂ちろる,浦川しのぶ,中山千夏,水島新司,酒井睦雄,クロード・ダン
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: CD


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メタル侍#4 [ドラマ]

前回で出っさんに気があることを告白した平八親分を受けて、その続きとなる物語。キャラクタとして出てきたものをしっかりと活かした物語となった今回の物語でした。

出っさんを追いかける平八親分、が、出っさんは逃げ回る。で、江戸から東海道を経て、備前を経由して四国、再び本州に戻って山陽道から九州を回り、山陰道、北陸を経て越後からは佐渡を回り、東北を回って太平洋岸を下って房総半島を通ってから江戸に戻ってくるという日本一周(蝦夷には行っていない。)を逃げ回った出っさん。久しぶりに江戸に戻ってきておたふくに行くと、おみつは松五郎に怒られて店を飛び出して行方不明になっていた。(そのため、おたふくは閑古鳥が鳴いていた。)

で、おもつを探しに出た出っさんは、町中でおみつを見かけ後をつけた。すると、おみつはなんとやくざの羽無手羅一家の2代目親分となって、縄張りを守っていた。が、羽無手羅一家の縄張りを越後屋が狙っていて、押しかけてきた。

越後屋は出っさんたちの姿を見ると「あいつらは...」と気づいていたが、出っさんたちは「何処かで見たような…」と感じただけだった、

何だかんだでやられた平八親分は越後屋一味に拉致されていくが、おみつと出っさんは無事だった。しかし、平八が拉致されたことには気づかなかった。

平八はいつものように拷問を受けていた。で、耐えられなくなって「オイラの貞はお奉行様のものだ」と寝返った。一方、おみつと出っさんは「あいつらは越後屋だ」と思い出し、平八を救いに行こうとしておみつは飛び出して行った。が、出っさんは戻って来た平八が薬を入れたお茶を飲まされて眠らされてしまい、平八から迫られる。が、何とかして逃れた。

その頃、越後屋では「越後屋、お主も悪じゃのう」「いやいや、お奉行様には敵いません」と行って高笑いをしていて、捕らえたおみつをものにしようとしていた。(おみつは何とナース姿をしていた。)で、お医者さんゴッコでおみつを我がものにしようとしていた所に出っさんが殴り込んできた。いつもの名乗りを語っている途中で、越後屋の手下たちが襲ってくる。「最後まで聴けよ」という出っさんだったが、メタル侍に変身して、一味を退治した。

いつものように千両箱をひっくり返して命乞いをするお奉行。更に今回は生け花、羽無手羅一家、おみつも付けると言っていたが、メタル侍が天誅を下した。また、おみつはメタル侍に「ベタぼれ」と言っていた。
おみつは「やくざなんて出来ない」といっておたふくに戻って来た。で、元の看板娘に戻ったが、「まずは熱燗ね」と頼んでいたおみつだった。

越後屋の方が学習効果が出ていたが、出っさんたちの方には学習効果が出ていないで物語が進んでいったのがポイントでした。また、本作のような定番の台詞の所で、最後までそれを言わせずに攻撃を仕掛けてくるというのは、変身ヒーロー作品を見ていても感じていたことであるだけに、それをやってくれたというのは面白い所であり、楽しい所でした。(が、こういう型破りはメジャーになれないものというのが残念なのですが...)

4話にもなると、パターンも完全に分かっているだけに、それを押し進めるか、変化球ににするという2通りがあるが、変化球にしたということで、今後、更にどんな変化を見せてくれるか期待が膨らみます。多くの定番の物語を大量に製作している東映・太秦映画村であるが、なかなかやってくれますね。第5次「ケータイ刑事」が終わり、BS-TBSドラマが消滅した土曜日夜のお楽しみとしては、期待以上の作品となっていて、その穴を十分埋めてお釣りが来るだけのものになっていますね。ということで、年内は土曜夜の唯一のお楽しみとして楽しめます。

 

メタル侍 第弐巻 [DVD]

メタル侍 第弐巻 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD

メタル侍 第壱巻 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD
メタル侍 第参巻 [DVD]

メタル侍 第参巻 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD
メタル侍 第四巻 [DVD]

メタル侍 第四巻 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • メディア: DVD

↓第5次「ケータイ刑事」はこの作品です。

ケータイ刑事 銭形命 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


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ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

6回目となる「銭形泪・2nd.22話」(通算では35話)の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」は、海王星団にまつわる事柄として、メンバーがこれを纏っていたと言うことから「マント」について、意外と簡単に発見された「アジト」について、武器として手にしていた「ヌンチャク」について、「トンファー」について、そしてこれは武器にはならないが、やはり手に持っていた「テニスラケット」について記します。尚、「マント」については「・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 4」で、「アジト」については「・11話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして更に加筆を行いました。

尚、約3年2ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。

マント」:衣服の一種であり、ゆったりとした外套のことである。日本においては、外套の中でも袖のないもののみを指して言うが、フランスでは袖のあるもの含んでいて、外套のことを全て「マント」と呼んでいる。

元々はフランス語の「Manteau」から来ていて、英語では「Cloak」または「Cape」と呼ばれる。(一応、「Claok」と「Cape」には違いがあって、丈の長さに応じて名称が異なっている。「Claok」は丈の長いもの、「Cape」は丈の短いものを指しているが、どの程度の長さでこれらを分けるかははっきりと決まっていない。)

日本にマントが入って来たのは、明治の頭であって、防寒具として入ってきた。しかも、軍隊で使用するものであった。そのためもあって厚手の毛織物で作られていたものが使用された。これが防寒具として好評だったこともあって、次第に広がっていき、男女関係なく着用されるものとなった。

マントの歴史は古く、狩猟時代に獲物の毛皮を防寒具として着用したものがその起源とされている。その後、古代ローマやギリシャでは、四角い布を体に巻くようにして使われるようになり、これが発展して皇帝や王族が着用する飾りの付いた豪華なマントが登場する。これによって、マントは「防寒具」ではなく「権威」を象徴するものとなった。そして王族貴族の間では、より豪華なものが作られていき、役割は大きく変わったものになった。

一方、庶民の間では装飾が施されることもなく防寒具として使われ続けられる。しかし、近代になって袖のある防寒具(所謂「コート」、「オーバー」と言われるものである。)が登場すると、マントは防寒具としての地位をそれらに取って代わられるようになり、廃れていくことになった。それと共に、この時期に、「マント」はフィクションの世界で、魔法使い、ドラキュラなどが身につけるものとして登場し、主に悪役キャラが身に纏うアイテムとして色々な物語に登場することになる。その後も魔女、怪盗ルパン、怪人二十面相たちに受け継がれていき、ダークなものを象徴するものになった。

一方、スーパーマンが空を飛ぶためのアイテムとして「マント」を使ったことから、「マント」のイメージが変わっていくことになり、特殊能力を象徴するものになる。(魔法使いが着用しているということからの発想の飛躍と思われる。)現在では、善玉、悪玉のいずれにも着用されるアイテムとなったが、平凡なキャラではなく、特別な能力を持つキャラクターであったり、権力を持ったキャラクターなどが、それぞれのイメージを表すように広く使われている。→元々、身分の高い階層が着用していたものであるため、マントの着用は権威の象徴でもあり、悪玉キャラでもボス格のようなキャラクターが、また魔女や魔法使いのような普通のキャラにはない能力を持つキャラクターを木綿出せるアイテムということになった。

尚、正義のヒーローということでは、スーパーマン、バットマン、快傑ゾロ、月光仮面、パーマン、ゴレンジャーなどが「マント」を使用している。(スーパーマン、バットマン、パーマンはこれで空を飛ぶが、それ以外のヒーローは空を飛ばない。但し、ゴレンジャーは別のアイテム(バーディ)を装備していて、それによって飛行が可能となっている。)

尚、「マント」は防寒具であることから、冬の季語であるのは言うまでもない。

アジト」:現在では複数の意味があって、隠れ家、秘密基地、煽動指導部、アジテーティング・ポイントのことである。英語では「Safe House」「Fastness」「Hideout」等の言い方がある。

元々はロシア語の「Agitpunkt」や英語の「Agitating Point」から来ている言葉であり、それを省略した言い方がいつの間にか名詞となったものである。ロシア語では、労働争議や政治的なストライキを密かに指導するための煽動指導部を意味する言葉である。また、英語では地下運動家たちの隠れ家という意味であった。これらは、その存在を秘密にする必要があるものであり、表向きには知られていないものである。(ロシア(特に革命後のソ連)では、存在が分かると反政府勢力として拘束されることになる。アメリカでも逮捕される。)そのため、表向きに出来ない地下組織や秘密組織(秘密結社を含む)の活動拠点も指すようになる。更に、ヒーロー作品でも、悪の組織の隠れ家や基地は、表向きには何処にあるのか分からないということから、いつの間にか、この言い方が使われることが定着することになった。

特に、悪の組織の秘密基地のことを「アジト」と言うように定着させたのはヒーロー番組の「仮面ライダー」である。敵の怪人の秘密基地が登場し、「ショッカーのアジト」と番組内でも呼ばれていて、「アジト」ほ「悪の秘密基地」いうイメージが定着した。

現実世界でも、秘密結社、諜報機関、過激派の秘密の活動拠点という意味で一般的に使われる言葉となっているが、スパイの世界では、「隠れ家」という意味の英語から、「セーフハウス」という言い方が一般的である。そして、敵対する組織の隠れ家の類のものを「アジト」と言うことが多い。

また、近年では、元々の意味である「隠れ家」と言う意味に着目して、ひっそりとした穴場的な存在となる飲食店やクラブなどのちょっとした店のことを言うようになった。(この場合は、悪の組織というものは全く関係無いのは言うまでもない。)

ヌンチャク」:沖縄の古武術の武器であり、2本の30cm程度の同じ長さの棒を紐で繋いだものである。(鎖というイメージがあるが、元々は紐である。)特に大きさの決まりはないが、一般的な長さは20cm強から50cm弱で、棒の太さは20mmから40mm程度である。

使用される棒は木製で、樫や椎などが使われていたが、現在では赤樫、柳なども使用されている。まさ、プラスチック製のものやラバーが付いたものも存在する。また、ライトが内蔵されたアクリル製のものもある。(これは武器としてではなく、ヌンチャクをデモンストレーションする際に使用したりする見せるためのものと言って良い。)

一方、2本の棒を連結するのに使う紐は、アダンの木根、シュロ、馬の尾、人間の頭髪などが用いられていたが、鎖を使ったものも増えている。

起源については諸説があってはっきりとしていないが、沖縄では馬具の「ムーゲー」から発生したという説がよく知られている。(他にもいくつかあって、中国から伝わったという説や、麦や稲の脱穀用具である「車棒(くるまんぼう)」から発生したという説などがある。)

尚、中国の武器である「梢子棍」がヌンチャクと似ているが、これは木製、または金属製の棍棒を鎖や縄で繋いだものであるが、2本の棒の長さは異なっていて、この点がヌンチャクと異なっている。(尚、長い方の棒を手に持って用いるものである。)

ヌンチャクが十六知られるようになったのは、1973年のブルース・リー主演映画「燃えよドラゴン」で使われたためである。このため、ヌンチャクは中国の武器と思われているが、これは誤りである。

トンファー」:沖縄の古武術の武器であり、40cm~50cm程度の木の棒の中央から少し端に寄った所に、垂直に握り棒となる短い棒が取り付けられたものである。左右それぞれの手に1つずつ、合計2個をペアにして使用するのが基本である。使い方は、握り棒を持った状態では、腕から肘を覆うようにして構え、その状態で相手の攻撃を受ける防具として使用する。また、そこから180度回転させて持った状態では、相手を攻撃する棒として扱う。尚、これらの状態は、握り棒を回転させることで(手首を返して半回転することで対応可能である。)切り替えられるので、瞬間的に防御から攻撃に、或いは攻撃から防御に切り替えることが出来る。尚、攻撃に使用する際には、回転させながら使うということも、勿論可能である。

現在では、日本の警察でも特殊警棒として採用されているのをはじめ、欧米の警察でも警官が携行する警棒の一つとして採用されている所がある。(但し、トンファーは角柱と言うのが基本であるが、欧米の警察では丸棒に変形されているのが一般的であり、「トンファーバトン」と呼ばれている。)特に、腕の防御に使用することが出来るという所が高く評価されていて、打撃系武器としてよりも護身具として使えることが採用理由となっている。尚、欧米では2本を一組として使用するのではなく、1本を使用するというのが基本になっている。

元々は木製であるが、警察が採用しているものはアルミ、ジュラルミン、ポリカーボネードなどの素材を使ったものが主流になっている。また、警官が携行することを考慮して、収縮式トンファーも存在していて、実用化されている。

「ヌンチャク」と同様に、カンフー映画のヒットで世界的に知られるようになったこともあって、中国の武器というイメージがあるが、これは誤りである。

テニスラケット」:テニスで使用する道具で、これを使ってボールを打つ。一般的には「ラケット」と言うが、テニス以外でも、バトミントンや卓球で使用するものも「ラケット」と言うので、あえて「テニスラケット」と言うことにしました。(卓球のラケットとは構造も大きさも大きく異なるが、バトミントンのラケットとは、サイズの違いはあるが、構造的には同じである。)

握るためのグリップ部分と、輪になっているヘッド部分があり、これらを繋いだような構造となっている。(グリップとヘッドの繋ぎの部分をスロートと呼ぶ。)そしてヘッド部分にはガットと呼ばれる紐が格子状になるように張られていて、この部分でボールを打つ。

材質は、木材が使われるのが基本であるが、近年はより軽量化することを目的として、チタンなどが使われていたり、カーボンやセラミックなどが使われているものもある。また、ガットは牛の腸から作られているものが多かったが、近年では化学繊維(ポリエステルやナイロンなど)で作られたものが主流となっている。尚、珍しいものとしては、ソフトテニスで鯨の筋をガットに使用していたことがある。(牛の腸を使っていたのは、反発力を高めると言われている。現代では湿気に強うと言うことが化学繊維が使われる理由となっている。)

テニスをプレイするための道具であって、海王星団のメンバーの用に武器として使用するのは正しい使い方ではないのは言うまでもない。これを手にしていたことを考えると、海王星団にはテニスが趣味という人間がいるということも考えられるが、こういうものしかないという意味では、国家を天部草セルという大きな野望を持っているものの、実は貧乏秘密結社ということなんですかね...

が、考えてみたら、相手を殴打するということでは、テニスラケットはグリップという手に馴染みやすい部分があるため、アイデアとしたら悪くは無いですね。但し、ヘッドでボールを打つために設計されたものであるため、人を殴るのに使用すると、本来の設計された部位とは異なる場所で殴打したり、テニスボールを打つ時とは違った衝撃がラケットに加えられることになるので、壊れてしまう可能性も十分にあります。まあ、いざという時(暴漢に襲われた時など)には護身具として使用するのには悪くは無いとは思いますが...

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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ダークマントDX

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シルバーマント

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  • 出版社/メーカー: アイコ
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ショートパンプキンマント Ladies

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  • 出版社/メーカー: クリアストーン
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ヌンチャク

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おもちゃのヌンチャク

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  • 出版社/メーカー: クリアストーン
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ヌンチャク・釵(さい)・トンファー・鎌―琉球古武道

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  • 作者: 鈴木 覚
  • 出版社/メーカー: 愛隆堂
  • 発売日: 2006/04
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琉球古武術 ヌンチャク・トンファー・釵

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  • 作者: 鈴木 覚
  • 出版社/メーカー: 愛隆堂
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KAWASE 硬式テニスラケット

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  • 出版社/メーカー: Kaiser
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CALFLEX(カルフレックス)一般用硬式テニスラケット CX-470

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KAWASAKI(カワサキ) 硬式テニスラケット2本組

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  • 出版社/メーカー: カワサキ
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KAWASAKI(カワサキ) 軟式テニスラケット P770

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  • 出版社/メーカー: カワサキ
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「MAXIMUM RISK」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年の映画「マキシマム・リスク」である。香港のリンゴ・セムをハリウッドに招いたJ.C.ヴァン・ダム主演のアクション作品である。が、リンゴ・ラム監督作品としたら何かと内容のない作品であり、製作費を投入してもダメなものはダメという見本のような作品になってしまった。→お金を掛けすぎたB級アクション作品といったところですね。

作品データを記しておくと、時間は100分、監督はリンゴ・ラム、脚本はラリー・ファーガソン、撮影はアレクサンダー・グラジンスキー、音楽はロバート・フォークである。そして出演は、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、ナターシャ・ヘンストリッジ、ジャン・ユーグ・アングラード、ザック・グルニエ、ポール・ベン・ヴィクター、フランク・センジャー、ステファノス・ミルトサカキス、ステファーヌ・オードラン、たちである。

南仏のある港町でミカエルという男が謎の死を遂げた。刑事のアランは、ミカエルが自分と瓜二つということで驚くが、ミカエルは幼い頃に養子に出された敵別れをした双子の弟だと知らされる。ミカエルはロシアのマフィアを裏切って、ニューヨークから兄のアランに会いに来たということが分かり、アランは詳しく調べ始めることにして、ニューヨークに渡った。そしてミカエルの恋人・アレックスと出会うアラン。が、アレックスはミカエルと思ってしまう。また、ロシアのマフィアはFBIを巡る陰謀に関係していて、マフィアもアランをミカエルと思い、アランはその陰謀に巻き込まれていくことになり...

余りにもありふれた内容のアクション作品であり、ストーリーの方は今一つである。まあ、それなりのアクション・シーンを見せているので、そんなものかということで納得してしまう。が、リンゴ・ラム監督作品ということから期待すると、完全に肩すかしを食らうことになる。(まあ、ハリウッドの水が会わなかったということですね。香港に戻ると傑作を発表していますから...)監督の名前を忘れて、J.C.ヴァン・ダム主演作品としてB級アクション映画として楽しむのがよろしいかと...

尚、後にリンゴ・ラム監督は、本作撮影時、製作費が余りにも多額であること、更に余りの制約の多さにうんざりしたという旨の発言をしているが、そういうことは諸に画面に出てしまっている。やはり、愛称というものがあるということを教えてくれる作品でもある。

 

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ケータイ刑事銭形舞12話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形舞[裏ネタ編]」の第12話「金利・手数料は当方が負担します! ~通販番組殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回で打ち止めです。今回はこの物語の中で出てきた食べ物に関係するものということから、「羊羹」について、「鰹節」について、そして再現実験の時に使われた「わさび」についてと「辛子」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(改訂版の方です)は「ここをクリック」してご覧下さい。

羊羹」:和菓子の一つであって、棹ものと呼ばれるものである。基本的には、小豆を使った餡を寒天で固めた菓子である。主に、小麦粉をまぜて蒸し固めた「蒸し羊羹」、煮溶かした寒天を用いて固めた「水羊羹」、練り固めた「練り羊羹」がある。棹ものであるため、数える時は「1棹」「2棹」…、と数える。(「本」や「個」ではありません。)尚、英語では「Sweet Bean Jelly」という。

元々は中国の料理であって、羊の羹であった。日本に入ってきたのは鎌倉時代から室町時代であり、禅僧が日本に持ち込んだものである。しかし、禅宗では肉食が戒律で禁じられていたこともあって、ヒツジの肉を小豆に変えたものが原形となる。また、甘みを付けるために甘葛が使われていた。尚、この時の羊羹は小麦粉を混ぜて作った蒸し羊羹であった。(更に、小豆を他の穀物に変えたものが「ういろう」となり、芋を用いたものが「芋羊羹」として誕生している。)

また、当時は貴重品であった砂糖を使ったものもあったが、これは高級品であった。やがて、江戸時代になって、砂糖(黒砂糖)が普及するようになると、砂糖を用いたものが一般的になって、甘葛は使われなくなった。

また、安土桃山時代には、寒天に小豆で作った餡を混ぜて、それを練り固めた「練り羊羹」が誕生している。更に、幕末になると、寒天を減らして水分を多くした「水羊羹」が生まれ、現在に至る3種類の羊羹が揃ったことになる。

基本は小豆を使ったものであるが、日本各地ではその土地の名産品を餡に混ぜた羊羹も生まれている。(例えば、栗羊羹、柿羊羹、ユリ羊羹など。)また、20世紀になってからは、果物を混ぜた羊羹も生まれている。現代では、砂糖を減らして甘みを抑えた羊羹も作られている。

鰹節」:カツオ(鰹)から作った保存食品である。だし汁を取るのに使用されたり、削ったものを他の食品に掛けて一緒に食べるのに使われる。

何種類かの鰹節があるが、基本は鰹の肉を茹でて、それを乾燥させたものである。(製造工程の違いによって、異なるものになる。)茹でて乾燥させたものを「なまり節」、なまり節を燻製処理した「荒節」、荒節にカビを付けて水分を抜き、更に熟成させた「枯節」がある。また、大きい鰹の肉を3枚におろし、更に二つ割りにするが、背側を「雄節」、腹側を「雌節」と呼び、小さい鰹を腹と背に割らずに二つ割りにしたものを「亀節」と言う。これらはある程度の大きさの固まりであるが、それほ薄く削ったものを「削り節」と言う。

荒節を削ったものをだし汁を取るのに利用するのが一般的であるが、高級料亭などでは「枯節」を削ったものをだし汁を取るのに使用しているところもある。

また、削り節を佃煮にしたり、醤油であえたものは「おかか」と呼ばれていて、おにぎりの具として古くからあるものである。

鰹節の歴史は古く、鰹を食用としていたのは、日本では縄文時代の頃からである。(縄文時代の遺跡から出土している。但し、当時は鰹節としてではない。)鰹を干したものは5世紀頃に既に存在してとされるが、飛鳥時代には干し鰹が献納されていた記録があり、利用されていたことが分かっている。

その後、室町時代には削り節が存在していたことが分かっている。(但し、今で言うなまり節である。)

荒節以降の鰹節は、江戸時代になってから登場している。燻製方法が発明されて荒節が登場した。また、土佐藩では鰹節にカビが生えることに悩まされていたが、そのカビを利用して乾燥させる方法が考案されて、枯節が登場した。(どうしても生えてしまうカビを逆に利用することで、これが味がよいとされて、高級品を生み出すことになった。→何が幸いするのか分からないものですね。)

わさび」:漢字で表記すると「山葵」、アブラナ科の多年草である。原産地は日本で、ほぼ日本全土に分布している。食用となるものである。渓流のほとり等に自生もするが、食用と言うことで多くが栽培されている。

殺菌効果を持っていて薬草として使用されるだけでなく、強い刺激性のある香味を持っていて、和食の香辛料としても利用されている。現在では世界的にも香辛料「Wasabi」として知られている。

地下茎は肥厚した円柱の形をしていて、これが香辛料として食用となる。葉っぱはハート型をで、これも食用となる。花は白い色をしていて、4弁の小さなものが春になると咲く。

奈良時代には既に薬草としての利用があり、室町時代には薬味としての利用されていた。が、この時は自生しているものを利用するという形であり、貴重品であった。江戸時代になってから静岡で栽培されるようになり、普及するようになり、寿司や蕎麦の薬味として一般的なものになった。

尚、「わさび」「山葵」「土山葵「葉山葵」「山葵田」「山葵沢」などは全て春の季語である。

辛子」:「芥子」と表記されることもある。アブラナ科の一年草または二年草であるカラシナの種子から作られる香辛料である。英語では「Mastard」と言うが、和辛子と洋辛子あって、日本では洋辛子のことを「マスタード」、和辛子のことを「辛子」と呼んで区別するのが一般的である。

カラシナは中央アジア原産であり、日本には奈良時代末期から平安時代初期に中国を経由して入ってきたものである。食用としても利用されていて、ザーサイはその一例であるが、日本では漬け物に加工されることが多い。また、種子は辛子になる。尚、「芥子」と表記されることもあるが、「芥子」の元々の意味はカラシナの種子のことである。(「芥」は植物のカラシナを意味している。)尚、「カラシナ」「芥子菜」「芥菜」は全て春の季語である。

「辛子」と呼ばれる香辛料は、「和辛子」と「洋辛子」があるが、和辛子は種子の粒のままであって、すり潰して使用する。(水分を加えることで香と辛味が出る。)洋辛子は種子をすり潰した粉末に酢や水、小麦粉などを混ぜて練ったものである。また、カラシナの近縁の黒辛子、白辛子の種子を使うことが多い。また、マスタードとして販売されているものの中には、練り合わせるときに甘みを加えたり、加熱して辛味を抑えたものもある。

歴史は古く、洋辛子は中央アジアから広がり、古代エジプトやギリシャ、古代中国などの王国で既に利用されていた。エジプトでは種子を挽いて利用していて、ギリシャではすり潰して使用していた。これがローマに伝わり、蜂蜜や酢を使って練って利用していた。また、薬用として湿布薬としての利用もされていた。

但し、香辛料として広く普及するようになったのは18世紀になってからで、油を絞ってから粉末にする製法が発明されてからであり、それ以前は王侯貴族のもの、または薬用であった。

日本では奈良時代末期に入ってきたが、当初はカラシナの葉を薬味として利用していた。種子を利用するようになったのは室町時代になってからのことである。

 

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ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

5回目となる「銭形泪・2nd.22話(通算では35話)」の「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」の「裏ネタ編」ですが、今回は高村さんが転勤するということから、「栄転」について、行き先である「シベリア」について、冒頭で練習していた「ロシア語」について、ちゃんがおねだりしていた「ピロシキ」について記します。尚、「シベリア」については「・13話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースに加筆しました。

尚、約3年1ヶ月前のBS-i(当時)での再放送時に記した本編について記した記事(「改訂版」となります。)の前半(=Aパート)は「ここをクリック」、後半(=Bパートと鑑識メモ)は「ここをクリック」してご覧下さい。

栄転」:職務や職場が従来よりも上の地位に移る人事異動のことである。(逆に、地位がしたになる人事異動は「左遷」という。→中国の故事に由来していて、中国では「右」と「左」では「右」を尊び「左」を卑しんでおり、「遷」には「罰として低い官に移す」という意味もあるため、降格となる場合を「左遷」と言った。尚、「右遷」という言葉は存在しない。これは、「遷」には罰する、降格するという意味があるので、「右」はより高い地位になるが、罰して高い地位になるということはあり得ないためである。)

英語では「Change for the Better」と言うが、転任すると言う意味の「Transfer」を用いて、より高い地位を示す言葉と併用して表す場合もある。(逆に、降格された地位を表す言葉と併用すると「左遷」という意味にもなってしまいます。)

高村さんの警視庁での階級は巡査であるため、普通に考えたら、海外に出向するとなると、「左遷」となることは考えにくいでしょうから、ここは「栄転」ということでよろしいかと...(「・1st.1話」では、日本に戻ってきて交番勤務の巡査になっていたが、この場合は完全に「左遷」と言うことが出来ますけど...)

シベリア」:英語では「Siberia」、ロシア語では「Сибирь」と表記する。(発音は「シビーリ」)また、漢字表記する際は「西比利亜」と記される。(カタカナ表記の場合、「シベリヤ」という表記もある。)

ユーラシア大陸の北西部のウラル山脈から東のベーリング海にまでわたる広大な地域のことを言う。(一応、ヨーロッパではなくてアジアに入る地域である。)世界最大の国土を持つロシア連邦に属する地域である。狭義のシベリアは、ロシア連邦を構成する7つの管区の中のシベリア連邦管区だけを指し、広義のシベリアはウラル連邦管区、シベリア連邦管区、極東連邦管区の3つを指して言う。(一般的には、広義のシベリアから、極東分水嶺よりも東の極東地域を除いた地域(=極東連邦管区の中でサハ共和国だけがシベリアに含まれる。この地域は「極東地方」とされている。)を「シベリア」と呼ぶ。)

広義のシベリアは、それだけで世界一広い面積を有していて、約1380万平方キロもある。(面積が世界第2位のカナダの国土全体よりも広く、その約1.4倍になる。また、この面積は、広大な国土のロシアの約80%にも及んでいる。)日本の国土の約36倍の面積を有し、人口は約4000万人である。(日本の約1/3である。)東西で約7000km、南北で約3500kmにも及んでいるが、大部分はタイガと呼ばれる亜寒帯の森林地帯である。

歴史は古く、旧石器時代から人類が住んでいた土地である。(とはいっても、人間が住んでいるのは広大なシベリアでも、現在でも人口の多い南部辺りが中心ですけど...)青銅器時代には牧畜や農耕が行われるようになり、後の時代に名を残す民族の祖先となった。特に、1556年に西シベリアのイルティシ川の中流域に成立したシビル・ハーン国の名前が「シベリア」の語源になっていて、有名である。(シビル・ハーン国は1598年に滅亡している。その後、ロシア人が東に侵攻していって、シベリア全土を植民地とした。)

「シベリア」と言うと、タイガと呼ばれる針葉樹を中心とした広大な森林地帯や、ツンドラと呼ばれる永久凍土層の土地というイメージがあるが、それは緯度の高い北部地域のことであり、中央シベリアや西シベリアの発展した地域は、普通の地域である。ただ、大陸性気候のため、冬は寒くて夏は暑いというのが特徴であり、特に「冬の極寒」というイメージが先行している。(1月と7月の平均気温の差は最も差がある所では70゜C近くにまで達する。(冬の平均気温は零下40゜Cよりも下がる所もあり、夏は30゜Cに近い所まで上昇する。))

数多くの先住民族が住んでいて、ロシア共和国の中に自治共和国を形成している民族もある。

シベリアの中心都市は地理的には南部にあるノヴォシビルスクであり、人口は140万人程度(ロシアでは第3の都市である。日本の都市では福岡市と同じぐらいの人口規模である。但し、面積は福岡市の1.5倍ほどになる。)ノヴォシビルスク州の州都でもあり、中央アジアの中心都市である。尚、ハバロフスクやウラジオストクは、広義ではシベリアの都市と言うことになるが、一般的には極東の都市として扱われ、シベリアの都市とは見なさない。(この2つの年は人口は共に60万人弱である。)

鉱物資源が豊富な所であって、石炭、石油、天然ガスなどのエネルギー資源や、各種鉄鉱石や各種非鉄金属なども豊かであり、場所は限られるがダイヤモンドの産出する地域もある。特に西シベリアのクズネツク炭田を中心とした鉱工業は代表的な産業となっている。(その中心となるのはノヴォクズネツクである。(1961年まで「クズネツク」という名前であり、この時の都市名が炭田の名前となっている。)

また、東シベリアの方では近年、開発が盛んに行われている。イルクーツクやチタでは化学工業、機械工業が盛んになっている。

とは言っても、経済規模は大きくなく、気候的にも厳しい冬があるため、広大な土地全体の開発までは行われていない。先住民族も、他の所であれば独立運動を繰り広げていているが、シベリアの先住民族はそこまでの経済力が無く、ロシア共和国内の自治共和国となっていて、独立運動は皆無に等しい。(黒海やカスピ海周辺では、独立運動が盛んですが...)

ところで、「シベリア」と言うと余りにも広すぎるが、高村さんはそのシベリアの何処に行ったのでしょうかね?(普通に考えると、ノヴォシビルスクであろうが、他の都市かもしれない。ただ、少なくとも北の方ではなく、地理的には中央アジアの何処かということでしょうね...)

ロシア語」:インド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派東スラヴ語群に属する言語であり、ロシア連邦の公用語となっている言語である。(ベラルーシ、カザフスタン、キルギスでも公用語となっている。)また、国連の公用語の1つでもある。英語では「Russian」と言うが、ロシア人も「Russian」と言う。

スラヴ民族が使用していた言語であり、スラヴ民族大移動によって大ロシア語、小ロシア語、白ロシア語に別れたがモスクワを中心とする大ロシア語が現代ロシア語の標準語となっている。

母語話者数は約2億6000万人とされていて、話者数ではアラビア語とほぼ同じで、5番目(または6番目)に多い言語である。また、使用される文字はアルファベットではなくてキリル文字であり、33の文字がある。

ただ、使用されているのは旧ソビエト連邦だった所である。(一部の国では、独立と共に民族言語を公用語にした所もある。)一応、ロシア人のコミュニティのある周辺国では、部分的には使用されているが、中国語、ヒンディー語、ベンガル語、日本語などと同様に、話者数は多いが、使用されている国の数は少ない。

日本では、一部の学校で教育されているものの、第二外国語としては殆ど採用されていないのが現状である。(日本で第二外国語というと、フランス語、ドイツ語、中国語と言ったところである。)

この物語の劇中で出てきた言葉である「ありがとう」の意味の「スパスィーバ」は「Спасибо」という単語である。

ロシア語から日本語になった言葉としていくつか記しておくと、「アジト」「イクラ」「インテリ(インテリゲンチャ)」「ウォッカ」「セイウチ」「タイガ」「ツンドラ」「トーチカ」「トロイカ」「ノルマ」「ピロシキ」等がある。(「イクラ」は「・2nd.13話」でポイントとなっていましたね。)

ピロシキ」:ロシア語では「пирожки」、英語では「Pirozhki」。ロシア料理の一つで、肉などを詰めたパン料理である。(惣菜パンと言ったらいいでしょう。)また、見方によっては「ロシア式肉まんじゅう」ということも出来る。(肉まんのロシア版と言ったら宜しいかと...但し、肉まんは蒸したものであるが、ピロシキは焼いたもの、または油で揚げたものである。)

小麦粉を練り、イースト発酵させた生地に、挽肉と刻んだタマネギなどの各種具材を混ぜたものを中に入れて紡錘型や半月型にして、それをオーブンで焼くか、油で揚げたものである。(日本では油で揚げたものという認識があるが、これは「モスクワの味」というキャッチコピーでお馴染みのパルナス製菓(主に関西で営業していた。)のピロシキが有名なためでもある。尚、そのパルナス製菓は2000年に事業を停止して、2002年には会社も清算したため、現在は存在していない。)

ロシアでは、おやつという位置づけであり、間食として食べられるのが一般的である。また、伝統的な家庭料理でもあって、使用される具材の方は多種多様である。(アメリカで言うと、パイ、日本で言うと味噌汁が伝統的な家庭料理であって、味を受け継いでいるといわれるが、それのロシア版といったものになる。)また、古くから街中でも販売されている食べ物でもある。日本で言うと揚げたてのコロッケといったように、街中で手軽に手に入る食べ物でもある。

尚、日本のピロシキは、パルナスの影響もあってか、油で揚げたものが主流となっているが、使用している具材は日本独自のものもあり、ロシアのピロシキからはアレンジされているものも少なくない。また、カレーパンを油で揚げているが、これはピロシキがヒントになって作られたものとされている。

ロシア以外でも、ロシア人のコミュニティのある所では一般的な食べ物となっているが、具材はその土地に応じたものが取り入れられているなど、ロシアのものから変形されているものが多い。また、ロシア以外のピロシキは、傾向としては揚げたものの方が多いようである。

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

A32 地球の歩き方 シベリア&シベリア鉄道とサハリン 2009~2010

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  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/11/29
  • メディア: 単行本
シベリア鉄道―洋の東西を結んだ一世紀 (ユーラシア・ブックレット)

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  • 作者: 藤原 浩
  • 出版社/メーカー: 東洋書店
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本
シベリア強制抑留の実態―日ソ両国資料からの検証

シベリア強制抑留の実態―日ソ両国資料からの検証

  • 作者: 阿部 軍治
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
シベリア大自然 知られざる山河とタイガの植林

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  • 作者: むさしの・多摩・ハバロフスク協会編
  • 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
  • 発売日: 2007/09/28
  • メディア: 単行本
シベリア鉄道 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 竹緒
  • メディア: DVD
シベリア超特急 コンプリート DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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今すぐ話せるロシア語 入門編 (Oral Communication Training Series)

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  • 作者: 阿部 昇吉
  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
現代ロシア語文法

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  • 作者: 城田 俊
  • 出版社/メーカー: 東洋書店
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本
今すぐ話せるロシア語単語集 (東進ブックス)

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  • 作者: 阿部 昇吉
  • 出版社/メーカー: ナガセ
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本
しっかり学ぶロシア語―文法と練習問題 (CD book―Basic language learning series)

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  • 作者: 前木 祥子
  • 出版社/メーカー: ベレ出版
  • 発売日: 2004/11
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ピロシキとチョコレート―新宿中村屋・菓子職人物語

  • 作者: 関口 保
  • 出版社/メーカー: 鱒書房
  • 発売日: 1994/12
  • メディア: -

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名曲探偵アマデウスBS-2(ファイルNo.046)と地上波#18(ファイルNo.045) [ドラマ]

今週の金曜は、BS-2と地上波が共に放送されたので、いつもの金曜日と言うことになりました。ただ、BS-2の方では、次の物語(ファイルNo.047)の予告は流れませんでしたけど...

BS-2の方は、現時点で最新となるファイルNo.046のショパン「練習曲集 作品10」がBS-hiから5日遅れでの放送でした。カノンさんがプロポーズされるという物語で、いつもとは違った舞い上がっているカノンさんが面白い物語でした。

それにしても、依頼人はカノンさんの気持ちを感じ取っていたが、所長はそれに気づいていないというのも面白い所でした。

一方、地上波の方は、順番から言うとファイルNo.044となるところだが、ファイルNo.042と同様にパスされてしまい、ファイルNo.045のヴィヴァルディの「四季 秋冬編」でした。ファイルNo.044はゲストが金剛地武志さんだったことから、銭形泪と柴田太郎という顔合わせになっただけに、パスするなんてもったいないですね。(まあ、BS-hiとBS-2では放送済ですが、BS-hiでは近いうちにまたまた再放送があることでしょうが...)

終了後、朝のBS-2の方では、次回の予告は無かったが、地上波の方ではしっかりとありました。→火曜日朝のBS-hiの再放送の時に、しっかりと流れていますし、明日24日のお昼の再放送の後にも流れるでしょうけど...

今後の放送予定は、24日お昼のBS-hiの再放送はファイルNo.046のショパン「練習曲集 作品10」で、25日のBS-hiはファイルNo.047のリスト「「巡礼の年・第3年」から『エステ荘の噴水』」、27日朝と31日昼のBS-hiの再放送と、30日朝のBS-2の放送もこれです。(地上波では11/6の放送です。)また、30日の地上波はファイルNo.046・ショパン「練習曲集 作品10」です。その後のBS-hiの予定は、11/1は新作ではなく、11/8はファイルNo.048のショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、11/15はファイルNo.049・プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、11/22はファイルNo.050・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」と続きます。

 

ショパン:練習曲集(全27曲)

ショパン:練習曲集(全27曲)

  • アーティスト: アシュケナージ(ヴラディーミル),ショパン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: CD

ショパン 12の練習曲集 作品10・作品25

ショパン 12の練習曲集 作品10・作品25

  • アーティスト: ポリーニ(マウリツィオ),ショパン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: CD
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

  • アーティスト: イ・ムジチ合奏団,ビバルディ,カルミレッリ(ピーナ)
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/10/08
  • メディア: CD
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」

ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」

  • アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),ヴィヴァルディ,アルビノーニ,レスピーギ,ジャゾット,シュヴァルベ(ミシェル),マイヤー(ヴォルフガング),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2001/10/24
  • メディア: CD

↓予習ということで

リスト:エステ荘の噴水

  • アーティスト: ブレンデル(アルフレッド),リスト
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/05/25
  • メディア: CD

リスト:「巡礼の年」「子守歌」

リスト:「巡礼の年」「子守歌」

  • アーティスト: 大井和郎,リスト
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/10/27
  • メディア: CD

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

  • アーティスト: レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団,ショスタコーヴィチ,ムラビンスキー(エフゲニ)
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1997/03/21
  • メディア: CD
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

  • アーティスト: アバド(クラウディオ),プロコフィエフ,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1998/02/01
  • メディア: CD

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琉神マブヤー#9 [特撮]

今回は一気に2つのマブイストーン(「命どぅ宝」と「トートーメー」)が登場した物語でした。全部で9つのマブイストーンがあることになっているが、ここに来て急が無くても良いと思うのですがね...

今週の3本は、正に教育番組的な内容となっているが、今回もそういう展開となった物語でした。「戦争」は悪いこととして「平和」を愛する気持ちが大事だということを語っていながら、悪に対してどうするのかという問題提起を行っているのがポイントでした。確かに、「戦争反対」と良いながら悪を倒すために戦うということは矛盾している。が、立ち上がらないと何も変わらないのもまた事実。しかも、沖縄と言うと、大きな米軍基地があり、本土以上に身近な問題でもある。それにしても、15分番組の1クールにしたら、余りにも内容がありすぎる作品ですね。

が、こういうテーマの時に限って、マブヤーとオニヒトデービルとの戦いがいつも以上にたっぷりと描かれているというのは、実に意味深ですね。(しかも、ハブデービルとクーバーは戦いには「休め」「気をつけ」の繰り返しで遊んでいるという面白さ。)

そんな中、本編終了後のウチナー口講座(方言の解説コーナー)で「デービル」について説明していたが、これが「~でございます」という丁寧な言い方というのだから面白い。完全に「悪魔」を意味する「Devil(デビル)」を柔らかくした「デービル」と思っていただけに、実に凄いネーミングである。→マジムンのボス・ハブデービルは「ハブでございます」という意味になる。

登場キャラのネーミングにもこんな遊び心が満ちているなんて、実に楽しいですね。

ところで、今回のオマケ・コーナーでは、マブヤー・グッズの通販を行っていたが、販売時間は番組終了後1時間って、消費者を煽っていますね。土曜日の再放送の方はまだ一ヶ月半ほど先になるが、その時も通販をやるのでしょうか?(そのまま放送しても「販売は終了しました」というテロップを出すことも出来ますからね...)ただ、通販ではなくて視聴者プレゼントにしたら良いと思うのですが...

 

琉神マブヤーと踊ろう! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 株式会社マブヤー企画
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